発行物
あしなが育英会からアンケートの報告 その2・・・12/29
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つづき~
「アンケートから見えた困窮から、現状の支援策が十分と言えないことも分かる。今般、
政府が決めた住民税非課税世帯への給付金も、その場をしのぐには有用だが、複雑化
した困難の解決にはつながらない。少なくとも物価高が続く限りは、経済的支援が必要
である。
また、非課税世帯という対象からギリギリ漏れてしまう、制度のはざまにある人々がいる
ことも大きな課題といえる。自助努力の限界にある人々が見捨てられる社会であってよい
のだろうか。そんなはずはない。」
3月までに、国の緊急支援給付金が非課税世帯1世帯あたり3万円、子ども1人あたり
2万円が給付されます。
近隣市では12月議会で議決され、西尾市では1月9日の臨時議会で上程されます。
昨年来3回目の緊急支援ですが、その度にシステム改修が行われ、支給のための経費も
バカにならないほどかかります。
島田氏の指摘にあるように、残念ながら、この国の困窮世帯支援はその場しのぎの謗り
を免れないと、私も思います。
そして、保育士の労働環境や介護士、特にヘルパーの労働環境も同じように改善されない
まま・・・働く人はどんどん減っています。
これらの職場については、働く多くの人々が女性であることが低賃金に押し込まれている
元凶ではないか・・・私にはそう思えてなりません。とても悔しいです。
気を取り直して・・・来年も頑張ります。どうぞ宜しくお願いいたします。
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あしなが育英会からアンケートの報告・・・12/28
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交通事故などによる遺児や、親に障がいのある子どもたちへの奨学金支援をする・・・・・
あしなが育英会が今年7月に物価上昇の影響を把握するために保護者にアンケートを行った
との記事が朝日新聞にありました。調査・広報担当は同会の島田北斗氏です。
「3107人からの回答では、保護者の86%が昨年同時期と比べて収入が上がっていない~
変わらない57%、減った28%~とし、自由記述では、健康状態に関するものが全体の43%に。
中には『子どもは1日2食、母親は1食で暮らしている』『乳がんを患っているのに治療費を
工面できず、ステージ4に進行してしまった』というものもあった。」
島田氏本人が、11歳の時に父親が急死し、困窮世帯で育った経験をもつ当事者でもあるなか、
今アンケートの結果は想像をはるかに超える深刻さであったといいます。
「終わりの見えない物価上昇は、最もその影響を受けやすい困窮世帯を命の危険が及ぶレベル
にまで追い詰めている。収入が足りないなら、もっと働けばよいという意見もあるだろう。
確かに自助努力は当然に求められるものであり、実際に保護者たちも必死に働いている。
しかし、病気や障がいで働きたくても働けない保護者が多くいることを強調して伝えたい。
困難が別の困難を引き起こし、より深刻な状況に陥っているのだ。複雑化した困難から自助
努力だけで脱するのは容易ではない。」
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山口繁氏は、1997年3月から2002年11月まで・・・・・
最高裁判所の第14代長官を務められた方で、92歳での永眠とのことでした。
長官時代、裁判長として指揮した判決で印象的だったのは、「国営だった郵便事業で
生じたトラブルについて、国の賠償責任を限定した郵便法の規定は憲法違反である」
とする大法廷の判決です。
憲法に抵触する訴訟については、最高裁はどうしても国寄りの判断が多いなか、郵便法
の判決に拍手を送ったことを思い出しました。
また、2015年当時、山口氏は退官していましたが、国会で審議されていた安全保障関連
法案について「集団的自衛権の行使を認める立法は違法である」と述べて話題に。
私は、さすがの判断だと感じ入りましたが、それ以上の議論は聞かれないまま・・・
9月には参議院でも可決され、成立してしまったのはみなさんご存じの通りです。
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講演会「名誉回復せり!吉良上野介」・・・12/17
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吉良邸討ち入りの日に、華蔵寺で吉良公の墓前祭。・・・・・
午後からは、お隣の花岳寺で加来耕三氏の講演「名誉回復せり!吉良上野介」がありました。
歴史家としても知られる加来氏は、さすがの名調子。
今年の大河ドラマ「光る君へ」は虚実入り混じり過ぎとの辛口から始まり、吉良公に関しては、
結論から言えば「まさに冤罪。江戸時代最大の風評被害者なのです!! 歴史書をひも解けば、
浅野内匠頭は精神を病んでおられたことは明らかで、当初の幕府の裁定は事情に照らして相当」
と明快です。
この講演会はクラウドファウンディングで開催されたものですが、歴史的事実を織り交ぜつつ、
芝居の世界に翻弄された吉良公の名誉回復に120人を超す聴衆は大満足でした。
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「べらぼう~蔦重栄華夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」・・・12/14
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本屋に平積みになっている文庫本「蔦屋」、面白そうです。・・・・・
表紙には、ご覧のように読者の気をそそる「つかみ」が満載。
表紙の裏には、
「目の前の男は続けた。
『一緒にやりませんか、あたしと。もう一度この世間を
ひっくり返しましょうよ』その一言が、小兵衛の胸に刺さる」
江戸の若き出版プロデューサー、蔦屋重三郎の型破りの半生を父親ほども年が離
れた小兵衛を通して描く。最強バディが江戸の町を闊歩する極上エンターテイメ
ント・・・とあれば、思わず手に取ってしまう・・・という寸法ですね。
登場するのは、蔦屋重三郎に、彼が売り出した喜多川歌麿と東洲斎写楽はじめ
文人の太田南畝、戯作者の山東京伝・・・いかにも愉しそうな面々です。
まだ他にも特集本が一杯あるようなので、お正月のお楽しみにしたいと思います。
これらのどこかに、「岩瀬文庫」が載ったりしてないかしら!!
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核兵器禁止条約への署名・批准を求める陳情・・・12/12
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陳情の代表者は愛知県原水爆被災者の会理事長の金本氏。・・・・・
陳情が訴えるのは「日本政府に核兵器禁止条約の調印と批准を求める意見書」を
総理大臣あてに提出することです。
私は、この時こそ、地方議会から国にモノ申す地方自治法第99条の意義を生かす
べきと考えます。
陳情書から引用~
「2023年核兵器禁止条約の第2回締約国会議が国連本部で開催され、
日本被団協が市民社会の代表として会議に参加しました。会議では、
「日本は核廃絶を主張する一方で、国連総会では核保有国と足並みを
揃えて投票している。日本の戦略を説明してほしい」などの発言を
はじめ、核兵器禁止条約に後ろ向きの態度を続ける日本政府への疑問
の声が出席した各国から噴出していました。
市民社会の立場で出席した広島県知事が、たまりかねて「私たちも当惑
している。日本政府がそうした矛盾から抜け出し、少なくともここに
オブザーバー国として来て議論し、最終的には禁止条約に署名・批准
することを望んでいる」と答えていました。
このように、現在の日本政府の態度は世界から期待される唯一の戦争
被爆国の行動とはかけ離れていると言わなくてはなりません。
しかし、この混沌とした世界情勢の中、核の力を頼りにした軍事的抑
止力の強化で戦争は防げず、むしろ戦争のリスクは高まるのではない
でしょうか。
今こそ、日本政府は核兵器の使用を許さず、核兵器を全面的に禁止さ
せる先頭に立ち、外交力をもって周辺の国々との平和を築くため、核
兵器禁止条約に調印し批准することを強く求めます。」
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11日、ノルウェーのオスロでノーベル平和賞の授賞式がありました。・・・・・
「日本原水爆被害者団体協議会」のみなさんに心からお祝いを申し上げたいと思います。
ウクライナ戦争によって、ロシアが核を振りかざす中、我々は原点に立ち返るべきとの
ノーベル財団の判断に敬意を表します。
会員がどんどん高齢化する中、彼らの後に続く高校生の方々も同行されたとのニュースを
嬉しく聞きました。
受賞スピーチする被団協の田中さんに並んだ佐々木雅弘さんは、「原爆の子」像のモデル
となった佐々木禎子さんの兄とのこと。お元気でいらしてホントに良かったと思います。
も20日・金曜日が最終本会議となります。
「日本政府の核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書の提出を求める陳情書」が
今議会に提出されていますので、私は賛成討論をします。
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来年のNHK大河ドラマ「べらぼう」・・・12/10
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来年の大河ドラマは、江戸の出版プロデューサーの「蔦屋重三郎」を取り上げ、・・・・・
題して「べらぼう」だそうですが、関連資料が岩瀬文庫にたくさんあるのだそうです。
杉浦功記議員の一般質問で「岩瀬文庫との関連とどのようにPRをしていくか」を問い、
教育部長が答弁。
「来年5月から、岩瀬文庫展示室で特別展を開催し、蔦屋重三郎本人や彼が大きく貢献
した江戸の出版について、岩瀬文庫が持つ豊富な蔵書を通して紹介します。
また、「べらぼう」の時代考証を担当する中央大学教授の鈴木俊幸氏を講師に迎えた
講演会では「江戸時代の出版文化」を。
ドラマが始まる1月からは、特別展とは別に2階ロビーでミニ展示を開催し、ドラマの中
で登場した書物などを展示するなど、放映に合せてタイムリーに紹介していきます」
とのこと。
「光る君へ」ももう残り1回ですが、次の大河も楽しみですね。
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愛知県の小麦生産量の平均単収は、・・・・・
北海道を上回って「全国一」と初めて知りました。
中でも西尾市の生産量は県内市町村別で第1位の産地だといいます。
「きぬあかり」と「ゆめあかり」の2品種だそうですが、きぬあかりは、中力粉で麺向き。
2013年から生産を始め、今や400haの栽培面積で、西尾市農家のこだわりで「栽培期間
中は除草剤不使用」。
これは県内では唯一の自慢ですって。
「ゆめあかり」は強力粉なのでパン向き。学校給食にも使ってもらいたい…。
インスタグラムでは、nishio_komugi イベント情報もご覧下さい。
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子どもの貧困撃退! サンタde ラン・・・12/2
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宇都宮市のNPO「だいじょうぶ」から、・・・・・
子どもの貧困撃退!チャリティーのお知らせが届きました。
12月15日、サンタの衣装を着て走ったり、ゴミ拾いをすることで子どもの貧困が
身近かにあることを知ってもらおうというチャリティーイベント、今年で9回目、
栃木県内の支援団体から、一口1,000円・サンタのプレゼントを募っているそうです。
日本の子どもの貧困率は13.5%で、世界の先進41カ国中ワースト10位。
ひとり親世帯の貧困率は48.1%といわれています。
ここのところの物価高は、貧困家庭にさらに追い打ちをかけるよう。
「誕生日のお祝いを知らない子」「お金がないので部活に入らない」
「友達と遊びに行かない」・・・と聞くと心穏やかではいられません。
本市でも、生活保護世帯は夏以降、どんどん数が増えています。
親しい友人が関わっているNPOなので、こころばかりのカンパを送ろうと思います。
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質問の通告は以下の通りです。・・・・・
本会議での一般質問の「ライヴ配信」もあります。
スマホでもリアルタイム傍聴OKです!
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のりこの登壇は4日(水)午後1時から・・・11/30
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「物品の入札の問題点」を取り上げます。
9月議会の本会議では、文化会館の什器備品類とスタインウェイのピアノの購入契約で
大荒れとなったことは、「辛口議会だより154号」でお知らせした通りです。
その後、とても気になったので令和5年度の市の物品購入について、電子入札の状況を
「情報開示請求」で調べてみました。
なんとビックリ!!
「見積り」と「予定価格」の決定が一部業者に偏っていること、1社応札が多いこと、
落札も1社がとても多いことなどが判りました。
市内業者の支援と育成は理解できますが、私はかねて、競争性のない「1社入札・1社
落札はダメ」との立場をとってきましたので、とてもこのままで良いとは思えません。
改善策も含めて、市長の考えを質します。
どうぞ傍聴にお出かけ下さい。
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山本眞輔さんの彫塑展「平和祈念―祈りの飛翔―」が、今年も、幡豆町寺部の西尾市
文化交流センター南館(旧幡豆ふれあいセンター)で行われています。
12月8日(日) までですが、ぜひお出かけ下さい。
開場時間 午前10時~午後4時 入場は無料です。 ※市HPにチラシあり
山本眞輔さんは「平和を祈りて」のテーマをライフワークとして多くの彫刻作品を制作
してきました。
いつの時代も変わらず誰もが平和を望んでいますが、過去も現代も世界のどこかで戦火が
絶えず 平和にならないのが現実です。
この悲しみと平和への祈りを “かたち” にした彫刻。
西尾市所蔵作品と新作、個人蔵の作品を 加えて約30点を展示しています。
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例えば、福祉課だけではなく、建築課も一緒に動けば「住む家」が見つかる「居住支援」。
生活保護を受けていても、すぐお金を使い切って困ってしまう人には「金銭管理の支援」、
すぐゴミ屋敷になってしまう人には、社会福祉士が相談にのることで「生活の立て直し」
を考えるなどなど「それぞれの困りごとを一緒に考える体制づくり」とも言えます。
なにしろ、一朝一夕では片づかない重い課題ばかりですから、役所だけではなく、地域の
方々にも少しずつ手助けをお願いしようという試みでもあります。
厚労省が音頭をとり、自治体に向けて具体的な取り組み方を伝授している真っ最中。
講師は、厚労省社会・援護局の支援推進官 犬丸智則さん。
滋賀県守山市から厚労省に出向しているとのことで、ざっくばらんで役人らしくない語り口に
共感はしたものの、難しい課題です。
「都道府県や政令市などに職員を派遣するキャラバンを展開しているところなので、自治体の
議員の研修会からお呼びがかかってとても嬉しい」とおっしゃり、前日の『居住支援の講座』
とその後の懇親会にも参加されました。
もともと守山市には私たちの仲間の議員がおり、7月には守山市の障がい児支援やゴミ焼却場
の視察に行ったばかりだったため、話に花が咲きました。
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「重層支援」とは、・・・・・
聞き慣れない言葉ですが、障がいや高齢化などで生活困窮に陥る人、また、制度の狭間で
支援を得られない人たちを包括的に応援していこうという新たな支援策です。
例えば「8050」と言われる80代の高齢者が引きこもりの50代の子どもを抱える家庭や、
孤立していてどこに助けを求めれば良いのか分らない方たちなど、表には出にくい問題で困
っている事例がありますが、行政としては、今まではなかなか手が出せなかった分野なのです。
「生活保護」など役所内の支援の窓口はありますが、より複雑化し複合的な要因を抱える方々
を発見し、「包括的に支援するために、ひとつの窓口だけではなく複数の窓口が横の連携を図
りながら、困っている課題に取り組む体制」をつくろうという動きです。
つづく
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「第2はまかぜ」が佐久島渡船に就航・・・11/14
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佐久島では、江戸時代の末ごろに海運業が発展。・・・・・
「幸栄丸」と「幸生丸」という大型の和船で江戸へ木綿や味噌、酒などを運び、
帰りには鰹かつお 節や昆布、大豆などを積んでいたそうです。
当時、船と岸をつないだとされる杭は、現在も残っており、干潮時には「おひるね
ハウス」の沖に顔をのぞかせています。
今では「はまかぜ」に乗って多くの観光客が訪れる佐久島ですが、大正時代は吉田
方面の航路しかなく、市内からの観光客の往来はほとんどありませんでした。
観光客が訪れる際は、河和(美浜町)などから来ていたそう。 昭和29年に佐久島が
一色町に合併すると「一色~佐久島」の航路が新設されました。
―広報にしお11月号よりー
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市川房枝記念会、名古屋で出前講座「選挙ノウハウの伝授」・・・11/12
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のりこも登壇「選挙のノウハウを伝授~住民参加型の選挙とは…」をしゃべりました。
午後のシンポジウムでは、高浜市議の倉田りなさん、日進市議の白井えり子さん、岐阜県御嵩町議の
岡村隆子さん、のりこの4人がそれぞれの議員活動などを報告しました。
市川房枝記念会女性と政治センター理事長
林陽子弁護士の基調講演
名古屋駅前のウインクあいちは、会場一杯になる65人もの参加者で嬉しい限り。
故市川房枝さんは愛知県一宮市の出身。
「参議院と地方議会の議員は無所属がよい」と主張。
「議会で党利党略に左右されることなく正論を唱え、是々非々の議会発言をする無所属の議員の養成」
を訴えています。
市川房枝さんの映画「87歳の青春」ダイジェスト版から始まり、今、話題になっている女性差別撤廃
条約に日本が加わったのは市川房枝さんの先導です。
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3日目は倉敷市、歴史的町並み保存と観光対策・・・11/8
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倉敷市は44万人、・・・・・
大倉美術館はじめ歴史的建造物も多く、西尾市の比ではありません。
現在は、第2期の「倉敷市観光振興プログラム~持続可能な観光先進都市・倉敷をめざして」を
掲げ、SDGsの推進と組み合わせながら進行中とのこと。
さすがにコロナの時期は人通りも減ったようですが、今は平日にも関わらず多くの人手でインバ
ウンド効果も多そうです。
戦略的な視点としては、日本遺産の活用だそう。
近隣の児島市のデニムや高梁川流域の地域資源を活用していくことなどが挙げられていました。
日本遺産・井上家・・・ 古い町家で野菜カレーランチ
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高松市の隣の坂出市。・・・・・
昔は塩田の町で知られていましたが、瀬戸大橋の開通後は化学工場や流通大手が
進出しています。
児童クラブの民間委託が始まったのは令和1年。やはり、職員の人材不足が課題
だったそうです。
公募型プロポーザルで「シダックス」が受託していましたが、3年間の期間終了
後は2回目の公募で「明日葉」が運営を担うことになって今年は2年目です。
1回目と2回目の委託それぞれの条件や状況を伺うことができました。
1回目では、地域統括の事務所が市内に設置されなかったり、地域マネージャーの
配置などがうまくいかなかったようで、2回目の契約ではそうした点を補充したと
のこと。
ただ、市の担当職員が配置換えされ、委託当初のことが充分に分からなかったのが
残念でした。
午後は、県立瀬戸大橋記念館に。瀬戸大橋の架橋はこの地域の人々の悲願だったこと、
NHK「プロジェックトX」で架橋が世紀の大事業だったことが紹介されていました。
坂出市、議場 事務方と・・・
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東かがわ市の温水プールを視察してきました。・・・・・
文教交流委員会視察の初日です。
香川県の東端で隣は鳴門市で人口2万8千人、面積は西尾市と同じ位。
大内町など3町が平成15年に合併して東かがわ市に。
合併のご多分にもれず、小学校は統廃合されて、子どもたちの通学はスクールバスです。
市の中心部にある小学校跡地に建てられたのが「温水プール」。
旧町にもあったのが老朽化で廃止された後、当時の市長や議員のおもわくの紆余曲折を経て、
「JOYFIT HAPPY BASE」が昨年オープン。
民間事業者(本社:東京)が運営し、フィットネスジムが併設されています。
施設規模は比較的小さめ(プールは25m7レーン)と感じましたが、一般市民向け以外には、
平日午前は小学校3校の水泳授業に使われています。
問題になる送迎は、スクールバスがあるので費用的には助かっているとのこと。
設計段階から、地元建設業者や運営事業者と相談しながら設置、廉価で運営できているとの
説明でしたが、22人働いている人のうち正社員は3人、あとはインストラクターも含めアル
バイトだというのが気になりました。
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応援団だより錦秋号を発行しました。・・・・・
気仙沼への視察レポート・・・・・
児童クラブ、公募の状況とその後
・・・・・
PFI契約解除の効果は??・・・・・
ゴミ分別、花ノ木保育園からのレポート・・・・・
連載まんがおかいごさん・・・・・などなど
どうぞご覧下さい。
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154号「市長さんこのところタガが外れちゃあいませんか!?」発行・・・11/2
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辛口154号を発行しました。・・・
#154号
タイトルは「市長さん、このところタガが外れちゃあいませんか?!」
9月議会では、議場が大紛糾!!
あまりにも議会軽視の契約案件の審議、それも2件も続けてですから、
さすがに、
2回目のスタインウェイ・ピアノの審議では、議場が騒然!!
<9月議会・本会議ドキュメント>
議長:委員会審議を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
議場:異議あり!! 異議あり!!
(通常は、委員会を省略せず、その場ですぐ賛否を取ることもないのですが、
省略はイレギュラー。さらに「異議あり!」の声が出ることも珍しいため、
議長は立ち往生。
異議なしの議員もいましたが、「異議」が出た時は、別の対応が必要です)
議場:多数の議員から「議長、何やってんだぁ!!」「しっかりしろ!」
「議事進行!」などのヤジが飛び交い、騒然。
のりこ:「委員会省略には異議があります。委員会の開催を求めます!」
(これは『動議』というもので、次の議事進行を求めたのです)
議長:委員会開催の動議が出たので、お諮りします。動議として扱うことに賛成の
諸君の起立を求めます。
➡起立多数
議長:起立多数のため動議を認め、これより委員会の開催に賛成の諸君の起立を求めま
す。
➡起立多数
議長:それでは、これから急遽、議会運営委員会を開いて、文教交流委員会の開催を議
事に
追加することを協議します。
(これらは、議会の議事進行上のルール。この後、文教交流委員会が開催され、
質疑応答が行われました。この質疑のなかで、ピアノの老朽化は令和4年2月
に判っていたことが発覚したのです)
結論としては、ピアノの随意契約は賛成多数で可決されましたが、まったくもって不透明、
かつお粗末な顛末となった次第です。
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11月9日(土)名古屋でのりこが「選挙講座」・・・10/31
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11月9日(土)、名古屋駅前ウインクあいちで・・・・・
「市川記念会の公開講座」が行われます。
今、まさに話題の国連「女性差別撤廃条約」を遵守するよう勧告を受けていますが、
「国連の委員会の審査と勧告の内容」をじっくり解説する講演会が10時半から。
林陽子弁護士(国連の同委員会の直接の担当者)の講演と午後からは、
「女性を議会に!inあいち」で住民参加型選挙のノウハウについて、のりこのトークです。
併せて、「あいち・ぎふで活動中の市民派議員のシンポジウム」が。
日進市議会では5割が女性になり、活発な討論が行われている状況、リニア新幹線の工事で
地盤沈下が起きている岐阜県御嵩町からの報告などなど。
どうぞお出かけ下さい。
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衆議院選挙の投票と一緒に行われる最高裁裁判官の「国民審査」・・・・・
憲法の番人にふさわしいかどうかを国民がチェックする制度ですが、馴染みは薄いですよね。
この制度があるのは、極めて強い権限をもつ最高裁に、主権者である国民の目を行き届かせる
ためですから、ぜひ、関心を持っていただきたいもの。
今回、対象となるのは15人のうちの6人です(女性2人・男性4人)。
新聞各紙には、6人の関与した判決や略歴なども報道されていますし、「審査公報」も配布
されますから、じっくり目を通して下さいね。
投票のポイントは、各人の「個別意見」です。
最高裁の判決や決定では、自分の名前を出して個別の意見を述べることが認められています。
個人の価値観や考え方が当然でてきますし、判決の結論に対する強い反対が表明されること
もあります。いわゆる「少数意見」というものですが、しっかり付記されます
「一票の差」について、合憲か違憲か…などについても参考になりますよ。
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吉良氏・菩提寺コンサート、今年も開催11月17日から・・・10/17
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吉良氏・菩提寺の「お寺でコンサート」、「お寺で歴史講演会」が今秋も始まります。
11月17日(日) 実相寺10:30~15:50 フルートを中心に4ステージ
11月30日(土) 華蔵寺10:30~15:50 ピアノ三重奏やバロック・チェロデュオなど
4ステージ
そして、今年のとっておきは、歴史講演会「名誉回復せり! 吉良上野介」だそうで、
講師は加来耕三氏(歴史家・作家)、「320年の冤罪を晴らしたい!!」が副題とあります。
12月14日(土) 花岳寺10:30~12:00 席料は2,000円
また資金集めのクラウドファンディングも展開中とのことです。
秋のひと日「お寺でコンサート」「お寺で歴史講演会」に是非お出かけ頂きたいと思います。
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GIGAスクール高校生に貸与用PCの3割未使用…会計検査院が指摘・・・10/15
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会計検査院の調べによれば、・・・・・
◆タブレット端末
児童生徒に1台ずつという貸出用PCの3割が全く使われていなかったことが
判明しました。
これは、非課税世帯向けの「高校生等奨学給付金」などを受給している世帯の
生徒向けの貸与パソコン。
38自治体が2021年度に整備した9.5万台(国費38億円)がムダになっている
という現状です。
静岡県や京都府など14自治体の貸与率は50%を切り、2.6万台は使われておらず、
茨木県は4,671台を整備したものの貸与率は29.8%で、そのほかの利用方法も検討
されず7割のパソコンは使われないまま。
静岡市の貸与率は6%、広島市は5%と惨憺たるありさまだったそう。
ここまでとなると、貸与されるという情報自体が学校側に生徒たちにも行き渡っていた
のか疑問です。
文科省はコロナ禍で増えたリモート授業で貸出が増えると見込んだが、購入する世帯が
多かったようだとコメントしているといいますが、いかにもお役所仕事!!
他にやりようがなかったのか・・・無駄使いに悲しくなります。
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連休に北陸へ出かけました。 ・・・・・
9月議会が終わり、活動報告の原稿書きも一段落ついたので、しばしの息抜きです。
富山市は富山地方鉄道が日本初の本格的LRT(Light Rail Transit:次世代路面電車)を
導入していますが、北陸新幹線開業に合わせて、富山駅を大幅リニューアルしている
ので見に行きました。
新幹線改札口を出ると正面にLRTの乗り場があり、すぐにスマートな路面電車が目に
入ります。それだけでも大幅なイメージアップで人の流れが作られているのが判ります。
富山に来るたびに訪れるのは「富山市美術館」。
LRTに乗って7分。中心市街地にあり、富山市図書館と同居しています。
ちょうど、今年の美術コンクールが行われたばかり。
素敵な作品ですが、撮影OKだったのでお目にかけます。
海の生物
優勝作品 直径70~90cm、高さ30cmほどの雲か雪の結晶を思わせる造形が空を舞うようです。
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プロポーザル公募が行われていた次年度からの児童クラブ。・・・・・
受託候補者が決まったとのことです。
Aブロックは「(株)明日葉」本社は東京都港区 旧西尾地区15カ所
Bブロックは「ホーメックス(株)」豊田市 旧幡豆郡地区11カ所
11月中旬以降に契約締結、支援員に説明、11月下旬以降、保護者説明会が行われる予定とのこと。
ちなみに、プロポーザル参加者はAブロック3者、Bブロックは2者だったそうです。
以上、現在わかることだけ「報道資料」からお知らせします。
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西尾市民病院フェスタは11月2日(土)・・・10/7
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「西尾市民病院フェスタ」が11月2日(土)に催されます。
ちょうど総合防災訓練(幡豆小学校)の日と一緒になりますが…。
10時からは話題の映画「ディア・ファミリー」の上映会があります。
申し込みが必要です。締切は10月15日。
なんと、主人公のモデルとなった筒井宣政さんのトークイベントも。
~愛知県で起きた家族愛の実話~
先天性の心臓病を患った次女を救いたい一心で、医療に対しまったく素人ながら、
一から勉強を始め、莫大な資金を投資し、人口心臓の製作に臨んだ
~チラシより~
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ガザの停戦を求める陳情の賛成討論に引用した本です。・・・・・
爆撃に追われ、命をすり減らしながら綴られた日記は厳しい内容ですが、それでも、
人が生きていく営みを否応なしに感じさせるものです。
ご覧いただければと願います。
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17億円、エリアプラン社からの請求訴訟は「棄却」の判決・・・9/29
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判決は、・・・・・
「エリアプラン社の訴えを棄却する」・・・西尾市の勝訴となりました。
「PFI契約が中止となり、多くの施設建設の工事が遅れた・・工事が出来なくなったため、
下請会社が損害を被った。その費用17億6,000万円と遅延利息金を市が払え」
という訴えでしたが、裁判所の判断は「棄却(※)」。内容を審理したうえで訴えを退けたものです。
令和4年8月に裁判が始まり、この27日に判決。
詳しくは判決文を読んでから、また、コメントしますが、多くの施設が建設予定だったとしても、
それに着手する前に「事業は行わない」とされましたから、下請業者には実損は出ておらず、請求
する理由がないと判断されたのだと思います。
これで、PFI関係の裁判はすべて終結しました。
のりことしては、正直、ヤレヤレという感想です。
※ 似た用語としては「却下」がありますが、こちらは
「要件を備えていない不適法な訴えなどとして内容が審理される前に退けられること」です。
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「コロナワクチン接種に疑義あり」&「ガザ停戦を求める」陳情に賛成・・・9/28
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コロナワクチン接種は、65歳以上の方にはインフルエンザワクチンの接種券と
一緒に勧める「自治体からのお知らせ」が届いていると思います。
しかし、今、積極的に接種を勧める必要があるのでしょうか。
私自身は疑問を持っています。
高浜市の石川亨医師は、ご自身の経験(22年3月、特養ホーム・高浜安立荘で多数の
接種副反応者が発生)からワクチン接種を取り止めています。
その後、副反応の状況を調査し始め、今は接種には反対の立場で勉強会を催し、発言を
続けておられます。
また、今、コロナは風邪と同等の扱いになっているところ、新たに接種が始まるワクチン
については、日本だけが世界に先駆けて認証したワクチンであることも気になります。
そこで、のりことしては、被害も含めた情報の周知を求め、各個人がしっかり判断した
うえで接種を判断できるようにすべきと考えます。
もう1つは、ガザ地区の停戦を求める意見書を国に提出するよう求める陳情なので、
積極的に賛成しました。
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最終日、市長に「健全財政」を求めて令和5年度決算に反対討論・・・9/27
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9月議会最終日、・・・・・
市長には、市税収入も頭打ちのなか、健全な財政運営を求めて令和5年度決算に
反対の討論を行いました。
👆討論です。どうぞご覧下さい。
財政調整基金5億円を取り崩して、翌年の建設事業(前年の160%増)に備えるなど、
バラ撒き要素が高く、先々、借金の返済に苦労するのが明らかな点に苦言を呈しました。
来年の選挙を前に、ご自分がよい恰好をするばかりなのはいただけません。
PFI事業も、損害賠償はまだこれからなのですから、もっと地道であるべきと思います。
市内160施設の維持管理費は、エリアプラン社が担当していた令和3年は4億2千万円超
でしたが、契約解除後の令和5年度決算では約8,000万円も安くなりました。
決算委員会では、本庁舎はじめ市内全部の公共施設の経費を調べ、令和3年と比較した結果
ですが、やはり、契約解除は正しかったと証明できたわけで、のりことしては、責任の一端
を果たせたと思っています。
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輪島市、珠洲市・・・能登半島の豪雨被害に言葉がありません。
地震被害よりさらに酷いと報道にも答えられない被災者の方々、またも寸断された道路、
地震で緩くなった山々が崩れるのは、聞けばそうだろうとは思うものの余りの追い打ち。
中学生の娘さんのSOSになす術がなかったご家族を思うと何とも・・・。
消防の緊急援助隊が愛知県を含む6県に緊急招集されたとのこと。
どうぞ皆さん、頑張って救助活動をお願いします。
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認知症、昨年の行方不明者1万9,039人・・・9/21
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1万9,039人。・・・・・
昨年1年間で警察に届出のあった認知症の行方不明者の数といいます。
年間自殺者は2万1,837人ですから、ほぼ同じ・・・驚きの数です。
日々の市からの放送でも「お年寄りの行方を捜して下さい」が流れますが、
直に見つかったとの追伸で、いささか、慣れっこになってしまっている感が
ありますし、98.7%は3日以内に見つかっているとのこと。
でも、そうばかりでもない現実はショックです。
そうした長期間行方不明の方々のご家族、江東愛子さんが団体を設立したそうです。
長崎市のNPO法人「いしだたみ・認知症行方不明者家族等の支え合いの会」
認知症の親御さんが戻るのを待ち続ける県外の女性とSNSを通じて知り合い、
「心の底から辛いと打ち明けられる人が必要と痛感したとのこと。
NPO設立によって、新たな展開も。
長崎市が介護事業所や地域包括支援センターに情報提供して捜索協力を求める
「SOSネットワーク」を知り、支援を求めた江東さんに、市長は支援策をまとめた
ガイドラインをHPに掲載し、行政や警察など担当別にまとめて判りやすく示したそうです。
私もさっそく覗いてみようと思います。
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児童クラブ民間委託、公募の条件は大丈夫??・・・9/16
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一般質問つづき・・・・・
Q 民間業者の公募要領が公表されましたが1者入札では競争性が担保されません。
2者、3者でなければ入札をやり直すべきと思いますがどうですか。
A 応募が1者でも基準を満たしていれば選定します。
Q 民間委託によって職員の処遇はどうなるのですか。
賃金は今より下がらないといいますが、給与状況を把握できる体制をとれるのですか。
市は不正やトラブルがあった時にどのように責任を取るのですか。
A 把握は難しいです。賃金減額や不当な雇用形態はあってはならないと思っています。
不当なトラブル防止のためにはモニタリングやアンケート調査を行う予定です。
Q 市はこれまで直営では年間3億3千万円、委託すると3億65百万円程かかると言って
きましたが、公募要領の委託金額は年間4億18百万円と大巾に増えています。
積算根拠はどのようですか。
A 人件費3億53百万円、消耗品等760万円、事業費など雑費980万円、本部職員など
受託事業者管理費が4420万円等と計算しています。
のりこ:1者入札がロクなことにならないのはPFIで学習したはずなのに、市長はぜんぜん
感じていないみたい。反省がありません。
職員の処遇を良くして安心して働ける職場にするのは必然。
手のかかる子どもたちへの対応も職員の数に比例します。
予定金額をみても、人件費の増加はほんの僅かでしかありません。
民間企業に委ねることを口実に、あとは知りません・・・では、市として
無責任過ぎます。
市が関与できる形に工夫をこらすべきです。
丸投げすればPFIと同じ過ちを繰り返すだけで、結局、市が苦労することに
なるのです。
担当課は頑張っているようですが、市長がそれをチャンと後押ししなきゃ
話になりませんよ!!
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一般質問つづき・・・・・
Q 合併後も小中学校の学区制はまったく変わっていません。
例えば、一色西部小学校では寺津中学校がすぐ近くにありますが、遠方にある
一色中学校に通わなくてはなりません。
実際に、近くに通いたい子どもさん、通わせたい保護者がいるのですが、今はダメ。
近くの学校に通える「隣接区域選択制」にして開放してはどうですか?
A 現在は検討していませんが、保護者や地域のニーズを注視していきます。個別の事情には
「指定学校変更及び区域外就学許可基準」で対応していますので、教育委員会に相談して下さい。
のりこ:すぐ近くにある学校に通いたい…自転車で30分以上違えばけっこう大きいですよね。
全員が全員代わりたいということにもならないでしょうから、検討くらいやっても
良いのではないかと思います。
10数年以上前から、矢田小がどんどんマンモス化し、寺津小中が子どもの数が減って
とてもバランスが悪い状況がありました。
そうしたことにも選択制は対応できる可能性があります。
のりこは、その頃から「学区を分けて平均化すべき」と主張してきました。
当時から矢田や平坂では区画整理が進んでいましたから「新たに出来る住宅地については、
矢田小ではなく寺津小に通って下さい」としていけばムリなく改善できるでしょ
。
ところが、なかなか上手くいかず・・・職員室も狭くてどうにもならない時期も続き、
校舎を増やして対応したのです。
でも・・・将来的には子どもの数は減ることも判っていますよね。
文科省は「選択的学区制度」を認めているのです。教育委員会は面倒がらずに、もっと
頭を柔らかくして現状に対応すべきではないでしょうか?!
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一般質問では、合併後の課題整理の必要性があるのではないかと問いかけました。
Q 合併から14年、支所で扱う業務数は減少し配置される職員数も減っています。
そもそも、市役所が行う住民サービス自体が電子証明書発行やマイナンバー等
DX化によってどんどん簡素化されています。支所自体を実態にあった形態に
検討していく時期ではありませんか。
A 今後、市役所の在り方は大きく変わってきます。第7次行財政改革のなかで検討
すべき課題と考えています。
のりこ:✓支所業務は変化していて、今は「取次」が多くなっているといいます。
なくすことには抵抗があるかもしれませんが、例えば、出張所にする
など考えても良いのではないでしょうか。
ただ、その分は別の形、子育てや介護面でのサービスを増強するよう
していくべきと思います。どうぞご意見下さい。
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先にお知らせしていた(近況7/18、だより#103号)・・・・・
※初回のチラシ
「みどり川ミズベリング」イベントの2回目が9月7日(日)にありました。
去る8月25日の第1回の「氷柱お宝さがし」が大盛況だったようです。
受付開始からすぐに80人もの申込みがあり、参加できなかった子どもたちのために、
今回急遽追加して行なわれました。
氷柱の中に閉じ込められた“おもちゃ”をめがけて水鉄砲の噴射・・噴射・・噴射!!
そのうち、待ちきれなくなった大人まで加勢しての・・・笑いながらの大騒ぎ。
水遊びは、実は子どもたちだけのものじゃなさそうですネ(笑)
シャボン玉やかき氷コーナーもあって賑やかでした。
噴水池は、9月16日までの土曜と日曜・祝日に“噴水稼働されます。
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愛知県の学校図書館研究大会が、・・・・・
一色町公民館で行われ、関係者ら370人が集いました。
テーマは「豊かな心と確かな学びを育む居場所づくり」
午前の部では、絵本作家の宮西達也さんが、
「ニャーゴの優しさ・ティラノの思いやり」を講演。
のりことしては、豊かな読書を育むことはとても大切ですが、近年の図書館は
学習・情報支援センターとしての役割が求められていると考えます。
授業の支援に取り組む学校司書さん、司書教諭の先生がたの頑張りを応援したいと
思っています。
午後には特設部会として、岩瀬文庫でワークショップ開催。
学芸員による「学問のススメ」の古書が紹介されました。
明治初期の同書は全17冊。
1巻目は木版木と墨ですが、4巻目からは、金属の印字とインク印刷で明治期の
印刷技術の変遷も見ることができました。
また、枕草子や源氏物語の古書も手に取ることができ、参加の先生方からは歓声が
上がっていました。
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9月2日(月)から9月議会が始まります。
のりこの質問は、
❶合併から14年、旧3町の支所や旧市の学校給食の方式について、
今後、どうしていくのかを問います。
❷児童クラブの民間委託は、8月初旬に業者への公募内容が発表されました。
3年間の運営費用は、市が今まで言っていた金額より8,000万円も
多い額となり、委託内容についても充分ではないところがあります。
気になる部分を確認し、少しでも改善できるように取組みます。
登壇・質問するのは、9月4日(水)の午前中の2番目です。
どうぞ傍聴にお越し下さい。
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香川県高松市の「高松琴平電鉄」と・・・・・
周辺自治体が新たな試みを始めて話題になっています。
琴平線は、高松築港駅からこんぴらさんの琴平駅までの27.9㎞を走り、距離は名鉄・
西蒲線と同じ位。
今年7月から2年かけて、香川県と高松市はじめ沿線の3市4町の財政支援を受けて、
高松市内の南部に①新駅を整備、②複線化、③省エネ性能の高い新造車両を導入する
といいます。
高齢者割引や乗継割引も導入と、地方鉄道ではとても手の届かなかった改善策です。
これは、国交省が弱小地方鉄道へのテコ入れとして「鉄道事業の再構築推進策」を
打ち出し、鉄道会社の①~③について、自治体が財政支援できることにしたもの。
もちろん、自治体には国が支援します。
西蒲線の存続が長年の懸案。
現状では名鉄の赤字分を西尾市と蒲郡市が一部を補填して継続されていますが、そろそろ
市も本気で改善策を考えるべきではないでしょうか。
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ノンクッション「昭和16年夏の敗戦」・・・8/15
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総力戦研究所についての本を見つけました。・・・・・
著者は猪瀬直樹。『昭和16年夏の敗戦』中央公論新社の文庫版です。
猪瀬さんは、あの猪瀬元知事。好人物ではなく、はっきりしっかりミソをつけた人物
ですが、それは置いておいて。ノンフィクショクンとなれば…と手に入れました。
読むほどに、走り出したら止まらない当時の悲惨な状況に涙するばかりです。
「終戦ではなく『敗戦』だ!!」と断じていた父でした。
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このところ話題の「かき氷」
最近のかき氷は、頭がキーンとならずにまろやかで、綿菓子のようにすぐとろける
そうな・・・と聞いて甘味処に出かけました。
確かに、綿菓子のようで、おまけに「桃氷」を注文したので色と言い形といいホワホワ。
おかしな表現ですが(笑)
ひとりで1つは多いというのが相場ですが、最後まで楽しく美味しくいただきました。
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児童クラブの民間委託問題、昨年3月来、たびたび取り上げてきましたが、・・・・・
これは、本市だけでなく全国的な憂慮すべき問題であることがハッキリしました。
朝日新聞では、この4月に続いて、8月5・6日付で特集記事を組んでいます。
「学童保育はいま、反響編」と題して、「待遇悪く 集まらぬ人 子ども守れない」の
見出しが続きます。
5日付けの「新年度、全職員が辞めた 保護者困惑」では、町の直営から民間委託に
切り替わったとたん、それまでの職員が全員辞めてしまい、新たな委託業者は人を
確保できず。
引継ぎのために残った元職員は「人が足りないうえに専門性のない人も多く、子どもを
安全に預かることが不可能と感じた」とコメントしているとあります。
全国学童保育連絡協議会の調査では、全国の約3万6千クラスを対象に行ったところ、
運営主体が公設27%、民間企業15%、NPO法人や社会福祉協議会、父母の会などが
それぞれ10%といい、近年は民間企業が増える傾向。
同連協の事務局長は、
「学童保育の現場の人手不足や職員の質の底上げは民間だけの問題ではない。
どこが運営者であっても、市町の条例や国の運営指針に基づき、子どもたちにとって望
ましい保育ができているかどうか…実施主体である行政が責任を持って監督する必要が
ある」
と指摘しているといいます。
狭い空間に大勢の子どもたち、職員の過酷な労働環境…本市でも共通する課題。
さらに、9月議会でも取り上げざるを得ない状況です。
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朝日新聞の続きです。・・・・・
ナチス・ドイツと英仏が衝突した1939年9月には軍部にも「戦争経済研究班」
なるものが設置されていたといいます。
秋丸次郎陸軍中佐が学者たちに委託したところから秋丸機関とも言われていたといい、
対米英戦に突入した場合の勝算を経済の面から分析したもの。
開戦半年前の41年7月の時点で「経済戦力の比は20対1程度と判断するが、
開戦後2年間は抗戦可能。
それ以降は経済戦力は下降をたどり、持久戦には耐えがたい」と報告されていた
といいます。
しかし、結局、当時の東條英機陸相らは秋丸機関の報告書も総力研究所の分析・
報告も聞き入れることなくパールハーバーに突入。
結果、日本全土を空襲で焼け野原にし、原爆投下に至った…まさに無謀な戦争
だったわけです。
山本五十六大将は「2年なら持ちこたえて見せる。しかしそれ以上は無理だ」と明言
していたことは知られていますが、陸軍内部にもマトモな分析もあったのですね。
山本大将の戦死は、彼の飛行予定の暗号を米軍がすべて分析把握していたためですよね。
20年前に亡くなった私の父はビルマ沖で九死に一生を得た人でしたが「みな犬死以外の
何ものでもない」と哀しんでいました。
晩年にわずかな話しか聞けなかったのが残念です。
「数々の事実」が省みられなかったのは、帝国軍部中枢部が「情報と分析」を戦いに
必須の要素とせず「精神論」一辺倒の愚かしさとしか言いようがありません。
しかし、振り返って79年を経た今、巨額の防衛費増強・・・その愚かしさは是正されて
いるのでしょうか?!
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本当に存在した近衛内閣「総力戦研究所」・・・8/3
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たびたび話題にするNHKの朝ドラ「虎に翼」の・・・・・
8月2日放送分に出てきた「総力戦研究所」の存在です。
私は不覚にもドラマの中の話かと思っていたのですが・・・
朝日新聞 8月2日付けの「百年 未来への歴史」。
「1940年9月に近衛内閣が『総力戦研究所』を設置し、『武力、思想、政略、
経済戦を一元的に総合せる総力戦に関する体系の研究の不十分なる現状を打開
すること』を目的とした」
とあるのです。そして、41年8月、同研究所の出した報告は「対米戦争は必敗」。
朝ドラでは、主人公の上司である星判事が自身の後悔を吐露する場面で、
「自分は総力研究所に在籍していた。さまざまな場面をさまざまに検討した結果
「敗ける」と具申したが戦争を回避することは出来なかった・・・。
自分はごめんなさいとしか言えない」・・・と。
上記記事の前段に掲載されているのは、39年9月に帝国陸軍内部に設けられた
「戦争経済研究班(秋丸機関)」。
こちらの方は、昔、近現代史を学んでいた時に目にした記憶があったのですが、
総力研究所については知りませんでした。
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PFI契約解除に伴う訴訟、9月27日に判決・・・7/30
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17億円余の増加費用請求訴訟について、・・・・・
判決言い渡しが9月27日に決まりました!
これは、
『PFI契約で実施しなかった事業の延期に伴って、
SPCのエリアプラン社側が17億円もの増加費用が生じた』
との言い分による訴訟。
中村健市長いわく
「事態の好転は見込めないので、裁判所提案の和解は打ち切って、判決をもらうことにした」
そうです。
既報の通りですが、結局、エリアプラン社からは、詳しい資料の提出がないまま。
7月12日には、裁判所が「出ている資料で判断するしかない」と言い出したため、
「不十分な資料を前提に、裁判所から損害賠償額の提案をされても、
その可否の判断は困難と判断」
し、和解は打ち切ることに。
のりこに言わせれば、今年の3月から「今の状況」は見えていました。
早く判決をもらうべき…と、市長にも再三、助言してきた挙句です。
ヤレヤレと言おうか、半年もムダにしたと言おうか・・・ともあれ、これ以上引きずらず
には済みます。
ちなみに、17億円の請求、ほとんど認められないのではないかと思います。
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「をかしくあはれな平安文学~『源氏物語』とその周辺~」が・・・・・
8月24日から岩瀬文庫で開催されます。
NHKの大河ドラマ「光る君へ」も佳境にさしかかっていますが、『源氏物語』の
魅力と紫式部の人物像に迫りながら、同時代の『伊勢物語』や『枕草子』なども
紹介されます。
『源氏物語』の所蔵本は、江戸時代前期の写しで金襴緞子の装丁。
『枕草子』は、天明2年(1782)の写本。
『伊勢物語』も江戸時代前期の写しで、極彩色の挿絵に金箔を散らした華麗なもの
だそうです。
ぜひお楽しみに!!
同企画展は8月24日~11月17日までです。
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市内でも熱中症での救急搬送が頻発しています。・・・・・
5月下旬からは夏日が続き、7月に入ってからは35度以上の猛暑日の連続!
消防本部の発表では、7月23日までに延べ62人に達し、重症1人、中等症14人、
軽症が47人といい、畑や道路で倒れていたり、手足のしびれで身動きが取れなく
なり一過性意識消失したケースも。
室温や空調の管理、水分補給、外出時の日除け対策、適度な運動で気をつけましょう!!
独り暮らしの母は92歳になるので「OS1(予防飲料オーエスワン)」を差入れてい
ますが、「何でもない時には飲んでもおいしくないんだけど、草取りの後とか、
ちょっとマズイな…という時は、とても美味しく感じるのよね~」といいます。
微妙な感想!?
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ゴミ弁連・・・・・
正式には、「たたかう住民とともにごみ問題の解決をめざす弁護士連絡会」といいます。
毎年1回全国大会を行っていますが、今年は西尾市で開かれ、市長も挨拶。
ホントは4年前に予定されていたのですがコロナ禍で延期されていたものです。
鈴木先生の講演のスクリーンショット
今年は、地元報告として、
❶(株)KECによる管理型産廃処分場開発事件 坂本事務局長
❷西尾市の産廃問題に関する専門的見地 鈴木輝明名城大学教授
特に、鈴木先生の講演は、
「一色干潟が三河湾の環境浄化に極めて重要な役割を果たしていること。アサリはもちろん、
真鯛やトラフグのような魚類も幼生期は一色干潟で過ごしていることなど」
が詳細なデータとともに解説されました。
もし、産廃・有害物質が湾内に拡がった場合、夏季冬季ともに三河湾が死んでしまう状況に
瀕する衝撃的な拡散図に多くの出席者から驚きの声が上がりました。
各地からの報告の時間には、
「産廃阻止!西尾市民会議」はじめ、
リニア新幹線の静岡県・首都圏での課題、
安曇野市の産廃施設、
福島県田村市のバイオマス発電、
茨木県稲城市の残土不法投棄事件など
盛りだくさんのレポートが続き、どの町も20~30年の息の長い取り組みを聞き、刺激を受けました。
大会は21・22日の2日間で、22日午後には、参加の方々が一色町生田の産廃計画地を視察。
日本でも有数の大きさの現地と一色干潟をご覧になるそうです。
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西尾駅東広場リニューアル、市民のワークショップ・・・7/20
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「西尾駅東広場のリニューアル」、こちらも「応援団だより」でお知らせのものです。
2回目の「市民から意見を聞く会」がありました。
この日は、名古屋工業大学の伊藤先生(公園整備アドバイザー)が昨年来の市民意見を反映
させた「模型」を披露。
先生からは、7000㎡もの広さがあるので、なるべく全体を広く使える工夫とし、さらに、
ちょっとした土盛りをして「高低」や「草地の部分」もつけてみました・・・・・・・・・
皆さん、いかがですか?と投げかけ。
4グループに分かれた市民の皆さんから、さらに
✓「樹木を増やしたい!」
✓「樹木は高くて、日陰ができるようなものが良い」
✓「広場に高低がつけてあるなんて初めて。楽しい」
✓「遊具の近くに水遊びが出来ると子どもが喜ぶ」
✓「イベント時にはキッチンカーが入れると良い」
✓「駐輪場をキレイにして…」
などなど、活発なやりとりで盛り上りました。
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みどり川遊歩道の「水遊び場」、QRコードでご意見下さい・・・7/18
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応援団だより103号でお知らせした「みどり川の水遊び場~噴水もあるよ!」
現地に「QRコード」が設置表示されました。
水遊び場、この夏は、試験的に土曜日曜とイベントがある時に水が流されます。
皆さんの感想、これからどうしたいかetc.スマホをかざして、アンケートに
参加して下さいね!!
通りがかった鶴城高生もさっそくQRにトライ・・・
『そうだよねぇ、この暑さ、高校生だって冷たい水は大好きです(笑)』
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今号も盛沢山のだよりです。
「にしお街なか活性化プロジェクト」のひとつ「みどり川の水遊び」が
具体化してきました。そんなニュースもスクープしています
。
どうぞご覧下さい!!
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新聞の書評で・・・・・
「原爆裁判~アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子」を知り、入手しました。
この欄でもご紹介しているように、三淵さんの本が人気ですが、それらとは一線を画す
事実が書かれている興味深いものです。
原爆報道が規制されていた戦後の歴史を踏まえながら、本書は前半で
「原爆開発から広島・長崎への原爆投下の歴史」とこれまであまり知られてこなかった、
三淵嘉子が携わった原爆裁判をテーマに書かれ、さらに「原爆投下は国際的な戦争犯罪」
とする判決文の全文も紹介されています。
この裁判は、昭和30年、広島と長崎の被爆者5人が大阪地裁と東京地裁で訴えを起こし、
原爆投下の違法性が初めて法廷で争われた国家賠償訴訟のこと。
本来なら裁判所が保管すべきものですが、近年、全国の裁判所で裁判記録の大量廃棄が
あるなか、関係資料は判決文を除き捨てられているようです。
(担当した弁護士が資料を保管していた偶然に感謝するばかりです)
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気仙沼市・・・
東日本大震災では72時間にわたって石油コンビナートが燃え続け、1400人余の
方々がお亡くなりになったところです。
震災遺構の視察にのりこ応援団で出かけました。
気仙沼市の中ほど、小高い丘がクラウドファウンディングで開発され、海を臨む場所に
慰霊碑がありました。(気仙沼市復興祈念公園)
墓碑銘には、地区別に亡くなられた方のお名前と年齢が刻まれていました。
まさに、鏡のようなとはよく言ったもので、丘からは静かな穏やかな海が見渡せました。
「ごめんね」 「よかった」 「海へ」:いずれも復興祈念公園在
阿部長商店・ホテル観洋創業者宅。地域住民のいのちを救った「いのちのらせん階段」:気仙沼港在
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、女性差別撤廃委員会が日本に求める是正項目・・・7/7
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国連の「女性差別撤廃委員会」からわが国に是正勧告が出されています。
1980年、日本政府が条約に署名。85年に批准。
男女雇用機会均等法など国内法を整備しましたが、未だに「選択的議定書」は未批准です。
国連女性差別撤廃委員会が日本に是正を求める主な指摘は以下の通りです。
▽皇室典範(女性による皇位の継承)
▽民法(選択的夫婦別姓の導入、再婚禁止期間の撤廃、離婚時の財産分与、養育費の確保)
▽刑法(性暴力犯罪を被害者視点で見直す)
▽リプロダクツ・ヘルツ・ライツ(刑法堕胎罪の撤廃、旧優生保護法被害者への補償)
▽意思決定の場に女性を増やすための戦略➡政治分野の女性の劣勢は明らかである。
▽労働法(同一価値労働同一賃金、セクハラの禁止)
▽税法(家族労働に関する所得税法の改正)
▽年金制度(高齢女性のための最低所得補償)
▽マイノリティー女性の権利擁護、ヘイトスピーチからの保護
指摘は、いずれもわが国の現実的課題そのものですが、今回「旧優生保護法被害者への補償」が
前進したことを喜びます。
どれもこれも、当然の是正であることは言うまでもありません。
国民はもっともっと声を挙げるべきです。
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最高裁が法令を憲法違反と判断したのは、戦後13件目といいます。
しかし、立法時点で違憲と明示したのは初めてのこと。大いに歓迎すべきことと思います。
判決は、旧法の違憲性について「不良な子孫の淘汰」を目的に不妊手術を認める規定は
「当時の社会状況をいかに勘案しても正当化できない」と指摘。以下に続きます。
生殖能力を失わせるという重大な犠牲を強要し、憲法13条が保障する
「自己の意思に反して身体への侵襲を受けない自由」を侵害する。
また、障がいがある人らだけを手術の対象としたのは差別的取り扱いで「法の下の平等」を
定めた憲法14条にも違反する。
その上で、明白に違憲の法律をつくった国会議員の立法行為自体が「違法だった」と断定。
これまで1989年以降、当時の最高裁は不法行為への損害賠償権は20年経てば消滅すると
判示したため、国側はこれにより「請求権は消滅した」と主張してきた。
しかし、今回、大法廷は「当初から違憲と評価される立法であり、手術を進めた国の責任は
極めて重大で、96年の旧法廃止後も被害補償をしなかった点を踏まえ、時間の経過で国が
賠償責任を免れるのは「著しく正義・公平の理念に反し、到底、容認できない」」と判断
したもの。
最高裁が過去を見直すことに拍手喝さいです。
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旧優生保護法による強制不妊に対して最高裁が「違憲」の判決。・・・・・
「人権侵害重大、請求権は消滅せず」と明快!!
旧優生保護法の下で不妊手術を強制されたのは憲法違反として、障がい者らが国に
損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審で、最高裁大法廷は、旧法を「立法時点で
違憲だった」として、15人の裁判官全員の一致で国に損害賠償を命じる判決を言い
渡しました。
不法行為から20年で賠償請求権が消える除斥期間については、人権侵害の重大性に
照らし「適用するのは著しく正義、公平の理念に反する」と判断したのです。
これまで長らく闘い続けてきた手術を受けた方々は約25,000人といわれます。
無念にも亡くなられた方々も多く、高齢になられた方々ばかりです。この判決で治癒
されるはずもありませんが、一日も早く正当に救済される法案を整備されることを願
うばかりです。
なお、大法廷は、2審で原告が勝訴した4件について国の上告を棄却して賠償命令を
確定させ、原告が敗訴した1件は国の賠償責任を前提に額を決めさせるため、審理を
高裁に差し戻すという真っ当な判断。
司法は生きていたといえましょう。ただ、余りにも時間がかかり過ぎましたが。
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西尾駅前広場のリニューアルに向けて市民のワークショップ・・・6/28
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西尾駅前広場を・・・・・
リニューアルする計画に向けて、市民のワークショップ(WS)が続けられています。
6月22日午後に行われたWSをのぞきました。
昨年の公募意見の報告のあと、進行係が「今日、参加したみなさんは如何お考えですか?」
と続けたところ、西尾駅のペデストリアンデッキにある広場「おいでっき」をもっと活用
できないか、階下の広場と結ぶ工夫はできないかetcなどの意見が出されました。
デンマークのいろいろな広場、緑一杯の芝生広場も紹介されていました。
7月20日に第2回のWSが行われます。どなたでも参加歓迎…どうぞお出かけ下さい。
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中日の報道「SPCから54億円の損害賠償」の記事・・・6/26
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「SPC:エリアプランから、・・・・・
西尾市に対して『54億円余』の損害賠償が請求され、7月中に裁判所から
和解案が提示される・・・」との報道がありました。
裁判所から「損害賠償については、双方で見解を出してはどうか」と提案がなされ、
SPCが損害賠償の金額とその根拠を示すよう求められているのは事実ですが、これ
から先がどうなるかは、まだまだ未定。
議会にも先日、その経緯の報告があったところですが、市は、どこまで話合いを続けるか
どうかも検討中です。
また、54億円の内容が精査されない限り、裁判所が「和解案」を出せるはずもありません。
本来は「17億円の遅延損害金請求訴訟」を担当している裁判官ですから、損害賠償は担当
外の話なんです。
(だから、私はまず「17億円についての判決」をもらうべきであり、
担当外の話など不必要と考えています)
そもそも、損害賠償というのは
「請け負った事業を完了した時に、儲かったはずの金額が得られなかったから賠償を求める」こと。
別名「得べかりし利益」ともいいます。
しかし、考えてもみて下さい!本市の場合、200億円の事業ですよ!
「得られたはずの利益」が54億円もあるんですか!?
これまで、SPCからは訴訟が幾つも起こされ、どの訴訟でも、極めて多額の請求が続けら
れてきました。
しかし、1件を除いて、それら主張は認められず、市側が勝訴しているのです。
とんでもない金額「54億円」を請求し、税金から払え!!という言い分には呆れるばかりです。
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映画「トノバン~音楽家加藤和彦とその時代」・・・6/23
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フォーク・クルセイダーズの「帰ってきたヨッパライ」、・・・・・
大手レコード会社からではなく、無名の若者たちの曲が深夜のラジオ放送から発信され、
社会現象にもなったインディーズは彼らの業績でしょう。
当時は、へんてこりんな曲と感じるばかりで、それほど好きではなかったのですが、
その後に発表された曲は、まさに、青春の日々を彩る数々でした。
映画では「イムジン河」「悲しくやりきれない」「あの素晴らしい愛をもう一度」始め
「サン・サルヴァドール」「ディアギレフの見えない手」などなど懐かしい・・・。
「SMALL CAFÉ」という曲が良い感じだったので、帰りにタワーレコードで入手。
忙中閑あり。ご機嫌で帰途についた次第。
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(議会内)会派「資質向上をめざす無所属の会」を設立・・・6/21
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6月議会最終日の令和7年度議会人事を前に、・・・・・
無所属の3名で会派をつくりました。
名称は「資質向上をめざす無所属の会」。
所属議員の構成は、「杉浦功記さんと佐々木映美さん」、それに、「鈴木規子」です。
これまで通り、議案に対する対応は各自がそれぞれに判断し、会派としての拘束は行い
ません。ですから、「無所属」の名称は残しています。
議会運営については、議会運営委員会の「正式メンバー」となりました。
これまでのオブザーバー参加ではなく採決権を得ましたので、3名の合意形成を図りつつ、
適正妥当な議会運営に資する対応を行っていきたいと考えています。
のりこは、これまた従前通り「是々非々」で判断していきます。
施策・予算決算ともに、ポイントは、
『現在から将来にかけて、西尾市民の利益の資するかどうか』
です。
もちろん、政策と行財政改革の提言も続けていきます。
会派としては、私自身の考えは、
「ゆるやかな連携で、政策についての情報収集や議論を展開できれば良いな」
と願うところです。
任期も残すところ1年となりました。
これまで通り、地道に活動してまいります。
みなさんからもご意見をいただければ幸いです。
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「教員の働き方改革」、中教審にパブリック・コメントを・・・6/17
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2016年、フランスは買春側を処罰する法律を制定・・・6/12
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最近、また、新宿・歌舞伎町周辺での・・・・・
歌舞伎町 新宿・通称「トー横」
若年層の女性たちと、彼女たちを喰いモノにする買春側のことが話題になっています。
2016年、フランスでは、買春者を処罰し、売春の状況にある人を保護すべき存在
として支援する法律を制定したといいます。
日本では、売春のための客待ちをした女性たちが「勧誘した」として摘発されていますが、
買春側が罪に問われることはありません。
これは、まったくの片手落ちだと思ってきましたが、さすが、フランスだと思います。
フランスの「未成年売春被害ケア専門団体のカウンセラー」、クロード・ジョルダネラさん「談」
「売春は女性の非行だと思われてきましたが、法律で社会のまなざしが
変わりました。売春は片方がお金を払うという点で不均衡。人を魅了
してもいい、遊んでもいい、でも、他人の体を買ってはいけないと伝
えていかねばなりません。」
「性を買う側への処罰を実現 法改正で変わったフランス社会のまなざし」
※(参考)関連記事:朝日新聞デジタル版(有料)へ
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のりこの結論から言うと・・・・・
「児童クラブは民間委託しなくても、現状を改善していけば、直営で十分に
やっていくことができる」・・・です。
市長が、委託のメリットに挙げたのは
「人材を集められる」「夜は6時半までではなく7時まで預かり時間を延ばせる」
でした。
しかし、令和6年度、蓋を開けてみれば、人材はまだ足りてはいませんが、やって
いけないほどではありません。
市は「週2日以下の勤務でも採用する」と方針を変更しましたし、実際、働いてくれる
人は見つかっているといいます。
待機児童は、現在8カ所のクラブに58人いるとのことですが、それも職員が足りない
のは2カ所だけで、6か所はクラブのスペースが足りないため待機になっているといい
ますから、委託で片付く問題ではありません。
市は問題をすり替えていると言えます。
今まで、市がちゃんと向き合っていれば解決できた問題がほとんどだった…と
のりこは捉えています。
そこで、市長には、「半分は直営を残す」ように再度、提案しました。
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「国民の違和感は9割正しい」、議会が落ち着いたら読んでみよう・・・6/4
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政治収支報告、政治資金規正法・・・
どれも、一向にまともな見直し、制度改正は望むべくもない状況にウンザリします。
国民の政治不信は深まるばかり。
今に始まったことではありませんが、ホントに末期的症状ですね。
本屋で「国民の違和感は9割正しい」を見つけました。
私は、9割どころか、ほぼ全てだと思いますが、6月議会がひと段落ついたら読んで
みようと思います。
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名古屋駅前にウクライナ料理のレストラン開店・・・6/1
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NHKのニュースで、
ウクライナからの避難民の人たちがウクライナ料理レストラン「ジート」を開いたことを
知りました。
料理を取り分けるロフルスカさん(手前)らスタッフ
名古屋市中村区の県産業労働センター「ウインクあいち」に今月オープン。
調理や接客を担う避難民の方たちは「母国の味で日本への感謝を伝えたい」と来店を呼び
かけているとのこと。名古屋に行ったら寄ってみようと思います。
以下、ニュースから。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
避難民支援を続けるNPO法人「日本ウクライナ文化協会」(名古屋市)が運営。
昨年7~12月に飲食店を間借りして月1回営業し、避難民とともにランチセットを提供した
試みが好評だったため、食文化を通じた交流や避難民の雇用の場を作ろうと開店にこぎ着けた。
開業資金や人件費に充てるため、クラウドファンディング「OCOS」で400万円を目標に、
7月末まで支援を募っている。店名はウクライナ語で「ライ麦」の意味。
提供する料理は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたウクラ
イナの伝統料理「ボルシチ」のほか、キーウ風カツレツ、水ギョーザに似た「ワレニキ」など。
ロシア軍に制圧された東部地域で造られ、侵略直前に現地から運び出されたスパークリング
ワインも用意した。
接客を担当したインナ・ロフルスカさんは、昨年4月に東部ドニプロから名古屋市内に避難。
母国では心理学者だったが、日本では言葉の壁で働けずにいたといい、「仕事ができてとて
もうれしい。お客さんにこの店の全てを楽しんでほしい」と笑顔でコメント。
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記念会の講座「『一人ひとりが尊重される権利』を守る社会に」・・・5/27
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東京代々木の婦選会館で行われた研修会です。・・・・・
午前は、記念会の林陽子理事長の基調講演「女性差別撤廃条約・日本審査に向けて」。
午後は、「不登校が増える今、子どもたちに大人は何ができるか」についてNPO法人
キーデザイン代表の土橋雄平さん。
「発達障がいのある人への差別に禁止」を川島聡放送大学教授にお話いただきました。
林理事長は、国連の女性差別撤廃委員会の元日本代表で委員長も務めました。日本は、
女性差別撤廃条約は批准したものの、男女差別を明確に禁止する法律も制定されておらず、
条約は完全実施されていません。
それどころか、同委員会からはたびたび差別撤廃の勧告を受けているのが現状です。
国内法の整備にしても男女別姓も認められない状況は嘆かわしい限り。
これらをどのように国内で認知させていくか・・・知恵を絞りたいです。
講座終了後、講師の土橋さん(右から四人目)を囲んで意見交換。
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“そば平”という蕎麦屋さんでいただいた「すずしろ」というお蕎麦です。
大根の美しい千切りの上に大葉と茗荷、韓国の糸唐辛子がお蕎麦の上に飾られています。
そばつゆをかけ回し、山葵を添えていただきました。
友人から勧められたお店ですが、目にも心地よい涼し気な献立に大満足です。
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岩瀬文庫企画展「昔むかしのSDGs」・・・5/22
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岩瀬文庫で始まっているのが、「昔むかしのSDGs」
“無駄にしない”“もったいない”いろんな言い方がありますが、岩瀬文庫では、
古文書の中から、昔のSDGsを紹介しています。
企画展 図録 A4 20頁 500円
「屑拾い」は、高齢者には覚えのある商売。落語にも登場していますよね。
「屑ぃ~、お払い・・・」なんて呼び声というか、ご町内を宣伝して歩く姿がありました。
もっとも、歩くのではなくゆっくり走る軽トラでしたが。
「墨書きの和紙」は、世界でも指折りの「歴史の語り部」だと思いますが、昔の襖などの
裏打ちに貼られた「使い古しの和紙」は、隠された史実の発見につながる場合もあるとか。
NHKの歴史番組でみた記憶があります。
凄い文化ですよね。
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あっという間に6月議会です。・・・・・
のりこが取り上げるのは、
❶西尾市職員定員適正化計画について。
そして、今回も「児童クラブ問題」について第4弾、
❷児童クラブ民間委託計画の健全化です。
登壇は、6月の5日(水曜日)もしくは6日(木曜日)の予定。
詳しくは、日程が決まり次第お知らせします。
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三ヶ根山スカイラインで、あじさいの花が咲き始めました。
6月1日から30日までは「あじさいまつり」。
「三河湾を背景に、美しく咲き誇るあじさいをお楽しみ下さい」との案内が届きました。
6月15日(土)には、三ヶ根山スカイライン山頂駐車場で「あじさいフェスティバル」。
物産展や空くじなしの大抽選会やバルーンアートショー「クラウンCB&BB」、
あじさいポットの無料配布などもあるそうです。
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ニュースにビックリ、「退職届の提出を請け負う企業」・・・5/11
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退職届を出せない若者が、・・・・・
請負業者に代行を依頼する・・・ニュースに吃驚するやら呆れるやら。
辞める辞めないでトラブルになるのか、届けを出すのも面倒がるのか、その事情は
よく分かりませんが、代行会社の名前は「モームリ」だそうな。
社員が、依頼先の会社に電話で、依頼者の退職を告げるところが放映されていました。
「こちら、『モームリ』ですが、この度、●●さんが退職したい云々」なーんて電話、
もし、私が受けたら、何て人を馬鹿にした企業名だと・・・怒り狂いそうです。
次の日の新聞にも同様の記事がありましたが、「SARABA」とか「EXIT」など極めて
分かりやすいネーミング。
ブラックからの離職を支援します・・・だそうですが、世の中も変わったもの。
そうした中には、退職代行会社の社員からの相談もあるそうな。
笑い話ですかね、これ?!
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夜は、元総理の宇野氏の生家の造り酒屋を、市が購入した和食店で歓談。
自費なので近江牛を堪能しましたが、森中市長は「中山道の街並みを市のシンボル
にしたい!」と熱弁。
総務省のキャリア官僚で「守山市に派遣されたが、守山の暮らしやすさに引かれて
市長になった」そうです。
西尾市の中村市長とまさに同年代ですが、話し出したら止まらない熱い人でした。
1日目は、守山市発達支援センターも訪問。
滋賀県では、各市町に1カ所ずつ発達支援センター設置を求めており、大きなセンター
ではなく、身近で気軽に相談できる場所が良いと評価されているそうですが、乳幼児期
から就労期まで切れ目ない支援が続けられていることが良く判りました。
滋賀県には、糸賀一雄さんという児童福祉の大家がおられ、「この子らを世の灯に」と
喝破されていますが、そうした足跡は確かなものを生んでいると感じます。
守山市では、障がい児童の移住も多いそうですが、愛知県の障がい児福祉の貧困さから
すると羨ましさを覚えました。
市立図書館は、学生たち、子どもたちで大にぎわい。
木材の多用と大きな窓からの新緑は何よりも居心地の良さを感じさせるものでした。
図書館でのメモリアルコンサートを続けて来られた菱倉佳代さん、高齢者介護の現場を
案内してくれた奥野真弓さん、ありがとう。
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財政研究会の議員仲間で、滋賀県守山市を視察しました。
以前、会で共に学んだ議員が2人いて、かねがね、守山市の自慢を聞いていたのです。
米原市からJRで30分、京都までも27分で、京阪の通勤圏として人口は増加の一途。
駅前にはマンション群が立ち並び、賑やかですが、北方向の琵琶湖周辺は稲作が盛んで
都会と田舎のよきバランスがあるといいます。
初日は、森中市長の案内で、昨年に開庁した新庁舎を拝見。
隈研吾氏のデザインで、滋賀県産の木材をふんだんに使った明るい庁内は、個人の机を
とっぱらい、今風のフリーワークスペース。
ここは事務機器のオカムラからの「新時代の市役所」とのアドバイスだそうです。
階段部分も踏み込みが長めで高さは低め。高齢者にも優しいバリアフリー仕様。
隈研吾と聞くと、費用のほどは??となりましたが、国立競技場を請け負う前に入札で
7社の中から選定されたそうで、通常の価格だったとのこと。
隈氏は、同市の図書館も手掛けていることからの応募で、木の香りや森の中にいるよう
公共施設をめざした造りはとても良い感じ。
併設のイタリアンレストランは人気でなかなか予約が取れない場所。
庁舎とともに市民にも大好評だそうです。
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「市川記念会のセミナー」にずっと通っていることは、度々、・・・・・
お知らせしてきましたが、今般、「OG会」ができました。のりこも設立発起人。
最初の事業として、昨年4月に亡くなられた同会の山口みつ子理事長(市川房枝公設秘書)
の追悼集を編むことになり、多くのOGたちへの寄稿の呼びかけに連休を使いました。
記念会では、セミナー生を対象に、今までに
「47人の挑戦~市民派議員として」
「議会はあなたを待っている」
の2冊を発刊しており、のりこの一文も収録されていますが、全国に散らばる
仲間たちとの旧交を温める機会にもなりました。
滋賀県守山市議を3期務めた菱倉佳代さんは、リタイアして畑仕事に勤しむ
だけと言いながら、実は、守山市立図書館で「東日本大震災を忘れない~メモ
リアルコンサート」を毎月11日に開催。
今月で143回目を数えるといいます。
多くを語らず黙々と素敵な活動を続けている友人を心から誇りに思います。
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「初夏号」が出来上がりました。
応援団総会、2023年度の事業報告と会計報告、新年度の予定など、ご覧下さい。
3月議会の報告では、「児童クラブの民間委託問題」のパート3。
市長は、始めっから「委託ありき」だったことが明々白々!!
~調査しました!アンケート取りました!の数々はアリバイ作りでしかなかった
のが情けない限りです。
西尾市のホームページ「議会中継」を視ていただくと、市長も担当職員も楽を
したいばっかりに聞こえるのは、のりこの耳が悪いせい?!?
このまま、委託に突入してホントに大丈夫なのか?・・・本文をご覧下さい。
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朝の連続ドラマ「虎に翼」を楽しんでみています。
モデルとなった三淵嘉子さんは、女性法曹の草分けで、昭和初期から女性に門戸を
開いていた明治大学の出身。
(ちなみに、私の師匠である故山口みつ子さん(市川房枝公設秘書)も同学窓)
アメリカの裁判所、女性法曹の働きも視察し、日本に家庭裁判所をつくるにあたって
大変に尽力された方です。「虎に翼」とは「鬼に金棒」と同じ意味とか。
今週は「親権」が取り上げられ、旧民法では、「子どもの親権は父親(家長)にしか
認められない」ため、主人公(寅子)の学友が「子どもの親権獲得のために法律を学ぶ」
「今はダメでも、頑張る人がいなきゃ!」というエピソードが語られました。
折しも、「共同親権」が衆議院を通過したばかり。私は、審議不十分で、問題をはらむ
疑義を強く感じます。
話合い困難な調停案件は山ほど・・・1万数千件とか。
子どもの意見を聴くとしても如何に。DVを軽くみる「男の論理」を感じてしまいます。
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・・・「NO!!」を突き付けるしかない・・・4/23
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市川記念会の「ここがおかしい! 日本の選挙」では、・・・・・
市民派でお金をかけない選挙を実践している女性議員ということで、
のりことつくば市の川久保さんが登壇したことはお知らせしました。
進行役の三浦さんが力説されたのは、
「金権選挙」と「公職選挙法に抜け道が多い」のではないかという疑問です。
自民党の「裏金問題」は「派閥問題」に矮小化され、一向に進展がありません。
法改正についても、議員への「連座制」適用が言われていますが、自民党は
グズグズ言い、実効性のある処方箋は望むべくもありません。
「確認証」なんて、どうでもできる方便!!
私は、連座制を言う前に(後にも…)、雇用主としての管理監督責任をシッカリ
糺すべきだと考えます。
知らなかったも、自分じゃないも通りますまい。
それが出来なきゃ今度こそ「NO!!」を突き付けるべきですね!!!
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5月12日(日)10時から議会報告会・・・4/20
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議会報告会が5月12日(日)午前10時~、市役所5Fの大会議室で行われます。
申込は不要で、どなたでも参加でき、出入りも自由です。
4つの委員会(企画総務・厚生環境・文教共創・経済建設)が3月議会の内容を説明します。
中には「今、何が問題になっているか…」を取り上げる場面もありますのでご期待下さい。
ZOOMによるリモート視聴もできますよ。
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ごみ分別に熱心なスタッフが朝日新聞の切り抜きを届けてくれました。・・・・・
<埋立てごみ8割超を削減>
鹿児島県大隅半島にある大崎町。人口1万2千人の小さな町です。
分別が始まったのは28年前。今やリサイクル率84%。
当時は、隣の志布志市と共同ですべてのごみを埋立て処分していたといいます。
【大崎モデル】
❶.町民はごみを28に分別。細かいけど慣れれば「当然」
❷.ごみの約3割を占める生ごみはリサイクルに回す
❸.ごみのリサイクル率は84%なので、ごみはごみにあらず「資源」と捉える。
◎紅茶のティーバックは、3分別する ~ ①茶葉②パックの不織布③持ち手の紙部分
◎燃えるごみの3割にもなる「紙おむつ」もリサイクル~製造企業と提携している
九州の小規模市町では、焼却場を持たずに埋立て処理をしていたところが多く、埋立てが
満杯になることからリサイクルが進んだ事例が多々あります。
紙おむつは、製造会社のユニ・チャームが再生を進めていますが、まだ大規模に行うところ
まではいっていないようです。
現在までのところ、小さな市町村の方が実績を上げていますが、市の規模が大きくなるに
つれて「共通認識」に至るまでが大変・・・西尾市で言えば、旧3町の方が進んでいたという
ブーイングにも一理あり・・・環境だけでなく、お金の問題とも関連づける必要を感じます。
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のりこ、市川記念会の講座、シンポジウムでしゃべる・・・4/13
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「ここがおかしい! 日本の選挙」というテーマ。・・・・・
シンポジウムの第1回目は「公職選挙法」を取り上げ、「お金をかけない選挙」の
実践例として、茨木県つくば市議の川久保皆美さん&のりこが、事例発表者として
登壇しました。
進行役は、上智大学の三浦まり(法学部法律学科教授)氏。
五百蔵洋一氏(弁護士として選挙違反事件を多数扱う)が公職選挙法の曖昧さ
について解説をされましたが、立候補する側としてはどうであれ、法の範囲内で
最善の努力をするのみ。
のりこと応援団はおかげで7期までも連続当選を重ねることができましたので、
「住民参加型選挙の実践」と市川房枝記念会が「無所属の女性議員を支援してきた歴史」
を話してきました。
「住民参加型選挙の実践」では、7日間の選挙期間中は、「たらこの唄」の替え歌を流し
ながら、街宣車に乗りっぱなし。
毎日2~3分の街頭演説をあちこちで続けるスタイルですが、参加してくれる人たちは
みんなボランティアで、活動資金は本人を含めたカンパですから、その結果として
「お金を使わない選挙」になったもの。
初戦からずっと住民参加型を続けてこられたことは、有難いことだと改めて思います。
つくば市議の川久保皆美さんは30歳代。
千代田区から転居して「子育て施策の違いにビックリ」ふたりの子を育てる弁護士でもあり、
ひとりでもできる選挙運動を実践。
SNSを駆使して上位当選したという頼もしい若手。
この10月は2期目の選挙だそうですから、ぜひ頑張って欲しいとエールを送りました。
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神戸の「特定妊婦」を支える民間相談窓口・・・4/8
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「神戸市にある「小さないのちのドア」は・・・・・
予期せぬ妊娠や出産の相談に24時間体制で応じる公益社団法人」・・・
・・・の読売新聞の記事を読みました。
2018年、助産師の永原郁子さん(66歳)が立ち上げ、貧困などで産前から支援が
必要な「特定妊婦」を支えるために開設。
これまでの5年間に相談者は1万2000人以上で、10~20代が約6割。
自治体などの相談窓口が閉まる午後5時~翌朝9時の相談が7割で、LINEやインスタ
グラムなどSNSでの相談がやはり7割を占めるのだそうです。
看護師や社会福祉士、臨床心理士などの資格を持つ職員が夜間も最低2人は常駐して
対応しているそうです。
「緊急の相談も多く、妊婦健診を受診しないまま出産した直後の相談が9人、
未受診で陣痛がきてからの相談が16人」・・・
とありましたから、本当に困った末のSOSだとは思いましたが、やはり、自治体への
相談は二の足を踏むのでしょうか。
厚労省の調査では、特定妊婦の数は増える一方で、2009年の994人から2020年には
8,327人といいます。
西尾市でも、以前、公園のトイレで出産、赤ちゃんを死なせてしまった事件がありました。
虐待やDV、貧困が背景にあるとのことですが、西尾市でも「保健センター」があり、
「家庭児童支援室」もあります。
職員は親身に相談に乗ってくれるはず・・・ノックをして欲しいと思います。
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4月から開設、西尾市民病院「訪問看護ステーション」・・・4/4
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西尾市民病院では、新たに「訪問看護ステーション」が開設されます。・・・・・
これまで、急性期の疾患が落ち着き、退院できるようになっても、人工呼吸器や床ずれ処置
など医療管理を家族が行うことが難しい場合、自宅に帰りたくても帰れない場面がありました。
訪問看護ステーションでは、そうした場合にも、自宅を訪問してフォローすることができます。
在宅療養を支援したいと動き出すのは、看護師3名、リハビリテーションスタッフ1名の4名で、
ゆくゆくは人員を増やして、24時間オンコールで患者さんの急変にも対応できる体制を整える
計画といいます。
「院内には、認知症や摂食嚥下障害、がん看護、皮膚・排泄ケア、慢性呼吸器疾患
などに精通した認定看護師がいます。そうしたスペシャリストや専門医の力を動
員して、在宅医療で困っている患者さんや家族を支援していきます。」
~西尾市民病院広報誌「Ciao」より~
・・・と同ステーションスタッフは意気込んでいるそうです。
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「市長さん、児童クラブの運営 マジメに考えようよ!!」です。
昨年3月議会で取り上げた時と、市長の答弁は全く変わらないまま!!
既に、業者も決まっているのではないか・・・と思えるような「委託ありき」!!
一度、民間に渡したら元には戻せない・・・困るのは子どもたちと働く職員なのですが!
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公文書の意義、福田康夫元首相が語る その3・・・3/30
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つづき
~裏金問題といえば、派閥が解散に追い込まれた安倍派は、そもそも父の福田威夫
元首相が田中派の金権体質への対抗軸として結成したものでした~
「皮肉なもの。ちょっと脱線するが、派閥がなくならないのは、派閥が大きくなると
権力を握る力を持つことができる。その魔力のせいだ。『数は力なり』。田中派が
まさにそうだった。」
「安倍政権も長期化し、派閥も100人規模になり、最大派閥として退陣後も人事などで
政権に影響力を持ち続けた。その結果、官僚にも忖度という力学が生まれやすくなった。
派閥が肥大化する大きな弊害の一つはそこにある。」
~財務省の公文書が改ざんされた森友学園問題がそうでした~
「官僚は、上から評価してもらうため、自らの身を守るために忖度して行動しがち。
内閣人事局ができたことで官僚に対する官邸の人事権が強まったこともその傾向を強め
ている。文書改ざんは過度に忖度したということだろう。―後略―」
「最も重要なことは、中立性、公正性。時の政権の意向を忖度したり、偏った記録を保存
したりしては、正しい歴史の記録の集積にならない。」
「歴史認識の問題にしても、日本にとって不都合な事実も事実として認めなければいけない。
国民が自分の目で見て歴史を正しく判断する。そのためのデータを提供するのが公文書館
の使命である。」
了
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公文書の意義、福田康夫元首相が語る その2・・・3/29
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つづき・・・・・
~政治の責任はどうですか?~
「大きくいえば、政治の責任だ。きちんと記録を残すように関係省庁に促したのかどうか。
記録がなければ、後々、検証ができない。検証できなければ、教訓を後世に生かすこと
もできない。」
「今回の裏金問題も同じ構図といえる。なぜ、このようなシステムができあがったのかを
解明し検証しないと有効な対策がとれないと野党が国会で追及している通りだ。」
「最も極端なケースは、敗戦直後に各省で資料が一斉に焼却されたこと。戦争責任の追及を
恐れた政治指導者が責任追及を回避するために証拠隠滅を図ろうと指示したものだった。」
~第2次安倍政権では、公文書改ざんが明らかになりました~
「事実を正しく記録したものでなければならない。その公文書が偏っていたり、事実と違って
いたりしたら、国民にも、対外的にも信用されなくなる。改ざんがいけないのは公文書に限っ
たことではないが。」
不覚にも、福田氏にこれほど公文書法に深い思いがあることを知らなかったので驚きでした。
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公文書の意義、福田康夫元首相が語る その1・・・3/28
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国立公文書が5年後に新たに開館します。・・・・・
「公文書、その一つ一つが、国家を形づくっている石垣です。」
と福田康夫元首相が語っています。
~『公文書管理法』が制定されたのは2009年。道筋をつけたのが福田氏~
「国家として歴史の事実の記録をきちんと残していく。事実を知ることは民主主義の原点、
民主国家の義務だ。当然のことだが、日本にはその基礎となる法律がなかった。民主主義
国家として恥ずかしいこと。」
「米国の公文書館には、国の歴史が詳細に保存され、それを国民が容易に観ることができる。
その記録の豊富さ、閲覧のしやすさにも驚かされた。こういうものをわが国にもつくらな
ければと痛感した。」
~2011年の東日本大震災では、当初、原子力災害対策本部などの議事録を作って
いませんでした~
「震災が起きたのは法律が施行される1か月前のこと。未曾有の大惨事に政治と行政はどう
向き合ったのか。後世の教訓になるべき貴重な事実が記録されていないなど考えられない
ことだ。」
「なぜ記録しなかったのか。混乱していたことは理解するけれども、法律があろうがなかろ
うが、記録を残すべきだった。」
朝日新聞(3/26付)より
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新年度予算、「ハコ」は多いけど「人」の手当は???・・・3/22
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「ハコもの」には一生懸命だけど、・・・・・
人の手当には目が向けられていない・・・これも既報の通りですが、昔の臨時職員は、
国の制度改定で、全国統一の「会計年度職員」という名前になりました。
会計年度というのは、「その年度1年限りの雇用」という意味です。
ま、多くは翌年も継続されますが、でも基本は1年。身分は不安定なのです。
保育士も多く、離職者が絶えません。
昨年も10名以上。就職準備金を返還しても辞めるという人も複数いたのです。
賃金は県の最低賃金にほんのちょっと足した程度にとどまります。
児童クラブの支援員さんも辞める人が多くて困っていると、この間、議会ではさんざん
言われてきましたが、保育士も一緒なのです。
特に、来年は、国の制度改正から4年経ち、制度上では繰り返して雇用された会計年度
職員も一度、全員解雇とされる年度となっています。
さて、彼女たちがどのように処遇されるのか、心配でなりません。
これは、官製ワーキングプア問題以外の何物でもないと思います。
みよし市のように、独自に賃金を8%アップさせ、離職を防ぐ英断を下す自治体も出現
しましたが、中村健市長には全くそんな考えはなさそうです。
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3月最終本会議、「お金使い過ぎ」の新年度予算に反対・・・3/21
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新年度予算は過去最高の規模になりました。・・・・・
ところが、税収は個人市民税も固定資産税も昨年以下。法人市民税も数百万程度の
微増でしかありません。
予算が増えているのは、児童手当の増額や定率減税の分など、国から交付される額が
増えているだけで実質的な内容ではありません。
過去3年のコロナ禍と同じ。水膨れとまでは言いませんが、単純に喜ぶ内容ではないのです。
しかし、建設事業に使うお金は昨年の5割増し。ついでに起債(借金)も57%増し。
「ハコモノ行政」に戻ったかの大盤振る舞いは、先に報告した通りです。
学校施設や保育施設の新築に増改築・・・確かに必要な事業ばかりですが、それにしても
一気に手を拡げ過ぎではないかと思うのです。
なにしろ、市長の任期は残り1年ちょっと。借金を一気に増やして、あとの政策には知らん
では困ります。
どうぞ、の本会議討論をご覧下さい!
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「産廃阻止!西尾市民会議」から産廃計画業者に文書・・・3/18
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一色町生田地区の産廃計画業者に対して、市民団体が文書を出しました。・・・・・
内容は、
「業者が産廃計画を白紙撤回する意思があるかどうかを確認したく、3月末を回答の期限とする」
というもの。
発端は、一昨年、業者が西尾市に対して
「産廃ではなく、太陽光発電に計画を切り替えることを考えている。その際には、市に協力を求めたい」
と文書を送ってきたこと。
市は、
「計画を変更するなら、まず、その前に産廃の計画は白紙撤回をしてもらいたい。」
と回答しました。
ところが、その後、業者からは何の返事もなく、なしのつぶてで1年半が経過。
先月4日に市民会議が産廃講演会を催し、現状を説明したところ、多くの市民と有識者からも
「そんな状況ならば黙っていないで、市民団体からも業者に白紙撤回を求めるべき」
と声が上がりました。
そこで、冒頭の文書が出されたのです。さて、業者から返事は来るでしょうか。
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さて、景気よくハコ物をバンバン造る一方、・・・・・
生活弱者対策、子どもたち、「人づくり」の対策はおざなりです。
生活保護世帯は、コロナ禍以降、増え続け、600世帯に及ぶ見込みといい、
ケースワーカーの職員は1人当たり100世帯を担当することになります。
昨年は90世帯・・・厚労省は適正は担当数は80世帯としていますから、
25%オーバー。
担当部では人員増を要望しているとのことですが、目を向けられないままのようです。
貧困世帯の児童数も増えており、家庭児童支援課が関わる相談も件数が増えています。
虐待対策などから言えば、専門職である保健師の配置が望まれますが、
こちらも、なかなか。
「8050問題」と言われて久しく、80代の高齢者が、引きこもりの50代を老齢年金で
養っている現状は、都会だけの問題ではありません。
正確にいえば、そうした現状は、実は「見えないまま放置されている」と言えましょう。
大阪府豊中市では、10数年前から社会福祉協議会と市が連携して「発見と対応」に
頑張っていると聞きますが、多くの自治体が生活保護対策に手一杯とも…。
こういう時期だからこそ「人」にお金をかけるべきだと、私は思うのですが、
みなさん、いかがお考えですか?!
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建設事業だけではありません。・・・・・
それ以上に問題なのは起債(借金)の拡大。
令和6年は、67億円もの起債を一気に増やしたのです。
去年が26億円、一昨年が16億円、その前が18億円でしたから、いかに
大風呂敷を拡げたことか!!
市長の任期はあと1年と少し。
将来世代に大きくツケを残す借金増大!
無責任過ぎると言わざるを得ません‼
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令和6年度予算、大盤振る舞いの建設事業・・・3/8
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令和6年度予算は733億円、去年に続いて過去最高額です。・・・・・
令和4・5年はコロナ禍対策で水膨れの感がありましたが、6年度については、
児童手当や定率減税など国からの影響も続いています。
そして、何と建設事業が昨年の100億円から158億円と6割増しの大盤振る
舞いなのです。
学校施設の大規模改修や保育園の新築など、やらなければならないのは分かり
ますが、急ぎ過ぎです。
予定されていた文化会館の改修30億円だけではなく、まったく新たに計画した
生涯学習センターが20億円と大型事業が目白押しです。
まだまだ、PFI契約も損害賠償まで片付いたわけじゃありません。
まさに「ハコもの行政」に逆戻りです。
税収も必ずしも安定しているわけではありませんし、円安もどこまでどうなるか・・・
気を緩めている場合じゃないと思うのですが。
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一般質問、児童クラブ問題に憤懣やるかたなし!!#2・・・3/3
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民間委託の業者選定は、26カ所をAB2つのブロックに分け、公募型プロポーザルの
方式で進めたいといいます。
市長は「数多くの業者から、さまざまな提案を競ってもらい、良い業者を選びたい」と
のたまいます。
競争性を担保し、業者の倒産などトラブルがあった時には1社だけでなく複数の業者が
入っていればリスク対応ができますから、これは必須条件ですよね。
しかし今回、問題なのは、市長が「公募プロポーザルでは、ブロック毎に別の業者を選定
することはできない。両方とも同じ業者になるのはアリで、仕方がない」と言い放ったこと。
いやいや、それはあり得ません。
自治体が公募する段階であれこれ条件をつけ、それを承知したうえで、独自の提案をプレゼン
するのが公募型プロポーザル方式ですからね。
これはどう考えても、26カ所全部を一緒に委託しようという魂胆にしか思えません。
なぜ、人材が確保できないのか、辞める人が多いのはなぜか?
嘆くばかりではなく、ちゃんと原因を追及して、改善策を施さなければうまくいく訳がない!!
市長は努力もせず、『面倒なことは民間に丸投げ』して一丁あがりと考えているとしか見え
ません。
それで困るのは、子どもたちと保護者、職員なんですよ!
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一般質問、児童クラブ問題に憤懣やるかたなし!!#1・・・3/2
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引き続き、児童クラブについて質問したところ、・・・・・
市長の前のめりに憤懣やるかたなし!
昨年3月は、「議会からも意見をいただいたので、より良いやり方を考えたい」と
言っていたのに、結局、それはゴマカシで、「民間委託ありき」の結論。
令和6年の施政方針演説では「令和7年から26クラブを民間委託します!!」と宣言。
フツー、次年度の予定なんて言わないものですが、どうしても既成事実にしたかったん
でしょうね。
この4月から、各クラブにパソコンとWi-fiを入れて業務の効率化を図り、保護者との
連絡には「すぐーる」を使うことにしたのは評価しますが、それは1年だけ。
7年度からは「民間業者のシステムを使う」と言うのですから委託ありきで、ホント、
ポーズだけなんだから腹が立ちます!!
今、現場で大変なのは「職員のシフト組み」と言いますが、当節は便利なアプリがあります。
市がそれらを組み立てればよいだけだと思うんですけどね。
市として「児童クラブの内容・方向性など方針をしっかり立てること」が今、必要なことな
のに…。
市長は二言目には「民間なら、みーんなバラ色。上手くやってくれますよ」という無責任さ
ですから開いた口が塞がりません。
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議題1は、・・・・・
「PFI契約についての現状と今後をどう見通すか」についてです。
のりこの考え方は次の2点です。
❶エリアプランとの和解はほどほどにして、17億円の遅延損害金の裁判には
早く判決をもらうべきである。
❷損害賠償については、新たな裁判を起こしてもらい、市は受けて立ち、裁判
所の判決に従った賠償金を支払うことにすべきである。
判決の日も決まっていたのに延期するような「和解勧奨」なんて極めてレアなケース。
市は、
「裁判所の和解勧奨に同意したのは、どのような考え方で損害賠償の争点を
整理するのか、いずれ見極めが必要なので、その参考にするため。」
と言いますが、エリアプランは今まで、請求の金額もあいまい、証拠資料も
まったく付けないという非常識な請求の連続でした。
昨年7月に、届いた請求書も同様でしたから、のりことしては
「エリアプランの引き延ばし作戦ではないのか?」と感じてしまいます。
そもそも、6年半前から始まった「和解の話し合い」は2年もの間ずっと平行線の
ままで打ち切られ、その後は次々と裁判が起こされたのです。
ほぼ、市側が勝訴してきたから良いようなものの、最後に残ったのが17億円を請求
する裁判です。
1日も早く判決をもらって、あとは、エリアプランの出方を待てばよいじゃないかと
思っています。
ちなみに、市長曰く、
「議会にも、この間のことを説明しましたが、多くの議員から妥協することなく、
損害賠償についても判決で決着をつけるべきとの意見をいただきました」
とのこと。
ま、当然だと思います。
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各地の早咲きの桜のニュースが流れていますが、市役所の河津桜も満開!!
艶やかな色で咲き誇っています。
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合併後の「新編 西尾市史」が刊行されています。旧市史からは50年ぶり。
ご紹介するのは「別編1 美術工芸・建造物」
フルカラー5,000円はよいお値段ですが、国宝と重要文化財を多数含む
価値ありの一品です。
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無所属議員6名で「会派党代表者会議」に出席を認めるよう申入れ・・・2/19
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今、西尾の議会では、無所属の議員は「会派党代表者会議」から排除されています。
なぜかと言えば・・・、
会派(3名以上)を組んでおらず、政党(1名から認める)にも入っていないから…
という理由です。
しかし現在、無所属も昔のように1~2名ではなく6名と多人数になっていますし、
議会運営を円滑に進めるための話し合いの場に参加させない合理的理由は示されない
ままなのです。
こうした民主的ではないこれまでの「ルール」に対して、無所属グループでは申入れを
重ね、昨年は、「議会運営委員会」へのオブザーバー参加、人事選考委員会への参加を
獲得してきました。
そこで、今度は「会派党代表者会議」への参加と在り方の見直し(申入書)を求めたもの。
同会議では、「会派党代表者会談」などと名前を変えた寄り合いが行われているようで
けしからんことです。
有権者はそれぞれ個々の議員(政党は別としても)を選んでおり、「会派」なんか関係
ないはずですからね。
まして、自民党などは党籍を持っていても「選挙の時は無所属」で立候補している人が
ほとんどでしょ。
会派とは何か?と問わずにはいられません!!
今、話題の「派閥」も同様で、政策集団だといわれてもちっとも説得力を感じません。
みなさん、いかがお考えですか??
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保健行政を支える「災害時健康危機管理支援チーム:DHEAT」・・・2/18
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同じように・・・・・
被災した自治体の保健医療分野の業務を補佐するために、全国から医師や保健師を
派遣するのが「DHEAT~災害時健康危機管理支援チーム」です。
奥能登2市2町の保健所機能を担う県能登北部保健福祉センターでは、1月5日から
滋賀県東近江保健所長の医師が、チームリーダーとして20人の保健師を指揮。
多くの現地職員が登庁困難ななか、優先的に対応すべき課題を整理。
避難所での感染症対策、衛生面の指導など地元保健師との意思統一を図ったといいます。
熊本県のチームは、6日から輪島市で、体調不良者の多い避難所への医師巡回や薬不足の
状況を調べてDMATや災害支援団体に伝えるなど素早い体制づくりを図ったとのこと。
人吉保健所長は
「熊本地震の災害関連死は直接死の4倍に上った。悲劇を繰り返したくない」
と語っています。
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珠洲市での「災害派遣医療チーム」の活動・・・2/16
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能登では、輪島、珠洲、能登、穴水の4市町では未だに断水が続き、・・・・・
道路状況の改善も難しいようですが、西尾市民病院から派遣され、1月半ばに帰院
した「災害派遣医療チーム・DMAT」の報告です。
DMATは1月7日夜に本市を出発。
8日夕方に珠洲市健康増進センターに到着。
13日午前まで活動したことは既報の通りです。
しばしば耳にするDMATですが、本市の派遣は厚労省の同事務局から愛知県を通じた
第4次隊として派遣されたもの。
全国各地の多くの医師で構成される救援チームです。
降雪の中の地割れや隆起などを乗り越え、珠洲市内の高齢者施設で、自衛隊ヘリによる
県外への搬送サポートに40人を移送。
被災地職員の健康チェックなどにも携わったそうです。
初期の派遣だったこともあり、暖房もまったくない床の上で寝袋を二重にしての就寝…
清潔を保つ難しさなどの肌感覚の報告。
「福祉施設では嚥下食がなく、おかゆで対応していた。離乳食やとろみのある
スープの素などが役に立つことなど…本市でもさらに配備が必要」
との教訓もありました。
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、のりこの登壇は2月28日午前の予定・・・2/13
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3月議会は2月21日(水)から始まります。・・・・・
3月議会は初日(2/21水)に市長の施政方針演説があり、その後に、それに対する
議会からの質問が行われ、一般質問はそれらを終えてからの(2/26月)からです。
のりこの登壇は5日目(2/28水)の午前中になる予定です。
今回取り上げるのは、2議題。
❶PFI事業契約における訴訟の状況、損害賠償について
❷児童クラブの民間委託の諸課題について
「契約通りに事業を行うことが出来なかったため、17億円余の遅延損害金を払え」
とエリアプランが市を訴えた裁判。
この3月22日に判決言い渡しの予定だったのが何と延期になってしまいました。
裁判長が、エリアプランに損害賠償…どのような請求をするのか?問いただしている
そうなのですが、のりこに言わせれば大きなお世話。
いまさら、和解なんて…ねえ?!
「根拠も示さずに『金払え!』」としか言わない相手なのですから、早く判決を出して
もらって、エリアプランには、損害賠償の裁判を起こしてもらえば良いと思っています。
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あれから5週間。・・・・・
輪島の朝市通り200軒以上の消失について、特集する番組を見ます。
消防団もすぐに駆け付けたものの「水がなかった!」「水さえ出れば!」・・・。
阪神大震災の時と同じです。
消火栓から水ではなく泥が出てくるばかり…海水を引こうと思ったがそれも出来ず。
唇を嚙みしめる皆さんの姿に声がありません。
阪神の時は、大元の水道弁が開かれていなかったと聞きますし、地形的な困難もあったうえ、
神戸市役所の水道部が入っていた階がすべて圧し潰されていた不幸が重なりました。
きっと「想定外」だったのでしょう。しかし、次もまた想定外では困ります。
何をどうすれば良いのか良かったのか、次に繋がる検証が待たれます。
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県、矢作川流域の西三河上下水道事業一本化を発表・・・2/5
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現在、市・町が担っている上下水道事業について、このほど、・・・・・
愛知県が事業の一本化に向けて取り組むと発表しました。
(ただ、市・町には寝耳に水のことだったようですが…)。
人口減で料金収入への対応のほか、水道管や施設の老朽化、維持管理が年々
大きな課題となっていますが広域で連携することで効率化を図るといいます。
県と市・町で上下水道を一本化するのは、全国でも初の試み。
施設の統廃合やシステムの共有化で、省エネや脱炭素化を進めるとのことで、
来年度中に方針の取りまとめと効果の検証などを行うそうです。
能登半島地震では、広域で水道管路が破損しており、中山間部の過疎化が追い
打ちをかけている実態は他人事ではないということですね。
システム化にしても、それはそれで莫大な費用がかかります。
前のめりになり過ぎないで、冷静な取りまとめが必要だと思うところです。
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御前崎市の「住民投票」を阿形昭さん(御前崎市議)が解説。・・・・・
「住民投票」によって、業者が全面撤退を表明した好事例です。
産廃大手の大栄環境が、御前崎市の遠州灘海岸線のすぐ近くに建設を予定。
市長が管理する「池新田財産区」を借り受けて産廃処分場を計画したのは2017年のこと。
議会も賛成派、反対派に分かれたようですが、2019年12月「住民投票」が行われ、
有効投票の9割が反対票。
市長はすぐさま県知事に結果を伝え、御前崎市として「建設反対」を表明してきました。
市民の多くが計画を知ってから3年。
2021年3月に、大栄環境は撤退しました。
阿形さんは言います。
❶「住民投票は民意を示す最高の場」です。法的拘束力はありません。
しかし県知事は結果を尊重します。
❷産廃問題を西尾市全体の問題として捉えて下さい。決して、一部地域の
問題ではありません。
❸住民がどうしたいか、このまちをどうしていくのか・・・それを考える場です。
❹嫌なモノは嫌だ!!と言えばよいのです。
会場一杯の聴衆に市長も「反対!」を表明。元気を一杯もらった集会となりました。
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1月24日から「自然の記録シリーズ第4集」として動物の切手が発行されました。
岩瀬文庫の蔵書からのもので、愛らしい生態が10枚。楽しめますよ。
特殊切手ですから、どうぞお早めにお買い求め下さい。
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元旦の地震から1か月。時間が経つにつれて被害の大きさに愕然とします。
いまだに、水道も電気も復旧しない市町、避難所が多々あると聞きますが、
特に七尾市では水道がズタズタな上に、県からの水道に頼っており、県水道
もずいぶん遠方から配管されていることがネックになっているようです。
西尾市でも年々、愛知県からの県水の割合が多くなっているところですから、
配水の状況を確認していかなければならないと思うところです。
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川崎市の「夢パーク」は・・・・・
「子どもたちの居場所」として公設民営で運営されています。
ここでNPOも主宰者の西野博之氏は40年以上前から、子どもたちの居場所づくりに
励んできた、まさに旬な人。
昨年夏には、西尾市にも講演に来ておられます。
「夢パーク」では、年齢は問わず、
「子どもたちは何をしてもいい。何もしなくてもいい。自分の過ごしたいように
自由に過ごすこと」
が保障されています。
広場では、どろんこ遊びはもちろん、遊具をつくることから始まり、「冒険」が推奨
され、歓声が絶えない場所です。この日も、ホースから水は出っ放し。
職員の役割は、「子どもたちがケガをしないように見回り、危険は取り除きます。でも、
危ないことは、自分で経験して覚えればよい・・・」。
座間市では、「生活保護にとどまらず、困っている市民の生活全般を支援する=生活支援課」
の活動を伺いました。
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応援団だよりの新春号をお届けします。
市が「中心市街地活性化ビジョン」と銘打って、「こんなまちになったらいいな」と
市民の提案を形にしようとしています。
昨年から、市民公募のワークショップが始まっており、市民アンケートなども参考に、
今年は、「小さな子どもたちが水遊びできる場所づくり」など具体的になってきました。
折しも、みどり川周辺では、「にぎわいづくり」などの企画も動いています。
コミュニティー道路とみどり川の横にある「水辺の再生」は、かねて、のりこも提案
してきたこと・・・夏場に向けて楽しい遊び場ができたらいいな~。
「のりこの速報!」として、能登半島地震の被災地に向けた西尾市職員の派遣~消防本部、
市民病院からのDMATの出動状況についてもお知らせしています。
どうぞご覧下さい。
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被災地の子どもたちへの学習支援NHK for School・・・1/25
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NHKの木曜日の番組「魔改造の夜」が・・・・・
好きでよくみるのですが、それが終わった後、「NHK for School」の番組宣伝。
こんなのがあるなんて知らなかったのですが、今夜は特に「被災地の子どもたちに
見て欲しい学習支援の動画番組」と宣伝していました。
小学校は学年別に国語、算数、理科、社会から体育、音楽、図工・・・
「特別」のところでは、「プログラミング」や「Q~子どものための哲学」なんて
いうのもあり。
のりこの好きな「にほんごであそぼ」も。
中学、高校向け、特別支援、幼稚園や保育所の子どもたち向けにもてんこ盛りです。
短い動画がテーマ毎に数多く用意されているようで、ネットで“NHK for school”
ばんぐみ一覧を見てみて下さい。
それにしても災害の後に「学習支援」の番組を提供するなんて、それが嬉しい。
さすがにNHKの面目躍如ではないかと思いました。
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「自民党・派閥」の解消・・・?!?!・・・1/25
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自民党が「派閥」解消を、・・・・・
するだ、しないだ、出来ないだ・・・などと右往左往の報道が続く自民党政治刷新本部。
「派閥」は「金と人事」ではない! 政策集団だ! あーでもないこーでもない!?
でも、フツーの市民から見たら、まるで金と人事でしかなく、政策集団には見えません。
実際、過去には何度となく「派閥の解消が宣言」されてきたようですが、いつの間にか
復活している体たらく。
何十年も続いているじゃないですか。
「人事」のためじゃない・・・といいながら、岸田内閣の大臣、副大臣、政務官の人選に
加えて、すぐに始まった不祥事。
これが派閥人事でなくて何なんだ!!!
「政治不信」じゃなく「自民党不信」なのも確かな話。
本当に、「国民をばかにするのも大概にしろ!!」と言いたい日々がどれほど続いていることか。
政治資金規正法はバカバカしいほどの「ザル法」ですが、地方議会では、まともに収支報告を
行い、活動している人間もいっぱいいるんですよ!!
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一般避難所でも、・・・・・
場所さえ確保でき、それこそ段ボールベッドなどもあれば少しは落ち着けるように思えます。
知的障害や発達障害の方には、災害の状況などが判らないための混乱も多くなりましょう。
静かで落ち着けるかどうかは大きな要素と聞きます。
障害の特性や性別、また、赤ちゃん連れの場合など予め、いろいろな想定も必要です。
さて、今回の能登半島地震では、少し離れた自治体に1.5避難所や2次避難所が設置
されていますが、これはとても有効な方法だと思います。
東日本、熊本、各地の豪雨災害など近年、頻発する災害から学んだ対策ですね。
石川県では、被害を免れた温泉宿泊施設があることも幸いしているかも知れません。
多くの施設で、介護職員自身も疲弊が激しいでしょうし、被災を抱えながらの勤務で
あることも心配です。
愛知県で懸念される大規模災害の場合は、やはり、少し隔れた地域の自治体や県と協定を
結ぶなどを考えていくべきではないか・・・いろいろと考え始めています。
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さて、福祉避難所。・・・・・
300人以上が詰めかけた穴水町の避難所では、1室を自主的に「福祉避難所」に
したとの記事(朝日新聞)を見ました。
暖かで静かな部屋には段ボールベッドが並べられ、心身に障害のある人や老々介護で
夫婦双方に障害がある人など、20人ほどが過ごす場となり、ボランティアの看護師
さんも顔をのぞかせるとか。
穴水町社会福祉協議会の社会福祉士の橋本みすずさんが、公的な設置が間に合わない
ので、地震翌日に自主的につくったとのこと。
避難所の設営や管理には、そうした知識と判断を持つ人が欠かせないし、情報の共有
が重要ということですね。
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福祉避難所・・・
高齢者や障がい者、医療的ケアが必要な人など一般の避難所では生活に支障が
出ると思われる人のための避難所のことです。
のりこがこの言葉を知ったのは、2007年の能登の地震の翌年、輪島市門前町
に視察に行った時でした。
門前町の避難所で発生した感染症を予防するため、保健師さんが避難所の一角
を区切って収容し「福祉避難所」と名付けたのが始まりといいます。
公衆衛生の面から、そして、社会的弱者に不可欠な場所として、予め、避難計画
に盛り込むようになったものです。
門前町では、当時、町内会長をやっていた蕎麦屋さんが中心になって、もしもの
時に支援が必要な町内の人たちの情報を集め、地図に落とし込んで「地域で共有」
していため、スムーズな救援が出来たとも聞きました。
西尾に帰って、さっそく、一般質問で「福祉避難所」と「要援護者の地域での
情報共有」を取り上げたのは、前にもお知らせした通りです。
しかし、その福祉避難所、輪島市では25カ所を想定していたけれども、実際に
開設できたのは、2カ所だけだったとか。
良く考えれば当然ですよね。
大きな災害では、高齢者施設にしろ障がい者施設にしろ、その施設自体が被災
するのですから。
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つづき・・・・・
○物資支援として、内灘町に「携帯トイレ 3,000回分」を搬送。
幸田町が協定を結んでおり、近隣にも支援を求めたもので、
蒲郡市の1,000セットを合わせて、10日に幸田町職員が出発。
○市営住宅5戸を被災者向けに提供すると公表されました。
(受付は月~金、8時~17時15分の市役所開庁時間。先着順で代理人申込み可)
味浜住宅2戸 3DK+水洗トイレ
須原住宅1戸 3K+水洗トイレ
埋畑住宅1戸 3DK+水洗トイレ
今回は、東日本大震災や熊本地震の教訓を生かして、被災自治体を
都道府県に振り分けて支援する「対口支援(たいこうしえん)」と
いう形を取っており、愛知県は志賀町が担当だそうです。
総務省によれば、対口支援とは、全国知事会などが司令塔になり、被災側と派遣側の
自治体をペアにして、効率的効果的な支援につなげる制度で、2018年から総務省
が制度化。
輪島市では、三重県や大阪府、東京都などから駆けつけた先遣隊がそれぞれ担当の
避難所を決めて運営を補助。
必要な支援を把握するべく市職員との連絡調整にあたっているそうです。
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能登地震の詳細がようやく判ってきました。・・・・・
愛知県、関係省庁や団体からの派遣依頼が届き始め、今日の企画総務部会で、
本市からの職員派遣が発表されました。
○市民病院:DMAT(災害派遣医療チーム)5名:
医師1・看護師2・臨床工学技士1・事務職員1
⇒厚労省から4次隊として出動依頼。
7日、21時に出発。
8日、10時に公立能登総合病院到着・夕方、派遣調整本部の
珠洲市健康増進センターに到着、市内高齢者施設への
派遣が決定。
9日~13日まで活動し、15日に帰院予定。
○税務課:1名⇒志賀町に14~21日まで
○建築技師:1名⇒奥能登エリアに18~21日まで・緊急危険家屋の調査
○下水道課:1名⇒金沢市に13~23日・下水道管の被害への対応
○消防本部:第5次隊が13日~出動。
既報の通り、1日から交代で第4次隊までが活動中。輪島市門前町で救急搬送。
後方支援隊は消防の宿営・給食、避難所への保存食配給など。
愛知県隊は全82隊。
輪島市の朝市の火災現場などでも捜索中だそうです。
職員派遣だけでなく、この他にも、災害ボランティア訓練を受けた職員が出かけ
ているとききます。まだまだ余震が続くなか、二次被害に遭わないように活動さ
れんことを切に願います。
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「消防出初式・観閲式」が、・・・・・
「憩いの農園」の向かいのJA広場で行われました。
文化会館が改装中のための場所変更です。
観閲式の後のアトラクションでは、「かくし絵の披露」「消防職員のはしご乗り」、
はしご車と消防団による一斉放水が披露され、多くの市民が拍手。
私も、簡素ながらキビキビとした動作に好感を持ちました。
このところ、消防団の行事は簡略化が進められています。
団員がなかなか集まらない現状を鑑み、団員の負担を減らしていくことを模索しており、
昨年も、従前の操法大会には出場せずに、「日頃の訓練の成果の発表会」に姿を変えました。
いずれも、団員全員の意見を聞き、アンケートなども実施して内容を決めているとのこと
なので、私も今後を含めて、在り様を見守っていきたいと考えています。
輪島市への緊急消防援助隊は、元旦に派遣の1次隊に続いて2次隊、5日には入れ替わりで
3次隊が出発とのアナウンスがあり、同時に「救援募金」も行われました。
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元旦に立て続けの災害は悪夢としか言いようがありません。
そんな中で、海保機の乗務員にはお気の毒ですが、JAL機の乗客乗員が全員脱出
できたことは、あの危機的状況の中何よりのニュースでした。
原因解明は、まだこれからのことになりますが、責任追及よりも検証を先にして
もらいたいと願います。
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元旦からの大災害に言葉がありません。・・・・・
能登半島を襲ったM7、輪島市中心地の火災・・・間違いなく地震活動期にある
ことを思い知らされます。
地割れし、寸断された道路、続く余震に本当に言葉がありません。
現地の皆さんのご無事を祈りつつ、亡くなられた方とご家族にはお悔やみを申し
上げるしかない今です。
2007年(平成19年)の能登半島地震の1年後、新潟のNPOが主催する視察に
個人参加したのですが、金沢からでも「遠い…」のを実感したものです。
当時より、さらに過酷な状況。
お正月に、実家に帰っておられた方々が亡くなられていることに、親御さんの
ショックはいかばかりかとお察しします。
それにつけても、避難先など“今”足りないのは「水」そして「トイレ」のようです。
支援が一刻も早く届くことを祈るばかりです。
西尾市からは、1日の20時、救急車と資材搬送車に3名ずつの消防職員が乗車。
輪島市に向けて出発しているとのことです。(第1次隊)
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令和6年(西暦2024)謹賀新年、今年もよろしくお願いします。・・・1/1
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コロナ禍からようやく日常が戻ってきました。
年の瀬は「政治とカネ」にうんざりする日々でした。
政治団体の「収支報告書」は、毎年、のりこも「愛知県選挙管理委員会」宛に提出
していますが、本当に簡便なもので穴だらけと言えます!!
例えば、事務所の「経常経費」は、
①人件費 ②光熱水費 ③備品・消耗品費 ④事務所費
それぞれ1行ずつ金額のみを記載するだけ。
人件費として、どこの誰に、いくら支払ったのか、何人に支払ったのかなどなど
の詳細について触れることは一切ありません。
収支報告書に記載する前の「会計簿」は一応、作成することにはなっていますが、
チェックされることはありません。
まったく形式だけで、収支の数字が合ってさえいればOKというシロモノです。
それでもまず、すぐに出来る改善策は「紙ベース」ではなく「電子化」です。
国会議員の多くは複数の政治団体を持っていますが、電子化すれば集約が可能です。
できることは「山」ほどあると思います。
のりこは、2024年も「清く・正しく・美しく(笑)」活動に励みます。
どうぞよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
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21日、最終本会議で意見を述べました。・・・12/21
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12月議会の最終本会議、のりこは、・・・・・
❶「マイナ保険証の存続」に「賛成」。
❷「政府クラウドへの自治体情報の移行」について、「異議あり」。
自治体の意見を聞き、システムをキチンと整備するべき
との意見を述べました。
それぞれ、陳情が出されていたため、それら陳情に「賛成する討論」を行ったところ、
「話を聴けばもっともだと思う」と賛同する若い議員もいて、心強く思いました。
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自治体が持つ住民情報、国はどんどん一元化 その4・・・12/18
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自治体の公共システム構築を手掛ける業者らが参加する一般社団法人・・・・・
「情報サービス産業協会」では、移行作業はほとんどの自治体で期限直前の2026年
1月から3月に集中する見込みだが、公共システムの入替えには専門人材が必要で、
作業は簡単ではないうえに、期限ありきのムリな進行がシステムの安定運用に影響
しないか懸念している」と述べています。
また、情報社会学の有識者からは
「新しいシステムは入念なテストが必要だ。不具合で生活保護や児童手当の
支給が滞ることがあれば国民生活に影響が大きい」
と危惧をにじませています。
のりこは、「ムリなことをムリムリ自治体にやらせるな」という「声」を自治体自身が
挙げるべきじゃないかと思います。
そして、議会からも
「ムリなことをムリムリやらせずに、自治体の独自性も認めつつ、慎重に行うよう」
国に求めるべきと考えます。
議会までもが唯々諾々と政府の言うなりになっていては、国民は救われません。
デジタル化について、政府は迷走していると思えてしかたがありません。
国民の不信感をなくす努力なしに協力は得られないのではないでしょうか?!
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自治体が持つ住民情報、国はどんどん一元化 その3・・・12/18
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12月4日づけの朝日新聞ほかの報道によれば、・・・・・
政府は「クラウド移行」について都道府県や政令市など121自治体を対象に調査を行い、
各自治体の作業が遅れていることが明らかになったと言います。
記事のみだしは「期限ありき 自治体悲鳴 業者みつからず、膨大な移行作業」
自治体の「声」が出ているので引用します。本市でも問題は一緒ではないかと思われます。
岩手県 |
仙台市 |
既存システムの業者との契約が2025年以降も残っており、長期契約で
借りていた機器のリース料がムダになる可能性がある。
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山形県 |
山形市 |
クラウド利用料が高額になる見込み。移行費用だけでなく、利用料に
ついても財政支援がほしい。
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東京都 |
千代田区 |
マイナンバーカードを使ったオンライン手続きなどデジタル化への対応を
進めており、さらに政府クラウドへの移行は負担。
全国一律に作業することに無理がある。
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山口県 |
山口市 |
国が示す仕様書は専門用語だらけでわかりにくく、日常業務をしながら
作業するのは困難。
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などと、まさに悲鳴です。
このため、まだ移行を決めていない自治体もあるようですが、本市は移行を進めるようです。
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自治体が持つ住民情報、国はどんどん一元化 その2・・・12/18
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『政府クラウド※下注』に・・・・・
システムを移行する基本的な方針が閣議決定されたのは2022年10月でしたが、
政府が更新を重ねる仕様書は不明点も多く作業の見通しが立たないといわれており、
多くの自治体が移行を担う業者も見つからない状況のなか、2025年度末という
期限ばかりが強調されています。
高額となる移行費用については、全額が国費ではありません。
本市の場合、約10億円の見込みといいますが、国が当初に示した補助額は1億5千万円程度。
その後、全国知事会や市長会等の申入れもあり、6割から7割程度まで引き上げられは
したようですが、そもそも、国の指示なのですから全額国費でなければ、合点がいきません。
政府は、『政府クラウド』の活用でシステムの運用経費の3割減をめざすといいますが、
移行されずに現行システムが併用される場合もあると考えられ、その費用は従前より多額
と見込まれるといいますから、ことは簡単ではありません。
独自システムを残した場合、順当にカスタマイズできるのかについては定かではないようです。
※政府クラウドとは
政府と地方自治体が利用するクラウドサービスの共通基盤を指す。ガバメントクラウドと呼ばれる。
国民の個人情報を預かる重要インフラでもある。
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自治体が持つ住民情報、国はどんどん一元化 その1・・・12/18
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今、国は、・・・・・
自治体が持つ住民情報をどんどん国に一元化しようとしています。
これは「情報システム標準化」といい、政府が2025年度末までに、現行の自治体
業務の20分野を『政府クラウド』に移行するよう求めていることを指します。
20分野とは、
①戸籍 ②住民基本台帳 ③戸籍の付票 ④選挙人名簿管理 ⑤個人住民税
⑥固定資産税 ⑦法人住民税 ⑧軽自動車税 ⑨国民年金 ⑩印鑑登録
⑪国民健康保険 ⑫就学 ⑬児童手当 ⑭児童扶養手当 ⑮子ども子育て支援
⑯介護保険 ⑰後期高齢者医療 ⑱障がい者福祉 ⑲健康管理 ⑳生活保護
ほぼ全ての住民情報であり、それぞれで既存システムの改修が必要とされています。
国は、業務のシステム化を始めた当初は、自治体情報は固有のものであり、統一的な
集約は行わないと言ってきました。
しかし、その後、マイナンバーカードの現状が示すように、ほぼすべての住民情報が
一元化され、ひもづけがなされようとしているのが現実です。
昔、「地方自治における自治は3割」といわれていましたが、地方分権はどこへやら
中央集権化はどんどん強化され、今や、自治は2割にも満たないのではないでしょうか。
自治体の独自性をむりやり奪うやり方には、反発しか感じられません!
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マイナ保険証、このまま進めるの?! その2・・・12/16
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マイナ保険証に・・・・・
別人の情報がひもづけられるミスは11月までに8,695件。
そもそも情報がひもづけられていなかった事例も70万件超が発覚しているといいます。
原因は、被保険者のマイナンバーの未提出、事務処理のミス、システムの仕様の問題と
多岐にわたり、システム改修を繰り返して再発防止に努めていること自体が次のトラブル
を生じさせている懸念が消えません。
肝心の医療現場ではどうでしょうか。
報道によれば、全国保険医団体連合会が実施したアンケートでは、12月1日までに回答
した1,000医療機関のうち、575カ所でトラブルが報告されているといいます。
誤ったひもづけによる投薬・診療情報の取り違えは命に関わる事故につながりかねない
という深刻な事態です。
機微性の高い医療情報を他人が閲覧できる状態になっていたなどは、まったくもって論外
としか言いようがありません。
トラブル対応が不十分な今、「保険証を残しさえすれば問題は回避できる」のです。
マイナ保険証の利用率は6.3%をピークに、10月は4.49%と低下の一途を辿っていますが、
これは当然であり、急げば急ぐほど状況は悪化するでありましょう。
政府は一旦、立ち止まるべきだと思いますが、みなさん、いかがですか?
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マイナ保険証、このまま進めるの?! その1・・・12/16
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政府は、マイナンバー制度への批判集中以降、・・・・・
来年秋の廃止方針をいったん留保し、制度への信頼回復が廃止の前提と繰り返して
いましたが、この13日、総点検は終了したとして「予定通りの保険証廃止」を発表
しました。
しかし、今回の総点検では、マイナンバーとひもづいた全ての個人情報について間違
いがないかを確認したわけではありません。
また、政府は、マイナンバーへの不安を取り繕うため、今月15日から暗証番号の設定
が不要なマイナンバーカードの交付を始めました。
保険証の廃止に伴って、カードや番号の管理に不安がある人でもマイナ保険証に移行
しやすくするためといいますが、証明書の発行や納税などのオンライン手続きには使
えず、デジタル化の最重要課題のひとつだった自治体などの窓口の負担減は置き去り
になります。
まさに、現状を取り繕うために、さらにややこしい状態を作っているわけです。
到底、このままで良いとは思えません。
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教員のストレスチェック、保護者から教員についての相談はどこに?・・・12/7
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教員のストレスチェックも・・・・・ 議題2:つづき
行われているとのことでしたが、こちらもガードは固く、教育委員会としては
「相談体制は整えてはいるが、数としては把握していない」とのこと。
学校内での相談体制はもちろん心がけられているでしょうが、窓口としては、
スクールソーシャルワーカーや校長OBなど。
県の教育委員会でも、産業医はじめ各種窓口、電話やwebでも受け付けている
との説明でした。
教員の働き方改革として、勤務時間の削減がテーマになっていますが、忙し過ぎ
が課題なのは間違いないでしょうね。
ちなみに、教員の休職は5名とのことでした。
さて、では、保護者が教員についての相談をしたい時はどうすれば良いでしょう。
学校長に相談できればよいですが、子どもが在籍している学校では難しいもの。
『教育長へのホットライン』なんて良いと思いませんか!?
まずは、市の教育委員会で受け付けています…とのことでしたのでご参考までに。
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一般質問:議題2.職員のストレスチェック・ハラスメント相談や休職の状況はどうか?・・・・・
市の答弁は
「市では毎年、厚労省のよるチェック(自己判定方式)を実施しているが、
ストレスを感じる人数は増加している。
一方、ハラスメント相談は減少傾向にあり、市民病院医師による相談体制
なども整えているが、休職者は14名となっている。」
と言います。
しかし、再質問を重ねると、中度のストレスを感じていた職員の次年度の状況が
どうか、高度のストレス状態が続いているかどうか…など、
市は「個々人の経年の状況はまったく把握していない」というのです。
いくら個人情報とはいえ、そうした調査を予算まで使って何のために行うのか…
さっぱり意味が分かりません。
もっと有機的な調査方法・予防策を考えるべきだと思います。
休職者の数は少なくないでしょうに!!
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みどり川右岸左岸の桜並木、再整備の状況を質しました。 <一般質問:質問議題1.つづき>
市街地のみどり川の桜並木
去年も一般質問した内容ですが、具体化したかどうかが問題です。
答弁は、
「5ブロックに分け、本年から5か年のローテーションで必要な伐採や樹木医による
診断と治療、剪定、補植で保全に努める。」でした。
老木も多いため伐採も止むを得ないと思います。
問題はどうやって理解を得るか、ではないでしょうか。
計画的に行われることを市民や周辺住民にも説明を尽くし、一定の時期までの行程表を
明らかにすることが必須の要件です。
桜の若木を寄付してもらう場合には、植栽と手入れまでも関わってもらえるか等、長期的な
展望も併せてお願いするべきではないでしょうか。
寄付する人にも桜の育ちを一緒に楽しんでもらえるような設定が欲しいと思うのですが、
みなさん、いかがお考えでしょうか?
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みどり川沿いを「子どもの水遊びの場」に・・・12/4
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12月議会では、一般質問:3議題。
一般質問:議題1.みどり川の遊歩道に「子どもたちの水遊びの場」を!!
取り上げたいという積極的な答弁を得ました。
西信中央支店の東の遊歩道沿い、みどり川の二條橋から五條橋の間には池状の
水辺空間があるのをご存じですか?
◆みどり川遊歩道の東側にある水路です。今は木製の蓋に覆われています。
しかし、今は、木製の大きな蓋で覆われていて、そこに水路があることすら分か
りません。
猛暑が続くこともあり、子どもたちが遊べる水辺に再生するよう求めたのです。
平成2年(1990年)ごろまではその池に鯉を放って水を流していたのですが、
出来て間もなく漏水が発覚。
そのまま放置されてきたのです。
子どもたちが喜ぶのは間違いないのに何ともったいない話ではありませんか!
ホラ、夏場、小さな池や噴水で子どもたちが大喜びしているニュース報道があるでしょ!!
実は、のりこが「子どもの水遊び場」「親水公園」に取り上げるのはもう何度目か。
平成21年(2009年)にはよいところまで行ったのですが頓挫。
そこで、昨年以降、みどり川の活性化計画、カフェやキッチンカーなどで賑わい創出が
図られていることに合わせて、再度、提案したのです。
建設部と産業部の答弁は、
「夏の猛暑で水辺の必要性は認識している。市の各種調査やアンケートでも
『水遊び場』の要望は多く、みどり川周辺活性化の計画と連携して再整備
を考えたい。」
とのこと。
大いに期待して、夏の到来を待ちたいと思います。 つづく
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学校体育館のスポーツ開放利用で「電子錠導入」の実証実験・・・11/28
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同じく、学校体育館の夜間施設開放・・・・・
現在は、近隣住民がカギの管理を担っていますが、管理人の不足や都合で急遽使えないなどの
課題があります。
そこで、電子錠を導入して、利用者自らが暗証番号による扉開閉を行い、管理人に頼らない
学校施設の利用につなげようというもの。
今回は、三和小・西野町小・西尾中の3校で、12月1日~2月29日まで実験が行われます。
予約はこれまでと同様に「あいち共同利用型施設予約システム」で行えば、利用日までに
暗証番号が通知されるとのことです。
多くの施設がスポーツ開放されていますが、こうした活用なら積極的に進めてもよいのでは
ないかと思います。
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「めしクルーKids、西尾」、(株)アイシン社の実証実験・・・11/27
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児童クラブを利用する保護者への支援に、・・・・・
冬休み中のお弁当を届ける社会実験が行われます。
企業の社会貢献として、西小・鶴城・八ツ面3か所の児童クラブを対象に、アイシン社が
試みるといいます。
◇メニューは日替わりで、カレーライス・ハンバーグ・親子丼・中華丼・唐揚げなど
◇値段は1個500~600円
◇保護者がHPから手続き ➡https://www.nishio-kids.meshicrew.com/
(ログインにはユーザー名とパスワードが要ります)
本市で始まっている「官民連携事業」は、民間事業者の強みを活用することで地域課題を
解決し、新たな価値を共に創ることに取り組むといいます。
今回は、民間企業制度【テーマ型提案】として解決策を公募し、アイシン社が最優秀提案者
として実証実験することになりました。
12月25日~28日、1月4日~6日の限られた日数と実施個所ですが、利用の状況を見て
いきましょう。
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障がい者向けグループホーム「恵」、県の調査結果・・・11/23
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愛知県は、・・・・・
「恵」事件を踏まえて、県下767施設に食材費などの取り扱いを質問。
707施設(92%)が回答したといいます。
余った食材費を清算していないとした391施設のうち40施設が食材費を、
職員の人件費に流用。
99施設が光熱水費や日用品費に流用しているとの結果だったそうです。
食材費は国の基準で利用者から実費を徴収できますが、人件費は公費で賄われて
いるのです。
「恵」は少なくとも13施設では、食材費を清算していると回答したようですが、
県では、今調査とは別にこの13施設を監査しており、来年2月にも行政処分など
の対応を決める方針だそうです。
弱いものイジメも極まれり!! 到底、許されません。
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12月議会は、・・・・・
11月30日から始まり、一般質問は12月1日、4日、5日の予定。
のりこの登壇は4日(月)の午前10時からになりそうです。
議題は、
❶みどり川に子どもたちが水遊びできる場所を!!
❷職員のこころの健康管理、パワハラやメンタル面での相談体制は十分か
❸ヤングケアラーへの支援体制、介護保険計画の中での位置づけについて
の3議題について質します。
傍聴は10時から12時まで、13時から16時半位まで、出入り自由です。
どうぞお出かけ下さい。
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現在、西尾市の学校給食は、・・・・・
旧3町が深池町の学校給食センター。
旧市の自校調理方式21校のうち6校が直営で15校が民間委託で行われていますが、
さらに2校が民間委託される見込みです。
合併後、自校方式をどうするかが課題でしたが、教育委員会は未だに結論を先延ばし
にしていますが、行財政改革によって「現場職員」が削減対象になっているため、調理
員自体が減っています。
このままでは、自然消滅的に直営校がなくなって民間委託化される方向です。
自校方式とは、直営の調理員が行うものなのか、それぞれの学校で民間業者が調理すれば
良しとされるのか、メリット・デメリット・経費を検証し、問題点を整理しなければなら
ない時期のはずです。
なんとなくのなし崩しは、一番マズイのではないでしょうか。
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岩瀬文庫、牧野富太郎の石板印刷細密図を展示・・・11/6
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岩瀬文庫のコレクション「日本高山植物図譜」2冊が11月18日から展示されます。
本書は日本全国の高山植物、約600種類を収載した植物図鑑で、牧野富太郎が東京
帝国大学で共に学んだ三好学と監修したとのこと。
山で植物を観察するときに持ち歩けるように、手のひらに収まる小型の図鑑で100年
以上経過しているとは思えないほど美しく細密に描かれた石版印刷だそうです。
企画展「植物への恋文~本草書から牧野富太郎の手紙まで」
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は、西多摩郡日の出町で活動する「たまあじさいの会(※下注)」の賛助会員に
なっています。
10年近く前、東京23区370万人分のごみの最終処分場「谷戸沢処分場」を視察に行き、
「たまあじさいの会」に案内していただいたのが縁です。
今号も「市民による環境調査」として、2011年9月から始まった
「エコセメント化施設周辺の放射能定例調査」の結果が載っており、2023年と比較して
2014年には、同施設からの放射性物質は3倍近く排出されていたとあります。
会が始まってから25年。
極めて地道な調査を続けておられる古澤代表の挨拶は・・・
「この1年、個人的な事情から活動に参加できないでいる。まぁ、現場にあった
としても昼行燈でしかなかったのだけれど、たまあじさいの会はそんな者でも
受け入れてくれる「懐の深さ」がある。
会のメンバーがあたかも人体の臓器のように、脳は脳なりに、眼は眼なりに、
盲腸は盲腸なりに、それぞれの役割を務めて、お互いの不平も不満も自己顕示も
一切なく、というより一切存在せず、黙々として和気あいあいに常態・平衡を維持
している見事な組織なのである。
しかし、その役割は硬直的ではなく、場により必要に応じて変化する。
盲腸が脳の役割を補完したりもする・・・」
「大人の会」を感じさせる市民団体ですが、都留文科大学や上智大学生のフィールド
ワークを催すなど若い人たちの参加も増えているようすに敬意を表するばかりです。
(※)東京都日の出町にあるゴミ処分場による環境汚染を、25年間にわたり調査している市民グループ
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鶴中で防災訓練、アレルギー対応食コーナーも・・・11/5
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恒例の防災訓練が鶴中で行われました。・・・・・
今年はなんだか地域の方々の参加が少なかったようですが、赤十字奉仕団の炊き出しで
豚汁をいただき、「アレルギー対応の備蓄食品」コーナーにおじゃましました。
私は、市には常備備蓄品はアレルギー対応を主体にするよう働きかけているので、
旧知のお母さんに状況を伺いました。
誰もが普通に手に取れる備蓄品でないと避難所の現場が混乱しかねませんからね。
最近は値段も差がなくなっているようですし、品数も順次、増えているようで安堵しました。
コーナーには、高浜市や春日井市からも応援の方がおみえでしたが、春日井市のお母さんは、
「西尾では、炊き出しにアレルギー食を導入していると聞いて羨ましい。
ぜひ、春日井でも取り入れて欲しい」
と仰っていました。
炊き出しのようすを写真に撮って、赤十字の皆さんの話も添えて、市に掛け合ってはどうですか…
とお勧めしました。
「よくわかる食物アレルギー対応ガイドブック」最新版には、エピペン(※)の写真もあったので
ご紹介しますね。
(※)エピペンとは、ハチ刺傷、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品である。
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さらに混乱を招く「保育、誰でも通園」・・・11/1
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岸田首相の肝いりで・・・・・
「こども誰でも通園制度(仮称)」のモデル事業が進められていますが、私は大反対です。
こども家庭庁の目玉にしたいのでしょうが、現実離れした点取りにしかみえません。
実際、都市圏と都市圏外でいくつかの自治体がテストをしたといいますが、
予算がない
保育士が足りない
保育室も足りない etc
の回答ばかり。
新制度は、生後6か月~2歳までの未就園児すべてが対象で、市町村が指定した保育所、
認定こども園などが導入することを見込んでおり、1人当たりの利用上限は月10時間と
いいます。
しかし、現行の一時保育との違いはハッキリしませんし、利用者の特定など課題は山積。
対象児は、特に手がかかる子どもたちです。
国がやるべきは、まず、現場の保育士の定数改善と賃金アップです!!
厚労省と子ども家庭庁、どちらがリーダーシップを取るのか知りませんが、ややこしく
なるのは見え見え。
現場置き去りの愚策としか言いようがありません!!
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「応援団だより」がめでたく100号を迎えました。・・・・・
ご支援下さるみなさまのおかげさま。ありがとうございます。
ごみ減量課職員による「ごみ分別」の出前講座の報告です。
柳町公民館をお借りして、西尾市の現状を聞いた後は、
「さぁ、これは資源か…燃やすしかないごみか…クイズ」。
職員さんからは「みなさん、正解が多いので、僕らとしては『おもしろくないです!!』と
うれしい総括。
町内会でも、友人知人同士でも、10人集まれば「出前講座」を頼めますよ~!!
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タイトルは「市長さん、少しは頭を使おうよ!!」
前150号に続いて「児童クラブ」問題を取り上げました。
民間業者にバンバンお金をかけて委託する前にもっと出来る工夫と努力が
あるでしょ?!ということなんです。
授業を終えた子どもたちが14時半位から三々五々、校内にある児童クラブに帰ってきます。
おやつを食べて、宿題をする子、遊ぶ子・・・「支援員」と呼ばれるパートの職員が家に
帰る時間まで、彼らの面倒を見てくれているのです。
保育士さんも居れば、資格はないけれど研修を受けた「支援員」の方々ですが、どこも人材不足。
どの自治体でも、保育園の保育士さん自体も不足していますが、大きな要因は低賃金といえるでしょう。
また、現状では、働く場としても厳しい環境だと思います。
まず、それらの改善を求める内容です。どうぞご覧下さい。
裏面では、PFI契約解除後、160施設の維持管理費用が5,000万円も削減できたことをデータ付きで
報告しています。
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「(株)恵」社、組織的に食材費を過大徴収・・・10/24
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「恵」社の経済的虐待が24日付で報道されました。
経済的虐待とは、障がい者虐待防止法が定める虐待の1つで、障がい者の財産を
不当に処分することや不当に財産上の利益を得ること。
福祉サービス事業者や親族、雇用主が障がい者の年金や賃金を無断で使用すること
などが想定されています。
同社の事業は12都県100施設に及ぶといいます。
岡崎市の事例では、利用者25人から月額60万円(@2万4千円/一人あたり)を
徴収しておきながら、施設に配ったのは20万円。
3分の2(40万円)もフトコロに入れていたことになります。
元職員の証言では、
「重い障がいのある入居者に提供されるおかずは、2人に対し1人分。レトルトの
親子丼の具をふたり分の丼にのっけていた…」
とのこと。
それに対し、同社は
「行政監査を受けている途中。差額が生じていたのは事実だが、過大徴収にあたるか
どうかは自治体の判断。分かり次第、返金に応じる」
と朝日新聞に回答したといいます。盗人猛々しい…とはこのこと。
さっそくまた、福祉課に行って確認してこようと思います。
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今日(10/17)から3日間、厚生環境委員会での視察です。
初日は、米沢市「米沢市立病院が、民間の三友堂病院と連携した運営を始める」について、
開院間近かの施設もみせていただきました。
2日目は、福島県須賀川市の広域圏組合で「ごみ焼却場施設の運営」について。
3日目は、山形県に戻って、天童市の「ゼロカーボンシティーと給食残渣のバイオマス発電」
についてです。
のりこの担当は2日目ですが、また詳しくご報告します。
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障がい者グループホーム「(株)恵」社の不正・・・10/15
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障がい者向けグループホームを運営する「(株)恵」社が・・・・・
入居者の食材費を不当に搾取していた記事に驚きました。
新聞報道では、西尾市にも施設があると載っており、私もすぐに福祉課に聞き
合わせに行きましたが、既に愛知県からも指示があり、調査中とのことでした。
同社は施設運営では大手とのことで厚労省も監査に入っており、公金の不正受給
にまで及びそうです。
西尾市内のグループホームの数は多い方で、現在は16カ所と聞いています。
いわゆる「施設」よりも本人の自立度が高いことが評価されているのですが、
一部の不心得な事業者によって誤解を受けるのは困ります。
知り合いにも、特別支援学校を終えてからグループホームに入居して、日中は
福祉事業所に通っている元気な若者がいます。
先日、西尾駅で行き会った時には「これから、お母さんとデート」と笑顔で教
えてくれました。
施設を監督するのは県の仕事ですが、市としても目を光らせて、彼らをしっかり
守って欲しいと思います。
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ドキュメンタリー作家の吉村昭氏の著書をよく読みます。
近況報告でも、東日本大震災の前回、昭和の三陸大海嘯を扱ったものを紹介しましたが、
「関東大震災」文庫本が本屋に平積みになっていました。
綿密な調査と聞き取りが吉村氏の真骨頂。改めて説得力を感じます。
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「吉良側からの元禄赤穂事件」と銘打った歴史講演会があります。
12月14日(木)といえば、吉良家討ち入りの日。
場所は、吉良町の横須賀ふれあいセンター。
これまでも赤穂側からだけでなく、吉良の言い分も聞いて欲しいという地元の思い
というか言い分はあります。
ずいぶん昔ですが、吉良家家臣の清水一学や小林平八郎を主人公にしたドラマを
NHKでやっていたようで、歴史小説もあります。
でも、やっぱり行事は討ち入りの日にやるんですね。(笑)
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錦城町に新設する「生涯学習センター」コンペ・・・10/4
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新設「生涯学習センター」コンペの最優秀作品が決まりました。
これまでの「中央ふれあいセンター」をテニスコート側に建設し、令和9年に
完成予定といいます。
若者・子ども支援の「コンパス」や外国籍の子どもたちの支援の教室なども入ります。
二の沢川に沿った広い敷地に施設を配置するデザインをご覧下さい。
これから設計内容を詰め、基本設計を行っていくことになりますが、このデザイン
からすると将来的なコストをどうできるかが課題だと感じます。
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のりこが東京の・・・・・
「市川房枝記念会」に政策研修に通っていることは、折に触れ、お知らせしてきました。
通い始めてもう28年になります。
山口みつ子さんは、故市川房枝さんを政策秘書として支え、房枝さん没後は、残された
財団を率いて、女性の地位向上、女性議員を育てる活動に邁進して来られた方です。
その山口さんが84歳で旅立たれ、その功績を「偲ぶ会」が催されました。
「毅然として進め!!」とおっしゃった厳しくも温かな叱咤激励の日々・・・
同窓生みなで思い出を語り合いました。
市川先生が愛知県(中島郡明地村:現一宮市)出身だったこともあって、のりこを可愛
がって頂いたものと思っています。
(ご参考)山口みつ子さん関連web NHKアーカイブスHP 津田塾大学HP
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令和4年は市税収入が大幅に伸びました。全国的な傾向で喜ばしいことです。・・・・・
財政力指数は、0.95でまずまずですが、残念ながら、西三河9市の中では最下位。
財政の硬直化は進んでおり、事業の取捨選択は地道にやっていかなければなりません。
PFI契約を解除した年だったので、「106施設の維持管理費用」がどうなったのかを
検証したところ、前年の3億9,284万円より約5,000万円減らすことができました。
契約から6年。ずっとやかましくチェックしてきたので、正直ヤレヤレです。
やはり、入札による競争性が大きく貢献しています。
市役所本庁舎の維持管理費は前年の8,200万円が2,000万円も安くなり、ずっと減って
28社まで落ちた市内業者の数も34社まで回復(全体で91社)。
でも、安価ばかりを求めて「安かろう悪かろう」になってはいけないので、各施設で引き
続き状況を見定め、適正妥当な施設管理を徹底しなければならないと思います。
職員の皆さんの「眼力」養ってもらいたいと思います。
本音を言うと、最初はこの決算に賛成する予定でいました。
しかし、造成工事をめぐる産廃の処理をはじめ、このところ、中村健市長の独善と暴走が
目立ちます。
トップは、部下に責任を押し付けたり、その場しのぎの言い逃れなどはもっての外。
市民からの信頼を失ってしまいます。市政運営の点からいえば落第です。
市長の2期目の任期も折り返し点なので、こうした対応に猛省を求めて反対をしました。
あえて苦言を呈するのも、長く議員を務める者の責任だと考えました。
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吉良・駮馬瀬戸造成工事での産廃、追認に反対・・・9/26
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吉良・駮馬・瀬戸の造成工事に伴う産廃事件、・・・・・
昨年12月から何度も問題になってきました。
この9月議会で、市長は、1億8,000万円の工事なので、議会に「追認」を
求めてきたもの。
のりことしては、当初から1億5千万円以上なので、議会の議決が必要と指摘
していましたから、それ自体は良いのですが、状況が激変しました。
市は、これまで
「工事前に埋まっていることが判っていた不法投棄の廃棄物であり、市が費用
負担すると決めた」
と主張してきましたが、前言を翻して
「企業庁の造成に伴って出てきた廃棄物である」
と言い出したのです。
廃棄物処理法に関わって判りにくい問題ですが、自治体が主張を変えるなんて
とんでもない話!!
これから市の言うことを信用できなくなってしまうじゃありませんか。
この問題をめぐって市民から訴訟を起こされているので、何とか言い逃れるための
算段としか思えません。
嘆かわしい限りで言葉がありません。詳しくは「のりこの討論」をご覧下さい。
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「Nカフェ」=認知症カフェのこと15カ所を紹介・・・9/21
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「Nカフェ」・・・・・
認知症カフェ、この頃は「N(エヌ)カフェ」と呼ぶようになっているそうな。
「認知症」というのがヨロシクないのかな?!
誰しも可能性のあることだと判っているのですから、何となくモヤモヤします。
いくら呼び方を変えたって、同じじゃん…と思うのですが、しょうがないですね。
市役所で、市内15カ所の案内をやっています。
10月14日には、一色公民館ホールで「ぼけますから、よろしくお願いします」
の上映会があります。13時30分から15時10分まで。
『~娘である「私」の視点から認知症の患者を抱えた家族の内面を丹念に描いた
ドキュメンタリー』
予約は市役所長寿課(0563-65-2120)までどうぞ
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市長は、PFI契約から何を学んだのか! その2・・・9/14
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一括契約の欠点は、・・・・・
競争性がなくなることであり、市内の業者数が減ることでした。
本庁舎の入札結果はまさにそれであり、市内業者は前年に比べて3割増えたといいます。
契約していた5年間に、増えた業務・減った業務はありますが、差し引きしても5千万円
の差は大きいと言わざるを得ません。
一括契約は、すなわち独占。最初のうちはともかく、増額を要求されるのはよくある話。
中村健市長は、PFI契約のマズさを理解して「契約解除」したはず!!
26児童クラブを一括委託するなんて、この間、何も学んでなかったのですか??
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市長は、PFI契約から何を学んだのか! その1・・・9/13
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9月議会の決算審議では、・・・・・
「令和4年度08事業=市内160施設の維持管理業務一括委託」の契約後の経費
について検証しました。
その結果、平成29年以降、毎年、減額どころか増額の一途だった同事業は、
前年比約5,000万円の減額となりました。
エリアプランに払う包括マネジメント費も不要になったので合計6,456万円の減です。
平成28年決算額(下3桁切捨て) 288,870千円
同 29年 302,349千円(委託開始。包括マネジメント費を加算)
同 30年 319,090千円
令和 元年 330,890千円
令和 2年 344,300千円
令和 3年 407,362千円
令和 4年 342,800千円
令和4年度は新給食センターが出来たため、幡豆給食センターが閉鎖され、関連業務が
なくなりましたので、約250万円その分を差し引いても4,980万円の減となります。
大きな減額要因は市本庁舎の維持管理費。
入札によって金額が下がり、前年の65%ほどになっています。
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児童クラブ、民間委託を進める前にできることを! その2・・・9/9
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(・・・9/8近況報告からの続き・・・)
のりこ:今の研修費用は年間32万円で極めて少ない。
(業者は研修費を600万円と見積もっているという)
発達障がいなど困難を抱えた子どもも増えているなか、もっと費用もかけて
現場の研修を充実させるべきではないか。
市の答え(A):
業者は研修にzoomなども使うといっているが、市では難しい。
のりこ:業者は有料ネット広告で人を募集するというのだから、市でもやらないか。
人材確保のためには週3日以上働く人だけでなく、2日でも採用してはどうか。
賃金も他市のような方法を検討しないか。
A :ハローワークでも無料ネット広告はやっている。
賃金アップは難しい。
のりこ:現況を改善する提案をしているのに、担当者は、市はできない理由しか言わないが、
委託ありきの市長が「できない理由」を並べるよう指示をしたのか?
中村健市長
:そんなことはない。
のりこ:保護者アンケートでは委託を心配する声もある。
もし、委託するとしても4分の1程度にするべきではないか。
その状況を検証してから、次を考えるべきではないか?
A :これから保護者にも職員にも説明を尽くし、それから決める。
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児童クラブ、民間委託を進める前にできることを! その1・・・9/8
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6月議会では・・・・・
「児童クラブの民間委託の方針」を取り上げ、26カ所全てを一括委託することは、
市の行革方針からもリスク管理の観点からも問題があると指摘しました。
また、児童クラブの運営実態が非常にお粗末なことも判ったので、今回は第2弾として、
委託する前に、市としてお金をかけずに「改善できること」を具体的に提案しました。
委託すると、今の予算より3500万円高くなるといいます。
でも、それだけの増額を覚悟しているなら、できることがあるはずです。
のりこ:職員の労務管理を容易にするために、Wi-Fiやパソコンを導入しないか。
本庁ではDX化と大騒ぎなのに、今のような紙ベースでは時代遅れだし現場も大変だ。
市の答え(A):
通信設備の必要性は認識している。
しかし、委託をすれば業者が350万円でシステム整備をすると言っている。
のりこ:市の職員管理システムを使えば備品代だけで済む。
保護者との連絡も電話ではなく、教育委員会が導入したアプリ「すぐーる」を
使えば費用はかからない。すぐ出来るはずだが
?
A :委託すれば業者は自分のシステムを使うから、市がやると二重投資になるので難しい。
のりこ:それはおかしい。委託するとしても、市で使っている「システム」を使うように発注
すれば済むはずではないか!
A :・・・・・・・・・。(回答なし)
続く
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陸前高田市議選、知人がぶじ6期目の当選・・・9/4
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陸前高田市では、8月23日告示、9月3日投票で市議選が行われました。・・・・・
東日本大震災の影響で、当時、4月に行われるはずだった市議選、県議選、知事選が
すべて延期されて、この時期になったそうです。
福田としきさん、6期目、ぶじ当選で嬉しいことでした。
告示の朝、友人たちと一緒に応援に行ったのですが、大勢の支援者に囲まれての第一声。
「地域に子どもの声が響くまち」、みなさんの周りにどれだけの子どもの声が響いていますか?
学校に行っているから、学童保育に、スポ少に行っているから聞こえないのかな?
いや、市内の子どもの数が減っているのが原因です。
昨年の市内の出生数は80人に足りないくらいでした。
多くの子どもが生まれてほしいのは言うまでもありませんが、まずは、子どもを産み育て
られる環境を整えてあげることだと思います・・・
じいちゃん、ばあちゃんがニコニコ元気でいるためには、それを支える若い人が多く暮らす
まちづくりが必要です!!」
公共工事の中でも最後に…と決められていた市役所が完成していました。
その一角には、震災で亡くなられた職員の皆さんの墓碑銘が。避難所運営に移動しておられた
福田さんのお連れ合いの名も刻まれていました。
殉職された消防団員の方々の慰霊碑にも手を合わせてきました。
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消防団の技術発表会、・・・・・
消防団の技術発表会、操法大会に代わる初めての試みを見せていただきました。
8分団が各5名で編成し、ポンプ車を使用した実践訓練=一色B&G海洋センター
駐車場に用意された水源を使って、120mほど先の的に放水。
*全力で訓練の成果をお見せします!
*協力し合い、安全かつ迅速な消火活動、救助活動をします!
*頑張ります!!!
*消防団のカッコいいところを見てください!!
*女の子でもできるもん!
などなど、メンバーが考えたスローガン。
炎天下でのパフォーマンス&頑張りでした。
会場には、ご家族に子どもたちも大勢が見守る中、とーちゃんの雄姿に拍手喝さい。
キッチンカーも繰り出して、和気あいあいの雰囲気でした。
ただ、残念なのは、出動の前と後に行う「点呼」がなかったこと。
操法大会では、きっちり行われる必須の動作です。
どんなパフォーマンスも結構ですが、
「出動の前には、何人・誰が出動するのかを確認。業務完了後には、出動者が全員
無事に帰還したかどうかをチェックする動作」
なので、これは、やはりあって欲しかったと感じました。
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9月議会は1日から。のりこ登壇は6日の3番目・・・8/31
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一般質問は18人で、9月4・5・6日の3日間。・・・・・
のりこの登壇は6日(水)の3番目。
午前10時から始まりますが、1番目:大河内議員、2番目:神谷議員が早く済めば、
午前11時40分
くらいからになると思います。
傍聴は、出入り自由ですからどうぞお出かけ下さい。スマートホンやパソコンでの
ライヴ傍聴もお試しください。
のりこの議題は、
❶児童クラブの現況の改善策について~6月議会の「つづき」です。
✓働く職員の確保がむずかしいとの理由で、民間委託が検討されている
児童クラブですが、ハード面でもソフト面でも、もっと現場を改善する
ことができると思います。
✓また、子どもにとっても職員にとっても良い環境を整備するために提言
していきます。
❷第8期介護保険計画の達成状況と今後について
✓令和5年度で第8期計画が終了し、令和6年4月から第9期計画が始まります。
✓介護保険は3年毎に、人口やサービス策や量をはかって計画をつくり、保険料も
算定し直して実態に合うようにしていく仕組みです。
・・・8期の状況を確認し、提言を加える予定です。
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自治体学会は、・・・・・
研究者、自治体職員、地方議会の議員が集い、地方自治の充実について研鑽
する場で、のりこが敬愛する大森彌氏(東大名誉教授)が発起人です。
のりこも市川記念会の仲間に勧められて参加。15年以上になります。
年に1回、全国各地で研究学会が開かれますが、その都度、大森先生の講座
に参加し、教えを乞うてきました。
本市の1市3町の合併問題が議論されている時期には、西尾に来て講演。
「合併の必要はない。3町はそれぞれに立派に自立して自治が営める力を
持っている。財政力も、西尾市はもちろん、吉良町も立派なものだし、
一色町も幡豆町も全国レベルで言えば真ん中位。むしろ、独立独歩で身
の丈に合った行政を進めるべき」
と当時話して下さいました。
※平成27年(西暦2011年)に1市3町合併。
大森先生は地方分権一括法の立役者であり、地方自治の重鎮の言葉に随分と元気
づけられ、住民投票を求める署名運動にも繋がりましたし、そうした市民運動が、
その後の私自身の活動の支えになっているのです。
コロナ禍のため、4年ぶりの対面での研修の開催で、「奥州市議会の議会改革」など
元気のよい議員による活発な議会活動を目の当たりにし、英気を養ってきました。
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個人や企業が敷地内を緑化したり、・・・・・
市民団体が公共施設の緑化を行うにあたって、市から補助金が出ます。
「あいち森と緑づくり税」を活用したものです。
✓屋上緑化・壁面緑化=緑化面積(平方m)×3万円
✓空地緑化=緑化面積(平方m)×1万5,000円
✓駐車場緑化=緑化面積(平方m)×2万円
✓生垣設置=延長(m)×5,000円
また、市内の公有地で、市民参加による樹林帯整備や植栽、ビオトープづくり
などの活動または体験学習をする市民団体に対し、事業についての費用を補助
するといいます。
✓対象事業費が10万円以上で、活動または体験学習の参加者がのべ50人以上。
上限は300万円。
いずれも詳しくは、公園緑地課(☎65-2149)へどうぞ。
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吉良町の支所から西にある・・・・・
「吉良こども給食センター」を議会で視察してきました。
福地の学校給食センター完成と時期を合わせて改修し、今は、旧3町の保育園と
幼稚園3園の給食を作っています。
この日のメニューは、ハンバーグ、キャベツトベーコンのスープ、パン。
優しい味でした。
離乳食として0歳児から、6カ月児、10カ月児、1歳児向けの「おもゆ」から
6分粥も試食してきました
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政府の推計によると、・・・・・
アジア・太平洋戦争で日本軍の軍人・軍属の戦没者は約230万人とされている。
大戦末期、日本軍はさまざまな特攻兵器を開発し、現場の隊員に無謀な戦いを要求した。
公益財団法人「特攻隊戦没者慰霊顕彰会(東京)」によると、特攻隊員の戦死者は
海軍が4,146人、陸軍が2,225人の計6,371人に上る。
国際情勢が不安定になる中で、専門家は特攻作戦が実施された背景を見つめ直す必要が
あると指摘する。
日本軍が敗れた原因を分析した「失敗の本質」の著者の一人で、東京国際大の村井友秀
特命教授(軍事史)によると、第2次大戦では、ドイツ軍やロシア軍も自爆攻撃を実施した。
村井氏は
「戦時中に武器や燃料が不足すれば特攻が選択肢になり、再び悲劇が起きかねない。
そうさせないためにも、歴史に学ぶことが必要だ」
と語る。
―読売新聞「戦後78年」よりー
ウクライナには、アメリカからクラスター爆弾が供与されていますが、岸田首相は沈黙のまま。
のりこは、これには苦言を呈すべきではなかったかと思います。英首相のように。
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クールシェアスポット、市施設の無料開放・・・8/13
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猛暑と台風・・・多難なお盆です。・・・・・
8月に入ってから、市では、市民の熱中症防止や節電のために市役所ロビーや、ふれあい
センターなど生涯学習施設35カ所の学習スペースなどを無料開放しています。
環境省が奨励する「クールシェア」は、夏の暑い日に涼しい場所に集まり、みんなで涼し
さを共有しようというもの。
ロビーなどフリースペースのない施設では、利用予約のない貸室を開放しています。
どうぞ、お近くの施設をのぞいてみて下さい。
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ごみ減量課では、・・・・・
分別して「ごみを資源に」という出前講座をやっています。
のりこ応援団でも、柳町4町の町内会にもご案内、柳町公民館をお借りして開催。
市としても生ごみの多さ、リサイクル率が上がらないのが悩みのタネですが、
昨年度から「雑がみの回収」を始めるなど減量化に積極的に動き出しています。
「どんな紙でも、資源に出してもらってOKです。
ダメなのは、汚れた紙(油や汚物)とおむつだけと覚えて下さい」
市のごみの多さと、片づけるために年間20億円が投入されているetc・・・説明の後、
実際に、いろんなモノをどこに分類するか、分別お試しクイズ。
炊飯器は小型家電、紙を貼ったうちわは雑紙、計算機は小型家電だけど忘れずに電池は
別にする・・・などなどの仕分けをしました。
※(例)大分県中津市の「なかつキエーロ」(公開情報より)
「キエーロ」という「生ごみをプランターの土に埋めて消滅させる取組み」も紹介されて
大盛り上がりでした。
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今年、行われる「消防団技術発表大会」は・・・・・
9月3日(日)午前9時から。
内容は、
各分団5名が防火衣を着装し、消防車で出動。
障害物を越えた先で消火活動や人命救助など与えられた想定に対し、出場する小隊
ごとに創意工夫した活動を披露する。
消防車の走行技術、障害のあるコースでのホース延長、要救助者の救出など日頃の
訓練成果を発揮できる実践的な想定にすることで、総合的な災害対応力の強化を図り、
消防団のやりがいや魅力の創出に努める
そうです。
各団の団長、分団長はじめ多くの団員と消防本部が創意工夫で開発したとのこと。
私は、かねてから、大規模災害に備えた消防団活動を願ってきましたので、その成果を
期待したいと思います。
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消防団の行事が一部見直されることになりました。・・・・・
長らく行われてきた「消防操法大会」ですが、全国各地から声があがり、
見直しが進んでいます。
春先から夏に向けての訓練は、早朝から深夜に及ぶこともあるなど
「『操法』自体が時代に合っていないのではないか」、「団員に負担が多い」
の声は十数年前からありました。
新聞報道でご存じの方もおありだと思います。
本市でも「合併」後すぐの時期に、団員の親御さんから
「朝3時から連日2時間に及ぶ訓練があり、息子はそのまま仕事に出かける。
ケガも心配。何とかならないものか・・・」
と相談を受けました。
消防本部は24時間勤務なので、午前3時もあまり気にならなかったのかも
知れませんが、聞けば、なかなかに厳しい指導もあったそうな。確か、その
時は時間変更の対応がなされたようですが。
全国的に団員がなかなか集まらない要因でもあり、大会に出場する市町も減少
の一途で、ようやく、負担を軽くするという動きになってきたようです。
本市でも、全団員へのアンケートや希望を聴取して、大会出場ではなく
「技術発表大会」とするとのことです。
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国の政策による・・・・・
「省エネ家電購入に補助金」は、11月1日から始まります。
申請の締切は令和6年2月29日。
対象と条件は次の通り。
❶エアコン 5万円(最低購入金額は税込で15万円)
❷冷蔵庫 5万円( 同 15万円)
❸炊飯器 1万円( 同 2万円)
❹電子レンジ 1万円( 同 2万円)
西尾市の補助金の予算額は1億1,000万円。
❶と❷の補助数は1,000台、❸と❹は500台の予定とのこと。
予算に達し次第終了です
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西尾市資料館の企画展「中世西尾の城館跡」・・・8/1
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「どうする家康」が人気ですね。・・・・・
岡崎市だけでなく、西尾もしばしば「鷹狩」などに登場していました。
市の資料館で「発掘された中世西尾の城館跡」が10月1日まで開催されています。
文化庁の地域の特色ある埋蔵文化財活用事業によるものです。
夏休みの1日、お出かけにいかがでしょうか。
中世城館とは、鎌倉時代から戦国時代に築かれた有力者の館や城のこと。
市内には「西尾城」以外にも、吉良家の家臣や在地領主によって、約60カ所の城館が
築かれています。
その多くは、土地の地形を利用し土塁や堀で守りを固めた土づくりの城で、ほとんどが
戦国時代の終わりとともに廃城となり、現在では伝承のみで所在地が不明となった城館
もあるものの、発掘調査、文献資料や地籍図を手掛かりにするなどさまざまな手法で実
態解明が図られています。
―企画展資料よりー
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Chat GPT、西尾市役所で試行運用・・・7/25
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昨今の新聞紙上では、・・・・・
生成AI、Chat GPTだのの話題を見ない日はありませんが…。
西尾市では、このほど「対話型AI 」「Chat GPT」の施行運用を始めるといいます。
期間は、9月30日まで。対象職員は、各課で1~2名。
事業の企画立案の情報収集や文書の要約、校正、翻訳の補助利用などで使用し、
利活用の効果を検証するといいます。
「行政業務の改善に利用できるのか?」
「どのような業務であれば適用できるのか?」
など業務効率化と生産性向上等をはかるのだそうです。
ここで、のりこは問題を発見。上記の「使用範囲」の中に、
「議会や委員会等の想定質問の生成や回答の補助的利用」
と挙げられているではありませんか。
議会では、そんなの一言も聞いていませんので、議長・副議長に質したところ、
「知りませんよ」とのこと。
そこで、確認をするよう求めました。
のりことしては、非常に失礼な話ではないか…(いくら補助的だとしても)と憤慨
しているところです。
いくら話題になっているとしても、生成AIは、従来のAIからは格段に上がったとか、
文章的には滑らかになったと言われていますが、まだまだ確立された技術とは思えません。
もっともらしいことも言うけれど間違いも多く含まれているとも言われます。
市は、これで何をしたいのか・・・よく話を聴いてみなければと思っています。
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「転移性のがん」にも対応する西尾市民病院・・・7/23
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「がん」に対する考え方は、・・・・・
一昔前とはずいぶん変わってきた…驚かなくなってきたと思います。
実家の母親も91歳ですが、6年前に大腸がんの手術を経て、今も元気。
「寝返りをうつとお腹の中も寝返りをうっているようだ…重いものがゴロゴロしている」と、
訳の分からないことを訴えていたのですが、血液検査その他で病変が発覚。
開腹手術をしてみると、何と、大腸の上部10センチほどがん化。主治医は、家族に
「除去した患部」を示しながら、彼女の感覚は正しかったと褒めてくれました。
さてさて、そんな大腸がんですが、術後に「転移性肝がん」が発症することがあります。
市民病院の禰冝田院長曰く・・・
「一般に、がんの再発や転移が見つかると、もはや完治は望めず、抗がん剤による延命治療が
行われます。でも、大腸がんからの転移性肝がんの一部は、外科的切除によって生命予後の
改善が見込めることがわかっています…決して諦めることはないですよ。」
そして、大切なのは、こうした患者さんの退院後の生活サポート。
市民病院では、在宅復帰支援の一環として、令和6年4月から「訪問看護ステーション」の開設
を準備中です。 市民病院の広報誌チャオ7月号より
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お盆が近づきます。・・・・・
空き家の管理にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
シルバー人材センターでは「空き家見回りサービス」をご紹介します。
見回りサービスの基本プランは、1回2,500円(税込)
❶建物の外観目視点検(屋根、外壁、窓ガラスの破損等の確認)
❷敷地の異常の確認(庭木、雑草の繁茂、ゴミ・不法投棄、不法侵入の確認等)
❸ポスティングチラシの回収、廃棄
❹見回り後の報告書の作成、送付
要望に応じてオプションサービスもあり。
敷地の清掃、雑草の除草、庭木の伐採、枝打ちなどだそうです。
連絡先:西尾市シルバー人材センター(57-3216)
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99号(盛夏号)
6月議会「児童クラブの民間委託について」を報告・・・。
市の主張はとうてい納得できません。
子どもたちの世話をする人材(支援員さん)が集まらなくて大変・・・
と市は言いますが、議会での質問を通して、職場環境は決して良好とは
いえない実態が分かりました。
民間に委託すれば、それらが解消できるような説明ですが、それでは、
市として情けない。
もっとやるべき改善、できることがあるはずと提言しました。
どうぞ、150号と併せてご覧下さい。
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ごみ減量を訴えて、市民とともに考える・・・・・
「ごみフェス~西尾の未来のために」で一色公民館に行ってきました。
会場のホワイエでは、ごみ減量化課職員による
「このごみ、どこに分別します? のクイズ」や、
微生物によるごみ処理方法「キエーロ」やEM菌の働きなどの解説コーナー。
10時からは、ドキュメンタリー映画「ゼロウェイストPLUS」の上映会。
昨年、議会で視察した徳島県上勝町のリサイクルの取組みが取り上げられていました。
サイン会にて
13時半からの滝沢秀一氏講演会「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題」はほぼ満席。
売れない漫才師からゴミ収集職員となったことで、ごみの解説者として何と13冊も本を
出すに至った今まで、そして、ゴミは人となりそのもの…。
のりこも購入~「このゴミは収集できません」「ゴミ清掃員の日常」「ごみ育」、
サイン会もありました。
市民団体“UNIVERSAL VILLAGE にしお”の主催で、市政70周年の記念事業として
市の補助を受けての企画とのこと。
好評で何よりでした。
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吉良の産業廃棄物の不法投棄処理について・・・7/10
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吉良町駮馬の企業誘致にかかる土地整備で排出された・・・・・
産廃土壌の処理事件について、外部監査人から、市長に対して以下の勧告が行われました。
・本件廃棄物撤去契約は、西尾市議会の議決を経なければならず、議決を経ずに
締結された契約は地方自治法96条1項5号に違反する。
市長は、追認の議案を出し、必要な議決を経るよう勧告する。
・当該勧告にたいする措置期限は、令和5年12月21日とする。
市長が議会に対し、2度提出し、2度とも取下げた議案(旧地主に対する求償権の放棄)
については、やはり、経済建設委員会で複数の議員が指摘した通り、法令違反だったのです。
外部監査人の指摘は
「議会の議決が必要だったのに、市長がそれを怠った。期限までに速やかに議決を経て、
自治法違反を治癒せよ」
というもの。
勧告されないと、事態の重要性を理解しなかった市長、わけの分からない反論ばかり言い
つのった副市長には、本当に幻滅です。
ただ、残念なのは、外部監査人が、これ以外にもあった市の条例違反については正面から
向き合わず言及しなかったこと。
のりこが指摘したのは「契約においては、法令、条例に則って適正に処理すべし」という点。
行政には必須の要件のはずです。
いいワいいワのいい加減な事務処理を続けていては、市民からの信頼を失います。
このところのいい加減さは、目に余ります。市長さん、しっかりして下さい!!
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議員研修会、テーマは「議員間討議」について その2・・・7/5
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何と、議会は「争いの場ではない」のですが、・・・・・
議員諸氏はみんな必要以上に警戒しているようすが見えます。
一度、やってみれば・・・というか、慣れるしかないかも。
犬山市でも落ち着いた議論ができるまでに4~5年かかったと聞いています。
今の子どもたちは「ディベート」を授業でも行っていますが、多くの議員の年代では
経験のない人がほとんどと思われます。
講師からは、
〇議会開会中の委員会質疑に行う場合~執行部に対して、(当該議案についての)
共通する情報提供を求め、それに沿った議論を行う例。
議論の後、各自が賛否の意見を述べる
〇行われた一般質問の中から、当該委員会の所管になるものを取り上げて、課題
研究のための議論とする例。
〇議会で取り上げるべきと思われる課題を選び、議員間で意見を述べ合う例
そして、「ファシリテーターの役割が重要」と「司会・進行役が難しい」との問いかけには、
・ファシリテーターは、その場の議論の内容にはタッチせず、あくまで進行を担う役割。
・司会、進行役は、自らもその議論に参加しつつ、議論を深めていく役割。
といった区別があるとの助言でした。
いずれにしても、重要なのは「相手の話をよく聞く」という作業です。
さて、これからどうなりますか?!
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議員研修会、テーマは「議員間討議」について ・・・7/5
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法政大の土山教授をお招きしての研修会です。・・・・・
本市の議会基本条例では、「議員間討議を積極的に行い、よりよい議会をめざす」と
あるのですが、これが条例制定以降、まったく行われていません。
一昨年の選挙が済んだ直後から「掛け声」のみで実現せず。新人議員が9名もいること
でもあり、研修会が持たれたのです。
前半の講義が終わった後、ポストイットを使って「意見を出し合う」ワークショップ。
そして出てきたのは、
「議論ができるのか?」
「ケンカになってしまうのではないか?!」
「相手を論破する場になってしまうのでは?」
「公的な場での議論となると、なかなか本音で話せない気がするが…」
「争わない議員間討議のやり方は?」
「会派が違うとモメがち」
「感情的になる?!」
「数多い議員をどうまとめるか」 ーーー などなど。
講師は、
「皆さん、『議論』ですよ。
決まったテーマ、事象についての議論であるということを念頭に置いて下さい。
感情論で行うことじゃないし、人格否定の場ではありません!!」
と苦笑。
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150号「市長さん、功を急ぎすぎ!? 足を踏み外さなければ良いが!!・・・7/3
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150号を発行しました。
「市長さん、功を急ぎすぎ!? 足を踏み外さなければ良いが!!」です。
今、中村健市長は、市の児童クラブ26カ所を一気に、全部、民間委託を
しようとしていま
す。
3月の当初予算で、令和6年度から実施する計画を発表しました。
現在は、子育て支援課が直営で運営しています。年間の事業費は
約3億1500万円で
す。
のりことしては、「ちょっと待って!!」
①余りにも急ぎ過ぎ!
②民間委託にする理由が納得できない!
~市では職員の人材確保に苦労している。民間なら大丈夫なの???~
③委託といっても、全部を一気に、1社に任せるのは乱暴すぎ!
と思うのです。
◇“職員が確保できない”なら、まず、その原因を探るべき!!
改善策を考えるべきと思いませんか??
その改善策もいくつか書きましたので、どうぞご覧下さい。
ご意見もいただければ嬉しいです!!
どうぞ宜しくお願いします!
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ロシア「ワグネル・プリゴジン氏」の反乱・・・6/29
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本当に何が起こるか分からない・・・プリゴジンvsプーチン。・・・・・
このところの新聞報道に驚くばかりです。
ただ、よく考えれば内輪揉めは、よくある話。
民間軍事会社ワグネルが、ウクライナ戦線で大々的な戦果を挙げるには、限界を
感じた反転なのでしょう。
しかし、「我々は正義を求めている。モスクワへ行く」とウクライナの戦場から
首都まで200キロの地点まで進軍するというのですから、ロシア軍内部の同士を
頼ったのでしょうね。
この先、何がどうなるか皆目分かりませんが、少なくともロシア国民の戦意高揚に
遠いことは判ります。
事実を事実として伝える報道が進むことを祈るばかりです。
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本市の市議選は、7月に行われます。・・・・・
このため、議会人事は6月議会の最終日。
4年任期の折り返しとなる今年の議長は、選挙の結果、本郷照代氏。
副議長は藤井基夫氏と決定しました。議会選出監査は、松崎隆治氏です。
のりこの所属は、厚生環境委員会。(希望しました。)
メンバーは、筒井登、牧野次郎、神谷庄二、大河内博之、藤井基夫各氏。
委員長は中根志信、副委員長 中村直行の各氏。
8期の筒井さん始め、7期の牧野さんにのりこ。
6期の神谷さんと期数の多い議員ばかりで、層が厚いねえ~と言われているようです。
今期から、環境部が厚生委員会に含まれることになり、産廃も広域ごみ処理施設も所管
となります。
もともと市民病院はじめ、介護保険や国保など多くの特別会計を抱えている厚生委員会。
一同、気を引き締めて取り組みます。
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6月豪雨で活躍した「学校の連絡ツール~すぐーる」・・・6/20
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6月2日の豪雨被害、本市でも土砂崩れなどの被害が発生しましたが、・・・・・
子どもたちの下校については、「連絡ツール~すぐーる」が大活躍しました。
花ノ木小学校では、保護者への「下校の連絡」をすぐーるで行いました。
時間の知らせだけではなく、どの地区の帰宅路のどこが通れるか、通れないか…を
含めた詳細な連絡が行われていました。
校長の上田先生に伺うと、
①教員も手分けして道路状況の情報収集に努め、時々刻々と変化する冠水の様子
などを「すぐーる」で保護者に知らせて、事故が起きないよう努めました。
②すると、多くの保護者から、さらに詳細な道路や水路などの状況の返信がありました。
③それらを整理して、再度、学校から発信する・・・その繰り返しによって、子どもたち
の安全をはかることが出来ました。「すぐーる」は優れモノです!!
なるほど、時系列で見せてもらうと、それはそれは報道機関並み…立派な記録です。
常日頃から、保護者との交流に心を砕いている学校ですが、スマホ時代のツールの強みを
しっかり体現した嬉しい話でした。
すぐーるの導入は令和4年からと聞きますが、市教育委員会に拍手!!です。
(アプリが出来ない場合は、メールでも可とのこと)
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忙中閑あり、映画「怪物」・・・国会も怪物ばかり・・・6/18
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是枝裕和監督、カンヌ映画祭で脚本賞を獲得した坂元裕二氏の脚本。・・・・・
ミーハーしてきました。
「誰も知らない」「そして父になる」、「万引き家族」から「怪物」まで、家族を映し
続けている是枝監督ですが、子どもたちの生き生きした表情の追跡は凄いな…と思います。
しばしの気分転換のつもりでしたが、実際は重い映画でした。
さて、国会を眺めると、これまた「怪物」ばかり。
山積の重要法案が議論もなく通過・・・国民不在極まれりの酷さに言葉がありません。
・財源が見えないまま認められた「防衛費増額」
・財源も見えず、効果にも疑問の残る「異次元の子育て対策」
・差別を禁止しない「LGBT理解増進法」
・誰のためか判然としない「入管法改正案」などなど・・・
なすべき仕事が放置されていると思うのは私だけ???
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集中豪雨の被害、復旧のために補正予算・・・6/15
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臨時議会が開かれ、・・・・・
先の集中豪雨による被害の回復のために「1億7,799万円」の補正予算が組まれ、
全会一致で可決されました。
・市道や農道、東幡豆町など8カ所の土砂崩れなど道路災害復旧 9000万円
・二の沢川への流入土砂やのり面崩落の復旧 500万円
・古川や衣崎漁港への土砂流入など港湾災害の復旧 4500万円
・矢作川西尾緑地など都市公園等の災害復旧 2200万円
・農業用施設の災害復旧工事 1000万円
西尾では、豊川・豊橋ほどではありませんでしたが、しかし、線状降水帯は脅威です。
市役所の南の県道も歩道まで冠水状態でした。
北浜川の河口拡幅が進まないと解決されないようです。
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エリアプラン社から、PFI契約解除の通知・・・6/14
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エリアプラン社から・・・・・
「PFI契約を解除する」との通知が市に届きました。
あれから6年。ようやくの感です。
市側からの「事業の中止」も「見直し」も受付けず、契約の継続を前提に
「工事を行うことができなかったために生じた、増加費用の支払い」を求
める訴訟を次々に起こしてきたエリアプラン社でした。
しかし、「旧一色支所棟の仮囲い費用の訴訟」以外の増加費用は認められず、
この5月までの訴訟はみな敗訴で確定したのは、既報の通り。
一色3館の指定管理者の変更にかかる異議申し立てでは、裁判所が
「市の契約解除を有効」と判断しています。
エリアプラン社としても、これ以上、契約の継続を主張するのは無意味と考えた
のでしょう。
今後は、「損害賠償の請求を行う」とのこと。
市長には、冷静に判断をしていってもらいたいと思います。
支出されるのは「市民の税金」なのですから。
改めて「議決の責任」を思います。
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久しぶりに「岩瀬文庫」のイベントのお知らせ・・・6/10
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「松井忠次展」のお知らせ。・・・・・
さすがに人気の「どうする家康」。
本市でもゆかりの人物がいますので、どうぞご覧あれ!!
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市の「直営」と「民間委託」にこだわるのは・・・・・・6/9
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市の「直営」にこだわるのは・・・・・
根拠というか、理由があります。
それは、現在、市の行財政改革方針では「ごみの収集」や「保育園」など、すべてを
民間に委ねるのではなく、一定割合は直営で行う事業を定めています。
その理由はいくつかありますが、大きいのは危機管理の観点です。
例えば、先の大雨のように災害時には、大量の「ごみ」が発生し、即時の収集が求め
られます。
そういう時に直営の職員がすぐに動く体制が整えられ、現地に向かうわけです。
現在の直営の割合は、およそ3分の1になり、他は民間業者に委託しています。
次なる理由は、直営部分を持っていないと、民間の委託料が適正妥当かどうか判断で
きなくなります。
仮に全部を民間にしてしまうと、何年か後には独占に至り、金額も民間業者の言うな
りになり兼ねません。
そうした場合、直営に戻そうと思っても、一度失った業務を再興させるのは相当に難
しいでしょう。
そうしたトラブルを未然に防ぎ、市民サービスの安定化を図るために、直営と委託の
関係にはバランスを取っているのです。
逆に、全てを直営で行うとなれば、多くの職員と施設や設備も必要となりますから、
これも財政的には大変…ということで、やはり適度のバランスが必要となるのですね。
その意味で、私は「児童クラブ」にも、このバランスを考えるべきと思うのです。
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児童クラブ、今、必要なのは現状把握です。・・・6/8
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のりこは、登壇で・・・・・
民間委託をすると予算は3500万円増額となるというが、その内訳は?
・増額分を、直営の人件費に廻すことはできないのか?
・今は手作業でやっている支援員のシフト調整や給与計算はシステム化すべきでは?
・民間は人材確保のために、「リクルート」とか「インディード」などを使っている
というなら、市でもそうした手段を採用してみてはどうか?
・保護者の意向調査 ・支援員の意向調査(働き方の希望を聴く)など、現状をキチン
と確認してから、委託についても検討すべき
委託をしても、管理監督責任は市にある。一括委託で事故があった時の責任は取れる
のか?
発達障害など困難を抱えた子どもの数も増えているなか、学校との連携、情報共有は
委託しても担保できるのか
などなどを問いかけました。
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6月議会、児童クラブの民間委託を質す。・・・6/8
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本市では、25小学校に「児童クラブ」が26カ所設置されています。
今年2月、突然、その26クラブを一括で、民間に委託する計画が発表されました。
のりこは、まず「26カ所一度に一括での委託」に納得がいかず、3月の予算で反対
討論を行ったのは既報(3/23)の通りです。
かねて、児童クラブでは職員(支援員とよばれています)の確保に苦労しているとい
う話は聞いていました。
しかし、そうはいっても、子どもの養育は直営で頑張るという職員に支えられて、3年
前にもあった「民間委託」の動きは止まりました。
そこに、急浮上した「民間委託ありき」なのです。
6月議会では、市長は、議会の反応をみているようで、複数の議員からの質問に対して
「一括の民間委託は再検討するかのようなニュアンス」の答弁をしてきました。
すなわち、保護者には「アンケート」を実施している。その結果をみて考えるというの
ですが、アンケートを見てビックリ。
委託が前提の問いかけなのです。
そんなアリバイ作りに乗るわけにはいかないので、市長には再考を求めました。
第3子が産まれたばかりの市長です。
しっかりしてよ!!と言わずにはいられません。
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「雑紙袋」の作成経費は260万円…お詫びして訂正します。・・・6/1
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資源回収のため市の全世帯に「雑紙袋」が配布されています。・・・・・
このコーナーや先の議会報告会で、その経費を600万円とお知らせしましたが、
誤りで、正しくは260万円でした。
予算段階では400万円でしたが、入札によって260万円になっていました。
ここに慎んでお詫びして訂正いたします。
申し訳ありませんでした。
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昭和28年の昭和の大合併で「西尾市」となってから70年。・・・・・
記念式典が5月28日、文化会館大ホールで多くの市民を招いて挙行されました。
推しの人気投票が行われた「郷土の偉人」として
神谷傳兵衛、
岩瀬弥助、
尾崎士郎、
中島董一郎、
外山滋比古、
茨木のり子
各氏の業績を紹介するビデオなども上映、顕彰されました。
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ひさびさの#149号「ご隠居さんと熊さん」・・・5/26
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ご無沙汰の「熊さんとご隠居さん」です。
ひさびさの辛口問答をお楽しみ下さい。
PFI契約の裁判、今年に入ってからの判決は市側の勝訴が続いています。
どんな内容の裁判なのか解説し、その結果も一覧表にしました。
西尾地域開発社というエリアプラン社の下請け業者が起こした裁判では、一審が市の
勝訴でしたが、業者が控訴しなかったため、判決が確定しました。
同社からは、極めてお粗末な、合理的にあり得ない「証拠」が裁判所に提出されており、
呆れるばかりでした。
(判決文は各議員にも配布されています。関心のある方はご一報下さい)
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3月の「応援団総会」と「3月議会」の報告です。どうぞじっくりご覧下さい。
議会質問のメインテーマは「分ければ資源、混ぜればゴミ」・・・ごみの分別推進です。
本市のリサイクル率は15%。
県内トップの小牧市は37%、名古屋市ですら27%超なのです。
このまま分別が進まないと、あと1,2年でクリーンセンター焼却炉の上限をオーバー。
「分別」を生活習慣にしてしまえば何ということもないのでは?!
みどり川のお花見は今年も賑わいましたが、桜の植栽には手が入っていません。
市街地の貴重な緑、後世に残せる場所にして欲しいですね。
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柳川市では「燃えるゴミの袋」を『燃やすしかないゴミ』として削減成功・・・5/15
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九州は柳川市。・・・・・
燃えるゴミの袋の表示を「燃やすしかないゴミ」と表示して市民の意識改革を訴えました。
そして、指定ゴミの大袋(30ℓ)を1枚20円から40円に値上げ、同時に、プラ類専用袋を
ペットボトル専用袋も新たに作って、こちらは大袋(50ℓ)で1枚10円に。
その結果、燃やすしかないゴミは年間10%の減。
プラゴミ回収は2倍に増えた!!
ごみ減量化のメッセージ、やっぱり、自分たちの財布に響くかどうか・・・がポイントですよね。
京都府亀岡市でも、4月から表示を変更して、燃やすゴミの中に混在している紙ゴミ45%と
プラゴミを資源に廻す工夫を開始。
同市でも、新たな焼却施設の建設にかかる60億円、最終処分場が満杯に近づいて、100億円
以上かかる更新事業を市民に訴えるキャンペーンを始めたとのこと。
私たちは、目の前からごみが消えれば、莫大な経費がかかっていることを忘れてしまいがち。
大量消費大量廃棄の時代からの脱却は喫緊の課題です。
“議会報告会”では、今、計画中の
「広域のごみ焼却場建設(建設費だけでも380~400億円かそれ以上)」
には関心が高いことも実感しました。これからも、ドンドン情報を発信していきたいです。
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“議会報告会”は7年ぶりです。・・・・・
5年前に制定した議会基本条例で「開かれた議会」を謳ってきましたが、開催はなぜか
久しぶり。
午前10時から、市役所51会議室で「3月議会」を主にした、四っつの“常任委員会”
毎の報告(持ち時間20分)となりました。
※「経済建設委員会」「厚生委員会」「文教委員会」「企画総務委員会」
「経済建設委員会」の報告では、のりこと藤井議員が発表を担当。
のりこは、本市の喫緊の課題として
「家庭ごみの量が県内ワーストワンの現実『分ければ資源、混ぜればごみ』なので、
まずは、ごみのうち『41%を占める雑紙』を資源回収に廻していただく」
ことをアピールしました。
つめかけた市民は50人以上(Zoom参加は20数人)。
せっかくの機会なので「雑紙の回収を促す“紙袋”」の配布をご存じかどうか挙手を
求めたところ、手を挙げた方はおよそ半数。
市政に関心が高い方々でも、知らない方が多かったのは残念。
第二部では、質疑応答に応えて、
「全世帯への“雑紙袋”配布には600万円の経費がかかっていること、(分別の内容が
書いてあるので)その袋のまま、回収に出さないで下さい…etc」
あれこれ喋りました。
「わざわざ、そんな“袋”を作る必要があったのか?」との質問には、
これまでポスターや広報では周知が行き届かなかったので、窮余の策だったことをお伝えし
ましたが、しかし、悩ましいことではあります。
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14日(日)午前10時から、議会報告会が開催されます。
場所は、市役所5Fの51会議室。
4委員会が3月議会で審議された「令和5年度の主要事業と予算」を中心に、
市民に向けて報告します。
持ち時間は、各委員会20分に質疑応答なので十分な時間とは言えませんが、
パワーポイントなども使って、判りやすい説明を心がけます。
のりこは、経済建設委員会で「ごみ問題」を担当します。昨年のゼロ・ウェイストを
踏まえた報告にしたいと思っています。
皆さん、どうぞお出かけ下さい。なお、出入りは自由です。
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外部監査は結構ですが、・・・・・
肝心の当事者である「産業部」がどうするのか…調査不足が露呈していましたから…
よもや、外部監査人任せではなかろうが…と、のりことしては心配していたところです。
昨日の経済建設部会で、産業部としても「産廃問題に詳しい弁護士に委任して検証を行う」
ことが明らかにされ、ヤレヤレ。
しっかり頼みますよ!!
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吉良企業誘致の土地の求償権問題は、個別外部監査に・・・5/9
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「産廃の処理にからむ求償権の放棄の可否」について・・・・・
市民から監査請求が出されたことは、既報の通りですが、「外部監査」に付す議案が
臨時議会で可決されました。
廃掃法(産業廃棄物の処理と清掃に関する法律)と建設業法といった法律にかかる問題
なので、外部の公平公正な立場の専門家に検証を委ねることになったのです。
監査請求を求めた市民からも外部監査が要望されており、市の代表監査委員も議会で
同様の見解を述べました。
愛知県弁護士会からの推薦によって、長谷川龍伸弁護士が選任され、その外に2名の
弁護士が補助人となりました。
市の考え方と手続きに瑕疵がないかどうか・・・しっかり調査・検証して、然るべき
判断をしていただきたいと思います。
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愛知県みよし市では、女性議員不在が一転・・・5/6
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みよし市では、定数20に26人が立候補と前回の無投票から一転。・・・・・
日進市の市民派議員勢揃い
新人ばかりの女性候補は5人全員が当選し、得票も1~3位を独占の快挙です。
無所属3人のうちのひとり寺本弘子さん(学校薬剤師)は、
「市長が若返り、議会の古い体質も変えたかった!!」「不登校をなくしたい」
と意気軒高!!
トヨタ社員の産業保健師の林久子さんは、労組などの支援なしに
「ママ友6人で選挙戦を闘った」「投票してくれた人の気持ちに恥じないように頑張り、
生活者の声を届けたい」
と意気込みます。
若い候補への期待が高いのも今回の統一地方選の特徴と言えましょう。
県内選挙区の35市町村のうち、20~30代の候補者のトップ当選といいますから、今後が楽しみ。
まさに、議会の古い体質に風穴が開けられるか・・・です。
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今回の統一地方選、特に後半戦の自治体議会では女性の躍進が伝えられます。・・・・・
愛知県内でも、日進市では定数20名のうち半数が女性に!!
改選前でも女性は7名で比率は35%でしたが、今回は、市民派から5名が立候補
して全員当選。
当選者に占める女性の割合は全国市議選で3位です。
今まで女性ゼロの自民党ですら、危機感をもって新人女性2名を擁立。送り込みに
成功といいますから「まさに風が起きた!!」
地元選出の自民党県議は「新しい自民党を表現できた」とのたまわったそうな。
2位で8回目の当選を果たした白井えりこさんは、
「女性たちが30年かけて『私たちもやればで出来る』と行動し、生活の問題を
議会に積み上げてきた成果」
と胸を張ります。
白井さんとしては、2007年の市長選にも出馬し、63票の僅差で及ばなかった経験を
何とかしたい…強い思いもあったでしょう。
彼女の活動を初出馬の時から知っているのりことしては、拍手喝さいの想いです。
女性だけでなく、男性も含めて「市民派が増えた」とも聞いていますので、今後の日進市の
動向が楽しみです。
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浦安市の広瀬さんも、2,113票で12位と手堅く当選。
既に、6期目の活動にも手がついているようで(入札問題)、注目していきたいと思います。
「行政をちゃんとチェックすべきが議員の仕事、イエスマンばかりなら議会はいらない」と
揶揄されるんじゃ、名折れでしょう。
しばしば誤解している人(議員でも…)がいますが、国会は「議院内閣制」。
最大多数の政党が内閣を構成しますから、多数派が賛成にまわるのは当然といえば当然です。
しかし、自治体は「二元代表制」。首長も議員も両方が選挙で選ばれる制度です。
首長には大きな権限(予算執行権・人事権)がありますから、議会には、それをチェックし
監視する役目が与えられているという制度設計なのです。
市民の目線で「市長を監視するのは、議員の本来の役割」ということなのですが、国会と混同
している人が多いのは困った現実です。
ただし、良い政策は賛成して褒めれば良いわけで、これすなわち「是々非々」。
ちゃんと判って欲しいなあ・・・と思う4月でした。
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各紙に統一地方選の結果・・・女性の躍進・・・4/24
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選挙の結果・・・・・・・・
・・・高浜市の倉田さんは、堂々の2位当選。
初回の1,007票から2,184票と倍増です。
4年間が評価されたという証。
一昨年には、事実無根の「容疑」で政治倫理審査会に訴えられ、処分となったと聞きます。
いずれ、この「とんでもない話」も、然るべき評価が出てくるのではないでしょうか。
私自身もPFI契約の時に、当時の西尾市議会の議長が、議会ルールを無視して決めた 「『契約内容は秘密とする、他に漏らしてはならない』との申し合わせに、違反した」
という理由で、政倫審に訴えられたことがあります。
その時は、
「申し合わせ自体に問題がある」
「公開であるべき議会なのに、契約内容を秘密にするのは議会の方がおかしい」
という意見が出て、「(のりこへの)処分の必要はない」との結論でした。
西尾市議会の政倫審は、極めてマトモで良かったということです。
昨今、無所属議員への「嫌がらせ」のために政治倫理審査会が使われたり、議会で多数派
による「処分」が行われる事例が増えているのは、議会制民主主義に悖る行為です。
先ごろには最高裁判所が「議会で身分に拘わる処分について、裁判所が扱うことを認める」
と新たな判断を下したのは評価すべきですね。
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千代田区の「長谷川みえこ」さん、頑張る・・・4/20
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千代田区議に・・・・・
・・・2期目のチャレンジ、長谷川みえこさん。
市川記念会の講座で会う、とても生真面目な福祉分野に詳しい候補者。
街頭演説でのテーマは「障がい者、高齢者、子どもたちが暮らしやすいまち」。
財政面でも制度面でも、障がい者、特に重度の障がいをお持ちの方々にはキビシイ
きびしい社会です。
千代田区のように財源豊かな自治体でもです。
「生活弱者にやさしい街」は誰にとっても優しく暮らしやすい街になるはず!!
とスピーチしてきました。
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、千葉県浦安市の「広瀬あきこ」さんの応援に・・・4/18
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浦安市で・・・・・
・・・6期目にチャレンジの、広瀬明子(あきこ)さんの応援に行ってきました。
のりこが知り合ってからもう17~18年。
無所属市民派でバリバリの行動派です。
議員になった当初から「入札問題」に切り込む熱血漢で、財政面を厳しくチェック。
のりこも課題があると、しばしば調査や情報交換を依頼する仲間です。
PFI契約については、浦安市は先進自治体で「大規模給食センター」の設置例がありました。
給食センターは全国的にもPFIでの例は多く、6000食以上と規模は大きくなるので、その
良し悪しはともかく、比較的、成熟した市場といえそうです。
ただし、給食だけを扱っているところばかりで、建設場所も仕様も細かく設定されており、
本市のような発注形態の事例はありませんけどね。
(浦安市では、複数のセンターがPFIで、それはそれで問題も多かったようです)
さて、広瀬さん、市内をくまなく街宣車で廻り、街頭演説を細かく行う手法。
応援し甲斐のある候補者で、のりこも応援演説に励みました。
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高浜市で・・・・・
・・・2期目に挑む倉田りな候補。
市川記念会や財政の勉強会での仲間です。
市民運動を経て飛び込んだ議会は、まさに別世界。
「市民の常識、議会の非常識」とは、まさに、のりこも経験した話。
市民派が存在しなかった高浜市議会では、「NO!」を言う議員がいなかった、
もしくは極めて少数だったようです。
市長が出す議案への判断に対して、議会は「是々非々」のはずですから、「ノー!」
があっても何ら不思議はないのですが・・・。
だって、その判断基準は「市民のためになるかどうか」ですからね!
ともあれ、4年間には聞けば驚く嫌がらせも・・・、毅然として発言を続ける彼女は
市民派のお手本と私は受け止めています。
ガンバって欲しいです‼
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先日、のりこが応援に行った・・・・・
「山田みやこさん」「中西かすみさん」ともに当選しました。
おふたりの今後の活躍が楽しみです。
神奈川の「さおとめ智子さん」は残念。今後を期したいと思います。
いずれにしても、県議選となると組織の力は侮れず、証紙ひとつ貼るのも実は大変。
また、1人区の場合は小選挙区と同じく熾烈です。
宇都宮市だと13人の定員に16人の立候補でしたから、政策の比較ができ、山田さん
のように、「女性と子どもに寄り添う」という独自色も評価されたのではないかと思
います。
ともあれ、今日からが本番。
活動の現場を持つ友人たちに幸あれと願います。
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吉良駮馬の「廃棄物の処理事案」について市民から監査請求・・・4/7
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「駮馬瀬戸地区工業用地における・・・・・
廃棄物処理業務委託契約」について、市民から監査請求が出されました。
請求では、同契約は、
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律に違反する」
「議会の議決に付すべき契約であり、財産の取得または処分に関する条
例に違反する」
として、市長に1億7,864万円余の請求を求めています。
のりことしては、12月の段階から問題が大きくなることを懸念し、市長、
特に担当の山口副市長には面談。
精査の上、しっかり見直しをするよう求めてきたのです。
しかし、見直しのないまま12月議会へ上程し、再度の取下げ・・・とても
情けなく残念です。
産廃関係の法律は難しいモノなので、市も請求人もそちらに詳しい人物を選んで、
外部監査に付すことを予定しているといいます。
その場合、監査期限は今年の7月5日になるようです。
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現役の産婦人科の医師・博士の「さおとめ智子」さんは、・・・・・
神奈川県磯子区から立候補。
医療行政は県が管轄しています。
そこで、スローガンは「政治が変われば医療も変わる」「人も政治も健康に!」
「安心して産み育てられる環境づくりへ、現場の声を生かした本気の少子化対策を!!」
というのは、至極、まっとうな主張です。
元気に9日間を乗り切ってもらいたいと念じます。
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市民派が県議選にチャレンジするのは大変・・・4/3
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千葉県松戸市選挙区では、・・・・・
財政の勉強会の仲間の「中西かすみ」さんの初戦。
市議からの転身ですが、やはり、
「生活者の視点、いじめゼロ! 虐待ゼロ!」を掲げます。
松戸市では、学校の校舎の3階から窓が落ちて、児童がケガをする事故が発生。
それも公表されなかったといいます。
市民からの通報でそれを知った中西さんが、市議会で取り上げたところ、すぐに調査・改修が
行われたとのこと。通常ではあり得な~い!!!
公共施設、特に学校施設の老朽化は、どこの自治体でも抱える課題ですが、それにしても酷す
ぎます。
しっかりと声を上げる議員が必要です。
(のりこも、一度、教育委員会に確認してみなくちゃ…)
全国、自治体ごとに「議会のありかた」はそれぞれですが、県議会の多くは政党本位かと。
中西さんは「NO!しがらみ」を掲げています。
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市民派の仲間が統一地方選で頑張っています。・・・・・
「下野新聞より」
「山田みやこ」さんは、栃木県議選の宇都宮選挙区で6期目の挑戦です。
市川房枝記念会(のりこも所属)の企画運営委員として一緒に活動している「人権派」。
「生活者の声を県政に!!」
女性、子どもに寄り添う姿勢を前面に打ち出す頼もしく、人情あふれる人なのです。
市民派の選挙は、何期になっても大変。県議選となればなおさらのこと。
記念会の大河常務理事と一緒に、応援演説に励んできました。
街宣車で市内を廻ったので、おもいがけず、たくさんの桜を愛でる機会を得ました。(笑)
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最終本会議では、・・・・・
前日に決定された「議案取下げ」をめぐって、日程を変更。
本会議を午後1時からに繰り下げ、午前中は、議員全員協議会が開かれて、取下げ
について、市側の説明と議員からの質疑が行われました。
のりこも質疑に立ちましたが、市長は陳謝するものの、担当からの説明は要領を得
ないままで議案の取下げに至りました。
おまけに、経済建設委員会は省略されてしまい(委員会の内諾を得る手続きが必要
なのにすっ飛ばされ)、議会としての手続き不備を感じました。
のりことしては、今回のような不祥事があったとしても、あとから、キチンと事件の
検証ができるように「手続き」に不備を来してはならないと思います。
本会議の席上、のりこは「異議あり!委員会を開くべき」と発議しましたが、賛成は
少数にとどまり、残念でした。
新人議員が増えた議会では、時にこうした事が起きてしまう・・・とすれば由々しき
事態です。
議会事務局にはしっかりしてもらわなければなりません。
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不法投棄ごみ処理議案、市の2度目の撤回おわび・・・3/24
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新聞報道された・・・・・
「西尾市議会、不法投棄ごみ処理議案、2度目の撤回おわび」
に首を傾げられた方も多いと思います。
昨年12月議会では、市は
「産廃処理業者との契約手続きに疑義がある」
として取下げ、今回は、
「ごみの排出者ではない旧地権者に対して、処理費用の請求ができるかどうか
廃棄物処理法上の確認が必要」
との理由での議案の取下げとなりました。
3月議会で、市は処理費用を旧地権者には請求しない考えではあるものの、手続きは
必要と言ってきたもの。
12月も3月も議会の経済建設委員会では審議され、のりこを含めた複数の議員から
問題点を指摘された挙句の取下げです。
のりこが、この欄でも「2時間、紛糾しました」と報告したのはこの一件。
まったく前代未聞の不始末で、同時に、議会軽視も甚だしい限り。
冗談じゃありません。市長は、議会を甘くみています!!
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民営化に反対の理由:直営の部分を残すのは、危機管理の観点から・・・3/23
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本市では、・・・・・
行財政改革の基本方針として、民間委託をするにしても「事業の全部」ではなく、
一部に留め、直営の部分を残すようにしてきました。
例えば、ごみの収集です。
理由は、まず、リスク管理の観点から:災害時など緊急事態発生の場面でも、直営で
あれば、すぐに職員を現場に派遣できます。
次に財政面から:民営化に移行する場合でも、費用を査定する時には、直営での事業
費を参考にできます。
しかし、全部を民間に委託してしまうと業者の言うなりになりがち。
業者は、儲けを出さなくてはなりませんからね。
また、委託の最初のうちはサービス価格でも、年数が経てば高額になりがちなのは自然
な現象。
事業によっては、業者が問題を起こしたり、倒産…なんて場面も他市では例があります。
今回の中村健市長のやり方は、この基本方針を変えることになります。
リスク管理の面から、26の学童保育を1業者に任せるのは、のりこは反対なのです。
いくら良い業者が入札するとしても、市の体制としていかがなものかと思うのです。
それに、金額は3億5000万円。
のりこは、民営化するとしても、半数は直営とすべきと考えます。
市長は、PFIによる160の施設管理(1社)を取りやめたではありませんか。
あの時の委託料は、3億3000万円だったのですよ。
あっちはダメで、こっちはいいの?!?
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令和5年度中に・・・・・
市長が進める「学童保育の民営化」に反対しました。
市内に26カ所ある学童保育=児童クラブは今まで、市の直営で行われていましたが、
市長は、民間に一度に全部を任せる計画です。
民営化計画は、コロナ禍前にも浮上していましたが、当時は、担当課でも直営を続ける
べきとの考え方がありました。
直営のおかげで、その時の安倍首相の次の日から小学校の閉鎖と決まった時も、学童保育
は休むことなく開催されています。(他市ではそうはいきませんでした。)
のりこは、民営化を否定するわけではありませんが、26カ所全部を一気に民間に任せる
のは反対です。
費用はおよそ3億5,000万円で、今より3,500万円も高くなります。
直営では、人の確保に苦労しているのは事実です。
しかし、3,500万円も高くなるなら、その分を職員に振り向けることはできないのか、
疑問に思います。
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市役所北側の築山には花の咲く木が植えられています。
まず咲くのは「白のしだれ梅」、次は「河津桜」、濃い桃色の花が美しいですよ。
で、その次に咲くのは「雪柳」。今、真っ盛りです。
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のりこ応援団の・・・・・
2022年(令和4年)度・総会(活動総括・次年度計画、決算・予算計画などなどの報告)を
尚古荘で開催しました。
当日は本当に良いお天気。
風もなく暖かで、尚古荘のお庭を散策する方も多く、良き春の日でした。
総会では次年度予算について、3月議会の議案あれこれ、PFIのその後などで盛上り、そして
なんと、中学生の飛び入り参加まで!感謝・感激!!、またゆっくりご報告いたします。
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西尾市の産廃不法投棄・・・今議会でも問題になってます・・・3/10
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西尾市でも、一色だけでなく、・・・・・
吉良や幡豆、東部地区の山間いでも、不法投棄はあちこちに。
吉良の駮馬でも、不法投棄で市が処理している案件があります。
今議会では、その処理に伴う問題が発生!
そして、委員会は2時間も紛糾しました。
のりこは、問題には真摯に向き合い、市の事務手続きに瑕疵があったならば速やかに
修正に動くべきとの立場です。
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岩手・青森県境の巨大産廃不法投棄事件、25年後に回復か・・・3/9
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1998年、岩手・青森の県境で発覚した・・・・・
国内最大規模の産業廃棄物不法投棄事件。
専門家も入った岩手県の現状回復対策協議会が「廃棄物の撤去と土壌浄化が完了
したとして「現状回復宣言」を出しました。
事件は、県境の27haの原野にゴミ固形化燃料や廃油入りドラム缶など約150万t
が不法投棄された酷い話です。
青森と埼玉の処理業者は有罪判決を受けましたが、問題はその処理。
業者2社は解散・破産した後です。
2000年改正された廃棄物処理法では、排出業者に「適正処理の注意義務」が盛り
込まれ、県知事が現状回復の措置命令を出せるようになっていました。
そこで、両県は、大手運送会社や玩具メーカーなど首都圏の1万2000社を排出者
と特定。
措置命令を行った25社に、全体の一部であるものの計430tを撤去させた、いわば、
当時としては画期的なことだったのですね。
残りは、両県が行政代執行で税金を投入して片づけたわけですが、25年を経て、漸く
現状回復となったもの。
事件をきっかけに、廃棄物行政は排出者責任を問うようになり、現在に続いていますが、
それでもなかなか。
後始末は税金で・・・産廃不法投棄の根は深いです。
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食用廃油が「へんし~ん」・・・最近話題の航空燃料に変身・・・3/6
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報道では、食用廃油が・・・・・
航空燃料として脚光を浴びているといいます。
新聞の科学欄の解説によれば、
「廃食油に化学反応を起こして、不要な酸素を取り除いたり、炭素同士の二重結合を
減らしたり、分子の長さを変えたり」して、
「分子の構造を航空燃料と似た形に変えて」精製することで「SAF」という航空燃料
のもととなる物質をつくるのだそうです。
商業化が一番進んでいるのは、廃油や藻など生物系の油脂を原料にした方法で、次は
サトウキビやトウモロコシなどから得る糖を原料にする方法など。
いずれも従来の燃料と混ぜての製品化。
従来の航空燃料は原油からつくられるため燃やすと二酸化炭素がたくさん出ます。
排出量は全体の2.5%ほどですが、対策をしなければ今世紀半ばには2005年と比べて
排出量は3倍になるとか。
廃油からつくるSAFは、石油からつくった場合と比べて8割削減できることから、国内
の航空会社は2030年には10%以上をSAFに置き換える目標を立てているため、じゃま
もの扱いだった廃油が引っ張りだこになっている所以。
ところで西尾市でも、おうちで出た「廃油」、市の各資源ステーション(注:市役所以外)
で回収しているんですよ。無理に廃棄しないで持ち込んで下さいね!!
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「みどりあふれるまちづくり」のための提言 その2・・・3/3
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Q:緑化と景観の重点地区である「みどり川周辺」の桜の木は老木となり、
寄付による若木も維持管理が不十分としか言いようがない。以前には
周辺市民に意見も聞くなど整備計画もあったのに動いていないが、市
としてどう考えているのか。
A:老木は簡易診断をしながら保全に努めていく。若木も性質に合った
植栽方法や管理を研究していく。
Q:市民団体から寄付の植樹を受ける場合は、植え方や、その後の維持管理は
どうするのか等「植樹のルール」を作るべきではないか。
A:寄付が有効になるように考えたい。
❶みどり川沿いの老木には、根本に南天やら別の木が育ってしまってます。
❷古い桜も、すぐ隣に生えた木も下刈りをされておらず「ボウボウ」
❸新しく植えられた桜も下刈りをされておらず、いずれ「ボウボウ」に?!
❹遊歩道側も新しく植えられたものの、5mの間に4本も。間隔なさ過ぎでしょ!!
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「みどりあふれるまちづくり」のための提言・・・3/3
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Q:市の緑化基金1億円は積み増しも取崩しもなく、宝の持ち腐れで勿体ない。
「令和の森」を造らないか。
A:令和の森は考えていないが、街路樹や公園に有効活用を考えていく。
Q:文化会館北側にはかつて市の木の楠が沢山あった。大規模改修と並行して適切な
植樹を進めないのか。
A:文化会館の改修だけでなく、生涯学習センターの整備(中央ふれあいセンターの建替え)
とも併せて、二の沢川の遊歩道と共に憩いの場、緑の多い文化拠点となるよう、
しかるべき時期にしかるべき植栽をしていく。
文化会館周辺の整備・・・それこそ「令和の森」にできるんじゃないかしら!?
名古屋のTVの北、セントラルパークの緑陰も形になるのに20年でした。
けっこう早く「しとなる」んですよ。将来を見据えた植栽が必要です。
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「ごみの分別・減量を進めるための提言」その2・・・3/2
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「ごみの分別・減量を進めるための提言」・・・3/2
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の新年度予算に「校内フリースクール」2つの中学校に・・・2/27
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愛知県の新年度予算に・・・・・
「校内フリースクール」設置の人件費が盛り込まれたといいます。
県内の小中学校の不登校の子どもの数は、1万6,959人と過去最多を更新。
こうした状況から、県は尾張と三河に1校ずつ校内フリースクールの設置を決定し、
担任と支援員それぞれ1名ずつの人件費など372万8千円を計上したとのことです。
県は2校を新設後、効果や課題を検証して今後の支援策につなげる考えとの報道。
ようやく…?!の感です。
しかも、えぇ、予算はこれだけ?!…県内にたった2校?…お粗末!!と思いますが、
それでも、県が動いたことによる影響はあるでしょうから期待したい・せずにはいら
れません。
教員の予算と配置は、県教育委員会の所管です。
本西尾市でも、正規の教員が定員に満たない苦境から脱することが出来ず、昨年も厳
しい新学期だったと聞きます。
ないないづくしの学校ですから、市費の投入も増額が望まれましょう。
愛知県・大村知事は、
「必要があれば、市町村に校内フリースクールを推奨して、県が補助することもある」
と述べています。
本気で取り組んで!!と言いたい!!
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「防衛省に告ぐ」、元自衛隊トップが明かす防衛行政の失態・・・2/24
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この欄でも取り上げた香田洋二元海将の著作です。・・・・・
中公新書です。
各分野からの反発を判っていて、敢て、発言するとのこと。
新聞でのコメントだけでなく、ご本人の主張を確認したいと思って手に取りました。
目次には「専門家不在の文民統制…」などの文字が並ぶのですから穏やかではありません。
筆者は、各方面の反発も想定して著されたといいます。
しかし、イージス・アショア配備の時の秋田と山口での混乱と
「攻撃を受ける惧れのある地域の住民への対策」が皆無だったのは明らか・・・。
私たちは、こうした事態に黙っていてよいのか?!と思わずにはいられません。
議会が始まりますが、新書版なので、時間をつくって読み進めたいと思います。
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のりこの登壇は3月1日(水)午前中。
一般質問3日目ですが10時から始まり、その2番目です。
議題1は、緑あふれるまちづくりをどう進めるのか。
議題2は、遅れている「西尾市のごみの分別・減量」をどう進めるのか。
1.近年、あちこちで街路樹が伐採され、少なくなっています。
県道衣浦・岡崎線なんて悲しい限りです。
市街地でいえば、みどり川の桜など、もっと手を入れて欲しいところばかり。
緑化推進を取り上げます。
2.昨年の視察を生かして、分別の具体的な進め方と減量について聞きます。
3月本会議は2月22日(水)から開会です
。
初日は中村健市長の「施政方針演説」と条例制定や補正予算案の上程。
24日(金)、施政方針演説に対する質問(4名)。
27日(月)、
28日(火)、そして
3月1日(水)が一般質問。
3月2日(木)が令和5年度予算案の上程と質疑、そして、
6日(月)から「委員会」での審議となります。
いずれも朝10時から始まり、傍聴は出入り自由です。どうぞお出かけ下さい。
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福岡県大木町の「もったいない宣言」・・・2/13
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ごみの分別を進めて・・・・・
リサイクル率81%の徳島県上勝町を紹介('22/11/10近況)しましたが、
福岡県の大木町も上勝町に続いてゼロ・ウエイストを宣言。
2008年には「もったいない宣言」で話題になり、町内にある環境プラザで29種類の分別を
行っています。
日本初の取組みとしては「紙おむつのリサイクル」。
紙おむつ製造会社とタッグを組んで進めています。
西尾市でも保育園でのおむつ回収を始めていますが、某企業の2020年のデータによれば、
子どものおむつ排出量は年間71万トン。
大人の紙おむつの排出量はハンパではなく262万トンといいます。
大人100人分のおむつ1年分は2トン収集車23台分。
これを燃やさずにリサイクルすると温室効果ガスの排出量は87%削減できるとのこと。
有効に資源化できるのであれば、この先、取り組まざるを得ない課題ではないかと思います。
<ご参考>
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増加費用請求控訴事件(吉良支所棟)のその後・・・2/10
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(株)エリアプラン西尾が、・・・・・
10月27日付けで控訴状を提出した増加費用請求控訴事件については、2月8日に
弁論が終結、判決言い渡し日が決まりました。
1) 判決言い渡し日 令和5年3月17日(金) 午後1時10分
2) 事件の概要
第1審判決の取り消し及び「きら市民交流センター(仮称)支所棟」の
買取予定日を9か月延期したことに伴う金利、遅延損害金相当額の増加
費用2050万1811円等の支払いを市に求めたもの。
於:名古屋地方裁判所
第1審ではエリアプラン西尾の主張は認められず、敗訴だったため、同社が控訴して
いたのですが、2月8日に行われた弁論は1日で結審。
判決言い渡しが決まりました。
控訴審でも、同社の主張は認められないものと思います。
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市役所ロビーで、福祉事業所の作品を販売・・・2/9
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恒例の「ふれあい西尾マルシェ」・・・・・
市内の「福祉事業所4つ」が作品を展示、即売しています。
期間が短いのがちょっと残念ですが、パレット西尾さんの「粘土でできた子猫」を
見つけました。
どう? 可愛いでしょ!? 樹脂粘土製だそうですが、まるでマシュマロのようです。
「就労移行支援事業所 パレット西尾」
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西尾市・教育長、「子ども夢パーク」を語る・・・2/8
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3月18日の映画と講演会に申し込みが殺到しているそうです。・・・・・
どうやら抽選になりそうな…ご希望の方はどうぞお早めに!
西尾市の稲垣教育長が昨年11月の校長会の挨拶で・・・
「先日、生涯学習センターの用務で上京した折、川崎市の『子ども夢パーク』を
視察してきました。この施設は30年も前から、学校教育ではケアしきれない子
どもたちを認め、その受け皿となるべく、当時としては極めて先駆的な理念に
基づいて運営されてきました。設立者の熱い思いと行政がみごとにコラボした
この施設は、現行では、不登校に対する最も実効的な施策だろうと思いました。」
「学校では学習指導要領に定められているように、しなければならないことで構成
されています。-中略― 学校では、漢字は書けるように、九九は覚えさせて、
鉄棒も頑張らせて、みんなと協力するように教えます。当たり前のこの学校の枠
組みが、子どもたちを包括しきれなくなっていることを、昨今の不登校の現状は
物語っています。
そこでノーストレスに近い場所を設けて、子どもたちの内的エネルギーを充満さ
せていこうというコンセプトが『夢パ』です。「子どもたちが何をしても良い。
何もしなくても良い」という指導方針を貫く中で、子どもの自立に向けた心を育
てることに粘り強く取り組んでいます。―後略―この理念にふれて、私たちが今
後の教育に取り入れるべき点を痛感した次第です。」
本市でも「学校内フリースクール」の形が整えられていくことを強く期待したいと
思います。
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映画「ゆめパ」の時間&西野博之氏の講演会・・・2/6
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西野博之さんの・・・・・
講演「生きているだけで、いいんだよ」と映画の会があります。
(お申し込みはwebチラシをクリックしてご覧ください。応募多数の場合は抽選です。)
西野さんと聞いて「あぁ~」と頷く方は、子育てや不登校、子どもの居場所づくりに
多大なる関心をお持ちでしょう。
神奈川県川崎市にある「川崎市子どもゆめパーク(通称「ゆめパ」)」は、公設民営
の子どもたちみんなのあそび場。
約1万㎡の広大な敷地には、子どもたちの「やってみたい」がたくさん詰まっています。
手作りの遊具で思いっきり遊ぶ子どもたち。一緒にどろんこになっている親子。
くるくると踊る子。小さな子どもを連れた自主保育のグループ。「ゆめパ」にはいつも
子どもと子どもに関わる大人が集まっています。
「ゆめパ」の一角には「フリースペースえん」があり、学校に行っていない子どもたち
が自分の「好き」をあたためています。安心して、ありのままの自分で過ごせる場所で、
虫や鳥を観察したり、木工細工に熱中したり、ゴロゴロ休憩したり。でも、時には学校
や勉強のことが気になる子も…。西野さんは、ここの施設長です。
映画「ゆめパの時間」は、子どもも大人もみんなが作り手となって生み出される「居場
所の力」と、時に悩みながらも、自ら考え歩もうとする「子どもの力」を描き出したド
キュメンタリー映画。
昨年放映されたNHK総合テレビの「ドキュメンタリー72時間」
は年末のスペシャル番組で視聴者投票1位に輝いています。
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元航空自衛隊司令の言葉「引き金引くな…」 その3・・・2/3
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・・・・・つづき・・・・
林氏:「専守防衛の短所は、自国民の犠牲や損害が避けられないことです。専守防衛とは、
戦闘が自国領内で行われることを意味するからであり、そもそも特別の覚悟を要
する戦略なのです。他方、長所もあります。自衛のための戦いであることが理解
されやすく、戦闘の正当性が担保されるため、国際的な支持や支援を得やすいこ
とです。」
Q:安全保障政策を大転換すると政府は言っています。
「2014年までは、専守防衛の時代だったと私は思っています。安倍内閣によって
『集団的自衛権行使容認の閣議決定』がなされるまでです。―中略―
政治が『危険な積極性』に走ってしまう可能性に対する国民の関心の低さが気が
かりです。」
Q:ウクライナ侵攻からは何を学ぶべきでしょうか?
「ロシアによる侵略を自国の深くまで受けながら、ロシア本土を攻撃することに抑
制的な今のウクライナは、まさに専守防衛的な戦いをしています。自らの戦いの
正しさを示すことで国際社会の支援を得ようと努める、現実的で重い決断が見え
ます。―後略―」
「ウクライナの現実を直視し、あるべき専守防衛とは何なのかを考え直すべきです。」
了
(朝日新聞2023.2.3より)
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元航空自衛隊司令の言葉「引き金引くな…」 その2・・・2/3
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・・・・・つづき・・・・
Q:90年代に第7航空団司令を務めた際には、緊急発進するパイロットに
「引き金をひくな」と言っていたそうですね?
林氏:「ええ。相手に先に撃たせることで初めて、こちらが攻撃を行う正当性が確立
されるのだと指導しました。相手に先に撃たれて脱出することは、批判もさ
れるし恥辱でもあるだろうが、その覚悟によって日本の正義が保証されるの
であれば、パイロットは真のヒーローたりうるのだ。そう説きました。」
Q:それは当時の標準的な指導だったのでしょうか?
「いえ。司令の権限を越えた指導であり、処分を覚悟した行動でした。国を危
うくする蓋然性がある以上、自衛隊の行為で戦争を誘発させないよう職を賭
しても努めるべきだと考えた結果です。―中略―盧溝橋事件を繰り返しては
いけないという思いがありました。」
Q:防衛の任務にあった当時、専守防衛という政府の方針をどう理解していましたか?
「受動的な防衛戦略であり、国外に戦場を求めない姿勢であると理解していました。
眼目は『侵略行為をしないこと』であったと考えています。」
その3へ つづく
(朝日新聞2023.2.3より)
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元航空自衛隊司令の言葉「引き金引くな…」 その1・・・2/3
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元航空自衛隊第7航空団司令の林吉永氏のインタビュー記事を読みました。・・・・・
同氏は1965~99年まで冷戦下でソ連の脅威と向き合った空自幹部で、任務は
周辺空域を監視、危機に対処する要撃管制というものでした。
林氏:「要撃管制では、日本の領空に接近・侵入してくる航空機を地上のレーダー
サイトで発見し、戦闘機を緊急発進させるのか、地対空ミサイルで対処さ
せるのかを決めます。戦闘機をどの地点でどの角度から目標の航空機に接近
させるか、火器の種類を考えながら誘導しました。」
Q:中国や北朝鮮にかかわる安全保障上の危機がいま指摘されていますが、現状を
どう見ていますか?
「危機感は当時の方が大きかったと思います。大韓航空の民間機がソ連の戦闘
機に撃墜されて269人が亡くなったり(83年)、日本領空を侵犯したソ連機
に日本が初めて警告射撃をしたり(87年)、ひとつ間違えば戦争になる事件が
相次いでいたからです。」
「今が最大の危機であるという認識は、作られたものではないかと私は思って
います。戦争になるぞという時代精神が浮上し、非戦という発想が後景に退い
ていることが心配です。」
Q:87年の警告発射の際には現場にいたそうですね?
「―前略―自衛隊機が警告のため信号発射をしたのです。毎分4千発を打ち出す
機銃で、実弾の中に曳光弾が含まれていました。上層部が決めた射撃命令をパ
イロットに伝えたのが我々の基地(沖縄県内)でした。」
「私は射撃命令に反対で、のちに意見具申をしました。もし、ソ連側が攻撃をさ
れたと誤解したら、自衛隊機が攻撃され、戦争に発展してしまうおそれがあった
と訴えました。」
その2へ つづく
(朝日新聞2023.2.3より)
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今年も「女性議会」が開かれました。・・・・・
取り上げられた「一般質問」は、
・市の不登校児対策と教員の幸福度向上について
・女性が活躍できる企業誘致と産業振興
・地域活動における男女共同参画の推進、外飼い猫の被害について
・アートを生かしたまちづくり戦略
・高齢者介護や障がい者の横断的な支援
などなど。
ひとり持ち時間「30分」ではとても足りませんねえ。
いずれも生活に直結した問題で、本会議の一般質問でも取り上げられています。
今回の議長「役」は、一昨年7月に初当選した佐々木映美議員(女性議員が順番に議長役に)。
彼女自身、3年前の女性議会に参加し、その後、ホントに議員になっちゃったわけ。
各地で女性議会や青年議会が行われていますが、こうした例も多々あり…頼もしい限りです。
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のりこ応援団だより新春号ができました。
「おめでとうございます。本年もご一緒に市政に関心&監視を!!」よろしくお願いします。
「三河湾と子どもたちを守るため、産廃処分場建設NO!を求める署名」33.922筆を
市民団体が知事にあてて提出しました。皆さんにお礼とご報告!!
のりこの議会報告では、
「残土条例への提案」や「広域ごみ焼却場の焼却炉の選び方」など。
好評、連載まんが「おかいごさん」もね!
どうぞじっくりご覧下さい。
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SPC社からの申立「維持組成費を払え」、裁判所が却下・・・1/25
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1月23日、名古屋地方裁判所は、・・・・・
「エリアプラン社(以下AP社)からの維持組成費の支払いを求める仮処分申立を却下する」
との決定を出しました。
その理由は、
❶市が維持組成費の支払義務を負うかどうかについて
⇒契約が無効なものとは認めるに足らず、維持組成費請求権が存在する
との疎明には足りない。
❷AP社に仮払仮処分の必要性があるかどうかについて
⇒仮払いを受ける必要性が疎明されたと認めるには足りない。
中村健西尾市長は、
「これまでの市の主張が、全面的に裁判所に認められたと受け止めています。」
とコメント。
昨年4月、市がPFI契約を解除して以降、AP社には、
「維持組成費=人件費など会社を運営していく費用」
は支払われていません。
仕事がなくなったわけですから当然のことなのですが、AP社側はこの間もずっと
「契約解除は無効だ!」と言い続け、年間6,600万円の維持組成費を「払え!」と
言い続け、裁判所に訴えたのです。
これまで、いくつもの訴訟が行われていますが、
「契約解除が裁判所によって認められたのは初めてのこと」。
のりことしてもやれやれ・・・胸をなでおろしています。
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のりこの気分転換にうってつけなのが、山本一力氏の人情話です。・・・・・
「端午のとうふ」は、初期の作品を含む短編傑作選です。
1948年生まれの筆巧者で、97年の「蒼龍」でオール読物新人賞。
2002年に「あかね雲」で直木賞を受賞。
江戸は深川を舞台に、かわら版屋や損料屋(リース業)を束ね、今でいう広告代理店
としてイベント開催や売り出しに知恵をしぼる話、走りに意地を見せる駕籠かきの話
など、小気味よいストーリーが楽しめます。
こたつのお守りをしながら如何でしょうか?
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市民病院では、・・・・・
平成29年からACP(アドバンス・ケア・プランニング)のプロジェクトチームを
立ち上げ、活動に力を入れています。
「人生会議」とも呼ばれ、もしもの時のために、自分が望む医療やケアについて前
もって考え、周囲の信頼する人たちや医療者とじっくり話し合い、共有する取組み
といいます。
田境さん曰く。
「患者さんの話に耳を傾け、どんな思いでどんな療養を望んでいるのか…
聴くこと自体が緩和ケアに繋がります。」
「痛みの種類も幅広く、例えば、経済面の悩みや精神的な負担も苦痛のひとつ。
社会資源の活用などを提案しながら、いろんな悩みを総合的に取り除き、退院
後の療養環境を整えていくことが私たちの重要な役割です。」
・・・・・(以上、西尾市民病院広報誌 チャオCiaoNo.12より抜粋)
根治が難しい病気を抱えた患者さんの想いを尊重したケアに努めている市民病院の
姿勢に、心から敬意を表します。
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西尾市民病院でがん性疼痛看護認定看護師として働く田境公治さん。・・・・・
がん患者の生活の質に大きく関わる疼痛コントロールを専門として、入院中の患者さんの
痛みの緩和の支援、退院された場合は少しでも安楽に療養できるよう心を砕いています。
そんな彼にとって忘れられないのは、数年前、乳がん末期でがん性胸膜炎を発症し入退院を
繰り返していた30代の患者さん。
「悪化するにつれて呼吸困難が出ていたため、少しでも楽な体位を工夫したり、
日常生活の動作時に起きる息苦しさを緩和できるように主治医と薬剤師と相談
して予防的な薬の使用や量の調整に努めていました。」
そんな折、その方は症状の悪化によって、自宅療養での支援がさらに必要な状態で退院することに。
「当然、継続した看護が必要と考え、訪問看護師の準備をしていたんですが、
ご本人は一切いらないと言われたんです。」
彼女の本当の思いは、残り少ない日々だからこそ、家族だけとの時間を楽しみ、幼い子どもたちに
医療行為を受ける姿を見せたくなかったのだそう。
田境さんたちは、その思いを最優先し、ご家族に必要な看護についてお願いして送り出したとのこと。
医療者側の思いばかりではなく、患者さんの願いを大事にする「緩和ケア」を第一にすることを教え
てくれた患者さんだったそうです。
・・・・・(以上、西尾市民病院広報誌 チャオCiaoNo.12より抜粋)
・・・・・ その2へ つづく
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建築から40年余の・・・・・
西尾市文化会館を大規模リニューアルします。
工事期間は、6月から再来年1月までの1年と8ヶ月。
大ホールの天井を耐震天井に改修し、客席も幅を広めて1110席に。
女性トイレも洋式化して増設、音響や調光装置なども大改修といいます。
2、3階の会議室も防音化するなど、使い勝手を改善する予定ですが、
改修費用は約30億円・・・なかなかに大変な事業です。
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東京・四谷にあります。・・・・・
バベルの塔
クリスマス号
廃校となった小学校をリニューアルして、子どもの遊び場や、地域住民の交流
広場に転用されています。
お正月とて、多くの親子連れが、木のおもちゃやベーコマなど昔の遊びに興じ
ていました。
エリザベス女王の木馬や、フランスの古いブリキのモニュメントなど、大人も
驚く精巧なものも・・・目の保養になりました。
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のりこ、季刊誌「女性展望」の表紙に登場・・・1/5
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「女性展望」は、市川房枝記念会が発行する冊子。・・・・・
2023年の1・2月合併号の表紙にのりこが登場しました。
昨年行われた統一地方選前の選挙講座「議会はあなたを待っている!」の1場面です。
のりこはじめ記念会の企画運営委員が携わった「選挙ハンドブック」を解説した
「市民派」の地方議員を生み出そうという企画です。
北は函館市から16名の受講生を迎えて、メイン講師は栃木県議の山田みやこさん。
自身もこの4月には6期目のチャレンジャーです。
のりこも実践編のノウハウをお話しました。
ちなみに、同紙には「世界女性国会議員比率ランキング」」も掲載されていますが、
日本の衆議院は165位で先進国のどこよりも低位。
中国96位、韓国126位、ロシア138位、インド144位・・・ボツワナ(アフリカ)
160位のさらに下位になり、日本より下はミクロネシアなど南太平洋諸国が並びます。
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啓蟄。清明。・・立夏。小満。芒種。・・・・・
信州の山中、一人暮らしの作家のツトムの四季と、おりおりの山の幸が眼前に拡がる…
これは大画面ならでは。
雪を被る畑から掘り出した子芋を焼き、キンキンと冷たい雪解け水から芹を摘む・・・
ほのかな温かさを感じる土から芽吹く筍からは、香ばしさが溢れるよう。
ご存じの水上勉とその精進料理が綴られています。
雪山から始まり、瑞々しい早春から桜花、むせかえるような夏葉から紅葉に移ろう・・・
信州の十二ヵ月を存分に愉しみました。
心持ちがゆったりする時間でした。お勧めです。
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令和5年(西暦2023年)新年おめでとうございます。・・・1/1
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2023年卯年、明けましておめでとうございます。
風もなく穏やかな元旦となりました。
外に出て深呼吸をし、音のしない静かな時間に改めて感謝する思いです。
世界はさらに危うくなるばかりですが、希望を失わずに日々を過ごしたいと切に願います。
皆さまにとって、より良い年となりますように。
本年もどうぞ宜しくお付き合い下さい。
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