2015年 (平成27年) バックログ


近況報告

 ~議会にまで、秘密主義の“市の態度”に疑問・・・ 12月27日
 西尾市議会 12月議会最終日冒頭、増山副市長が陳謝・・・ 12月25日
 西尾市議会「給食センター建替えにあたっては、その充実を求める陳情」、不採択・・・ 12月24日
 西尾市議会「市営住宅の充実を求める陳情」、不採択・・・ 12月23日
 西尾市議会「市民12,600余のPFI見直しを求める陳情」不採択・・・ 12月22日
 ~「茨木のり子没10周年展」岩瀬文庫にて始まる・・・ 12月20日
 西尾市議会 沈黙を続ける副市長の増山信也氏・・・ 12月11
 西尾市議会 企画総務委員会、陳情を不採択・・・ 12月10
 TV番組「コウノドリ」、ご存じですか・・・? 12月6
 西尾市議会のりこの一般質問を、(西尾市)副市長の増山信也氏が妨害!!・・・ 12月3日
 ネットで見る辛口議会だより 118 見出しは…
      「350億円・30年・1社の契約、
         独裁市長の暴走…議会はこのまま許すのか!?」を発行
・・・
11月30日
 ぜひご覧下さい。
 産廃建設問題 住民団体、一色産廃建設反対の署名を県に提出・・・ 11月28日
 西尾市議会PFI事業問題 議長の偏向的決定では、せっかくの議員視察が活かせない・・・ 11月27日
 西尾市議会PFI事業問題 議長のオカシな言動…市民からの陳情に偏向・・・ 11月26日
 西尾市議会 12月議会、登壇は、3日(木)午後1時過ぎから・・・ 11月25日
 ~映画「日本と原発」、盛況の上映会(11/21、22)でした…・・・ 11月23日
 ~一色町の市営住宅建設、さらに問題なのは…・・・ 11月17日
 PFI事業・市営住宅建設、佐賀県・みやき町と西尾市、大きな違いあり・・・ 11月16日
 ~佐賀県・みやき町に視察「PFIによる市営住宅建設の実例」・・・ 11月10日
 レポート「女性を議会へ in東北2015」秋田市にて・・・ 11月7日
 ~頑張って!! 西尾市民病院の「地域包括ケア病棟」・・・ 11月4日
 ~西尾中学校の合唱コンクール・・・ 10月28日
 ~研修会「人口減少時代の公共施設改革」を聴く・・・ 10月27日
 公共施設再配置問題PFI事業化問題 小牧市の駅前図書館建設、住民投票で反対多数・・・ 10月25日
 ~一色産廃問題、新たな建設反対の市民団体設立・・・ 10月23日
 ネットで見る辛口議会だより 117号「まんのう町(香川県)のPFIについて」補足説明です。・・・ 10月14日 
 ~まんのう町では、不具合発生の原因について…・・・ 10月14日 
 ネットで見る辛口議会だより まんのう町の施設法定点検等“契約期間27年、正しくは25年”・・・ 10月14日 
 のりこ応援団だより68号を発行しました。・・・
   ♪秋の夕日に~照る~山~もみじ~ 夜長の秋……
10月7日
  26年度財政状況の一覧、“決算カード”・・・
   収入・支出の状況、借金や貯金の現在高、財政の指数などを示します。
10月6日
 どうぞご覧下さい。
  ネットで見る辛口議会だより117号を発行しました。
  西尾市・公共施設再配置問題「西尾方式PFI 宣伝文句と実態は 大違い!!」・・・

  PFI方式の問題点…115、116号の続編です。
10月5日
 
どうぞご覧下さい。
 
 西尾市議会 26年度の決算・・・評価できる点は…・・・ 9月30日 
 西尾市議会    〃   ・・・評価できない点は…・・・ 9月30日 
 西尾市議会 9月議会終わる。・・・ 9月29日 
 安保法案参議院、強行採決…・・・ 9月20日 
 西尾市議会 26年度分の決算審査が終わりました。・・・ 9月18日 
 安保法案山口繁・元最高裁長官の発言 その1・・・ 9月15日 
 安保法案山口繁・元最高裁長官の発言 その2・・・ 9月15日 
 安保法案、各地の議会で「異議あり!」・・・ 9月13日 
 西尾市議会 安保法制反対の陳情、委員会では不採択・・・ 9月11日 
 西尾市議会西尾市・公共施設再配置問題
<その3> 西尾市のPFIは、全国初…市は自慢するけど・・・
9月4日 
 西尾市議会西尾市・公共施設再配置問題
<その2>「PFIなら、金はかからない」発言の真偽、市長はダンマリ・・・
9月4日 
 西尾市議会西尾市・公共施設再配置問題
<その1> PFI
、市は強引姿勢「1社応募だけでも進めます」・・・
9月4日 
 ネットで見る辛口議会だより116号を発行しました。
  西尾市・公共施設再配置問題「競争なしでは どんどん サービスが低下する!!」・・・

  PFI方式の問題点…115号の続編です。事業の内容も一覧表にしました。
8月31日
 
どうぞご覧下さい。
 
 西尾市議会 9月議会の質問、議題1:PFIの問題点」を取り上げます。・・・ 8月27日 
 西尾市議会            「PFIの問題点」その2・・・ 8月27日 
 西尾市議会 議題2:「一色産廃跡地、市長の果たすべき責任について」・・・ 8月27日 
 自治体問題今や、国も「奈良モデル」を推進・・・ 8月22日 
 自治体問題県と市町村の連携「奈良モデル」の実践例・・・ 8月21日 
 自治体問題研修中に…@奈良・・・ 8月21日 
 ~西尾市民病院、「がん化学療法看護」認定看護師さんの活躍・・・ 8月16日 
 ~「西尾市・一色生田地区の産廃跡地問題」、住民の訴えに対する県の回答・・・ 8月11日 
 ~県漁協が、県に対し「生田への新たな産廃建設に反対」申し入れ・・・ 8月8日 
 のりこ応援団だより67号(盛夏号)を発行しました。・・・
   ~名鉄蒲郡線の存続にエール!~応援団、元気なローカル線を旅す!、のりこの議会報告など~  
8月5日
 どうぞご覧下さい。
 ネットで見る辛口議会だより115号を発行しました。
  西尾市・公共施設再配置問題「市長さん PFIのリスク わかってますか!?」・・・

  “当問題の市の計画”について、また、
     PFI方式での進め方とリスクを取り上げました。
8月3日
 どうぞご覧下さい。
ご意見はで。
 
 西尾市・公共施設再配置問題PFI事業への応募者は1グループのみ・・・ 7月24日 
 ~  〃    その2 応募者1グループでは、競争原理が働かない!!!・・・ 7月24日 
 ~  〃    その3 応募者1でも、「競争原理は働く」…と???・・・ 7月24日 
 ~議員向け、メンタルヘルス研修  その1・・・ 7月22日 
 ~    〃           その2・・・ 7月22日 
 ~安保法案、衆院単独で採決・・・ 7月17日 
 NHK、安保法案採決の委員会審議を中継しないのはヘンでしょ・・・ 7月16日 
 ~次々と台風到来、伊勢湾台風の時は…・・・ 7月15日 
 ~「脱原発、そして自然ネルギー」福井・大飯原発、再稼働差し止めの意義・・・ 7月13日 
 ~安保法案に反対の声を上げ続けること・・・ 7月12日 
 ~国会前、SEALDsの集会に参加・・・ 7月11日 
 ~新国立競技場のドタバタ…いくら何でもお粗末過ぎ!!・・・ 7月9日 
 ~“脱原発1日セミナー”に行ってきます。・・・ 7月6日 
 ~伊賀上野、俳聖の地で一句…?!・・・ 7月5日 
 西尾市議会 新年度の議会、の担当は経済建設委員会・・・ 7月3日 
 ~“四日市あすなろう鉄道”も楽しい・・・ 6月29日 
 ~“伊賀鉄道”、のりこ応援団で乗りにゆく・・・ 6月28日 
 西尾市議会 “市議会による「安保法制に反対する陳情書」”への賛成討論:6月最終本会議
  ・・・
6月26日
 ~「西尾市に特別支援学校の設立を!」市議会と市が県に要望書・・・ 6月1
 ~西尾市立・図書館まつり、“松谷みよ子さんを偲ぶ会”、“足でつかむ夢”・・・ 6月1
 ~西尾・一色町生田地区の産廃跡地問題、地元町内会が愛知県に要望書・・・ 6月17
 ~西尾中学校で全校茶会、いっぷくの清涼・・・ 6月15
 ~自民党内で「安保法制」を批判する村上誠一郎氏にエールを!!・・・ 6月13
 西尾市議会 一色産廃問題、市長は、ちゃんと説明責任を果たすべき!!・・・ 6月10日
 西尾市議会 一色産廃問題、市長「新しい産廃を始めると言った覚えはない…」と発言・・・ 6月9日
 ~今月の回覧本は「わたしはマララ」・・・ 6月4日
 ~西尾市議会 6月議会の質問、公共施設再配置の問題点・・・ 6月1日
 ~西尾市議会 2議題目は、公共施設再配置の問題点について・・・ 6月1日
 ~「戦闘中の兵士の発砲率」…なんて調査があるんですね…・・・ 5月30日
 ~歴史と教科書を考える一冊・・・ 5月26日
 ~オーストリアの政治教育…・・・ 5月26日
 ~研修会レポート「学校教育はいまー試される自治体の良識」・・・ 5月22日
 ~おもしろそうな2冊「地方消滅の罠」、「農山村は消滅しない」・・・ 5月19日
 ~西尾市民病院で、乳がん診断と治療の講座(レポート)・・・ 5月16日
 ~軽減税率、“新聞”への課税率はどうなる?・・・ 5月12日
 ~政務活動費って何?・・・ 5月8日 
 ~忙中閑あり 大阪は道頓堀の水かけ不動さん・・・ 5月3日 
 ~岩瀬文庫の「おもしろHow to 公開中・・・ 5月2日 
 ~ 〃  の「おもしろHow to その2・・・ 5月2日 
 のりこ応援団だより66号(初夏号)を発行しました。・・・ 5月1日 
 統一地方選、頑張る市民派の仲間たち!!・・・ 4月21日 
 ~調布市議選(東京)、大河みとこさんの応援に・・・ 4月20日 
 防災「巨大地震、消防はすぐ来ない」の話、「ぜひ聴きたい」の声・・・ 4月16日 
 ~高浜原発、再稼働認めず 福井地裁・・・ 4月15日 
 ~シクラメンって、本来の季節は今(春)なんですって・・・ 4月12日 
 西尾市立・花ノ木小学校も春の賑わい・・・ 4月9日 
 統一地方選で、新聞各紙には選挙制度へのコメント・・・ 4月8日 
 ~年末から4ヶ月、あっぱれ!咲き続けるシクラメン・・・ 4月4日 
 防災その2:全国からの救援体制は?・・・ 4月1日 
 防災その1:巨大地震が起きたら!!! 消防本部の初動体制は?!・・・ 4月1日 
 のりこ応援団 にぎやかに27年度総会・・・ 4月1日 
 ~東洋ゴム工業の性能偽装…西尾市役所は別の業者ですが…・・・ 3月27日
 西尾市議会 3月議会の最終本会議、討論はこんな内容です…・・・ 3月25日
 ~学校図書館司書が子どもたちに教えること・・・ 3月20日
 ~小学校の卒業式、豊橋でも友人たちが卒業式・・・ 3月20日
 ~北陸新幹線が話題ですが…地元自治体には負担も・・・ 3月20日
 市民病院で「市民公開講座」。どなたでもOKです・・・
3月19日
 西尾市議会 3月議会、27年度予算質疑終わる・・・ 3月16日
 ~(18歳からの選挙権…)ドイツの政治教育・・・ 3月13日
 18歳からの選挙権、賛成です・・・ 3月12日
 ~西尾中学校の卒業式、スゴイね! 3年間皆勤賞が98・・・ 3月9日
 ~碧南市、子宮頸がんワクチンの重篤な副反応に対して救済制度・・・ 3月8日
 西尾市議会 市役所内のパワハラ対策、外部専門機関に相談可能に・・・ 3月7日
 西尾市議会 幼稚園の給食は、一色給食センターで・・・ 3月6日
 防災家具転倒防止の実施率、西尾は30%、県では56・・・ 3月3日
 西尾市議会「南海トラフ巨大地震が来た時の具体策は?」・・・ 3月2日
 西尾市議会 市の初動マニュアルの検証はどうか?・・・ 3月2日
 防災フォーラム大船渡市の津波伝承館、齋藤さんのお話・・・ 3月1日
 防災フォーラムでは中学生の意見発表も・・・ 3月1日
 西尾市議会 3月議会の質問「南海トラフ巨大地震が来た時の具体策は?」・・・ 2月25日
 西尾市議会   〃  質問「幼稚園給食の改善」、「市役所内のパワハラ」・・・ 2月25日
 ~一色産廃跡地問題の「地域会議」第2・・・ 2月18日
 ~この4月に改選(東京・調布市議会)の友人を激励・・・ 2月16日
 話題の漫画「ペコロスの母に会いに行く」・・・ 2月15日
 ~安城市では、更生病院跡地に図書館などを計画中・・・ 2月12日
 ~特別支援学級の子どもたち、元気におまつり・・・ 2月7日
 ~「年1回自宅へ送付 方式」(市から税金などの納付書類)は決まってしまったの?・・・ 2月6日
 ~激励いただいた、メールに感謝・・・ 2月5日
 ネットで見る辛口議会だより114号を発行、「市長さん 先憂後楽(せんゆう こうらく) ですよ!」・・・ 2月2日
 のりこ応援団だより65号(新春号)を発行しました。・・・ 2月2日
 ~防災講演会、おなじみ片田敏孝先生の説得力・・・ 1月24日
 ~地域の再生を語る、市村良三小布施町長(長野県)・・・ 1月21日
 ~       〃        市村町長の話 その2・・・ 1月21日
 12310時から議員の“視察報告会”・・・  1月15日
 ~紹介された本『ビーバー族のしるし』を読みました・・・ 1月14日
 ~成人式・・・ 1月13日
 ~学校図書館をつかった授業、日本一の林先生・・・ 1月12日
 ~     〃      、その2・・・ 1月12日
 ~平成27年1月からの議会予定(年間)を更新しました。・・・ 1月11日
 ~市川記念会の研修、1月は“自治・分権時代の議会と議員の役割”・・・ 1月9日 
 ~隠岐の島の思い出・・・ 1月7日 
 ~島根県・隠岐の島、若者の移住で人口増・・・ 1月6日 
 ~仕事始めの市役所で、西野町小学校の子どもたちが御殿万歳(ごてんまんざい)・・・ 1月5日 
 明けましておめでとうございます。 1月1日



ネットで見る辛口議会だより 121 公共施設再配置問題PFI事業問題
      
“危ない借金、危ない契約…責任は議会にも!!”

いよいよ、327億・30年のPFI契約を認めるのか・・・3月議会に提案されます。
  


  しかし、議会への判断材料は何も示されないまま。ネットで見る辛口議会だより 121号へ


  市のごり押しは強くなるばかりです。
  こんな状態で、賛成できる???NO!

  全国初の新たな試みならば、
  丁寧過ぎるほど丁寧でなくちゃならないのに、恥ずかしい !!




近況報告地元町内会で、防災訓練   228
地元の3つの町内会が合同で、防災訓練。
  


   すっかり春のような暖かな日よりで、参加者も多く、
  リーダーは市民消火隊の皆さん。
   


  段ボールを使った避難所の間仕切りづくり

  ②新聞紙で簡易スリッパつくり

  ③折畳み椅子を使った簡易トイレ

  ④
90リットルのビニール袋で風よけカッパづくりなどなど。

   

   楽しく体験できるように、随所に工夫があり、
  感謝多謝





近況報告西尾市議会本会議初日、
   「327億円の債務負担行為」について質疑しました…  その1  227
2月26日(金)、
 27
年度補正予算として上程された
 「32743931千円の債務負担行為」について、通告通り質疑しました。

  



   当初、上記金額は、どのように算出したのか…と問いかけましたが、
  市は、まったく詳細を説明せず。

  億円単位(・・・・)大まかな(・・・・)数字でよいからと求めたのですが、反応なし!・・・?
   

  「業者の参考にされてしまうから、契約までは言えない」とか、
  業者が都合で契約しないとなった場合、次のPFI募集の支障になる」とか、

  納得できない言い訳を並べるばかり。

   

  

   そもそも、市は「市の積算と民間の積算は違う」と定義し、
  さらに、西尾方式では、「施設毎の比較はせず、総事業費の比較のみ行う」といいます。

  
そうなら、市の積算は明らかにしても何も障りはないはず。

  先日の記者会見では、
  総務部長は
「他市では、概算を示す場合もある」
  とも言っているのです。


   

   これらを列挙して、昨日の会議では、
  建設費約120億円程度と言っていたがどうかと問いかけました。
  (これまでの説明では、100億円と公言していました)。

   


  本会議前日の2月25日(木)、急きょ、会議が行われたが、
  (議案の)『事前審査』であり、この場では了解できないため、
  本会議の場で確認したいと発言を続けたところ、
  稲垣正明議長が発言を制止!!

                 (“その2”へつづく)


   
  †(議案の)事前審査とは
     :地方自治法 第115条、議事公開、会議公開の原則に反することにより、禁止されます。





近況報告西尾市議会本会議初日、
   「327億円の債務負担行為」について質疑しました…  その2  2/27
(つづき)
稲垣正明議長から…
 
 


 「昨日のことは言っちゃあいかん。
  約束じゃないか。何を考えているのか」
と問われましたので、

 「公開の本会議の場で、市が説明すべきことを、
    非公開の会議で事前に議会に説明するのは、(議案の)事前審査。

    その場で(問題)指摘をしたが、議長は、会議を続行した。
    市民への背信行為だから、認められない。」

   (誰も約束などしていない)

    と返答しました。
   

  ~ 暫時休憩となり、この間に、議会運営委員会が開催され、
    協議されたようですが、問題にはならなかったらしく、
    20
分後に再開となりました… ~
   

   再開後、の質疑は続行とされましたので、

  
Q「積算部分は、すべて黒塗りになっていたので読めなかった。
         内訳はどのようか。金額で
言えないなら、割合ではどうか」
  A
「それぞれ、3分の1づつである」

   


   建設費、維持管理費、運営経費、
  それぞれ109億円とのことのようですが…ホントはどうなんでしょ?

  同意を得るには、キチンと説明してこそだと、思うのですが。

   

  いずれにしても、稲垣正明議長自ら、会議が行われたことを認め、
  (議案の)事前審査であるとの指摘も否定しなかったわけです。

  何をかいわんや!!


   
  
※ちなみに、上記の会議は、非公開で行うことができる単なる任意の会議という位置づけで、
   
法定会議(公式会議)でもありません。いわゆる秘密会規定も当てはまりません。




近況報告西尾市議会PFI事業問題
   本会議直前に、非公開の会議で327億円(借金)の説明・・・こんなのアリか!?  2/24

3月議会初日の2月26日(金)に、
   PFIの債務負担行為(借金)が議案上程されています。しかし、……

  

  その内容や積算根拠について、市からは具体的な説明が何ひとつないため、
  
多くの議員から疑問の声が沸き起こっています。

  先の議員全員協議会も、
  たった50分ほどで打ち切られたことを報告(1/27近況)しましたが、
  さすがに、市議会の最大会派でも疑義の声が噴出。

   

   そこで、稲垣正明(市議会)議長たちは、突如、
  議会開会直前の25日午前、議員全体会議を招集といいます。
   しかし、既に告示も済み、一般質問の申し込みも済んだ今頃になって、
  議案に関する説明を行うなんて前代未聞。

  
「事前審査」にも抵触するルール違反なのです。
   


   議長がこのことを知らないなんてあり得ませんし、
  議会事務局も執行部も止めなきゃウソ!

   

   市の“説明不足”については、
  
業者の企画提案申し込みがあった時(昨年12月始め)から、
  すでに指摘
されてきたのにもかかわらず、
  榊原康正市長は知らん顔
を決め込んできたのです!!

   
  1枚の資料もなしに、コロコロ変わる説明…、
  これで327億円の借金にハンコを押せ」んて言語道断!!

  議会と市民を愚弄し過ぎです!!!





近況報告西尾市議会 3月議会、の登壇質問
   「西尾方式PFI、給食センターの問題点」について
    2/23
は、3月3日(水曜日)の5番目。午後230分前後になりそうです。
  


   当日の、3番目の神谷議員、4番目の前田議員ともPFIについて取り上げますから、
  連続で傍聴していただくのもお勧めです。

  いろんな角度、切り口の質問がありますからね。

   

   さて、は、議題1・西尾方式による給食センターの問題点について7項目。

  今回の応募グループの特別目的会社(SPC)では、
  給食について経験もノウハウもありませんが、
  大丈夫でしょうか?!

  また、市の要求水準書(発注書)には、
  給食センターの規模、構造、機能等についても、
  詳細が何も書いてないのです。

  そんなことで、ちゃんとしたセンターができるのか質します。

   

  議題1・西尾方式包括的PFIによる給食センターの・・・




近況報告西尾市議会 3月議会、登壇質問(つづき)
   「西尾方式PFI、寺津小中のプールの問題点」について
  223

寺津小・中学校のプールの建替えも論議を呼んでいます。
  施設の数を減らすのが目的なのに、拡大する話ばかり。

  



   市民温水プールがホントに必要なのか、他の学校は使えるのか…精査された形跡はなく、
  「学校プールの建替え計画」の今後は、全く協議されていません。

  学校施設を民間営利企業の自由にさせることに、教育委員会は何も言わないのか??

   


   今回のPFI事業によって、
  これ以外の公共施設再配置は暗礁に乗り上げるのではないかと言われるなか、
  榊原康正市長は、しゃにむに、議会に「ハンコ」をつかせようとしています。

   

  の質問・つづき

   議題2は、寺津小・中学校のプールの問題点について・・・

      議題3は、契約書には、何も書かれていない大規模修繕について・・・




近況報告集団的自衛権…違憲を合憲と言い張ると…   221
(中日新聞コラム「紙つぶて」より)
  


  憲法学者、中野晃一上智大教授の示唆~「憲法泥棒の始まり」
   

   嘘つきは泥棒の始まり、と言いますが、明白に違憲である集団的自衛権の行使容認を、
  合憲と言い張る政権与党の大嘘は「憲法泥棒」の始まりにほかなりません。
  嘘をつくと、取り繕うために、さらに嘘をつく悪循環に陥るわけです


   9条により戦争を放棄しているので、日本国憲法は、戦争という事態を想定していません。
  762項は「特別裁判所は、これを設置することができない」と軍法会議を置くことを禁じています。
  軍法会議で裁く軍人はいないのですから。
   

   このように違憲立法を強行すると、他につじつまが合わないところが出てきます。
  そうすると今度は、事実上の軍隊もあるし、事実上戦争できるようになったから、
  実態に合わない憲法を改正する必要がある、という本末転倒の論法が出てきます。


   ところが、いきなり9条というとは強い反対を呼びそうなので、
  まずは違う条項で「お試し改憲を」と言い出します。
  何でもいいからとにかく憲法改正をしてみようという、さらに本末転倒の議論に転化し、
  そこで浮上したのが、緊急事態条項を加えるというものです。

  しかし、実際には、542項が、参議院の緊急集会を定めています。

   ならば、法律を作る暇がない事態を想定し、内閣が法令で全て決められる条項が必要と、
  いつの間にか、ナチスの手口そのままに憲法の無効化を図るところまできてしまいました。(了)


   

  *集団的自衛権の「合憲」は、じわじわと侵略を始めています。

   私たちは、事柄を1つずつ整理し、理解することで防御を強めていかなければなりますまい。





近況報告防災・減災3.11当時の岩手県の危機管理監、西尾で講演  214
越野修三さんは、3.11当時、岩手県の防災危機管理監。

  自衛隊出身で、岩手の被災地への救援の実務責任者として辣腕をふるった方です。
  
  も一昨年、盛岡市で行われた学会でお話を伺い、
  次の1日は現地視察でご一緒しました。
   

  

  その時に入手した著作
  「東日本大震災津波~岩手県防災危機管理監の150日」は、
  行政の現場に非常に有益と感じ、職員のみなさんにもお勧めした次第。

   

  今回は、市職員向けの研修としての講演。ポイントは以下の通り。

  
行政は機能しない

   ハード対策の限界

   状況不明下での意思決定・指揮が求められる

   危機に求められるリーダーの資質。一番重要なのは「覚悟」。信念と使命感!!


   

  穏やかな語り口の中にも、毅然とした姿勢は、
  まさに「あるべきリーダーの姿」でした。




近況報告防災・減災防災・減災のために、防災に関わる30の学会が連携  211
  (新聞記事に以下の小文をみつけました

和田章東京工業大学名誉教授(建築構造学)の示唆。

  


  「縦割り」は、行政だけの話ではなく、学術の分野にも当てはまる。

  これを打開するために、日本学術会議と連携して、
  今年1月には48学会の参画で「防災学術連携体」を設立。

  理学、工学、農学、医学から社会学までの連携が始まった。
   

   他の学会や専門家がやっていることにモノをいうのは勇気がいる。

  しかし、あえて、互いの懐に手を突っ込み、
  心の中をさらけ出す機会をつくろうと考えた。

  大きな自然の猛威ほど発生頻度は小さい。

  我々は、今日が大丈夫だったから明日も大丈夫だと考えがちだ。

  それが、自然や技術への過信、自然を無視した驕りにつながりやすい。
   

   でも、考えてみてほしい。

  都市を埋める高層ビルやつり橋は、ここたった半世紀ほどの技術の産物で、
  長周期地震動や巨大な震災に対する実地検証はなされていない。

  考え得る限りの事態を想定することから、議論を始めなければならない。
(了)

   

  3.11から、5年です。
  見えにくい歩みですが、確実な1歩があることを信じたいですね。




近況報告PFI事業問題 議会の会派議員のみ(・・・・・・)、業者から説明を受ける…  25
西尾市の包括的PFI事業が論議を呼んでいますが、
  2月5日(金)、議会内の一部の議員たちが業者からの説明を受けたとのこと。

  

  
  おかしなことに、勉強会と称して、
  会派に属さない議員を排除して行われました。


   


   稲垣正明(市議会)議長には、

  「行うならば、全議員を対象にすべきである」

  旨を申し入れましたが、反応なし。

  加えて、市議会の某会派・会長に至っては、
  声高に締め出し(シャットアウト)を言い募る有り様。

   
  特に内緒にしなければならない話でもあるのかしらね!


近況報告~立春…暖かい日が続くわけですね…   24
溢れんばかりの八重桜。
  


   
   

  柔らかな薄紅色…あまりの見事さに、
  思わず花びらに手を伸ばしてしまいました。

   はや、立春です。




近況報告~研修レポート:雪の予報の東京、寒かった~…  23
東京での23日(1/29~31日)の研修は、めいっぱいのスケジュールでした。
  

  
  頭の方もめいっぱいですが、久しぶりに、元気のいい仲間との意見交換で
  エネルギーを補充してきました

   

   アベノミクスは失敗という声の中、税制改正は、国に都合のよい見直しばかり。

  3兆円の増収といいますが、地方の取り分は目減りの一方です。

   

   また、国は

  「地方交付税で面倒をみるから大丈夫」

  と言い続けて起債を奨励した臨時財政対策債ですが、

  ここにきて、前言を翻して「赤字地方債で」と決めつけです。

   

  は、
  「どうであれ、借金に変わりはなく借りるべきではない。
   その分、行革すべき!」
との立場をとってきました。

  西尾市では、27年度は借りるのを止めていますが、
  28
年度予算では、さてどうするかです!?

  “国の甘言に乗るなかれ!”は教訓です!





ネットで見る辛口議会だより 120 公共施設再配置問題PFI事業問題
      
西尾が危ない!! 市(民)のためのPFIでなく 業者のためのPFI!!」…の発行
です・・・ 2/1
PFI応募業者名が発表され、市民の間から次々と疑問の声が上がっています。
  
  

   西尾市が、327億円の根拠をひた隠し、
   提案の詳細説明もなく、
   公共施設のスリム化を図るはずが、

   「ハコものづくりオンパレード」!


   
   包括方式PFIの実態をご覧下さい!!ネットで見る辛口議会だより 120



近況報告PFI事業問題 西尾方式PFI、応募グループ名を発表   127
記者会見で、市長が発表。
  


  グループ名:豊和グループ構成企業5社:
      (株)豊和【西尾市】、(株)エムアイシーグループ【同】、辻村工業(株)【同】、
      サンエイ(株)【刈谷市】、(株)西三河エリアワン【同】


  協力企業7社:アップビート(株)【西尾市】、(株)豊田設計事務所【同】、
         (株)アイコン【同】、吉良建設(株)【同】、
         ミツイワ建設(株)【同】、
         (株)AMネクスト【名古屋市】、(株)アイホー【同】

  不動産開発企業2社:(株)西尾地域開発【西尾市】、矢作地所【名古屋市】

   


  しかし、依然として、詳細は明らかにしないまま。

  試算公表は、“「5月の仮契約時に可能な限り」”などと、
  ふざけた答え!!
   


  記者会見による各社の主たる業務の紹介は次の通り。

  フィットネスクラブやスーパー銭湯、スイミングスクールなどの経営:豊和
  /総合印刷業:エムアイシーグループ
  
給排水衛生設備などの工事請負:辻村工業
  / 総合的な産業サポート:サンエイ
  / 官民連携事業:)西三河エリアワン
  / 健康増進事業:アップビート
  / 設計事業:豊田設計事務所
  / 建設会社:アイコン

  以下
  /
PFIプロジェクトマネージメント:AMネクスト
  /
業務用厨房機器メーカー:アイホー

   

  これに先立って議員全員協議会が開かれましたが、
  議員への説明時間はわずか1時間弱。

  議長は、相次ぐ質問を打ち切って閉会。

  議員間討議を行うよう複数の議員が申し入れていますが、なしのつぶて。

  “市長追随”以外のなにものでもありません!!




近況報告~映画「みえない汚染、飯館(いいたて)村の動物たち」、幸田で上映会  122
友人のギター演奏を聴きに行って見つけた情報。
  


  ドキュメンタリー映画
  「みえない汚染 飯館村の動物たち」の上映会があります。

   

  上映会

   日時:26日(土) 1回目:午前10時半~  2回目:午後1時半~

    場所: 幸田町民会館・大会議室 TEL 0564-63-1111
   

  上映会

   日時:2月7日(日) 1回目:午前10時半~  2回目:午後1時半~

    場所: コープ愛知岡崎北店   TEL 0564-28-0311

   


   無人の村に数年間も取り残された動物たちをご存じですか?

  飯館村は、言うまでもなく、高放射能汚染地。

  フクシマ爆発の直後は、放射能汚染大丈夫と言われながら、
  実は高数値であったことが判明。

   


  全村避難によって牧場の牛が置き去りになったニュースやTV番組を、
  覚えている方も多いでしょう。


  人気番組「鉄腕DASH村」の舞台で、
  合併ではなく自主独立を選んだ村としても有名でした。

   

  そこで、置き去りになったペットたち30匹の
  世話をしている「福光(ふっこう)の家」の
  日々ドキュメンタリーです。

  ご覧いただければと、ご紹介まで。





近況報告~席を移るのは誰か?     119
30年ほども続くラジオ番組「大沢悠理のゆうゆうワイド」が、
  4月に終了するそうです。

  


  昨秋、放送された話から。
   

  ▶全盲の弁護士、大胡田誠さんが大学生の頃の話である。

  「点字を打つ音が気になる人もいるので、席を移りなさい」

  と教授が大胡田さんに命じた。

  すると、仲間の学生が、

  
「音が気になる者が移ればいい。大胡田君が移ることはない」

  と言ったという。
  しばしば笑わせて、ときに泣かせてくれた長寿番組である。

   
  †19日の読売新聞コラムから紹介しました。



近況報告PFI事業問題公開プレゼン…花火がポンポン上がる「ハコもの事業」ばかり! その1  1/18
1月17日(日)、
  “『包括的PFI事業で、何を行うのか』を一般市民に示します。”
  という応募業者による公開プレゼンテーションが行われました。

  


  印象を一言でいえば、「打ち上げ花火」、ハコもの事業の再来。
   


  「公共施設再配置計画」は、

  施設を削減し、将来の負担を減らす算段をするはずなのに、
  あれもこれもとスポーツ施設の建設ばかりを盛り込んだ提案にビックリ!!

   

  《吉良地区》

   
きら市民交流センター

     ⇒吉良支所を解体した跡地に、アリーナ棟(大・小)&吉良支所棟を建設。
      支所(1Fとフィットネスクラブ(2F・独立採算で)

   
吉良コミニュティー公園には、「全天候型きらスポーツドーム」を建設(独立採算で)

   
吉良中の長寿命化

     ⇒内外装の改修、A棟南にステージを持つ多目的ホール、
      調理室と音楽ホール、美術室を設置。





近況報告PFI事業問題公開プレゼン…花火がポンポン上がる「ハコもの事業」ばかり! その2  1/18
(つづき)
  
1月17日(日)、
  “『包括的PFI事業で、何を行うのか』を一般市民に示します。”
  という応募業者による公開プレゼンテーションが行われました。

  

 印象を一言でいえば、「打ち上げ花火」、ハコもの事業の再来。
   

 《一色地区》

  ① 一色市営住宅

    ⇒一色支所を解体して、10階建ての市営住宅。
     1Fには老人福祉センターや医療施設などを設置。
     隣接する旧老人福祉センター跡地は、グランドゴルフ場などに。

  ② いっしき市民交流広場

    ⇒旧一色公民館は多機能化と称して、3Fをコンベンションホール、ダンス教室、
     多目的ホールに改修など
    ⇒図書館は、絵本館として大規模改修
    ⇒一色健康センターは、家族ふれあい支援センターに改修。
     キッチンスタジオ・こどもアトリエなど
    ⇒図書館は、絵本館として大幅リニューアル。

  ③ B&G海洋プール(事業対象外だが、リニューアルを計画提案)

    ⇒解体し、スケートボード場「エクストリームスポーツパーク」を建設。
     観光・スポーツ総合公園、野外イベントの聖地に。

  ④ 一色町体育館は大規模改修





近況報告PFI事業問題公開プレゼン…花火がポンポン上がる「ハコもの事業」ばかり! その3  1/18
(つづき)
  1月17日(日)、
  “『包括的PFI事業で、何を行うのか』を一般市民に示します。”
  という応募業者による公開プレゼンテーションが行われました。

  

 印象を一言でいえば、「打ち上げ花火」、ハコもの事業の再来。
   


 《その他》

  ① 寺津小中学校のプール

    ⇒統合して、温水プールに。
     通常の午前午後は市民プール、夏季午後は学校プール、
     夜は民間スイミングクラブに。

  ② 給食センター

    ⇒場所は福地を検討。

    A案:学校給食6,400食。
       アレルゲン対応は将来的に7種に対応。
       現在の吉良給食センターは3町の保育園・幼稚園を2,600食。

    B案:代替提案~学校給食以外に民間弁当やケータリングを行う給食センター。

   


   
そもそも、給食センター建替え以外は、
  どれも、急を要する事業ではありません。

  お金が有り余っているならいざ知らず、
  スポーツ施設のオンパレードにビックリ仰天。


  
景気のいい話ばかりですが、
  予算についての説明は皆無!!

   

   業者の代表は「岩崎」(プール事業の豊和ですね)。

  そして、壇上には、「辻村工業」、「三浦印刷」らが並ばれました。


  
質問時間なし、配布資料なしにも唖然!!





近況報告~ドキュメンタリー映画「みんなの学校」、温かな気持ちに! その1  1/15
15日、映画「みんなの学校」を観ました。
  


 公式サイトへ
 

   

  大阪市住吉区に実在する「市立大空小学校」、
  子どもたちと先生の1年間を追いかけたものです。


   

   大規模校を分ける形で新設された学校で、児童数は220人。

  初代の木村泰子校長と教職員の理念は、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」。

  校則はないけど、“たったひとつの約束”は、「自分がされていやなことは人にしない。言わない。」

  子どもは、約束を破った時は“やり直す”ために、
  “やり直しの部屋”といわれる校長室へやってくる
。(呼ばれる?!)

  とびきり元気の良い学校だなぁというのが、私の印象。

   

   小さな学校ですが、特に支援が必要な子(気になる子と表現されています)
  30
人を超えるといい、転校生、いろんな理由で教室にいられない子も出てきます。

  
子どもたちと、寄り添う教師、地域の人たち…
  キレイごとばかりじゃないだろうけど…
  ストレートなやりとりが胸に響く映画でした。


   


   会場の旧一色町公民館は、若いお母さんたちが一杯。

   152月に封切られた映画を、「地域で観たい」と思い立った、
  野田よりこさんと仲間7人とで、企画・自主上映と伺いました。

  元気な人たちがいるんだな~と嬉しくなりました。




近況報告~ドキュメンタリー映画「みんなの学校」、校長先生の原作本 その2  1/15
「みんなの学校」が教えてくれたこと ~学び合いと育ち合いを見届けた3,290
  

    
   


  大空小学校の初代校長、木村泰子先生の10年を綴った本。
  上映会場で買ってきました。モヤモヤが晴れる気分です。


   


  「気になる子」はどこにでもいます。

  それは特別支援の子だけじゃないし、「気になる子」は
  いつも同じでもないでしょう。

  どの子もそうなんじゃないかしら。
  大人だって、そうだもの。

   

  「やり直し」という言葉に意表を突かれた思いでいます。
  今、「やり直しができない(認めない)社会」になってはいないか…
  息苦しさが増しているように感じるのは、そこかも知れませんね。




近況報告 117日(日)、PFI応募業者による「公開プレゼンテーション」  110
「西尾方式包括的PFI」に応募した民間業者の企画提案は、
    どのようなものなのでしょうか
  


  1月17日(日)午後2時から、公開プレゼンテーションが行われます。

  場所は、旧一色公民館
   

  
  
350億円・30年間」という大事業なのですから、
  西尾文化会館大ホールでやればいいのに!!


  一色のホールじゃ、350人しか入れません。

  回数も、なんとこの1回だけ!!

  本当に市民の理解を得たいなら、もっと何度も、
  あちこちでやるべきだと思いませんか、みなさん!


   
   そもそも問題なのは、このPFI事業は、旧西尾地区では、
  まともな説明会が行われていません!

  これじゃ、旧市の住民は知りようも有りませんね!!

  さらに、町内会長さんたちの会合でも、議題にしてもいない…摩訶不思議!!!


  莫大な金額の税金投入、一色と吉良だけの問題ではないはずです!!!!





近況報告 ~市川房枝記念会、1月の研修は「自治・分権時代の自治体議会・議員の役割」   1/9
市川房枝記念会の研修会(フォーラム)のメインテーマは、「日本経済と地方財政」
  


  サブタイトルで「自治・分権時代の自治体議会・議員の役割」というもの。

  まさに、今、西尾市議会での「のりこの役割」を考える時、
  元気をもらえそうな研修です。

  行ってきます。市川房枝政治参画フォーラム2015(年度)PDF
   

  とき : 129日(金)・30日(土)

  ところ: 渋谷区 婦選会館


    29日 ①講演「特定秘密保護法~市民と自治体にどうかかわるか」

           三木由紀子氏(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長)

          ②「安倍政権下の日本経済と地方財政」

            町田俊彦氏(専修大名誉教授)

    30日 ①「男女共同参画社会の形成と自治体の取組み」

            鹿嶋敬氏(内閣府男女共同参画議会議員)

         ②「2016年度自治体財政の視点・課題」

           菅原敏夫氏(地方自治総合研究所)
   

   

    安倍政権下では、国と地方の税収割合が地方には不利に変更されています。

   国税収入が増える一方で、地方自治体の税収が目減りしていく詳細を、
   検証しなければ。

   そして、特定秘密保護法が、市民と自治体にどう関わってくるかも
   キチンと理解しなければなりません。

   問題山積…




近況報告 ~西尾市役所で、市内中学生が抹茶のお点前   17
新春らしく、市役所ロビーで、お抹茶が振る舞われました。
  

  
  
   

  午前中は西尾中、午後からは平坂中の茶道部の生徒たちのお点前。


  散歩途中らしき、宅老所のお年寄りたちでしょうか、
 目を細めて呈茶を楽しんでおられました。

   

  こういう景色は、気持ちもホンワカしますね




近況報告西尾市議会 副市長・増山氏は何が気に入らなかったのか…解説・その1  16
ネットで見る辛口議会だより 119号について、読者から感想をいただきました。
  

  Q なぜ、副市長はキレたの?

  A.ハッキリしませんが、思い当たるのは、
          私の指摘が正しかった、総務部長との
          質疑応答でしょうか?!
   

   <質疑のあらまし>
   
    のりこの質問は、

     「定員適正化計画では、正規職員の削減数は、
      PFIでも、市の直営であっても、同じく8名程度である」
    との側の発表をもとに、

     PFIを採用したからといって、行革(人員削減効果)にはならない!」

    と(ただ)しただけのものです。

   


    この質しに、総務部長の渡辺氏は、

     建物を廃止しても、機能の維持は図ることになっていることから、
      公共施設再配置の推進から職員削減については、
      明確な目標値は設定していない」


    と答弁し、のりこの質しを、遠回しに肯定したのです。

   

    増山氏は、以上のやり取り(・・・・)が、
    気に入らなかったものと思われます。(続く)






近況報告西尾市議会 副市長・増山氏は何が気に入らなかったのか…解説・その2  16
<質疑のあらまし つづき>

   そもそも、市の「定員適正化計画」は、…
  

  正規職員を対象とした人員削減計画として作られたものなので、
  臨時職員等は含まれていません。

   


  ですから、も正規職員の削減効果に限定して、質問したのです。

   


   しかし、これではPFIにする効果がない」ことがバレてしまうので、
  副市長・増山氏は、臨時職員を含めた金額に水増しして、ゴマカそうとした訳です。


  しかも、臨時職員等の「賃金」は「サービス対価」として、
  市が支払うことになっており、名目が変わるだけのことなので、
  何ら削減とはなりません。

  このことは増山氏自身も認めているところです。(増山氏回答書⑮

   


   増山氏は(くだん)の回答書の1頁目でも、繰り返し
  「(のりこの公開質問状の2枚目を)正しくない」と言っていますが、
  それこそオカシな話なのです。


   

  
   議会の質疑応答によって、こうした実態が明らかになるのが、
  いやだったのでしょう。

   しかし、いやしくも副市長ともあろう人が、
  こんな詭弁を弄するべきではありません


  現行のPFI計画が、真っ当なものであるなら、そんな必要はないと思います。

   

   また、“真”に「市民に、誠心誠意説明をする。」と言うのなら、
  こうした問いかけや市民の疑念に対して、嘘や偽りなく解消に努めるのが、
  市としての正しいあり方です。
   

   市民の皆様に伺うまでもございませんが、
  この現実をどうご理解されますでしょうか?




ネットで見る辛口議会だより 119 公共施設再配置問題PFI事業化問題
      見出し…ホントのことを言われてキレた!?」
  1/5
ネットで見る辛口議会だより 119をお届けします。
  

  「ご隠居さんよぉ、増山副市長が本会議で   「あぁ、ルールを・・・
      『辛口議会だよりに20ヵ所も間違いがある』って
       騒いだんだって!?」

   

   つづきはネットで見る辛口議会だより 119



近況報告西尾市議会 のりこの公開質問状に、副市長増山氏から回答が…   1/3
    
(関連:ネットで見る辛口議会だより 11812月3日12月11日12月25日

平成27年12月18日付けにて届きましたが
    質問状に対する増山氏の回答書は、お粗末!!
  

  <経緯>

 
  増山氏は、本会議での発言で、
  「(12月1日付の辛口議会だよりに)事実と違う20か所に及ぶ記述がある」
  と述べているので、

  のりこは、公開質問状で、
  「『事実と違う』20か所は、具体的にどの部分ですか?」
  と質問したのです。
   

   その後、増山氏は事実と違う箇所ではなく、
  『不適切な』表記箇所20か所(①から⑳)を指摘回答してきたのです。

 
   

   増山氏の回答書は、標題からして問題をすり替えています。


  それは、第一に議員が発行する通信(チラシ)について、
  副市長に表記が適切か不適切かを判断し、しかも議会の場で
  指摘する権限がどこにあるというのでしょうか。

  このように、
全く僭越極まりない話なのです!

   

  
 また、回答書で「誤り」「間違い」だと指摘している唯一の点は、

  ⑤番目で、『PFI事業は、競争があるのが前提だ』と言った講師が、
  ”内閣府の役人ではない”というくだりの細かなもの。

  ①から⑳番は、全くの「言い逃れ」か、それぞれの「評価」の問題。

   

  そこで、は、増山氏の回答(指摘の20箇所)に対して
       それぞれの意見・評論をまとめました。
     (①から⑳番ごとに、回答書と比較・対照頂けたら幸いです。)

   

  こちら増山氏の回答書です。







 平成28年(2016年) 明けましておめでとうございます。

  新しい年がみなさまにとって良い年になりますように。

  西尾市にとっても良い年になるよう、のりこもしっかり働きます。

  どうぞよろしくお願い申し上げます。

                           



近況報告議会にまで、秘密主義の“市の態度”に疑問 1227
PFIの企画提案が、124日に1業者グループによって提出されました。
  

  要求水準書に対する企画提案書
  提案金額書
  提案金額内訳書

  資金調達計画書
  代替案の企画提案書
  提案する不動産に関する図面集(鳥瞰図・平面図・立面図)


  などが出されているのですが、
  議会には“提案のイメージ映像”が示されたのみで、それも
非公開…と。

  これでは、議会としての審査に充分な時間が取れるのか、
             心配でなりません。

   

   複数の応募があるなら分かりますが、議会に対しても、
  異様なまでの秘密主義に驚くばかりです。

   

   そこで、なにを根拠にここまで秘密なのか、担当に質したところ、
  著作権の関する決め事の中に含まれている…というのです。


  原文を確認しましたが、どこをどう解釈すれば秘密にする根拠になるのか、
  首をかしげます。
   

  
市が、こんな雑な理解でよいのか、
  ますます危惧が募ります。



近況報告西尾市議会 12月議会最終日冒頭、増山副市長が陳謝 1225
12月議会最終日の冒頭、増山副市長が陳謝しました。
  


  「鈴木のりこ議員の一般質問の最中に、議長の許可を得ず、
   不適切な不規則発言を行ったことを陳謝する」


  と…。まったく、情けないこと!!

   


   これに先立つ1218日夜、公開質問状に対し、
  増山氏から指定期限ギリギリに「回答」が届きました。

  ネットで見る辛口議会だより 118について、20ヶ所の間違いがあるとの指摘だったので、
  どこがどう違うのかを聞き返した(公開質問状のですが、
  “間違い”とは書いてなく、“不適切な表現”との回答でした。

   


  回答には、“言い訳”と“こじつけのすり替え”に呆れ返るばかり!!

  後日、コメントを付して公開します。





近況報告西尾市議会 「給食センター建替えにあたっては、その充実を求める陳情」、不採択 1224
6,400余の署名が付されたこの陳情も、
   明らかに審議不充分と思える委員会審議でしたが、

    23:4で、不採択!
  


  型通りの市の説明を鵜呑みにして終わった委員会での審議…。

  これでは納得できません。


   


   市では、学校長や市PTA連絡協議会役員、栄養教員などで構成される
  「学校給食検討委員会」で意見は聴いたとの答弁でしたので、
  同委員会の会議録を確認してみました。
  そうしたら、なんと会議はたった2回、併せて3時間半のみの驚きだったのです!

   

  その1回目会議では市が、
  「PFIについての説明」および
  「市ではこの手法でやりたい」
  と言い、

  2回目では
  「PFIでなければ、センターは造れない」、
  「PFI要求水準書の内容の確認」
  といった会議内容でした。
   


   その中で、陳情の願意であるアレルギー食の対応について、
  やりとりはありましたが、

  2回とも、出席者からは

  「PFIとは、どういう手法なのか分らない」
  「わからないままでは納得できない」
  「建て直しについての試算を明らかにするべき」
  「費用や内容を比較検討する材料がない」
  「丸投げではなく、教育委員会としての方針・考え方を示すべき」

  などの意見が出て、議事録にしっかり記されています。

   

  子どもたちのことを思えば、出席者の意見はもっともですね。

   


   議会は、以上の経緯などもっとキチンと精査・調査し、判断するべきです!
  そうでなければ、議会の存在意義・価値はありません!!

  陳情「原案賛成討論」です。





近況報告西尾市議会 「市営住宅の充実を求める陳情」、不採択 1223
一色市営住宅の新たな建設について、
   「充分な説明をして欲しい」「入居者の意見も聞いて欲しい」
     等々の陳情の願いでしたが、23:4で不採択
  


   企画総務委員長が委員会審議では、入居者にアンケートが行われ、
  回答中の75%が新しい住宅を希望していると報告。

  “エレベータがつくし、バリアフリーにするならいいじゃないか”…
  というのが陳情不採択の理由でした。

   

   そこで、は、審議の詳細を委員長に質問したところ、

   入居者の世帯数や高齢者世帯が多い状況、
   アンケートの詳しい内容、数など

   は全く確認されていなかったことが判りました。

   これでは、審議は不充分でしょう。
   


   現在の対米・巨海住宅の住民の皆さんのうち、
  どれだけの方々が新設住宅に入居できるかは、保障の限りではありません。

  現在の家賃からは4倍、5倍に上がってしまうからです。

   

  は、陳情の願意を受けとめ、
      
陳情の「原案賛成討論」を行いました。




近況報告西尾市議会 「市民12,600余のPFI見直しを求める陳情」、不採択 1222
12月議会最終日、
  30年、350億円、1社応募のPFI契約の見直しを求める陳情」について、
   採択が行われ、21:6で不採択となりました。

  


  企画総務委員会の審議はたった12分で、質疑応答はシナリオ通り。
   

   納得がいかなかったのは、

  「PFI応募業者からの企画提案は示されておらず、
    議会として、事業の是非を判断する材料がない」

  と認めながら不採択にした点です。
   

  判断ができないならば、通常は「継続審査」となるはず。

  12,600余もの市民の署名です。

  何も判断できないのに、

  蹴飛ばすなんて、いかに恣意的か。

   

  「然るべき時には判断するから、議会を信用してほしい」という議員もいましたが…。

  は、市がこの事業を行う乱暴さとリスクの大きさを危惧し、
     原案を採択すべきと考えます。

   そこで陳情の「原案賛成討論」を行いました。





近況報告~「茨木のり子没10周年展」岩瀬文庫にて始まる 1220
「詩人 茨木のり子とふるさと西尾」没10周年特別展が、
    西尾市岩瀬文庫で開催中。
  


   のり子さんは、幼少期から女学校までを旧西尾町、吉良町で過ごされたことから、
  彼女を顕彰する「茨木のり子の会」が市民の手でつくられています。

   では、「現代詩の長女」と称される彼女の代表作をひとつ。
   

 
   

  会場では、凛とした詩の数々とゆかりの品々が展示されています。
 「倚りかからずの椅子」も。




近況報告西尾市議会 沈黙を続ける副市長の増山信也氏      1211
12月3日の一般質問の時の、増山氏の質問妨害のその後…
  


  増山氏は、何がどう違うのか、まず、本人に確認するのがスジでしょう!

  のりこの指摘がホントに間違っているなら、修正にも応じます。
   

  しかし、あれから1週間も経つのに、増山氏からは何も言ってきません。

  何と失礼な話じゃありませんか!


   

   そこで、は副市長宛に、

  “「20か所の誤りとは何か? その明確な理由は?」”

  を訊ねる公開質問状を送りました。


   
   事もあろうに、公式の場での発言ですから、

  増山氏には、議場に居合わせた議員にも傍聴者にも、

  ひいては市民にも真偽を説明する義務があるのです。





近況報告西尾市議会 企画総務委員会、陳情を不採択・・・1210
市民6,400人以上の署名が添えられた陳情が・・・
  


  その内容を見られずに、PFI関連という理由で不当に
  「企画総務委員会」に付託されたことは、お知らせしました。11月27日、近況報告
   


  ①給食センター建設には保護者の意見を聴いて下さい
  アレルギー対応食を充実させて下さい

  という願意は、これまでの西尾市議会のルールでは
  「文教委員会」での審査になるはずでした。

  通常は、教育委員会の考え方もキチンと聞いて判断すべき陳情です。

   


  稲垣正明(西尾市議会)議長と田中弘議員は企画総務委員会所属です。

  よほど、自分たちで審査したかったんでしょうね。

  で、その委員会では「不採択」という結果になってしまいました。

   


  今現在、「西尾方式のPFIでは、どのような内容になるのか」、
  まったく情報がありません。

  ですから、願意を理解すれば「採択」だろうし、
  判断できない場合は「継続審議」が妥当なはず。

   


  議会が市長寄りではないか・・・という批判も起きそうです。

  もそう感じてしまいました。

   

  委員会を傍聴する市民は40人以上おられたそうです。

  †(他の委員会所属の議員は質疑ができない取決め(ルール)のため、
    陳情に関して、のりこは発言できずでした。)




近況報告TV番組「コウノドリ」、ご存じですか・・・?   126
毎週金曜日に放映中の人気ドラマ「コウノドリ」を見ています。
  


  
   

   主人公は、産婦人科医でプライベートではジャズピアニストという鴻池サクラ。

  映画「天空の蜂」にも出演した綾野剛がサクラ役です。
   

  心優しき若い医師たち、キャリア豊かな看護師とさまざまな妊婦や夫たち、
  赤ちゃんの生と死が描かれています。
   

  原作はマンガで、男性向けの週刊誌「モーニング」に連載中。

  赤ちゃんの誕生がいかに大変なことか、順調なお産だけでなく、
  障害をもつ子や、早産で産まれた子たちが頑張って大きくなる
  様子などが一杯出てきます。

   

  世の…特に、若い男性たちに「妊娠と出産」「責任」をよーく理解してもらえそう。

  世の中、SEX描写ばかりが横行する男性週刊誌が多いじゃないですか。
  「コウノドリ」は貴重なマンガだと思います。





近況報告のりこの一般質問を(西尾市)副市長の増山信也氏が妨害!!! 123
のりこは、12月3日(木)午後1時半から一般質問に登壇しました・・・
  

  <そして・・・>

  “350億円・30年契約・1社に事業を丸投げ(PFI)」”の問題点について、
  4議題を質問したのですが、その質疑応答の最中に…

  増山氏が、突如、
  「『辛口議会だより(118)』に誤りがある…ウソ(嘘)がある…」
  
と騒ぎ出して、質問を妨害したのです。
ネットで見る辛口議会だより 118
   

  のりこは即座に、
  (西尾市議会)議長の稲垣正明氏に、増山氏の制止を求めましたが、
  稲垣氏が判断できなかったのか、故意なのか不明ですが結果、増山氏を
  止め(られ)なかったというお粗末さ。

  質疑終了後すぐに、議長に厳重抗議し、増山氏の発言撤回と陳謝を、
  加えて、議事録から増山氏発言の削除を求めました。


   

  (一般質問は、あらかじめ通告した質問内容に沿って、
   一問一答式ルールで行われます。)


   この時は、のりこの質問に対して総務部長が答弁し終えましたので、
  増山氏の発言は不要だったのです。


  氏が反応したのは、
  「PFIは、実質的な人件費削減策(行革)にはならない」
  という質疑のくだりでした。

  しかしこれは、市も認めている事実なのです。
   


  「定員適正化計画(正規職員の人員削減計画)は、
   PFIを行っても行わなくても変わらない」
  
という現実を、市が正式に発表しています。

  なのでこれを機に、議会内でもPFIに慎重な意見が増えたといっていいでしょう。


   


   辛口議会だより118号の裏面の根拠は、この「定員適正化計画」なのです。

  
PFIを積極的に進めたい増山氏としては、痛いところを突かれた…
  との思いかも知れませんが、異様なほどの怒りの現れたような発言でした。

   

   しかし何と言っても、上述の“誤り・ウソ”発言を、
  増山氏が議会場で持ち出すのは、明らかなルール違反。


  氏がそう思うなら、文書で別途のりこ宛に抗議すれば済む話です。
   


  それに「辛口議会だより」のような政策チラシの発行は、議会外での政治活動です。

  議員としての固有の権利であり、その妨害は何人にも許されないことを、
  副市長ともあろうレベルが知らない筈がありません!
  もし知らないとしたら資質の問題にもなりかねません!!

   

   こんな椿事、今回の「全国初の西尾市方式PFI」が、
  ますます怪しいことがハッキリしてきたと感じています!!!





近況報告ネットで見る辛口議会だより 118号 見出しは…
     
350億円・30年・1社の契約、
        独裁市長の暴走…議会はこのまま許すのか!?」を発行! 1130

ネットで見る辛口議会だより 118をお届けします。
  


  「ありもしない損害賠償請求」を持ち出して、
         PFIを強行しようとするのは、
          市長としてあるまじき行為だと、思います!

        自信があるなら、姑息な手段を取る必要はありません!!


   

   ネットで見る辛口議会だより 118



近況報告産廃建設問題住民団体、一色産廃建設反対の署名を県に提出  1128
(NHKニュースでも放映されました!)

   
11月27日、大村(愛知県)知事に宛てて
   『三河湾沿岸の環境・生活・産業を守る会』の方々が、
    「新たな一色生田地内への産廃施設建設に反対する」
      署名20,535筆を提出しました。
   

  


   これは、先の6月に行われた生田地区の方々の署名提出の第2弾です。

  10月に新たな会がつくられ、今度は、
  一色町全体の校区町内会長会の賛同を得て、署名活動が拡がったものです。

   


   当日は、西尾市選出の2県議の立ち合いのもと、
  県環境部に、要望書と署名簿の大きな束が手渡されました。
   


   県の担当者は、
  「予定地が、建設に適さない土地であるとの、ご意見と論拠をいただきました。」
  と受け取りましたが、

  要望書では、予定地について国・県のデータを引用し、

   ①埋立地であり、超軟弱地盤であること

   ②東南海巨大地震の被害想定では、
     堤防の沈下率75%、津波想定4mの最沿岸部にあること

   ③東西に強風の吹く地域であり、
     200m西の一色中学校の子どもたちへの健康被害が強く懸念されること


  などが示されています。

   

   大村知事は、西尾市の隣の碧南市の出身です。

  上記の状況や三河地震(太平洋戦争末期・死者多数)の震源地が、
  三河湾沖だったことは、容易に理解できるはずですね。





近況報告西尾市議会 PFI事業問題議長の偏向的決定では、せっかくの議員視察が活かせない…  1127
今月(11月)、議会の各委員会では、行政視察に出かけています。
  


  が所属する経済建設委員会では、
        佐賀県・みやき町の町営住宅を視察。
        PFI有効活用のポイントを報告しました。近況(11/10)


   

   別の文教委員会では、千葉県・鎌ヶ谷市の給食センターを視察。

  同市では、教育委員会内部で、PFI選択について、
  繰り返し慎重な協議・検討が行われていたことが報告されています。



  議会に求められるのは、
  「こうした視察を西尾市にどう役立たせるか」ですね。

   


  経済建設委員会が視察したみやき町でも、
  文教委員会
が視察した鎌ヶ谷市でもPFI方式でしたが、
  それぞれ導入には工夫があり、説得力がありましたから、大いに参考になったのです。


   


   ところがです、それぞれが企画総務委員会にまとめられてしまっては、
  他の委員会の議員は発言ができません。
  
  稲垣正明(西尾市議会)議長は、せっかくの議員視察(・・・・)なのに、
  なぜ参考にしないのか理解できません!まさに議論を阻むことになります!

   
  ある古参議員は「議会の権威失墜」と断言しました!!





近況報告西尾市議会 PFI事業問題議長のオカシな言動…市民からの陳情に偏向  1126
議会では、今回の市長の
   350億円・30年・1社に丸投げで、市の公共施設を民間に任せるPFI方式」
  について、次々と疑問の声が上がっています。
  



   市民からの陳情が、3件提出されました。3件の陳情書

  
1件は、PFI方式の見直しを求める署名」。

  この所管は総務部ですから、企画総務委員会での審議となります。

   

 

   
ところが、稲垣正明(西尾市議会)議長は、
  他の委員会が所管する2

  「市営住宅の建設について」
  「給食センターについて」

  までも、すべて自分が所属する企画総務委員会で審議すると議長専権を主張


   


  議会の進行を決定する議会運営委員会では、多数の委員から

  「本来の決め方ではない!」「陳情の趣旨に反する!」「おかしい!」「慣例に反する!」

  の声が続出。


  1時間以上、紛糾しましたが、
  田中弘・議会運営委員長と稲垣議長は裁決もせずに決定。

   

  議会人として、あってはならない「偏向」行動です。そこで、

   議長の偏向決定を見直すよう、早速申し入れました。

   ミニ解説:これまでの西尾市PFIの状況






近況報告12月議会、の登壇は、3日(木)午後1時過ぎから  1125
11月30日から12月議会が始まります。
  


  のりこは、3日(木)の4人目。午後1時~1時半位の間に始まると思います。
   

   質問は、「350億円・30年・1社に丸投げ」で、
  市の公共施設を民間に任せる(PFI方式)について、詳細を質します。


   市は、これまでも、議会に対しても詳しい説明をしないまま、
  計画を強行しています。
   

  業者からの「提案」は、この124日に行われる予定。
   


   市は独自のプランを持たず、「業者が良い提案をしてくれるのを待つ」と
  言い続けてきました。

   他市では、どこも、市が工夫した独自プランを用意しているのですが…
  西尾のやり方はまさに「丸投げ!!」

   


   市のやり方に危機感を感じる市民からは、
  PFI方式の見直しを求める署名」が12,500人以上から議長に提出されています。

  また、一色の市営住宅や給食センターについても、住民や保護者から
  「充分な説明と意見聴取を求める署名」が届いています。

  給食のアレルギー対策充実を求める保護者の署名は6400余も。

   


   議会はこれを真摯に受け止めなければ、存在価値がありますまい。





近況報告~映画「日本と原発」、盛況の上映会(11/21、22)でした…  1123
「日本と原発」、のべ129人もの方々が鑑賞して下さいました。
  


    

    
   

   会場の八ツ面ふれあいセンターでは、スタッフが持ち寄った
  関連の書籍類も、参考展示しましたが、なかには「売って欲しい」
  という方も。

  関連書籍は、どうぞ図書館でお願いしますね。
   


   映画は、ドキュメンタリーで悲惨な場面は特に無かったのですが、
  事実とデータが、次々と語られ示されるにつけ、
  その「恐ろしさ」と「説得力」に声をなくしたものでした。
  「ネットで調べて岐阜県の各務原から来たが、その甲斐があった。
   私たちは本当のことを知らなければならないと思う。」

  という男性に、実行委員会一同勇気づけられました。

   

   このDVDは、制作者から5万円で貸し出され、2回上映ができるシステム。

  思い立てば、どなたでも借りての上映は可能です。

  今回のように、“実行委員会”方式で取り組めば、
  5~6人のグループでも十分に上映会はできるでしょう。
   


   アンケートには、多くの方が回答して下さいました。
  お礼申し上げます。

  「もっと多くの人に見てもらいたい!!」

  
との記述が多くみられました。追ってご紹介させて頂きます。






近況報告~一色町の市営住宅建設、さらに問題なのは…   1117
一色町の市営住宅建設、その他にも問題があるのです。
  


   計画内容にしても、

  「老朽化した市営住宅の建替え」
     と言いながら、「定住促進住宅」
     でもある…などと説明!?

   

   結局、何のために90戸もの高層住宅をつくるのか、
         中途半端な説明ばかりで、狙いがハッキリしません!


  挙句の果てに、

  「業者が良い提案をしてくれるのを待ちます…」

  なのだから情けないかぎり!!

   


   そもそも、
  これから人口も減るのに、市営住宅がそんなに必要なのか?、
  具体的な分析も説明もありません。

  急ぐ必要は、実は、どこにも無いのです。
  以前は国土交通省から「必要戸数の指導」もありましたが、
  今は無くなっています。


   先進市では、民間アパートを借り上げて市営住宅に転用するなどして、
  市の財政負担を減らす努力をしているのです。

  ニーズが無くなれば、即、契約解除すれば良いのですから。

   


   この計画が地元一色の方々にも理解を得ていないためか、
  榊原(西尾)市長あてに、町内会を中心に1万人を超す
  「建設反対の署名」
が届けられてもいます!!!

   

   市長が、この計画を「まちづくりの出発点だ」と言うのなら、
  “住民の賛成を得てからにしても遅くない”
  と思います。


  みなさん、いかがお考えでしょうか?





近況報告~PFI事業・市営住宅建設、佐賀県・みやき町と西尾市、大きな違いあり  111
本・西尾市でも、PFI(民間資本による住宅建設と維持管理・運営)による
  市営住宅の建設計画があります。
  



   佐賀県・みやき町では上記だけではなく、
  宣伝広告、家賃回収や入居募集を
  業者に任せているとお知らせしました。(近況報告11/10

   


   みやき町の末安町長は、

  広告宣伝事業は、行政は得意じゃありません。
   また、家賃の徴収や滞納理には非常に人手が掛かります。

   ところが、アパート経営に慣れた民間にとっては得意分野。
   だから任せた訳で、まさに行財政改革(・・・・)ですよ。

   PFIにした最大のメリットで、実際、久留米や鳥栖市など
   近隣にも宣伝してくれるので、定住促進の意味からも満員御礼です。」


  とおっしゃいます。

   


  翻って、本西尾市のPFIは、
  建設と維持管理だけで、家賃徴収も宣伝も業者には要求していません。
  西尾の市長が、なぜそこ(・・)を使わないのか…理解に苦しむばかり。

  のりこばかりか、他の多くの議員も疑問視し、見直すよう言っているのですが…。

   


   みやき町町長さんに、こうした実情をお話したところ、
 
   「余計なことかも知れませんが、よくよくお考えになった方がいいですよ。
    PFIにする意味がないですよ。」

  
  とキッパリ。



近況報告~レポート佐賀県みやき町に視察「PFIによる市営住宅建設の実例」 1110
佐賀県の南端に位置する「みやき町」に伺いました。
  

  
   

   久留米市、鳥栖市、佐賀市などに隣接していますが、人口減少が悩みの種。

  そこで、子育て支援を充実させ、同時に、安価な市営住宅を積極的に提供する
  定住化促進策を進めて、この2年は転入が転出を上回る効果を上げています。

   

  <以下はみやき町さんとのインタビュー>

  Q.市営住宅建設にPFI方式を選択、最大のメリットは?

  A. 「維持管理だけでなく、家賃徴収・入居募集なども民間に任せる」
      これがPFIにした大きな理由です。
      アパートやマンション経営が得意な企業の参加で、
      入居の宣伝も非常に効果的。
      将来的にも83%の入居率を想定しています。

  
Q.周辺より家賃を2万円低く設定して好評ですね。安くできる理由は?
  
A.全体資金の45%が、国土交通省の交付金により確保できたので安く出来ました。

  
Q.今まで3カ所つくっていますが、まとめて発注ではなく、
      その都度、PFI企業を募集している理由は?
  
A.まずは小規模なもの(24戸)1か所をやってみて状況が良かったので、
      次にかかりました。今は3カ所目を建設中です。応募企業は別々です。
      地元企業全部で「協力会」を組織してもらい、関わってもらっています。
   

   末安町長自ら説明され、ほぼすべての質問に答えて下さいました。
   説得力あふれるお話しに、経済建設委員会一同頷くことしきり。





近況報告~レポート「女性を議会へ in東北2015」秋田市にて  117
「女性を地方議会へ in 東北2015」に行ってきました。
  


  1178日の両日、秋田駅前のアトリオン・7Fに、東北6県の女性たちが集合。

  「秋田県・中央男女共同参画センター」肝いりの企画で、
  吉川(山形県)知事からは祝辞も。


   

   初日(7日)は、岡崎トミ子(元男女共同参画大臣)さんと
  ジャーナリストの岩尾光代さんが、

    「女性が地方政治を変える」

  と題して対談。
   

  も「市民派議員の選挙運動ノウハウ」90分講演 を担当。

  大河みとこ(調布市議)さんとふたりで
PCを駆使、
  ビジュアルに訴えました。
   


  多くの素敵な方たちと行き交い、

  「志(こころざし)があれば出来る、頑張れば結果はついてくる…」

  と語り合うなか、改めて、パワーと勇気をもらった思いです。

   

   岡崎トミ子さんと
   

  トミ子さんは、まるで向日葵の花のよう。

  説得力はもちろんですが、その場がパッと華やぐ元気オーラをお持ちです。
   


  南相馬からは、被災地の女性たちの手づくりグッズとカンパ箱。

  そしてエールの交換!!
  
リレートークでは、秋田・山形の県議はじめ6議員の実践報告に、
  会場が大いに沸きました。





近況報告~頑張って!! 西尾市民病院の「地域包括ケア病棟」  114
西尾市民病院では、
   自宅で暮らせる見通しの立った患者さんへの応援体制を整備しました。

  

   病気やケガで入院し、治療を終えたら自宅に帰る。

  これは当たり前のことですが、お年寄りとなるとなかなか難しい場合があります。

  特に障害が残ったりすると…大変ですよね。

   


   そんな患者さんに寄り添って、うまく自宅に帰るために、
  生活するためのリハビリなど、具体的な支援をする病棟としてできたのが
  「地域包括ケア病棟」。


  聞きなれない名前ですが、どんなことをするのか、紹介します。

   


   都築千波看護師長は、目標は“患者さんをお家に帰す”ということ。

  例えば、食事。
  流動食ばかりでなく、もう少し形のあるものにできないか、
  本人にもよく、家族も作りやすい食事を考えていく。


  お風呂でも、こんな椅子や道具を使えば楽になる…など、
  退院までにひとつひとつを解決し提案していきます。

   


   専従のリハビリスタッフは、山口通孝理学療法士。

  回復のための機能訓練では、痛みと生活との折り合いをつけることが大切。

  日常生活動作で、どんな時に痛みが出るのか、
  リスクが発生するのか等に注意し訓練します。

   


  「家に帰ろう」を合言葉に始まった、市民病院の新たな試み。

  本人と家族、医療者がチームとなり、行政もそれを応援する形に大いに期待します。


           ~医療と病院の情報広場「中日新聞LINKED(リンクト)」より




近況報告~西尾中学校の合唱コンクール   1028
西尾中学校「合唱コンクール」に行ってきました。
  


   いろんな行事がありますが、毎年、西尾市文化会館・大ホールは、
  保護者も訪れて満席の盛況です。

   

  

   3年生のクラスでは、ピアノ伴奏は男子が半数なのに嬉しくなりました。

  
大らかに、あるいは静かに、また力強く・・・豊かなハーモニーに楽しい時間。

  特別支援学級の演奏では、会場一杯から手拍子。

  先生の伴奏が聞こえなくて、ちょっと困ったみたいだったけど、
  曲の最後ではみんな満面の笑み!!

  拍手が一層高くなりました。





近況報告~研修会「人口減少時代の公共施設改革」を聴く   1027
「人口減少時代の公共施設改革」をテーマに
  内藤伸浩教授(東京大学大学院、西尾市出身)による職員・議員への研修会がありました。
  


   人口が減少(税収も減)し、高度成長時代にバンバン建てた公共施設が、
  ドンドン老朽化する現状…これからどうなるか。



   2032年に建設後50年以上を経過する 道路・橋65% トンネル48% 港湾岸壁55

    ⇒2011年~2060年までの50年間に必要な更新費用は190兆円

    ⇒投資費用を横ばいとしても、2037年には維持管理・更新費は賄えなくなる


   
インフラですら全量更新はムリ、いわんやハコモノをや

   
ハコモノの総量を削減するしかない
   

    西尾市の計算でも、将来、維持できる公共施設は、なんと、
    「今の学校施設の程度だけ」
   となっています。
   


    講師は、具体的な実施計画が必要と力説されましたが、同時に、

    「事業を行う際には、競争性(・・・)があることが前提である」

   とも明言。
   
   さて、最前列にいた市長は、これをどう聞いたでしょうか!?





近況報告公共施設再配置問題PFI事業化問題
        小牧市の駅前図書館建設、住民投票で反対多数   1025

小牧市が計画したのは、レンタル大手「ツタヤ」が展開する名鉄小牧駅前の図書館建設。
  


   築後40年の老朽化図書館を建て直し、中心市街地の活性化策とのことでしたが、
  住民投票の結果です。

   反対 32,352 > 賛成 24,981

   

  ① 市民への説明が不充分だったこと
  ② 42億円の巨費を投じて最優先に行う事業ではない

  というのが、多数の反対意見となって現れたようです。
   


   「ツタヤ」図書館の不適切な運営問題では、

  佐賀県・武雄市の図書館の、乱暴な選書と運営が、

  かねて問題視されてきましたし、明らかな古本が収蔵されていたことが、

  女性週刊誌にも報道される始末でしたね。
   

   そこで思います。

  西尾市のPF事業化問題も同じではないかしら?

   
市民への説明は充分か!?
   
350億円の巨費を投じて、30年先まで拘束する丸投げ計画でよいのか!?

  市と業者が独走したのでは、市民の理解が得られないのは間違いないでしょう。

  冷静な議論が必要です。



近況報告~一色産廃問題、新たな建設反対の市民団体設立   1023
一色生田地区、新たな産廃処分場建設の計画に反対する市民団体
  「三河湾沿岸の環境・生活・産業を守る会」が設立されました。
  


   259月、中日新聞1面トップに報道されて以来、
  住民の不安は解消されることがありません。

  そこで、地元住民を中心に一色町全体に呼びかけた活動団体。

  応援したいですね。

   

   現在、愛知県・大村知事あての要望、

   ①新たな産廃処分場建設の反対。

   ②産廃跡地から汚染水が流出しないよう、
    県の最終責任による維持管理を求める。


  を盛り込んだ署名活動が進行しています。
   

   愛知県は、
  「地元の理解・協力が得られなければ事業は成立しない」
  と明言しています。


  にもかかわらず、西尾・榊原市長は議会で、
  「新たな建設を進めた覚えはない!」
  と答弁しても、愛知県に対してモノは言わないまま!?


  住民の意志表示は、最も重要ですね!
   

   産廃問題の他県事例ですが、

  九州は熊本県・水俣市では、

  業者の土地買収が8割に至っていた産廃処分場計画を、

  住民運動で白紙に戻したといいます。

   

  のりこの所属する西尾市議会・経済建設委員会では、
  11
月初旬、この水俣市を視察の予定です。





近況報告ネットで見る辛口議会だより117号「まんのう町(香川県)のPFIについて」補足説明です。 1014
「まんのう町のPFI事業について」わかりにくい部分がありましたので、
  以下、補足説明をいたします。
  

   同町では、満濃中学校の校舎・体育館の改築に合わせ、町立図書館を併設、

  体育館も生涯スポーツの拠点ともなるよう社会体育施設としても整備する

  「複合施設の建設と維持管理・運営」をPFI方式で行っています。

   


   平成25年春の供用開始からすぐ、体育館の壁に生徒がぶつかったら穴があく事故が発生。

  町では、問題解決のため第三者検討委員会を設置し、

  施設全般について構造分野の安全性確認を含む調査をしたところ、

  
420箇所の不具合が報告されたとのことです。


   

   その後、委員会では、これらについて

  施工状態が要求サービス内容と水準を逸脱しているどうか

  施工状態が実施設計と乖離しているかどうか

  事業者が契約の範囲内で対応すべきものかどうか

  など5つの分類で精査し、

  
校舎・体育館・プール・図書館・グラウンド・外構と

  全施設について
41の項目に関して品質に問題があると判断して、町に報告。

   

   平成27年春の委員会報告を受けて、事業者(まんでがんパートナーズ)が計画書を提出。

  この夏、建設をした大成建設が“やり直し工事”を実施とのことです。

    まんのう町満濃中学校改築対策室
   


 

近況報告~まんのう町では、不具合発生の原因について…   1014
まんのう町では、
  

  トラブル発生の原因について、議会で、

  「総括マネージメント業務が機能していなかったため、
   工事監理者が役割を果たせなかったこと、
   大成建設が町の承諾を得ず勝手に変更を行ったことが大きな原因」


  と答弁しています。
   

   先ごろ本市、西尾市のPFI事業のアドバイザーである
  天米氏(まんのう町の元職員でPFIを担当)が、地方新聞で、
  まんのう町のPFIのトラブルについてコメントをしておられましたが、

  曰く、

  「トラブルが起きたのはモニタリングがなかったから・・・云々」

   

  西尾市については、
  「外部モニタリングでトラブルは防げる」としていますが、
  のりこは首をかしげます。
  なぜなら、PFIの特徴は“性能発注”のはず

  ごく大まかな指定(要求水準)だけで、
  “業者の企画提案に任せる発注方式”
  と、市は主張してきたのです。

   

  いったい、外部モニタリングなるものは、どの時点から動き出すのでしょうか?

  施工中から、行政があれこれ注文をつけられるのでしょうか?

  市の説明は、どんどん変わってきて、つじつまは、どんどん合わなくなって来ています。
   


   まんのう町のトラブルは、町長答弁の通りだと思います。

  また、監理会社と建設会社のなれ合いは、業界でずっと課題とされてきたんじゃないかしら。

  PFIだと、なおのこと懸念される点。

  識者からは、いわばPFIの構造的な問題といわれているのですが。
   




近況報告ネットで見る辛口議会だより まんのう町の施設法定点検等「契約期間27年、正しくは25年」  1014
ネットで見る辛口議会だより117号に記載した
  “まんのう町の公共施設の法定点検等のPFI事業者への発注期間”は、
  27年ではなく25年間とのことですので訂正します。m(__)m

  



  まんのう町は、平成22年度から3年間の試行後の、同25年度からPFIに移行し、
  同49年度までの25年間の契約だそうです。

  西尾市の契約期間30年より5年も短く、さらに、試行期間が設けてあったのに、

  “市側は(この事実を)知らない”なんて、とっても不自然ですよね。

   

  西尾市副市長の議会での答弁は、

  「まんのう町も参考に、いろいろ全国の課題を精査した上で成り立っている
   西尾市方式であり、よりよいものにしています・・・」


  でしたが、そうならばなお更、

  「国のガイドラインも知らない…」
  なんて、あり得ません!!!

   




近況報告のりこ応援団だより68号を発行しました。   107
トップページでは、「ドキュメンタリー映画 日本と原発」のご案内です。

  のりこ応援団だより68号へ
  



   中日新聞102日夕刊では、「あの人に迫る/シリーズ」で、
  監督の河合弘之氏(弁護士)へのインタビュー記事が掲載されています。

  以下、一部です。
   

  あなたに伝えたいこと、

   
『だんまりでは許されません。

    いまだに10万人以上が避難していて、

    多くの人が亡くなっているんですからね』。


   


  Q.脱原発は可能か?

  A.それを考えるには、世界を見ればいい。

    日本は原子力ムラ("")の力が強くて絶望的になるか
もしれないけれど、
    世界の流れは脱原発です。自然エネルギーの導入が急ピッチで進んでいます。


   


  インタビューを終えて…(記者コメント)~

    どんなに原発訴訟で負け続けても諦めない不屈の人。

    3.11の後は、原発や自然エネルギーを題材にした、
     
ドキュメンタリー映画を製作された。

    70
歳を過ぎてもなお、河合さんを突き動かすものは何か?

     「正義感ですよ」

     と、きっぱりとした一言が返ってきた。

    原発事故で故郷を奪われ、自殺に追い込まれた人もいる。
     何度も福島に足を運び、こんな悲劇を二度と繰り返さないと誓ったそうだ。

   


   そして、映画の最後にはこう結ばれている。

    「この映画のことを、

      新たな原発事故(・・・・・)の避難所で、

      思い出すことがないように、

      あなたができることを考えて下さい」


   

   
ちなみに、音楽は、あの新垣隆氏です。




近況報告西尾市議会 26年度の決算・・・評価できる点は…     930
26年度の決算の内容は…歳入総額は5468700万円です…

  <評価できる点>
  


 
   



近況報告西尾市議会 26年度の決算・・・評価できない点は…   930
<評価できない点>
  
 

   

  ということで決算には反対しましたが、
   最大の理由は、市長・副市長の行財政意識、危機感のなさ”です!



近況報告西尾市議会 9月議会終わる。       929
29日(火曜)、9月議会の最終本会議でした。
  


   今議会では、議案が23本、決算関係の認定10本、陳情2本が上程、審議されました。

  その内、が賛成したのは、議案21本、決算8本、陳情2本です。

   

   討論(登壇して、賛成または反対の意見を述べること)は、次の4本行いました。

  ◆マイナンバー法に伴う条例改正

       ←反対
理由:国の制度構築が不十分なため。


  ◆マイナンバー法に伴う個人情報保護条例の改正

       ←反対
理由:国の情報流出防止策が不十分なため。

  ◆26年度決算

       反対理由:財政面では一定の評価ができるが、
               行財政改革への取組みがない。

               また、昨年の決算で指摘した点がまったく改善されていないため。


  ◆安保体制を見直さないよう求める陳情

       ←賛成
理由:安保法制は国会で成立したが、本来廃案すべきと考えるため。







近況報告安保法案 参議院、強行採決…      920
何とも、情けない限りの「何でもアリ」の安保法案の強行採決でしたね。
  


  国会議員の身分は、憲法を根拠に成り立っているのを知ってか知らずか…。
   

   いずれにしても、重要なのは、

  “これからも自分たちの声を上げ続けること”だと思います。

  私たち有権者が賢くならない限り、同じことが繰り返されるのですから!

   

  明日は久しぶりに外に出て、

  良い空気を胸一杯に吸い、英気を養います。




近況報告西尾市議会 26年度分の決算審査が終わりました。   918
4日間の決算委員会が終わりました。
  


   結局、市長はその間、1度も答弁に立つことはありませんでした。

  
9月当初の一般質問の3日間と同様で、ただ、そこに座っていただけです。

  
責任放棄としか言いようがありません。

  有権者にはわからないと思っているのかしら?!

   


   参議院平和安全法制特別委員の強行採決が行われた日、

  中日新聞掲載の識者のコメント後段を見て、

  この9月議会なかで感じたことと、同じことが書かれている…と思いました。


  共通するのは「はじめに結論ありき」でしょう。

   


  高村薫氏(作家)のコメント~

  「安倍首相ら政府側の国会答弁によって、

   私たちの日本語が破壊されていったという感じがする。

   政治家が言う『丁寧な説明』という言葉に、

   虫ずが走るようになった。

   『丁寧』が丁寧でなくて、『説明』も説明になっていない。

   中身のない呪文になってしまった。」





近況報告安保法案山口繁・元最高裁長官の発言 その1  9/15
山口繁元最高裁長官と共同通信社との一問一答(93日)を再現しました。
  


   政府見解を厳しく批判し、
  新聞各紙に掲載されていたものです。

   

  ◆安全保障関連法案をどう考えるか・・・

   「集団的自衛権の行使を認める立法は違憲と言わざるを得ない。

    政府は許されないとの解釈で一貫してきた。

    従来の解釈が国民に支持され、9条の意味内容に含まれると意識されてきた。

    その事実は非常に重い。それを変えるなら、憲法を改正するのが正攻法だ」

   

  ◆政府は憲法解釈変更に論理的整合性があるとしている・・・

   1972年の政府見解で行使できるのは個別的自衛権に限られると言っている。

    自衛の措置は必要最小限の範囲に限られる、という72年見解の論理的枠組みを

    維持しながら、集団的自衛権の行使も許されるとするのは、

    相矛盾する解釈の両立を認めるものでナンセンスだ。


    72
年見解が誤りだったと位置づけなければ、論理的整合性は取れない」


   

  ◆立憲主義や法治主義の観点から疑問を呈する声もある・・・

   
「今回のように、これまで駄目だと言っていたものを解釈で変更してしまえば、

    なし崩しになっていく。

    立憲主義や法治主義の建前が揺らぎ、憲法や法律によって権力行使を抑制したり、

    恣意的な政治から国民を保護したりすることができなくなってしまう」


   
                                    (続く)





近況報告安保法案山口繁・元最高裁長官の発言 その2  9/15
◆砂川事件最高裁判決は法案が合憲だとする根拠になるのか・・・
  


   「旧日米安全保障条約を扱った事件だが、

    米国は旧条約で日本による集団的自衛権の行使を考えていなかった。

    集団的自衛権を意識して判決が書かれたとは到底考えられない。

    憲法で集団的自衛権、個別的自衛権の行使が認められるかを判断する必要もなかった」


   


  ◆国会での論戦をどう見るか
・・・

   「なぜ安保条約の改定の話が議論されていないのか疑問だ。

    今の条約では米国のみが集団的自衛権を行使する義務がある。

    (法案を成立させるなら)
    米国が攻撃を受けた場合にも、共同の軍事行動に出るという趣旨の、

    規定を設けないといけない。

    ただ、条約改定となると、基地や日米地位協定なども絡み、大問題になるだろう」

   


  以上、「簡にして要を得た」発言と感じ入ります。
   安保条約の改定への言及を見れば、「法案の正体」が、
   よく判りますよね。

   15日(火)に行われた中央公聴会でも、

   元最高裁判事の参考人が発言していましたが、

   法案が成立した後は各地で訴訟が起こり、違憲判決が続出。

   さらなる混乱が起きるものと考えます。





近況報告~安保法案、各地の議会で「異議あり!」  9/13
安保法案に対し、地方議会では次々と、反対や慎重意見を求める議決が出ています。
  


   中部6県(三重、愛知、岐阜、長野、滋賀、静岡)の
  自治体の約4割にあたる97議会で、

  「反対」35

  「慎重に」
62

  といいます。(9月11日現在)
   



  愛知県では、55議会中10

   「反対」 扶桑町(全会一致)

   「慎重審議」 稲沢市 岩倉市 春日井市 田原市 知多市 東浦町( 以上は全会一致)
          犬山市 碧南市 大口町


   


  岐阜県では、43議会中8

   「反対」 なし

   「慎重審議」 海津市 郡上市 高山市 美濃市 美濃加茂市 本巣市 輪之内町( 以上は全会一致)
          多治見市


   

  三重県でも、30議会中12で意見書を可決。

   「反対」
2


   

  長野県では、78議会中60

   うち「反対」31

   「慎重審議」は長野県議会を含めて29

   にのぼります。

   

   全会一致の議会も多く、自民党や公明党議員も反対慎重審議を求めているのです。

  まだ最終本会議を終えていない議会もありますから、この数はさらに増えるでしょう。

  国は、地方議会の意見に、国民の声に耳を傾けるべきです。




近況報告西尾市議会 安保法制反対の陳情、委員会では不採択  9/11
西尾市議会にも、

   「安全保障体制見直しを行わないよう国に意見書の提出を求める陳情書」

  が提出されました。

  



   企画総務委員会で審議が行われましたが、委員7名全員が不採択
  安倍政権の安保法案に賛成ということになります。

   

   2人の委員が意見を述べましたが、立憲主義に反することや、
  憲法9条に反することなどには、全く触れられなかったのは、残念至極です。



  91日、元最高裁判所の山口繁元長官が法案を「違憲」と断じています。

  自民党が今回の集団的自衛権行使の拠り所としている最高裁の砂川判決についても、
  論拠とはならないと明言。

   

   自民党執行部は、全国規模のほとんどの政治学者の違憲の指摘に対し、

    「法の番人は政治学者ではなく、最高裁である」

  と言ってきましたが、

  最高裁元長官のこの発言を今度は

    「一私人の発言」

  というのですからご都合主義も極まれり!!


   

  このままいくなら、

  
「わが国の『法治国家として信用は失墜する』」

  と考えます。




近況報告西尾市議会
        西尾市・公共施設再配置問題<その3>
西尾市のPFIは、全国初…市は自慢するけど  94

「市のPFI事業は全国初の方式で、いままでの全国の失敗例を検証、改善したものです」と…
  


  増山副市長は胸を張り、

  「まんのう町(香川県仲多度郡に属する町)では、
   事故もあったようですが、つぶさに調査しています」

  と言うのですが…それなら「知らない」なんて答弁はオカシイ!!


   


   実際、全国では、現在進行形も含めて585例のPFIがありますが、

  西尾市のように、複数の施設建設と運営管理、法定点検など包括的な事例はありません。


  まさに、全国で初めてなのです。

   


   
しかし、今まで、市では、PFIを一度も扱ったことがありません。

  経験もゼロ。初めてなのです。

  もっと研究し検証し、謙虚な姿勢で取り組むべきと考えます。

   



   PFIは、安倍政権が、新たな公共事業の手法と持てはやしていますが、

  まだまだ未成熟(・・・)と言われており、総務省も研究者も検証が必要としています。

  全国の失敗例は引きも切らず、そこでは例外なく「市民の税金」が投入されています。

  インターネットにも、多くの事例が紹介されている通りなのです。

   


   「始まったら引き返せない=引き返す時には、リスクを負わなけれならない)」

  これが、PFIの怖いところ。

  リスク発生は、“すぐ”かも知れないし、“20年、30年後”かもしれません。

  ちなみに、まんのう町ではその“すぐ”でした。


  慎重の上にも慎重を重ねるべきと、思います。




近況報告西尾市議会
        西尾市・公共施設再配置問題<その2>
PFIなら、金はかからない」発言の真偽、市長はダンマリ   94

のりこの質疑です…
  


  Q.市長は、「PFIなら、金はかからない…」といろいろなところで言っていると聞くが、
        いらないのではなく、立替てもらうだけではないのか?

  A.<<市長は発言せずダンマリ>>
        副市長が立って「金がいらないなどとは言っていない」と長々と弁解の答弁。
   


   ◆市長本人に聞いているのに、ヒトコトも答えないのはなぜ?? 

    ホントに言ってないなら、ヒトコト否定
すれば済む話なのに不誠実。

    もっとも、今議会、PFIについては、5人の議員から60以上の質問がありましたが、

    長は一度も答弁に立たず…これもヘンですよね!!


   


  Q.PFIで民間業者に資金を借りてもらうと金利が高くなる。
       市が直接借りた方が安いと思うがどうか? 金利の比較はしたのか?

  A.   そうとも限らないと思う。
   
 

   ◆業者に百億単位の自己資金があるならともかく、

    業者は、今回、金融機関から融資を受けることは決まっ
ています。

    リスクを考えれば、高金利は当然。ここでも居直り!?




近況報告西尾市議会
        西尾市・公共施設再配置問題<その1>PFI、市は強引姿勢「1社応募だけでも進めます」   94

本日の一般質問では、 市の進めるPFI方式の問題点を具体的に指摘しました。
  


  Q.1社入札は「不調」とするのが一般的だが、なぜ、強行するのか?
  A.1社の応募で進めることに制度上の問題はない。
   

  Q.しかし、内閣府のガイドラインでは
       「公募型プロポーザル方式でも、競争性がなければならない」と規定している。
       これを知っているか?

  A.   知らない。


   
◆まるきり居直り…です。
   

  Q.応募が1社しかなかったのは、事業数があまりにも多く、範囲も広いためではないか?
       事業を分割するなど、仕切り直しを考えないか?

  A.   そうかも知れないが、仕切り直しはしない。
   

  Q.市の160施設の法定点検などを“30年間も一括で”PFI事業者にやらせる計画だが、
       他市では、もっと施設数も期間も短い。
       香川県まんのう町は27年だが、試行期間を3年設けている。文章の誤りを訂正 いたしました。 2015/9/9 のりこ

       千葉県流山市では一部施設についてだけの3年間である。

       こうした例を知っているか? 
       再検討すべきではないか?

  A.知らない。このまま進める。


   ◆市のコンサルタントは、まんのう町の元職員でPFIに関わっていた人なのです。
    なのに、知らないなんてオカシイ。

    施設管理の事例はごく少数しかなく、それも短期間だけ。

    
試行もなく30年なんて無茶過ぎ!!





近況報告西尾市議会 9月議会の質問、議題1:PFIの問題点」を取り上げます。   827
91日(火曜日)から議会が始まります。
  


  の質疑登壇は、93(木曜日)の朝10時からで、“2”議題です。

  1”議題目は「包括的PFI方式による公共施設再配置の問題点について」

  質問は11項目、前半部の要旨は以下の通りです。(後半部は下段の近況報告です。)

   
                                    
 

   
  1グループの応募」に固執する市長の考えを問います。 




近況報告西尾市議会 PFIの問題点」その2      827
質問の後半部では、今回の事業で危惧される点を(ただ)します。
  


 
   

  PFI
そのものについて、
   市長はじめ幹部職員の認識が充分なのか、
   疑問を感じてしまいます。



近況報告西尾市議会 ~議題2:「一色産廃跡地、市長の果たすべき責任について」   827
質問は、以下の3点です。
  


 

   
  せっかく開催されている地域会議なのに、
   空転状況が感じられます。

   地元住民の願いを反映していかなければ、意味がありませんよね!
   




近況報告自治体問題今や、国も「奈良モデル」を推進   822
国も「合併」から「連携」に方向転換。奈良モデルを推進しています。

  そのため、265月の改正地方自治法では「連携協約制度」が導入されています。
  

  自治体のあり方を選ぶのは、本来、住民であるべきと考えます。

   平成の大合併のような強権的なやり方は、結局、馴染まなかったのではないか…。


    はたまた、

   促進のための合併特例債が、今、合併した市町村を財政的に苦しめている現実を思うと、

   何が本当に住民のためだったのか…考えざるを得ません。

   

    
  研修のあと、興福寺で意見交流会も催され、旧知の友人たちとも語り合いました。




近況報告自治体問題県と市町村の連携「奈良モデル」の実践例   821
松谷副知事からは、「奈良モデル」の実践例。
  


    自治体クラウドの連携~クラウドサービスの共同調達。
     7市町が住民情報、税務など22
業務について共同利用開始。22年から稼働。

    県の役割:連携の仲立ち、県情報システム最適化マネージャーによる技術的アドバイス。
    効果:10年間で35億円


    
南和地域の広域医療提供体制~
     3つの公立病院(町立大淀病院・県立五條病院・国保吉野病院)をまとめ
     救急医療センターを開院、そのうち2つは療養期の病院に。


    県の役割:12市町とともに、県も参加の一部事務組合で3病院の建設・改修・運営。

           建設費197億円。市町村の起債償還額の60.9%を県が負担。
          
 県立医大が医師を派遣。

    消防の広域化~37市町村(奈良市・生駒市を除く)の11消防本部を広域組合に集約。

    県の役割:計画の推進と策定、運営に強いリーダーシップ。
           職員派遣などの人的支援

           無線デジタル化・指令センター整備への財政支援。
   


   これに加え、

   道路インフラ・橋梁長寿命化計画による修繕
   県営水道のファシリティーマネジメント
   健康長寿命日本一への取組み

   などが紹介されました。

   

    いずれも、きっちり信頼関係がなければ進まない話でしょう。

   その信頼関係構築は、知事と県内首長全員が参加する「サミット」が年6回。

   平成21年から今までに43回行われるなかで培われたそうです。

   ・・・夜中まで車座で語り合う知事たちの様子を、
        業界誌で読みましたっけ。いいなあ!!・・・





近況報告自治体問題研修中に…@奈良         821
奈良市で行われている「全国自治体政策研究交流会議」に来ています。(8/21現在)
  


  「地方自治への思い」のテーマで行われた廣瀬克哉 法政大学教授との対談では、
  松谷幸和 奈良県副知事から、自治体間の広域連携「奈良モデル」が紹介されました。
   

  その特徴は、


    奈良の地方自治は「県と市町村の連携・協働」で行うべき

   
県は「市町村を助けるのが最も重要な役割」

    都道府県の役割は、サッカーに例えるとミッドフィルダー。
    
「良いヴォランチ」めざして、賢く考え、よく走り回ることが大事

   


   とかく、都道府県は市町村の上の存在との認識がありますが、
  「奈良県は謙虚なんだよね」とは、会議に参加している研究者の方々の共通認識。

   

   は、西尾市の合併が持ち上がった時、
   「合併より広域連携がメリットが大きい」と考えていたので、
   その実践である「奈良モデル」を楽しみに参加。奈良県の姿勢に拍手喝さい!!





近況報告~西尾市民病院、「がん化学療法看護」認定看護師さんの活躍  816
市民病院で、がん治療の患者さんに寄り添う看護師さんを紹介する記事を見ました。
  


   「がん化学療法看護」認定看護師の資格をもつ高須由江さん。

  外来治療センターで、患者さんや家族の相談に対応します。

  「ここだと、看護師さんがゆっくり話を聞いてくれる…」という声も多いといいます。

   

   化学療法が決定した患者さんへのフォローには病棟に出向き、
  看護部では化学療法に関する指導も行い、抗がん剤の新しい知識や
  技術の情報を伝えるなどなど、専門知識を活かし、
  広く院内で活躍する高須さん。


  認定資格を取った理由は…

  「病棟での看護師時代、がんで亡くなられる患者さんが多くいました。
   そうした方々に、自分は本当の看護を提供しているのかと、
   いつも考えていました。

   不満を口にして下さる患者さんはまだいい…思いが解りますから。
   でも、不満も言わず、独りで何もかも抱えている方もいる。

   そうした方に、もっと専門的知識を持って向き合いたいと思いました」


               (中日新聞発行の情報紙「リンクト」より)
   

   市民病院では、こうした「認定資格」を持つ看護師さんを増やしています。

  救急看護、がん性疼痛看護、皮膚・排泄ケア、認知症、感染症看護など
  高水準の看護実践が狙いです。
  患者さんを励まし、寄り添ってくれる笑顔に期待したいですね。





近況報告~「一色生田地区の産廃跡地問題」、住民の訴えに対する県の回答    8/11
先の610日、一色生田町内会の皆さんが、地元の8割もの署名を添えて、
  下記の要望書を、愛知県大村知事あてに届けたことをお知らせしました。
  


    名古屋ドーム6個分もの「新たな産廃最終処分場の建設」に反対

    県が行っている「跡地」の水質調査の範囲を広げ、
      水路の表流水だけでなく地下水も検査してほしい


   県と地元住民との協議の場を設けてほしい

   

  その時に、同席した吉川みつこさん(環境NPO代表・名古屋大学非常勤講師)が、

  同じく県に提出した公開質問状

    「放置された産廃処分場跡地~県内の状況」

  への回答が届きました。


  吉川みつこさんの“気ままな日記”(811日)へ

   

   西尾の跡地についても掲載されています
   (生田の皆さん宛てに、県から届いた回答と同じ内容)
ですので、ご覧下さい。

   

    県が管理監督責任を果たさなかった結果の「跡地」であることは明らか。

   にもかかわらず、住民が要望した内容を、うまーく外した回答にがっかりです!





近況報告~県漁協が、県に対し「生田への新たな産廃建設に反対」申し入れ   88
8月8日の中日新聞の朝刊、西三河版の記事です。
  


  「県漁協が、県に対し『生田地区への新たな産廃建設に反対』申し入れ」
   

   現在、業者が同地での買収を進めているが、

     県の主要産業である漁業と三河湾と守る
ためには、

     建設計画は到底受け入れられない…。



   予定地は、堤防ひとつ隔てて、すぐ海なのです。

     東南海トラフ巨大地震では、もちろん、津波襲来の危険が指摘されています。

   

    (衣﨑漁協(:西尾市一色町)はじめ地元漁協からは、
           市長宛てに、反対の要望が出されています。)




近況報告西尾市・公共施設再配置問題・PFI事業への応募者は1グループのみ   724
公共施設の再配置計画、PFI方式で進めるべく、
    市では、3月から事業者を募集。
  

   この7月10日が締切りでしたが、なんと応募したのは1グループのみ。

  それが、23日に開かれた議員全員協議会で、市から明らかにされました。
   

  市の説明は、

  「応募1グループは想定の範囲内である。
   申込みグループの構成は代表が市内の業者であり、

   構成企業、協力企業を含めて約7割が市内業者であることから、
   地域に根ざしたPFI事業の実現に向けての一歩となった。

   このまま計画を進める。」

   


  「今後は、『競争的個別対話』を重ね、
   124日までに企画提案書を提出してもらう。

   企画提案書は、弁護士や会計士、建築士などによる
   『有識者会議』の審査を経て、来年1月下旬に優先交渉者を決定する。」

   

   その後は、基本協定締結、仮契約、市議会の決議(来年6月議会まで)を経て、
   本契約締結のスケジュールを予定とのこと。


   ビックリ仰天です!!



近況報告西尾市・公共施設再配置問題・PFI事業 その2 応募1グループでは、競争原理が働かない!!!  7/24
たった1グループの応募で“決定”…なんて、冗談でしょ。
  


   PFI方式の是非は、一旦置いておくとしても、あくまで、
  適正な競争原理が働いてこその話。

  入札でも、当節、1社入札は成立しません。
   


   現市役所建て替え時も、鴻池組の1社入札でした。

  当時の市長はこれを強引に決定。

  その後、さまざまなトラブルが発生し、刑事事件まで引き起こすに至ったのは、
  皆さんもご記憶に新しいことでしょう。
   


   その同じ(てつ)を踏むというのでしょうか!?

  今回の募集では従来のPFIと比べると、

  『参加要件を県内に本店のある事業所と特定し、
   地元への優遇策で市内業者の参画を促すつくり』


  でした。しかし、

  「そのために応募が少なかった。1社応募は想定の範囲内」
  なんて言い訳が飛び出すのですから、空いた口が塞がりません。
   

   全員協議会でも、多くの議員から口々に、
   「適正な競争原理を欠く
   「1グループしかなかった要因を分析し、改善すべき
   「事業を見直すべき
   「分割を考えてはどうか

   などの意見が相次ぎました。
   
    おまけに、PFIを進めたとしても、
   職員の削減にはつながらないことがハッキリし、
   一気に失望の声が広がりました






近況報告西尾市・公共施設再配置問題・PFI事業 その3 応募1でも、「競争原理は働く」…と???   7/24
PFIの良さは、
        複数の民間業者が競争し合ってそれぞれに企画提言が出てくること。

        市は、その企画提案に対して『競争的個別対話』を重ね、
        最良の企画を採用、決定すると説明されてきた。
        その前提が崩れてしまうのに、強行するのか!

   と(ただ)したのに対し、
  

  
「競争原理は働く。1グループの提案を市の提案とを比べていく。…と
   


   そもそも、市長は

   「市が行うより、民間に任せた方が低コストでよりよいサービスが期待できる。
    だからPFI方式に決定した」


  
と説明してきたのです。

  この期に及んで「市と競争させます」なんて、まさに詭弁。

  いやいや、詭弁にもならない子ども騙しのセリフでしょ!! 

   

   さっそく、ネットで見る辛口議会だよりを書き始めました。8月3日に発行します。






近況報告~議員向け、メンタルヘルス研修  その1    722
メンタルヘルス研修、テーマは「みのがさないで、こころのサイン」。
   講師の宮崎仁先生は、総合内科専門医。
   ~詩人、茨木のり子さんの甥っ子さんで、吉良町の宮崎医院の院長さんです。~
  



  「あなたの身近に、悩みや問題を抱えて辛い思いをしている人はいませんか?
   一人ひとりが、身近な人の様子を気にかけ、こころのサインに気づくことが、
   命を守ることにつながります。」


  “見逃さないで、自殺のサイン”

   

   こんなことをポイントに…

    気づき~大切な人や身近な人に、こんな様子はありませんか?

     ・突然泣き出したりイライラを爆発させるなど、感情が不安定になった…
     ・身なりに構わなくなった…
     ・極端に食欲がなくなり、体重が減少したように見える…
     ・よく眠れていないようだ…

   
傾聴~まずは、じっくり話を聴いてください。
 

     「傾聴」とは、本人の言いたいことや悩みにじっくり耳を傾ける姿勢のこと。

     急いで助言する必要はなく、相手のつらい気持ちを受け止めて
     「けっして一人
ではない」とわかってもらうことが大切です。

     相手が黙り込んだ場合も、じっくり待ちましょう。

     そして、話を聞いたら、
     「大変でしたね」
     「よくやってこられましたね」
     とねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。





近況報告議員向け、メンタルヘルス研修 その2     722
こうした研修が行われたのは、わが国での自殺者の多さから…。
  


   その数、年間3万人。さらに、自殺未遂者はその10倍といい、
  「うつ」の患者は200300万人とも…。

   

  「住民からいろんな相談ごとを受ける機会が多い議員にも、
   実態を認識して、サポートに役立ててもらうための研修です」と。

  宮崎先生からは以下、具体的なメッセージ。
   

   <Do:すべきこと>

     ・真剣な態度で、相手の辛い気持ちを聴く。

     ・女性には「愛情」を、男性には「敬意」の気持ちをもって接する。

     ・判断や批評はせずに、相づちの言葉は「なるほど」
   

   <Do not:してはいけないこと>

     ・相談者を責めない、叱咤激励も禁止

     ・忠告やアドバイスの押しつけはダメ!

     ・言ってはいけない言葉は、
 
        「死ぬ気になれば何でもできるぞ」、
        「逃げてはだめだ」
        「そのうちどうにかなるさ」

   

   「傾聴」のあとは、温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。

   必要に応じて、市内の専門相談機関につなげて下さいと結ばれました。

   
  

   ☆西尾保健所  ☎56-5241
   ☆保健センター 57-0661
   ☆あいちこころホットライン365  ☎052-931-4343


   も、胸に手を当てて聴き入りました。






近況報告~安保法案、衆院単独で採決       717
安保法案は、与党単独で採決。
  


  ・平和安全法制整備法案(現行法10本の改正)

   自衛隊法

   ② 重要影響事態法

   ③ 武力攻撃・存立危機事態法

   ④ 米軍等行動円滑化法


   ⑤ 特定公共施設利用法

   ⑥ 外国軍用品等海上輸送規制法

   ⑦ 捕虜取り扱い法

   ⑧ 国家安全保障会議設置法

   ⑨ 船舶検査活動法

   ⑩ 国連平和維持活動(PKO)協力法


  これらが、なぜ「平和安全法制」

  などという呼称になるのか??!!

   


  そして、新規立法が、多国籍軍などへの後方支援を随時可能にするというものです。

   ・国際平和支援法案


   安倍首相お得意の「積極的平和主義」は意味不明の極みだと思いますが、

  安保法案でも言葉のゴマカシを感じるので、それぞれの法案名を挙げてみました。

   

  特別委員会では、これらを個々に議論しなかったのでしょうか…。

  なんて分りやすそうですけど…。

   

   野党はボイコットしましたが、討論だけは行ったのは当然。




近況報告 NHK、安保法案採決の委員会審議を中継しないのはヘンでしょ 716
安保関連法案、次の週と見込まれていた特別委員会での採決が15日に強行されました。
  


   ところがNHKでは、それまで毎日、委員会質疑を中継していたのに、

  この日の総括質疑と採決は中継せず。いかにも意図的…と感じちゃいます。

   

  できるだけ見るようにしていましたが、

  質疑と答弁は噛み合わないままでしたし、審議時間も100時間以上というものの、

  法案に関係ないやりとりも多々ありました。

   


   何より、10本もの法案なのですから、各案の実質審議がいかに短いか…

  言うまでもありません。


  そもそも、100時間が適当だなんて、根拠はどこにもありません。

  国民への説明責任を放棄した安倍政権には、もっともっと墓穴を掘ってもらうのがいいカモ。






近況報告~次々と台風到来、伊勢湾台風の時は…   715
最近は毎年、台風の当たり年と言われ、すでに11号が四国中国を縦断し、12号も発生です。
   西尾祇園まつりの開催が心配されます。
  

    
  民家に突っ込んだ貯木場の木々

   先日、花の木校区町内会長会の1日研修で、名古屋市港区の防災センターを見学。

  
伊勢湾台風では、港区でも甚大な被害が出ていましたから、当時の生々しい記録が残っています
   

   当時、は小学1年生。

  豊川市中部小学校では、講堂の大屋根が7080mほども、すっぽり飛ばされ、
  校庭にそのままの形で移動していたのを今でも鮮明に覚えています。

   

  父親は、前々夜から非常呼集で出動し、そのまま何か月も帰宅しませんでした。

  聞けば、名古屋南部の遺体収容にかかりきりだったとか。
  辛い収容作業に、若い隊員さんたちのメンタルケアが大変だったと  
  言っていたのを思い出します。






近況報告~「脱原発、そして自然ネルギー」福井・大飯原発、再稼働差し止めの意義   713
福井県・大飯原発の再稼働に対して、
   差し止めの仮処分決定が出たのは今年4月。
  


   その日のニュースでは「司法は生きていた!」と喜ぶ原告と弁護団の姿が大写し。

  その弁護団団長の河合弘之氏“脱原発”の講演は、説得力の高い明快なものでした。



   世界中で、日本ほど地震の多発地帯はない。地震と津波はセット。

   原発は超精密機械。振動と水にあったらひとたまりもなくやられる。

   
その地震の巣のような国に、安全を保証されない原発の存在を許すのか

   

   特に、敦賀と志賀の原発では、直下の活断層の危険性が指摘されています。

  大飯原発34号機運転差止請求の判決を入手したので(岩波ブックレット№912)、

  しっかり読んでみようと思います。
   

   福井で事故が起きれば、琵琶湖を水源とする1,500万人への影響は言わずもがな。

  フクシマで使用済み核燃料プールが破損していたら、避難は250キロ圏内に及び、
  東京都全部と横浜の一部までが含まれました。

  「破損しなかったのは幸運の一語に尽きる(国会事故調見解)」といいます。
   
  しかし、新たな基準でも、燃料プールのガード強化は
  行われないのですから何をかいわんや!!






近況報告~安保法案に反対の声を上げ続けること   712
7月11日の東京新聞1面トップ、「安保法案反対、地方へ、ママへ」の大見出し。
   
SEALDsの集会のようすを伝え、ツイッターに呼応…との記事が載りました。
  


   以下、紹介します。

   ネットでの合言葉は、「♯本当に止める」
    若者の等身大の訴えに触発された人たちも、地
域や年代を超えて動き始めた。


   京都大大学院生で3児の母の西郷南海子さんは
   “安保関連法案に反対するママの会”をつ
くった。
    SEALDs
の活動に、「無理だとあきらめて、見ているだけではいやと奮い立った。

   「法案を心配するママも多いから」とフェイスブックを開設。

    2,000人超の母親らの賛同を集め、726日に「渋谷ジャック」を行う準備を始めた。

 

   憲法審査会で違憲とした発言した小林節慶大教授も
    
「正しいことをするなら表に出ていかないと。自分を含め、
     応援する大人はたくさんいる。貴重な動きだ」


    とエールを送る。

   

   12日は市川記念会で、ジャーナリストの桂敬一氏の「戦後70年を語る講座」を聴講。

  
マスコミがもっと頑張らなければならないと訴え、
    「戦後70年の危機。仮に強行採決されても、
     参院審議、その後までも反対の声を上げ続けましょう!

     来年の参議院選挙では、自民党を落とすことで
     国民の意思を示そう」

  と結ばれました。





近況報告~国会前、SEALDsの集会に参加   711
10日金曜の夜、時間が取れたので、
   国会議事堂前の安保法制反対の集会に参加しました。

  


   大学生のグループが始めたSEALDsの主催です。
  集まった人たちは5060代も多く、を含め
  「何かしたい…」「何かしなくちゃ…」との思いで来たという人ばかり。

  加えて、若者たちからの呼びかけに応えたいという熱気も。

   

   感心したのは、抗議行動が非常に整然と行われたこと(参加15,000人・主催者発表)。

  「使いたい人はどうぞ」と回ってきた掲示カードは、

     PEACE NOT WARPEACE NOT WAR
     『OUR FUTURE OUR CHOICE
だったり

     『憲法守れ!』
     『戦争法案 反対!』
などなどカラフル。

   
    シュプレヒコールは、憲法守れ!

     「憲法守れ!」
     「集団的自衛権はいらない!」
、そして

     「国民なめんな!」とラップ調。

   太鼓や民族楽器も入るので、老いも若きも抵抗なく唱和


   

    学生何人かのスピーチに加え、
   “学者と文化人の会”の佐藤学学習院大教授からは「連帯の呼びかけ

   樋口陽一東大名誉教授からは
    「東大教授会と職員、学生との大集会を終えて、ここに来た。
     みな、これから合流します」

   とのアピールもあり、輪の拡がりを実感しました。


   
   集会では、お年寄りや子ども連れのママたちには、
    『専用の場所や救護コーナーもあります』というアナウンスもありましたよ。






近況報告~新国立競技場のドタバタ…いくら何でもお粗末過ぎ!!   79
新国立競技場の再建をめぐってのお粗末過ぎるドタバタが続いています。
  


   いかに無計画であったか…当初計画と異なる工費と工期をめぐって

  説明は出来ないわ、責任の所在は不明だわ

  …この期に及んでも、まだ迷走が続きそうです。

   

   オリンピック誘致は「国策」ではなかったんでしょうか?!

  公共施設の工費が当初計画から大幅に増大するのは、よく聞く話。

  特に、東日本の震災以降、またオリンピック開催が決まってからはそうですよね。

   


   西尾市で、今、進められようとしている

  「PFIによる公共施設再配置プロジェクト」は、経費削減率は3%といい、

  期待されたほどの効果が示されていませんが、これも建設資材と人件費高騰のためとのこと。

  ムムム…それでいいのか?!

  (*これまでの「施設建設・運営」を
    公設公営から民に移す328億円・30年契約の事業計画)

  西尾市ホームページサイト、PFI事業へ
   

   いずれにしても、重要なポイントは、
 
  “市民・国民が納得できるだけの充分な説明がなされているか”です。

   

   そして、将来、“負の遺産”とさせないための具体策が盛り込まれた計画なのか…

  チェックするのは有権者と議会です。





近況報告~“脱原発1日セミナー”に行ってきます。   76
“脱原発1日セミナー”7月12日(日曜日)です。
  


  が通う市川房枝政治参画フォーラムでは、

  「フクシマ」以降、毎夏、“原発を考える”を企画・開催しています。
   

   今年の講演は、
 

   脱原発、そして自然エネルギー

      河合弘之氏(脱原発弁護団全国連絡会代表)


   『ベースロード』に隠された悪意と時代錯誤

      飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)

   


   そして、午後からは

   パネルディスカッションの

    “市民の手で再生可能エネルギーをつくりだす”

   です。

   そこでは、宝塚市と新潟市の市民団体の実践報告を聴きます。

   セミナー詳細
   

   応援団メンバーも参加予定です。
   そのレポートは、近くお届けする予定です。





近況報告~伊賀上野、俳聖の地で一句…?!   75
伊賀上野の旅、言わずと知れた松尾芭蕉ゆかりの地です。
  


  
   

   JRと伊賀鉄道を乗り継いで到着した上野市。

   
                                    伊賀上野公園内の俳聖堂
  まずは、伊賀上野城を表敬訪問。

  城跡が公園として整備され、緑はあふれんばかり。
   

   日ごろにぎやかなのりこ応援団の面々も神妙に、

  先達(粋人?)の手引きで五七五…に挑戦しました。()

  俳聖堂は、芭蕉の旅姿を模したものだそうですよ。





近況報告西尾市議会 新年度の議会、の担当は経済建設委員会   73
西尾市の議会人事は、6月に行われます(市議選が5月のため)。
  


   今年も希望して、経済建設委員会に所属しました。

  厚生委員会などと比べると予算規模は大きくありませんが、問題は山積。

  公共施設再配置による市営住宅建設、

  一色産廃問題、

  農業副都心計画、

  そして、長年の懸案ながら、なかなか手がつかない

  西尾駅前整備などなど。
   

   さて、当委員会、一身上の都合で急きょ辞職(・・)した議員が出たため、
  6人になってしまいした。

  議員定数28(欠員2)なので、8人編成の企画総務委員会から
  1
人移動させてもらうよう提案しました。
   

   全国的に議員定数の削減が言われますが、委員会毎に審議する現行方式では、
  会議として成立する程度の人数は必要です。


  上記のように、複数の委員会にまたがる課題も増えていることから考えると
  テーマ毎の特別委員会の設置も考えるべき。

   
  特に「公共施設の長寿命化・再配置」は、
  腰を据えて取り組むべき課題です。





近況報告~“四日市あすなろう鉄道”も楽しい     629
近鉄の四日市駅から乗り換えて南西方面へ。
  

  
    あすなろう四日市駅から内部行きと西日野行き。

   こちらも、元は近鉄内部線(5.7 8駅)・八王子線(1.3 2駅)。

  2012年に、近鉄から“廃線、三重交通によるバス高速輸送システム”が

  提案されましたが、

  住民と四日市市が存続を希望して四日市市が施設・車両を保有する

  公有民営方式が決定。

   
   明日への希望を表す「あすなろ」と、

  鉄道の軌道が狭い(2フィート6インチ)特殊狭軌「ナローゲージ」であることから、

  “四日市あすなろう鉄道”と命名され、今年4月から運行が開始されました。

      
   


   ご覧のように、座席に座ると、お向かいさんに手が届く親しみがあります。

  コンパクトな車両ですが3両連結。しっかりと地域の足として息づいています。

  途中下車して旧東海道の散策を楽しみ、あすなろう四日市駅に戻ると

  カメラ片手の“鉄ちゃん”が数人、入線を待ち構えていましたよ。





近況報告~“伊賀鉄道”応援団で乗りにゆく   6/28
伊賀上野⇔伊賀神戸の16.6㎞を走る“伊賀鉄道”
  

  
   

   平成19年、近鉄から引き継いで、近鉄の子会社と伊賀市が運営してきました。

  それから10年。

  平成294月には、近鉄から伊賀市に鉄道施設を無償譲渡し、
  公有民営化が予定されています。

  伊賀市が鉄道事業者となるわけです。
   

   蒲郡線とほぼ同じ距離で、まさに地域の足。

  応援団のみんなで、まずは乗ってみよう…の旅。

    
  あみ棚に忍者!きっぷ持ってんのかな?   伊賀鉄道友の会名簿も

  ワンマン運転ですが、シルバー人材センターさんが車掌役で乗務され、
  和やかな対応。
   


   近鉄が3億円、伊賀市が2億円の負担とききますが、
  伊賀市の人口は9万7千。財政力指数は“0.67”

  おもわず、西尾市の蒲郡線負担額15千万円と比べちゃいました。

  わが西尾市の人口は17万人。財政力指数は“0.95”です。





近況報告西尾市議会 “市議会による「安保法制に反対する陳情書」”への賛成討論:6月最終本会議  6/26
26日、最終本会議では、
  
「憲法を生かして働く者の権利を守り、住民生活の向上、
   核兵器のない平和な社会を求める陳情書」
に、のりこは賛成する討論を行いました。
  



   ここに来て、かつてない「違憲」のうねりが見えてきた安保法制です。


  ま、安倍政権が「「現在の憲法をいかにこの法案に適用させていけば良いのか
  という議論を踏まえて、閣議決定をおこなった」という集団的自衛権容認ですから、
  当然至極過ぎる反応ではありますが…。


  国会での訳の判らない説明と反論…共同通信社の直近の世論調査では
  「あなたは安倍政権がこの法案について国民に十分に説明していると思いますか」の問いに、
  「十分に説明しているとは思わない」が84%を超えているといいます。


  それにしても、200人以上の憲法学者に嘲られる首相の不明は、まさに国益を
  損する所業ではないのでしょうか!?

  のりこの討論全文です。


  こちら興味深いサイトです。併せてご覧あれ!

  衆院憲法審査会での参考人(憲法学者)の外国特派員記者会見です。


   

  皆さんのご意見はいかがでしょうか?




近況報告~「西尾市に特別支援学校の設立を!」市議会と市が県に要望書  619
市長と市議会議長が、大村愛知県知事を訪れ、
  「県立特別支援学校の設立」の要望書を手渡しました。
  



   西尾市内の障害をもつ子どもたちは、安城の特別支援学校(125名)や、
  岡崎の青い鳥学園(17名)に通っています。

  バスや父母の送り迎えで、毎日片道1.52時間かけての通学。

  時間的にも身体的にも大きな負担に、
  保護者でつくる「だっこの会」が、平成23年度に市に陳情。

  長年、市内への学校設立を求めてきたものです。

   


   安城特別支援学校は、全国でも有数のマンモス校のため、
  県でもその解消が懸案だったことから、

  このほど

   「用地を市が用意してくれるなら…」

  との協議が進んだようです。

   
   まだまだ時間はかかるけど、久々に嬉しいニュースでした。


   





近況報告~西尾市立・図書館まつり、「松谷みよ子さんを偲ぶ会」、「足でつかむ夢」   618
7月、今年も恒例の“としょかんまつり”が開かれます。
  



  いくつかの行事から、2つの講演会を紹介します。申込みは図書館までTEL 56-6200
   

  “松谷みよ子さんを偲んで~初夏の午後のひととき、音楽を添えて”

      

   日時:7月4日(土)午後2時半~

   場所:西尾市図書館 3F会議室


     先ごろ亡くなった作家の松谷みよ子さん、
      戦後の児童文学をけん引してこられました。

      赤ちゃん向けの「いないいないばぁ~」は、
      どの子も一度は見たことがありそう。

     「ももちゃんシリーズ」もお馴染です。

      
そんな彼女を偲んで、
      市内の音楽家のミニコンサート。いかがですか。


   

    “足でつかむ夢” 小島裕治 講演会

      


   日時:7月5日(日)午後2時~

   場所:西尾市図書館 3F 会議室

     小島裕治さんは、西尾中学校の英語教員。

      
4歳の時、交通事故で両腕を失いましたが、
      ニュージーランド留学を機に教員を志望。

      授業では、足でチョークを自在に繰ります。

      文字通り、足でつかんだ夢!!

      
      ※6月15日、西尾中・全校茶会。左後ろに立っているのが小島先生。






近況報告~西尾・一色町生田地区の産廃跡地問題、地元町内会が愛知県に要望書   617
地元の生田地区町内会の皆さんが、
   知事あての要望書を提出されました。
  


  
                          
※この記事は中日新聞社の許諾を得て掲載しています。
   


   婦人会や老人会、子ども会、そして産廃予定地に隣接する
  一色中の生田地区PTAなど7団体が参加。


  町内の8割を超す署名を添えて、以下3項目の要望でした。

   ・一色町生田地内の新規産業廃棄物最終処分場の建設を許可しないこと

   ・産業廃棄物最終処分場跡地周辺の水質調査の強化

   ・産業廃棄物最終処分場跡地問題に対する、県主体の協議会の設立


   




近況報告~西尾中学校で全校茶会、いっぷくの清涼   615
恒例の全校茶会が開かれました。
  


  

   

   各クラス、それぞれの出し物を添えての“お茶会”には
  大勢の父母に小さな子どもたちも。

  体育館での35組の茶席。
  正客(しょうきゃく)は神谷(市議会)議長、のりこは次客(じきゃく)でいっぷく。

  あやめが活けられ、バイオリンとクラリネットの生演奏を
  楽しませてもらいました。

   


   課外授業で“町の先生”として、
  子どもたちにお点前(てまえ)を教えている友人と廊下でバッタリ。
   水戸黄門の寸劇を見てきたワ…大爆笑よ!!






近況報告~自民党内で「安保法制」を批判する村上誠一郎氏にエールを!!  613
自民党が今国会を8月まで延長。

  安全保障関連法案を強行突破させようとしています!
  


   そんな自民党の中で、村上誠一郎氏(元行革担当相)が唯一、反対を表明。

  党総務会でも異議を唱え、一昨年の特定秘密保護法案の採決でも
  反対を意志表示しています。

  秘密保護法の時には「村上事務所に応援のメールを!!」との呼びかけが、
  のりこの友人たちから回ってきました。


   

   国会内での、“安保関連法案反対集会”(日弁連主催)では、

  「戦前ドイツの民主的なワイマール憲法は、
    時の政府の恣意によって曲げられた。日本も民主主義の危機にある!」


  「これまでの憲法解釈を180度転換するような、
    しかも不完全な法案を短時間で通していいのか!」


  と檄を飛ばしたとの報道を読み、政治家の良識を感じました。


   

   しかし、こうした発言者がたったひとりなんて…あまりにも情けなさ過ぎ!!

  自民党は、目標審議目標時間を80時間と言ってましたよね。

  国民を愚弄し過ぎです!!




近況報告西尾市議会 一色産廃問題、市長は、ちゃんと説明責任を果たすべき!!   610
地元だけでなく、西尾市民全体の関心も高い問題なのに、
  “一般市民向けの市としての説明会”
  はこれまで一度も開かれたことがありません。
  


   地元の住民からも一色の町内会長さんたちからも、
  説明要望が出ているのに、まるで反応なし。


  市民が知るのは、新聞にスクープされるビックリ記事ばかり
  ・・・なんて冗談じゃありません!



  西尾市の将来に関わる問題。跡地のことも、新たな建設についても、
  市長が知っていることを話して下さいよ。

   

   住民からはいろんな声が聞こえてきます。
  「一色では、これまでもゴミの不法投棄で苦労してきた…
  「養鰻池への不法投棄は裁判ざた(刑事事件)になったし
  「いやいや、吉良でも幡豆でも不法投棄はいっぱいあるよ…


  とか、若いお母さんたちからは
  「産廃の町になってしまうの!?

  の声も。

   
  よく事情が分からないから、市民は不安になるのです。
  市長は、ちゃんと説明責任を果たすべきです!!




近況報告西尾市議会 一色産廃問題、市長「新しい産廃を始めると言った覚えはない… 」と発言 69
6月議会、一色産廃問題「第3回地域会議」の状況を取り上げました。
  


   地域会議の委員の皆さんは、
    「まず跡地の現状(・・・・・)がどうなっているのかを知りたい

  と、毎回おっしゃいます。

  その肝心かなめの部分がちっとも進まないのです・・・それはなぜ?

   

   その理由・原因は、許認可権をもつ県の会議参加が無いため。

  市では詳細なデータがないため、会議で検討できるほどの詳しい材料がないのです。

  
 → 地域会議から県に参加要請をすることになりましたが、
     市長は任せっきりで、自分から動こうとしません。

   

   
市民の中には
    「県が出てこないのは、
     市長が新処分場建設に前向きなためではないか!?」


  との声があります。
   

   そこで、この点を質したところ、
   → (市長)
「私は、新しい産廃を始めると言った覚えはない。
          将来に禍根を残さないようにしてい
きたい。」


  と答弁。
   


   第3回会議では、冒頭に、副会長でもある漁協の組合長さんが
   「地元も漁協も、新たな処分場建設には反対している。
    これを前提に、跡地問題を議論したい」


  と発言されましたが、市長が、新たな建設を公式に否定した初めての発言です!

   
  ぜひとも、将来に禍根を残さないようにして下さいね!!





近況報告~今月の回覧本は「わたしはマララ」    64
友人たちと本の回し読みをしていること、以前、この欄で紹介しました。
  
   今月の本

     学研出版刊  
 学校経営者の父親と。
   


   「ひとりの子ども、ひとりの教師、1冊の本、
    そして1本のペンが世界を変えるのです」


  ニューヨーク国連本部で、教育の大切さを訴えた演説は、鮮烈でした。
  もはや、“人権活動家”というべきパキスタンの少女ですね。

   


   彼女がどんな家庭に育って、どんな教育を受けてきたのか、
  家族との生活と襲撃事件、そして、これからについて
  サンデー・タイムズ紙(英)の記者が著したものです。


  
中旬過ぎには6月議会も委員会審議が終わりますから、
  楽しみに読もうと思います。




近況報告西尾市議会 6月議会の質問、公共施設再配置の問題点  61
この6月4日(木)から6月議会が始まります。
  


  のりこの登壇は、68日(月)午前10時から。
        質問は2議題です。

   


   議題1.一色産廃跡地問題と市長の説明責任について


     「一色産廃跡地問題地域会議」が・・・

     この15年間放置されてきた産廃跡地に・・・

     県職員の地域会議への参画は・・・

     3回地域会議では解決手法として・・・

     生田地区始め、地元住民に対する・・・

     現状を把握するためには、県の・・・   議題1.詳細




近況報告西尾市議会 2議題目は、公共施設再配置の問題点について  61
公共施設プロジェクトが動き出しましたが、
   心配な点も多々あります。
  



   議題2.公共施設再配置の問題点について


     老朽化による建替え対象となっている「一色給食センター」では・・・

     鶴城中など建替え時期が近い学校や・・・

     PFI事業で給食センターがペイするのは、一般的に・・・

     今回のPFI事業では民と官のリスク分担は同等というが・・・

     一色支所跡に建設予定の市営住宅は90戸が・・・

     廃止される対米・巨海住宅の現入居者(134戸)は・・・

     給食にしても市営住宅にしても・・・

     本プロジェクトによって100名程度の職員が・・・  議題2.詳細




近況報告~「戦闘中の兵士の発砲率」…なんて調査があるんですね…    530
 5月29日付けの天声人語より~
  

  『戦争における「人殺し」の心理学』デーブ・グロスマン著が紹介する話。


  「米軍が調べたところ、第2次大戦で戦闘中に兵士が発砲したのは、
   全体の1520%に過ぎなかった。

   その後、米軍は発砲率を上げるための訓練法を開発。
   朝鮮戦争では55%になり、ベトナム戦争では90%以上になったそうだ。


   そこで、著者はいう。

   本来、ほとんどの人間には同類である人間を殺すことには強烈な抵抗感があると。」

   であればこその訓練か。

   

  「戦場は人を激しいストレスにさらす。心を壊す。
    イラクとアフガンに派遣された米兵200万人のうち、
    50万人が帰還後に精神を病んだ。

    悪夢、パニック、記憶障害、人格の変化…多くの事例から
    防止のための教訓を引き出そうと国防総省は躍起だという。」

    こちらの出所は、『帰還兵はなぜ自殺するのか』D・フィンケル著

   

  そして、自衛隊員…

    「イラクやインド洋に派遣された隊員のうち
    54
人が帰国後に自ら命を絶ったと、この27日に防衛省が明らかにした。

    個々の原因の特定は困難としているが…後略。」

   

   以上、かいつまんで紹介しました。
  ここで引用された本を読むには、相当に気合いが要りそうです。






近況報告~歴史と教科書を考える一冊     526
近藤孝弘先生の著作を紹介します。 
  

  『国際歴史教科書対話~ヨーロッパにおける「過去」の再編』 中公新書
   

  ナチスが残した負の遺産を抱える戦後ドイツは、
  フランスやポーランドとの間で、歴史
教科書の記述をめぐる対話を
  続けてきた。


  その営みは冷戦下いかなる成果を生み、ヨーロッパ統合の中で
  いかなる発展をみせたのか。

  ともすれば理想視されがちな「大いなる試み」を、
  その限界すら見据えつつ丹念に検証し、
  歴史教育をナショナリズムから解放する方途をさぐる。

  
日本とアジア諸国との教科書改訂問題にも資するところ大きい考察。
   
                          (解説文より)






近況報告~オーストリアの政治教育     526
友人たちとの自主勉強会。
  今回のテーマは「戦後のドイツとオーストリアの政治教育について」です。
  


  


   講師は早稲田大学の近藤孝弘教授で、専門は比較教育学。
  ヨーロッパで研究され、以前は名古屋大学にもいらっしゃいました。

   

   オーストリアは444年制で「歴史と政治教育」を中2と高3で集中して学びます。

  また、民主的教育を受けること全体を政治教育ともいい、選挙権は16歳から。

  国政選挙での1617歳の投票率は63%。

  全体の75%からは低いけれど、投票結果は全体とほぼ変わらず。

  2007年に18歳から16歳に引き下げたが、然るべき判断力は醸成され、
   充分な投票行動はできている」


  と国はみているそうです。

   

   ちなみに、日本と同じような教科書検定制度もあるそうですが、
  そこで求められるのは「超党派性」。

  すなわち、

  「政権与党が変わったからといって、教科書の内容がコロコロ変わるのでは困る
   …民主的教育は普遍的価値を伴うものでなければならない」


  …当然ですよね。





近況報告~研修会レポート「学校教育はいまー試される自治体の良識」   522
市川房枝記念会の研修会に出席。
  

  「学校教育はいま~試される自治体の良識」と題し、講師は藤田英典先生。

  社会教育学の大家で、教育に関する国際比較の論文等も多く、
  国の審議会委員なども歴任しておられます。

   

   文科省等のデータ

    「児童生徒の暴力行為発生件数」、

    「いじめの発生件数」、

    「少年刑法犯の発生数」

  のここ30年の推移を見ていくと、問題発生の要因がいくつか感じられます。


  また、日・英・米・独・仏の

    「少年による殺人、強盗の発生率」

  国際比較からは、我が国での発生率が極めて低いことが分りました。


  『いじめや学級崩壊…と、問題が多いことが指摘され、解決はしなければいけない。
   しかし、やみくもに大変だと騒ぎまくるのではなく、冷静な要因分析が不可欠である』


  ことが示される研修でした。

   


   今の政治主導の「教育改革」について、違和感と危機感を感じています。

  教育現場を改善するには「規制」よりも「人(予算)を増やすこと」が先であり、

  子どもたちにより目配りできる体制を整えることだと思うのですが…、

  皆さん、いかがお考えですか?





近況報告~おもしろそうな2冊「地方消滅の罠」、「農山村は消滅しない」   519
「これからの人口減少、地方は消滅する…」
  


   増田元岩手県知事のショッキングなレポートが話題になっていますよね。

  それ大変だ、何とかしなきゃ…と、国を上げて騒ぎを大きくしているように思えます。


  東京一極集中を批判的に言いつつ、しかし、

   「それを止めるためには地方に小さな東京をつくれ」

  というような論でよいのか、疑問に感じていた私です。
   

   そんな時、おもしろそうな2冊を見つけました。


  「地方消滅の罠~増田レポートと人口減少社会の正体」 山下祐介著 ちくま新書

     「2040年までに全国の市町村の半数が消滅する」とぶちあげ、
    「すべての町は救え
ない」と煽って衝撃を与えた日本創成会議の「増田レポート」。

     ー中略ー

     
限界集落問題が「つくられた」ことを示して話題となった社会学者が、
     増田レポートの虚妄を暴き、地方を守るために必要な論理と、
     再生に向けた道筋を示す…(解説文より)

   

  「農山村は消滅しない」 小田切徳美著 岩波新書

      増田レポートが「どっこい生きている」地方にショックを広げている。
     このままでは地方は消滅するのか?

     否。どこよりも早く過疎化、超高齢化と切実に向き合ってきた農山村は、
     この難問を突破しつつある。

     現場をとことん歩いて回る研究者が丁寧にその事例を報告、
     地方消滅論が意図した狙いを喝破する…(解説文より


   
      じっくり目を通したいと思います。




近況報告~西尾市民病院で、乳がん診断と治療の講座(レポート)   516
「乳がんの診断と治療」についての講師は、
     市民病院の乳腺内分泌外科の和田先生。
   


    

   市民講座の第2回ですが、身近ながんだけに会場は大入り満員。

   


   「早期発見について」は、名古屋医療センターの森田孝子先生。


   解りやすく、とても好感の持てる朗らかな語り口。

   がんの罹患(りかん)者は多いけれど、乳がんの場合、非浸潤がんならほとんど治ること、
   マンモグラフィーでの検診の有効性を力説。


    乳房をみる。動かしながら見る。

    
乳房を触る⇒正常乳腺は硬い(特に閉経前は)。

     ⇒乳がんもいろいろ、パチンコ玉のようなしこりばかりではない。

    いつもと違う…


   で、気がつけるとよいと結ばれました。

   
   「託児サービス」、第1回で要望があったそうで、
          さっそく開設されていました!





近況報告~軽減税率、“新聞”への課税率はどうなる?   512
ようやく検討が始まった軽減税率(下注*)。
  


  は導入に賛成ですが、“新聞”への軽減税率はどうなるのでしょう?
   

   欧州各国を見てみました。()内は標準税率(:付加価値税。日本の消費税に相当)です。

軽減税率 国名 
ゼロ%  イギリス(20)、ベルギー(21)、
 ノルウェー(25)、デンマーク(25)
2.1  フランス(20)
2.5  スイス(8)
3.0  ルクセンブルグ(17)
4.0  イタリア(22)、スペイン(21)
5.0  ハンガリー(27)、クロアチア(25)、
 キプロス(19)、マルタ(18)
6.0  スウェーデン(25)、オランダ(21)、
 ポルトガル(23)
7.0  ドイツ(19)
8.0  ポーランド(23)

  

    EU加盟国の標準課税率は、ほとんどが20%を超えます。
   しかし、“新聞”に対しては多くが10%以下を適用とのこと。


   書籍、雑誌も含めて活字文化は単なる消費財ではありません。

   

    食料など生活必需品への税率が軽減されているように、
   活字文化は「思索のための食料」という考え方があるといいます。


   私もまったく同感です。


   
  †*軽減税率:標準税率(日本では消費税率。欧州では付加価値税)よりも抑えられた税率のこと。
           生活必需品である食料品などに適用。





近況報告~政務活動費って何?      58
「政務活動費」、かつて大泣きで訳の分からない兵庫県議の会見でウンザリしましたよね。
  

   県や政令市だと、毎月50万円以上もありますからね。政策研究では使いきれないん
  でしょう。(笑)
   

   さて、西尾市では、月15,000円。年間18万円です。
  年度末に、議長に使途と内容を報告するのですが、今回、のりこの収支報告に「クレーム」
  がつきました。

  資料購入費の『全国都市財政年鑑2013』が「3万円以上だから買ってはイカン。対象外だ」
  として、「34,560円を返還しろ」というのです。

  この本は、全国700余都市の決算状況を克明に示したデータ集で、総務省よりも早く、
  9月決算が済んだ12月に発行され、どこの財政課でも、参考資料として毎年購入しているもの。

   そこで、これまで市の議会図書室にも何度も購入を薦めましたが、「高い…買えない…買わない」
  でした。26年も同様で、「自分の政務活動費で買えばいいじゃないか」が多くの議員から反応。
  で、購入し、報告したところが、「申し合わせで3万円以上はダメになってる」と、上記の返還請求。

  実は、私は141720年にも購入していますが
(当時から3万円以上)、ずっと認められてきました。

  そもそも、3万円で線を引くことに合理性はありません。3万円以上は、役所では消耗品ではなく
  備品扱いになるからダメというらしいのですが、高額書籍は山ほどあるわけで、高いから買っちゃ
  いかんなんてオカシナ理由。

  図書館なんかどうするんでしょうねえ? 要は中味でしょうに!!

   西尾市でも議会改革が言われ、議会図書室を充実せよとの動きもあるのに、議長と議会事務局は
  あまりにも頑な。まっとうな議員の政策研究をジャマして、何の意味があるのかしら!?


  ちなみに、「西尾市議会政務活動費の交付に関する条例」にも「同規程」にも、金額の制限は全く
  ありません。事務局が根拠としている「マニュアル」は、事務局が勝手にまとめたものでしかありません。






近況報告~忙中閑あり 大阪は道頓堀の水かけ不動さん   53
アーケード街は人・ひと・ヒトの大賑わいで、外国人観光客もたくさん。
  


    

   道頓堀の水かけ不動さんでも、

  ドイツからのグループが行列で苔むしたお不動さんに不思議そう。
   
  「なぜ、水掛けなのか…帰ったら調べてみようっと…」





近況報告~岩瀬文庫の“おもしろHow to(ハウツー)” 公開中   52
企画展『岩瀬文庫の指南書たち』が始まっています。
  


  
   

   今回は、“おもしろハウツー”本の数々で、ブックレットから紹介すると---


  茶湯早指南(ちゃのゆ・はや・しなん)
        月斎峨眉山人著   文化6(1809)

    ~自序曰く「…これを初心者に与えてこの道に入れば、
             千里を飛行して一日で帰るに等しい…」


   
  ・・・なーんて、今も変わらぬ何とやらですよネ。


   


   女性のハウツーでは、

  <当世化粧>容顔美艶考(とうせい・けしょう・ようがん・びえんこう)
         並木正三著   文化11年(1814)刊


     ~歌舞伎役者が教える化粧のハウツー本~

   
   
「花見遊山では外に出る時の化粧をする。
    日を受けると厚化粧は、粉が吹くように艶がなく下品に見える。
    一方で薄化粧は、日の映りや、花の下では顔の色が赤黒く見えるので、
    中化粧がよろしい。中化粧とは…略…



   
  ・・・おもわず、その先が気になりますネ。
      略…以降は、岩瀬文庫で。

      どうぞお出掛けください。






近況報告~岩瀬文庫のおもしろHow to”その2   52
そうかと思えば、“男性のハウツー”もあり
  



  <東都吉原>郭のいろは(とうと・よしわら・さとのいろは)
         聞
多風主人著 天保9年(1838)刊

  ~吉原初心者を“たちまち通客にいたらしめん”とする
            吉原での遊び方ハウツー本~


   

  吉原に来る客の遊び方に対して、

    兎角この里に遊び慣れぬ人には、ただわが興とのみ心得、
          先をおもいやらぬもの多し!」


  と注意を促す。
   

   また、

    「お金を払うために仕方なく相手をしてもらうのではなくて、
      『この客を喜ばせたい』と思ってもらえるようになるべき!」


  と説く。

    「これらの事に構わず酒を飲んで大騒ぎをしたいのならば、
      料理屋へ行き、芸者でもあげて飲食するのがよい!」


  と手厳しい言葉を記す
…。
   


  “粋なお客”はどうあるべきか……なんて、
    今も昔も変わらないんですねえ(^^;)


    他にも、『学びの指南書』『How to 西洋』などなど。

   

    初夏の
一日、どうぞお楽しみ下さいネ。





近況報告のりこ応援団だより66号(初夏号)を発行しました。 5/1
初夏から一足飛びに夏になりましたね。
  

   のりこ応援団だより66では、

  総会の報告、

  そして、

  防災講習会「巨大地震発生…消防署はどう動く!?」
           (西尾市消防本部による)の報告と、

  のりこの3月西尾市議会報告、

   
  などを掲載しましたので、ぜひご覧下さい。






近況報告~統一地方選、頑張る市民派の仲間たち!!   421
統一地方選後半では、

    東京都千代田区の寺沢文子さん、
    岐阜県中津川市の原昌男さん、
    山梨県都留市の清水絹代さん

  と多くの友人たちがチャレンジ中!!

  

  

   市民の目線でしっかり活動してきた仲間たち。

  合併や議員定数削減で女性議員も減っています。

  地道な活動を続けてきた市民派議員が、

  ひとりでも多く再選されることを願うばかりです。




近況報告~調布市議選(東京)、大河みとこさんの応援に   420
統一地方選、後半戦が始まりました。
  

    

   

   長年の友人、大河みとこさんの応援に馳せ参じました。

  事務所も街宣車も、元気一杯。
   

   スタッフの娘さんや息子さんたち参加もあって、
  活気にあふれているのは良き兆候。
  政策を訴える街頭演説に飛び入り参加しました。
   

  “調布市では、築30年以上の老朽化した学校施設が80%に及ぶ”とか…。


  みとこ議員の提言で建替えのための基金はできたそうですが、
  雨漏りする校舎も多々あるとのこと。


  旧西尾市の倍以上の老朽化率にビックリです!! 

   

  ちゃんと
チェックしないと、こうした都市間格差はどんどん増えているのですぞ!!





近況報告防災「巨大地震、消防はすぐ来ない」の話、「ぜひ聴きたい」の声  416
西尾市役所で、花ノ木小学校区の町内会長さんに呼び止められました。
  
  会長:「この前の『巨大地震、消防はすぐ来ない!』の話、
      ぜひ聴きたいと思ってたんだよ、日にちを間違えてて、
      行きそびれてしまったよ」

  のりこ:「そりゃ、残念。話の評判よかったですよ~」

  会長:「実際、無理だと思うもんねえ。
      しっかり話を聴いてみたいんで、
      うちの自主防災会に来てもらおうと思ってさ」


  のりこ:「どんな内容だったか、
       近況報告(4月1日)に書いてるから、見てみて」


  会長:「あらかじめ聞いておけば、みんなの心の準備も違うと思うよ~」


   
  そう、もしもの時の「みんなの混乱の芽(・・・・)」は、
   出来るだけ摘み取っておきましょう!!






近況報告~高浜原発、再稼働認めず 福井地裁   415
運転停止中の関西電力高浜発電所の再稼働について。
   4月14日、福井地裁は「再稼働差し止めの仮処分」決定を出しました。
  

  

   「原子力規制委員会が策定した新規制の基準は、
      緩やか過ぎて合理性を欠き、
        適合しても安全性は確保されていない」
との判断です。
   

   国の原発推進が強くなった今、「止める」には司法判断しかないわけで、

  福井県はじめ4府県の住民の申立を認めたことに喝采です!! 

   

   再稼働を含め、原発の運転を差し止める仮処分決定は初めてのこと。

  関西電力は、これを不服として異議や執行停止を申し立てるといいます。
   

   いずれにしても、「判断が出るには1年ほどかかるのではないか」

  脱原発団体の弁護士はコメント。
  政府の早期の運転開始に、とりあえず歯止めがかかったことを歓迎します。





近況報告~シクラメンって、本来の季節は今(春)なんですって   4/12
シクラメンって、本来の季節は「今」なんですって。
  
  
  
  すずきのりこ事務所前に今も見頃ですよ~
   

   今も元気なシクラメンについての記事を見た「粋人」から、さっそくのレスポンス。


  〽真綿色した~シクラメンほど~♪♪のせいか…

  クリスマスの頃が定番のように思っていましたが、

  俳句の季語としては今の時期(春・4月)なんだそうです。


    シクラメンひしめく花に花の影    中村皇女
    シクラメン花のうれいを葉にわかち  久保田万太郎

   

   フーム…ひとつ賢くなりました。

   旬が変化するのは果物だけでなく、花の季節も…いろいろなんですね。


   
  †シクラメン:かがり火草の和名も。燃えるような紅色花が代表品種ですが、
          白、ピンク、絞り、八重など多数の園芸品種があります。





近況報告西尾市立・花ノ木小学校も春の賑わい       49
入学式も済み、新1年生の登下校が賑やかです。
  

    

   転出の先生方のお顔を見に、花ノ木小学校におじゃましました。

  こちらの玄関も、色とりどりのチューリップにサクラソウと春爛漫。
   

  
通学路にもサクラ吹雪、春ですね~





近況報告統一地方選で、新聞各紙には選挙制度へのコメント   48
今朝は、「多様な議員生む制度に」と題して
      大山礼子さんのコメントをみつけました。

  

   国立国会図書館勤務を経て、駒沢大学法学部教授。駒大法学部ホームページ

  専門は政治制度論で、地方制度調査会の委員も務められ、

  も以前、講演を聴いたことがあります。

   

   以下、紹介すると・・・

  政務活動費の不適切な支出やセクハラ・ヤジなど問題が相次ぎ、

     地方議会は住民から見放されている感。
   

   議会はいらないとか、定数削減が言われるが、不要論は暴論。

   議員にはしっかり仕事をしてもらうべき!!

   

   首長が提案した議案に対し、住民の声を聞いて修正を加えるのが議員本来の姿だ。

   住民は、こうした日頃の議員活動を見たうえで評価して欲しい。

   懸命に仕事をしている議員もいるのに、住民には伝わっていない。
   

   議会も危機感を持ち、見せ方を工夫すべきだ。


   地方議会の選挙制度を変えることは、住民へのアピールになる。
   

     例えば、戦後初の衆議院選挙(1946年)では、人数を決めて、
    1人ではなく複数の候補者を選ぶことができる“制限連記制”が採用され、
    39人の女性議員が誕生した。
   

    これが地方選挙に導入されればバラエティーに富んだ候補者が立候補し、
    若手や女性など多様な議員が誕生するのではないか…」


   

   おもわず頷きながら読んじゃいました。



近況報告~年末から4ヶ月、あっぱれ!咲き続けるシクラメン   44
事務所玄関のシクラメンです。
  

  
  
   
   昨年暮れに、市内某ホームセンターで買い求めた紅白のシクラメン。

  4月になっても咲き続け、まだまだ花芽も育って、道行く人にも驚かれ褒められます。
   

  花びらはビロードのような美しさ。(超お値打ちだったとは思えない!!)

   花よりダンゴのですが、今回ばかりは

  「毎日、きれいに咲くねぇ~」と声がけしたのが良かったのでしょうか…。(^^;)






近況報告防災その2:全国からの救援体制は?    41
阪神淡路大震災では、全国の消防機関からの救援も、効率的でなかったといいます。
  

    

   未曾有の大災害に、政府内にすらなかなか情報が届かなかったのは、有名な話。

  要請がなければ自衛隊はもちろん、他自治体も動けなかったとも。

   

   その教訓を受けてその後は、

  要請がなくても災害が発生したら、直ちに救援に行く体制ができるようになり、

  東日本大震災では、3.11(14時46分発生)当日の約5時間後の20時には、
 
  西尾消防を含む、愛知県消防救援隊が東北へ向かって出発していることも、

  榎本さんの話から分かりました。
   


   負傷者の生存率は、災害発生から72時間で大幅に低下するといわれます。
   

   国は3月30日に、南海トラフ巨大地震について、

  この72時間より前に全国の警察や消防、自衛隊から最大14万人の救助部隊を、

  中部から九州にかけての沿岸10県に派遣する、との計画を発表しました。
   

   4月以降、支援物資の輸送も含めて計画をさらに具体化、

  訓練も実施していくと報道されています。


   

   そう言えば、3.115ヶ月後に、

  ボランティアで現地に行った時、

  遠野市役所が自発的に、政府はじめ関係各機関の支援拠点として、

  目覚ましい働きをしたことを聞きました。

   

  

   遠野市は沿岸部から車で1時間の内陸にあります。

   遠野市長は、常々市役所の役割を、岩手県の危機管理部局と
  綿密な打ち合わせを行っていたそうです。
   

   この話を聞かせてくれたのは町の食堂のご主人。

  何事にも率先して動く遠野市長さんのこと、とても自慢げでした。





近況報告防災その1:巨大地震が起きたら!!! 消防本部の初動体制は?!   41
のりこ応援団総会の後、参加メンバー全員にて、
   西尾市消防本部の
    「巨大地震が起きた時、消防本部はどう動く?!」と題して、
      講習会を頂きました。
  


  
  講師役の榎本さんは、阪神淡路大震災当時に、 
  西尾消防署より応援出動した4人のうちのお1人。

   

   同時多発する火災、道路の損壊、倒壊家屋…と、

  阪神淡路大震災当時の映像を示されながら、

  実際に何ができて何ができないか等の、ナマのお話を、

  語っていただきました。


   


   現在、西尾市消防の職員数は195名。

  矢曽根町の消防本部(25名)と本署(60名)、
  西・一色・吉良・幡豆の4分署に各22名、
  北・東の出張所に各11
  がそれぞれ勤務され、私たち市民を守ってくれています。


   


   しかし、巨大地震発生が休日や夜間だったら…
  24
時間交代制の勤務ですから、署にいる人数はごく限られます。

  その限られた人員での初動の第一は情報収集。

   


   そして最も効果的な出動体制をとるために、

  指揮隊が情報を分析し、判断をしていかなければならない…

  本署ですら、フリーで動けるのは10人いるかどうか…

  発災後、全員ですぐ出動というわけにはいかない…

  などなど、非常時想定での厳しい現実があることが判りました

   (こうした想定は最も条件の悪い場面が基本だそうです。)


   

   そしてお話の最後は、常々からの心得として欲しいと“警句”で
  締めて頂きました。

  


  まずは、自分の身は自分での自助そして、近所同士の助け合いでの共助!!
  


   大震災時、助かった人たちの98%は    
  隣近所の助け合いだったといいます。

  これしかありませんね!!





近況報告のりこ応援団 にぎやかに27年度総会   41
春うららかな3月28日(土曜)の午後、
   西尾歴史公園「尚古荘」で、のりこ応援団27年度総会を開催。
  

    
  総会スナップ:尚古荘・大広間
   


   久しぶりの方に、いつもの顔ぶれも…にぎやかな総会となりました。


   27年度の応援団代表には杉田美雪さん、副代表に加藤フミさん、
  その他の各スタッフがそれぞれ改選され、新年度が始まりました。

   


   新年度の事業(行事)計画では、

    毎月第3土曜日19時半からの、のりこ応援団例会や、
    
    議会ウォッチングなど恒例の行事計画に加えて、

    6月末には三重県の伊賀鉄道(3セクター運行)の視察研修企画を

  入れました。楽しみですね。
 
 

    
    伊賀鉄道ホームページへ


近況報告~東洋ゴム工業の性能偽装…西尾市役所は別の業者ですが…   327
東洋ゴム工業、免震ゴムのデータねつ造事件がさらに広がる気配。
  

  
   

   それこそ“専門企業”の何を信じたらよいのか、暗澹たる思いです。

   最初の報道の時、とりあえず、愛知県内の公共施設は含まれていないようでしたが、
  念のため、担当の総務課で確認したことでした。


   本西尾市で採用したのは別のメーカーですが、
  国交省は同社以外の26社に対しても調査を始め、
  実験データや大臣認定時の提出資料に誤りや改ざんがないか確認し、
  420日までに同省に報告させるといいます。
 
   

   免震ゴムは、まだまだ導入が始まったばかりで、30年耐用と言われますが、
  取り替えもまだ行われていません。


  何よりも「信頼」で導入されているといってもよいでしょう。

  今後を注視するしかありません。





近況報告西尾市議会 3月議会の最終本会議、討論はこんな内容です…   325
3月24日(火)、3月議会の最終本会議が行われました。
  


   上程された議案は40本。

  は、そのうち34本に賛成、市町村の負担を増やす
         「介護保険条例の一部改正」など6本に反対
          4本について意見を述べました。

   


  辛口議会だより114でお知らせしました、
  “税や介護料などの納付書の一括納付”の問題関連で、次の2つについて。

    介護保険特別会計予算

    後期高齢者医療特別会計予算



   


   一般会計予算では、「もっと防災・減災対策を進めるべき」との理由で反対。

    一般会計予算

   
   また、教育委員会関係では、規約の一部変更に反対しました。

  こちらの理由は、
  「教育委員会制度を変更して、首長が教育長を任命するという法律改正に反対」
  だからです。
  もともとは、大阪の橋下知事が言い出した話ですが、
  政治家が教育に介入する非常に危うい動きだと思います。


    
西三河地方教育協議会規約の一部変更






近況報告~学校図書館司書が子どもたちに教えること   320
豊橋の会で話題に出てきて「あぁ~」と思ったこと。
  


   学校図書館司書が子どもたちに教えることは、いろいろありますが、
  調べ学習に文章の書き方もその1つ。


  豊中市の司書の小学校での、文章指導に出てくる一例ですが、

  自分の意見とそうでない意見は、区別して書きましょう
  本に出てきた意見については、その出典を書きます

  などです。

   

   最近、大学教員の論文やデータの盗作が頻出。

  学生のコピペ(*)は悪びれもなく…あるそうな。

  名古屋大学でも、そうしたことが検索できるソフトを導入したそうですが、
  情けなくも愚かしい話。
   学校でしっかり教える基本の「き」の筈ですが、
  おざなりにされている証左と言わざるをえません!

   
   *コピペ:コピー(複写)&ペースト(貼り付け)の略。
       文章をよそからコピーし、他の場所にそのまま貼り付けるという行為。



近況報告~小学校の卒業式、豊橋でも友人たちが卒業式   320
西尾市立・花の木小学校は、すぐご近所です。
  


   今年の卒業式でも、いくつも見覚えのある顔が…。

  全員が式に出席できたそうで良かった!!


  その後で、豊橋の「学校図書館を考える会豊橋・あいち」の
  最終月例会に出かけました。
   

  

   友人が声掛けをして1998年に発足した会で、
  豊橋市内の小中学校の学校図書館に、専門専任の司書を配置する市民運動を展開し、
  県内でも早くから配置を実現させました。

   

   学校図書館の司書は、

     館内の環境を整え、
     本の選書と廃棄を担い、
     ひとりひとりの子どもたちに成長段階にあった本を手渡すこと、そして、
     先生にも子どもたちにも役立つ資料を整え、
     授業の支援をする、

  のが仕事です。


  国もその重要性を認識し、昨年、法制化して司書配置を進めることを決めました。

  豊橋では、これを機に、会を発展的に解消するとのこと。
   


   西尾市の「学校図書館を考える会西尾・あいち」も
  豊橋をならって発足、活動をしてきました。

  そこで、お姉さん格の豊橋の会に敬意を表して、
  友人たちの卒業(・・)式を祝ったのです。


  代表の竹本さん、日下さんは、これからも出張して「読み聞かせ」を行い、
  司書の方々を応援するそうなので安心しました。





近況報告~北陸新幹線が話題ですが…地元自治体には負担も   320
北陸新幹線の開通から1週間、テレビでも本屋でも金沢、富山が大人気。
  


  

   計画から43年。

  待ちに待ったと言われ、東京まで2時間半で、今までより1時間以上も短縮されますから、
  その歓迎ぶりも分かります。
   

   でも、その陰で忘れてならないのは、
  北陸線など長野―金沢間の並行在来線はJRから第3セクター4社に分割・移管されること。

  運賃値上げで地元住民の負担は増し、一部特急は廃止され、不便になる地域もあります。

   


   これは、九州新幹線でも東北新幹線でも同様に行われてきたことですが、
  私にはなかなか納得できない点。

  追加の財政支出を抑えながら、大切な「地域の足」をどうやって存続させるのか、
  どこも苦しんでいるのが実情です。

  過疎化を防ぐためにも、国はもっと財政支援を行うべきです。

  諸外国は多くがそうです。

   

  我が国では、高速自動車道をくまなく巡らす手法を取ってきましたが、
  私は、環境政策からしても、大量輸送が可能な鉄路をもっと活用すべきと思います。

   


   九州では福岡の一人勝ち。

  熊本と鹿児島がまあまあ、それ以外は沈下するストロー現象(*)が著しいと言われます。

  観光もビジネスもいいけど、そのために日常生活を顧みない政策は納得できません。

  皆さん、いかがお考えですか?  


   
    ストロー現象:
     〔人間・物資・資金などがストローを使ったように吸い寄せられてしまうことから〕
     交通ネットワークを整備した結果,経路上の大都市が繁栄し,小都市が衰退してしまうこと。
     小都市の住人が大都市に買い物に出かけたり,小都市にある企業の支店が閉鎖されるなどの現象をさす。



近況報告市民病院で「市民公開講座」。どなたでもOKです。   319
西尾市民病院で、「市民公開講座」が開かれます。
  


   市民の健康管理に役立てて欲しいとの狙いで、1回は次の通り。


   日時 : 424日(金)13時30分 ~ 15時まで

   テーマ: アトピー性皮膚炎と皮膚バリア機能、スキンケアについて

   講師 : 秋山真志氏(名古屋大学・皮膚科教授)

   ~ どなたでもどうぞ ~

   

  27年の上半期は、こんな予定だそうです。



    516日(土)13時30分 ~ 14時  乳ガン治療の流れ
                  和田応樹氏(西尾市民病院・外科部長)

           14時 ~ 15時     乳ガンの早期発見について
                  森田孝子氏(国立病院機構名古屋医療センター)
    


    11日(土)13時30分 ~ 14   ガンについてちょっと勉強しませんか
                  藤竹信一氏(西尾市民病院・消化器外科)

           14時 ~ 15時    大腸疾患に対する外科治療の最前線
                    中山吾郎氏(名古屋大大学院・消化器外科学講師)
    


    12日(土)10時 ~ 11時     心疾患と動脈硬化について
                    齋藤誠氏(西尾市民病院・循環器内科)




近況報告西尾市議会 3月議会、27年度予算質疑終わる   3/16
3月11日、から4つの常任委員会での27年度予算の審議が始まりましたが、
   16日で終了。

  


   最終本会議は24日(火曜日)。


  各委員会での採決の結果が報告され、
  その後、それに対して議員が「賛成」「反対」の意見を述べる討論が行われます。

  討論を聴いた後、議員全員での採決が行われるという進行です。

   


   開会は10時から。議場は市役所6階で、出入りは自由、どなたでも傍聴できます。

  どうぞお出かけ下さい。

  ちなみに、今議会では39本の議案がありましたが、
        のりこは4本の討論を申込みました。






近況報告~(18歳からの選挙権…)ドイツの政治教育        3/13
世界の国々160ほどの中では、
   ほとんどが選挙権を18歳からとしているといいます。
  


  これには、徴兵制も影響したという国々もあるようで、
 18
歳から徴兵するのに政治に関われないとはないだろう…との判断。

   

   ドイツでは、その時々の政治テーマを学校の授業で学ぶことになっているそうです。

  


  例えば原発、再生エネルギー。

  チェルノブイリ原発事故はドイツ国内にも大きな影響がありましたから当然でしょう。
   


   
EUについていえば、経済面でもドイツは牽引の柱ですから、無関心では済まない話。

  
テーマに沿って情報を集め、各政党の主張と実践を比較し、妥当性を考える。

  先を見通す力を養う。


   これらは当然の授業内容だそうで、

  単に、教科書の理論だけではなく「生~ナマ」の題材で学ばなければ意味がないといいます。

  そうして学んだことを選挙の時の判断に役立てるのでしょう。
   
   私たちの国では、長らく避けられてきたことですが、
  これからもそれで良いわけがありません。






近況報告~18歳からの選挙権、賛成です…        3/12
18歳からの選挙権付与が議論されています。
  


   ようやくの感で、私は賛成なのですが、問題は、形だけではなく、
  キチンとした政治教育とセットで行われること。

   


   スウェーデンなど北欧諸国では、「地方自治」をさまざまな機会で学んでいます。

  

  政治が生活の基盤になっていること、すなわち、

  「住民は自治体に税金を預けて、
   それを住民全体のために使ってもらうよう『委任』している」


  のだということを学ぶのです。

   


   委任するわけですから、

  当然、自治体の首長や議員に誰を選ぶかには高い関心があります。

  投票率は89割の高い率になるわけですよね。


   


   金銭スキャンダルを起こした政治家はすぐ失脚ですし、
  大きな失策があれば、その政党は次の選挙で支持を失います。

  分かりやすい話です。


  結局、国民がどれだけ政治に注目しているか次第。
  嘆くばかりで解決する話じゃない!

  18歳で、妥当な判断ができるよう導くのは大人の務めです。




近況報告~西尾中学校の卒業式、スゴイね! 3年間皆勤賞が98人  39
旅立ちの季節、市立西尾中学校の卒業式におじゃましました。
  
   嬉しい驚きは、3年間皆勤賞の生徒たち98人。

  卒業生の3割もいたこと。

  どのクラスも十数人いて、一番多い7組では37人のうち18人に上っていました。

  学校生活が落ち着いている表れのひとつでしょうね。
   


   さっそく、教育長にそのことを話題にすると、

    「皆勤賞は大勢いるんですよ。
     今、わかっているだけでも

      平坂中が  84人、
      鶴城中   108人(在校1,000人のマンモス校)、
      福地中では 44人(卒業生98人のうちの)です。」

  
と、満面の笑顔。
   


   こうした子どもたちの力、学校を休みがちな子どもたちへのサポートに
  貸してもらうことはできないでしょうか。
  現場では既に取り組んでいらっしゃるかも知れませんが…。






近況報告~碧南市、子宮頸がんワクチンの重篤な副反応に対して救済制度    38
子宮頸がんワクチン接種で、
   県内でも重篤な副反応が出ている事例をお知らせしました。
  近況報告平成26年12月2日ご参照
  



   西尾市の隣、碧南市では、日常生活に支障が出ているこうした女性たちに、
  治療費を給付する救済制度を設けることを決め、
  先行している横浜市を参考に、この6月から実施するとのこと。

   

   その碧南市では2013年、接種者2353人に体調の変化を尋ねたところ、
  191人(31%)が「あった」と回答。


  そのうち3人に倦怠感や頭痛、手足の痛みなど、
  特段に重い症状が出ているのだそうです。

   

   治療法はまだ確立されていないといいます。

  突然に日常生活を奪われた方々への救済は当然です。

  決して足りることではありませんが…。





近況報告西尾市議会 市役所内のパワハラ対策、外部専門機関に相談可能に   37
最近、とみに問題になっているパワーハラスメント(:パワハラ、下注)。
  

   セクシャルハラスメントは、その実態が理解されてきましたが、
  パワハラは分かりにくいと言われます。


   市の積極的な取組みを求めたところ、
  27年度から外部の専門家による相談窓口を設置する、との答弁を得ました。

   


   上司からの指導・教育か、いじめか…線引きが難しいとも言われ、
  被害者の方が非難される場面も珍しくありません。

  しかし、悪気はないなどと言っても、人権を無視するような言葉は論外。

  体調を崩す事例もあるのですから、
  職場の環境管理としてシッカリ取り組まなければなりません。

   


   現在、市では内部に相談窓口を設けていますが、相談件数は決して少なくありません。

  外部の専門機関では、面談はもちろん電話・メールなどでも相談でき、
  家族でも可とのことで一歩前進。


  風通しの良い職場であってこそ、良い仕事ができるというものでしょう。

   
  *注:パワーハラスメント(略パワハラ)
       職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、
      継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、就業者の働く関係を悪化させ、
      あるいは雇用不安を与えることをいいます。
      うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。
     (厚労省の解説より抜粋)



近況報告西尾市議会 幼稚園の給食は、一色給食センターで   36
市立幼稚園でも保育園と同じように、給食を!
  


   長い時間がかかりましたが、ようやく3月議会で、
  「一色給食センターでつくる」との答弁がありました。
   


   が、この問題に取り組んだのは18年も前になります。

  まだ議員になる前でしたが、お母さんたちに現状を訴えられ、
  署名運動も何度か展開。

  隣接する小学校で幼稚園の分もつくれることを調べ、
  提言し続けてきましたが、市は動かず。
   


  ようやく…です。

  保育園・幼稚園用のラインを設け、アレルギー食にも対応するとの答弁でした。

   しかし、さらなる問題が判明。


   3月議会のために請求した内部資料で、
  「異物混入事故」が頻繁に起きていることが判ったのです。

   

   市では、業者に始末書を出させるなどしていますが、甘過ぎます。

  一色にセンターが出来るのは早くても3年先です。

  他の業者に替える、保健所とも協議する…等すべきです!!
 
  早急な対応と改善を求めました!!!





近況報告防災家具転倒防止の実施率、西尾は30%、県では56%   33
阪神大震災での死亡、圧死が88%です。
  


   今すぐできる予防策が家具の固定ですが、西尾市ではちっとも進みません。
  県の実施率56%、本西尾市は30%。

  それも、市政世論調査での回答率でしかありません。

   

   そこで、以下の具体的策を求めました。

     
自主防災会での一斉調査
     
市職員の調査

   

   意識の高い自主防では、組織をつくった当時(5年前)に、既に、

    家屋が昭56年以前の建築かどうか、
    家屋の耐震診断、
    家具の固定、
    救助器具の有無、
    水・食料の備蓄、
    避難経路を決めているか等々、

  細かく調査をしておられた調査結果を入手しました。
   


   立派なアンケートで高い回答率、これを活かさない手はないでしょうに!

  実態調査は、すぐにも出来るはず。
  せっかく組織があるのです。

  訓練も大事だけど、まず、実態の調査をすべきです!!


   

  ここ数年、決算・予算の都度、
          この問題を取り上げてきました。


    そんな中で、福祉部では昨年、障害者向けのアンケートを行い、
   家具固定の要望が400件に上った(例年は十数件)との答弁がありました。

   何より成果につながると思います。




近況報告西尾市議会「南海トラフ巨大地震が来た時の具体策は?」   32
巨大地震襲来時、消防本部はどう動く?!
  


   現在、消防職員は195名。

  24時間の交代勤務のため、通常の勤務者は約60名。

  非常呼集では、3時間以内に8割が集まると見込んでいる
  (
が、更に見直しが必要とのことでした。


   

   まずは、被害状況の確認をし、
  人命救助を第一に「指揮隊」が人員・機材の投入を決定します。

  指揮隊(3)の編成は、消防本部が3隊、分署に2隊、出張所に1隊。
  市内7か所です。
   

  現有の消防車両は、市全体で

   ・ポンプ車13
   ・はしご車2
   ・化学消防車3
   ・救急車7
   
・救助工作車2(救急救命分として) です。

  これらが、

   ・本部、
   ・西・一色・吉良・幡豆の分署、
   ・3出張所

  に分散されています。

   


  人員と機材は限りなく限られているのが現実です。
    ご参考:西尾市ホームページ・消防年報(目次14ページ)

   

  

   液状化現象が起きる西尾市。

  建物は倒壊し、道路は寸断されるでしょうし、
  消防各署の守備範囲の広さと消防車の台数を考えれば、
  出動できるとしても、ごくわずかな地域でしかないことが分かります。
   


   また、署員自体が8割、集まれるだろうか…というのが、私の率直な疑問。
  どれほど努力しても…です。

  署員といえども被災しなければ…の前提ですもの。

   

   いずれにしても、(・・)の迅速な救助はムリだとなれば、
         私たちは何をなすべきか…です。
          
自分たちの命は、みずから守るしかありません!




近況報告西尾市議会 市の防災初動マニュアルの検証はどうか…?   32
市では、25年に防災初動マニュアルを各課がそれぞれの任務に応じて作成し、
   その後に防災訓練が実施され、25年末に検証が行われています。
  


   幹線道路保持を担う建設部では、

  25年度の訓練直後に関係機関と連携して見直しが行われていますが、

  他の部課では検証は行われたものの、その後の動きが見えません。

   

  そこで、今回、「検証後、マニュアルはどう改善されたのか?」を尋ねました。
        遺憾ながら、検証は「やりっ放し!」であることが判明。

   

    各課の防災初動マニュアルは、

   阪神大震災の時の“神戸市職員の参集状況を参考”にしたそうですが、
   全職員が揃っている前提がほとんどで、

   やるべきことの優先順位がハッキリ定まっていません。

   


    さらに、職員間での危機感に大きな温度差があることが問題です。


   マニュアルの改善自体、各課の責任であるはずですが…。

   


    そこで、
   小島(副市長)防災監には、                
   「すべての職員に初動体制を徹底するように」と求めましたが、
   答弁はハッキリせず!
   榊原市長は、口ぐせのように          
   「ひとりの市民も死なせない」
と言いますが…
   言うだけなら簡単です!!






近況報告防災フォーラム大船渡市の津波伝承館、齋藤さんのお話   31
大船渡市の津波伝承館、齋藤賢治さんのお話を聴きました。
  

  西尾市が防災NPOと協同で行った防災フォーラムです。

  
   

   製菓会社経営の齋藤さん、3.11にご自身で撮影した映像も取り混ぜて、当時を紹介。


  「あなたを死なせないために…」何ができるのか、
  何をしておけばよいのか…をとつとつと語って下さいました。


  「いろんなものを見た。首のない遺体も見た。身内も失った」
  穏やかにおっしゃるほどに、痛さが伝わる談話。

   


   その中で、齋藤さん、会場への問いかけ…

  「家具の転倒防止をしている人、手を挙げてみて下さい…」
  「あれれ、10人…もうちょいいますか…今、200人位いますよねぇ…」
  「市長さん、やってますか?」…間…「やってます(市長)」

   


  「いろんなところで話させてもらってますが、もっと手が挙がりますよ。
   浜松では80%でしたが…」



  痛い指摘でした。

  会場にはシャイな方が多かったのかも知れないけど、それにしても…です。
   

   齋藤さんは、わざわざ、西尾に1泊され、市内を見て回り、
  危機管理課職員をこう激励して帰られたそうです。


  
「皆さんは若いんだ。どんなことがあっても生きて下さいよ…」




近況報告防災フォーラムでは中学生の意見発表も   31
フォーラム第1部は、中学生11人の意見発表でしたが、
  年々、子どもたちの問題意識が高まっているさまを実感しました。
  



  ・家庭や学校で取り組んできたこと

  ・もっと知りたいこと、これからやっていきたいこと

  ・わたしの防災宣言、五・七・五…
    
「災害は待つのではなく備えるもの」
    「守るのは自分の命、地域の命」などなど
   


   子どもたちは、

    「自分たちは守られる対象ではない。人を守ることができます」

    と言っています。頼もしい限りですね!

    



近況報告西尾市議会 3月議会の質問「南海トラフ巨大地震が来た時の具体策は?」 225
巨大地震襲来時、消防本部はどう動く?!
  


   阪神大震災の時、東日本大震災の時も、人は無力でした。

  行政機関とて同様でした。

  しかし、そんな中でも最善の努力は傾けなければなりません。

  実際に、行政機関はどう動くのか、動けるのかを訊きます。


   

  のりこ議会登壇、3月2日(月)午前10時です

                           
                             
     議題1.近いうちに来るといわれる
            南海トラフ巨大地震に対する
             具体的な防災・減災対策について






近況報告西尾市議会 3月議会の質問「幼稚園給食の改善」、「市役所内のパワハラ」 225
3月に取り上げるのは、あと2議題。
  


   業者任せでいいのか…かねて改善を求めてきた

   「幼稚園給食」、
そして、

   「市役所内での職員のパワーハラスメント」について、

  どんな対策をとっているのか訊きます。

   

   
      議題2.幼稚園給食のあり方について
                                 
      議題3.市役所における「風通しのよい職場環境」について 






近況報告~一色産廃跡地問題の「地域会議」第2回   218
一色産廃跡地問題の「地域会議」第2回を傍聴してきました。
  

  

   メインの目的は現地視察。

  第1工区の東にある市所有地から、残骸となった水処理施設、

  第2・第3工区を遠望し、崩れてきた堰堤を目視しました。
   

   その後、一色支所では、第1回で出た質問に対する県の回答を確認し、

  次回以降の会議の進め方のうち資料やデータの開示・非開示が検討されました。
   

   結局、ケースbyケースだろうとのことで、会長が事務局と協議して決定することが

  了承されました。
  「この会議は、どのような位置づけなのか」等の質問が出されましたが、

  その多くを会長が答える進行と、業者擁護の発言(・・・・・・・)にビックリ仰天!! 
   
   次回日程は、5月中旬になりそうです。



 

近況報告この4月に改選(東京・調布市議会)の友人を激励   216
新宿から30分、調布市で活躍中の大河みとこさんの集会に。
  

  
   集会にて:前列左にのりこ、ひとりおいて 大河みとこさん

   市川房枝政治参画センターの1期生で、面倒見のよい姉御肌。

  2
期生の私とは20年来の付合いになります。


  お互いに苦しい時も嬉しい時も共に歩んできた同志で、今も一緒に、

  記念会の企画運営委員をやっています。
   


   議員としての能力は抜群で、特に財政に強く、多くの学会、地域の活動やNPOにも所属。

  しかしながら、今の首都圏の選挙では、多くが政党に所属しており、

  さらに、次々に若い人たちが出てくるといいます。


  男性も女性も2030代の就活の場となっている感も。
   

   調布でも、女性は既に3割。
  西尾では考えられない図式ですが、その中で、

  キッチリ政策を訴える市民派選挙。


  どうしたって地味だけど…いぶし銀の魅力で上位当選を!!




近況報告話題の漫画「ペコロスの母に会いに行く」   215
ゆるやかに認知症と現実を行き来する母と、
    母を見守る息子ユウイチ(ペコロス)の物語です。
  

   西日本新聞社刊
   

   天草に生まれ、戦後まもなくの長崎で生活を始めた両親。

  造船所に勤めながら、気の弱さから酒乱で妻子を苦しめ続けた父と
  健気に働き続けた母ミツエ。


  編集者として東京で働くも夢破れ、離婚して、
  息子1人を連れて帰京したペコロスは再び、両親と暮らし始める。

       ーーーーー

  まもなく、血を吐いて倒れた父に、ペコロスは
  「俺はこのために帰ってきたのか…間に合った」とつぶやく。
   


   父亡き後、まもなく認知症状の出てきた母との軽妙なやりとりが綴られる。

  まさに、マンガのようなやりとりが何とも言えません。

  ミツエさんは夢とうつつを行ったり来たりしながら、
  時に哲学的な言葉や卑猥な言葉を発し、
  はげちゃびんの息子の頭を叩くのです。


  「さっき、父ちゃんが訪ねて来なったばい、なあユウイチ、
    私(うち)がボケたけん 父ちゃんが現れたとなら、
     ボケるとも悪かことばかりじゃなかかもしれん…」



  じわりと目頭が熱くなりました。

   
  ※ペコロスとは小玉ねぎ





近況報告~安城市では、更生病院跡地に図書館などを計画中   212
議会の経済建設委員会の視察で、安城と刈谷に伺いました。
  

   JR安城駅前にあった生病院が移転して数年。

  その跡地とその南の住宅密集地域に大規模な駅前再開発事業が行われています。

   
  安城市の旧更生病院跡地(白円内)を西南方向より

  平成2039年までと、2131年までかける2地区計20㌶の計画は、

  安城市役所の東側一帯に及びます。

   
  
   現在、安城市が計画しているのは「地域力を育む健康と学びの拠点」。


   図書・情報館(7000㎡)に加え、健康支援・子育て支援サービス機能、

  ビジネス利用支援として商工会議所と連携した相談窓口、観光サービス案内や

  新実南吉コーナーなどを予定しているといいます。


  駅前に相応しい多機能サービスをとの狙いですが、民間と連携して施設を構成するそうです。
   
   さて、西尾の駅前西口はどうなるでしょうか。

  市と協議は続けているものの、名鉄はどのような形にするのか未定だそうですが。





近況報告~特別支援学級の子どもたち、元気におまつり   27
7日午後、市内の特別支援学級の子どもたちのふれあいにこにこまつりに出かけました。
  

   市民会館大ホールは大入り満員の盛況。

  
       ロビーでは作品展示

  24小学校と9中学校、それに安城特別支援に通う子どもたちおよそ200人が元気に集いました。
   

   太鼓やハンドベル、鍵盤ハーモニカなどの楽器演奏にソーラン節、

  妖怪ウォッチはダンスに体操にと大人気。


  めちゃめちゃ良いノリで、会場からも大きな手拍子。

  トーンチャイムでは、「天空の城ラピュタのテーマ」や「小さな世界」が奏でられました。
   

  どの子も緊張しながらも、


      とても良い笑顔で頑張っていましたよ。




近況報告~「年1回自宅へ送付 方式」(市から税金などの納付書類)は決まってしまったの?   26
市民税や固定資産税、介護保険料などについては、
  これまで必要のつど、市から納付書が届いていましたが・・・、
   

   市長はそれを年1回にまとめてしまう…とお知らせしました。
   (ネットで見る辛口議会だより114号、うら面に・のりこ応援団だより65号は、3ページ目に
   
   「それって、もう決まってしまったの?」と、質問をいただきました。

   市長の指示は出ていますが、正確には、イイエまだ決まっていません。
   

    この3月議会に出される27年度予算に計上される予定。

   そこで、議会がどう判断するかで決まります。

   すなわち、議会が「これまで通りでよい」と判断すれば「これまで通り」となります。
    多数の議員がその予算5,000万円を認めずに予算を否決する、
     もしくは、5,000万円を減じた修正案を出せば、これまで通りに。
   

   市長のいうまま、であれば、賛成多数で、「年1回の通知に変わる」ことになります。

   議会の決定権って、大きいんですよ!!
   みなさんは、どうお思いでしょうか?     






近況報告~激励メールに感謝        25
ネットで見る辛口議会だより114号と、のりこ応援団だより65号について・・・、
  

  早速、何人かの方から激励メールを戴きました。

  有難うございます。
   

   読者のご感想、ご意見は何よりの励みになります。

  これからも、しっかり事実をお知らせいたします。







近況報告~防災講演会、おなじみ片田敏孝先生の説得力    124
123日(金)、西尾市の防災アドバイザー、片田敏孝(群馬大学大学院)教授の講演がありました。
  

    


   東日本大震災で、小中学生が逃げ延びた防災教育…「釜石の奇跡」です。
                      ご参考:釜石の奇跡関連記事

  西尾では、何度目かの講演ですが、今回は、市職員の研修として。

  やはり、メインは「ともかく逃げろ!!」そして「子どもたちへの防災教育!」

  大人は、わかってはいてもなかなか動こうとしないけど、子どもたちは真剣にわかってくれます。
   

  子どもに聞いて下さい、

    
「地震で、君たちはタンスの下敷きになった。

     お母さんが助けようしてくれるが、どうにもならない。

     君たちは、お母さんに

      『逃げて…』と言うかい?


      『置いていかないで…』と言うかい?」。

  子どもたちの答えは、半々です。
   

   「じゃあ、逆に、お母さんが下敷きになった。助けられない。君たちはどうする?」

  教師は、どうするか重ねて訊きます。
   

   しまいに、子どもたちはみんな泣き出します。

  ここで、教師は強く言うのです。

   「そんなことにならない方法がある。

    タンスが倒れてこないように、前もってしっかり留めておくんだよ。

    君たち、今日帰ったら、よーくお父さんお母さんと相談するんだ!」

   

   こうした働きかけで、尾鷲はじめ多くの市町の転倒防止実施率が上がっています。

  子どもたちは、
10年後の市民です…。



近況報告~地域の再生を語る、市村良三小布施町長(長野県)   121
「協働と交流のまちづくり~地域の再生」と題して、
   小布施町の市村町長の講演を聴きました。
  

クリックで拡大・長野県

小布施町

   小布施町は長野県の北の端。

  人口12,000人、面積は19
の小さな町ながら、

  葛飾北斎が好んで訪れたまちという文化遺産を生かし、

  町並み整備など官民を挙げた取組みが有名です。
   


   バスで訪れる観光客も多く、外国人にも人気だとか。

  北斎は、昔の旦那衆や寺社が墨家文客を招いた良き時代の名残でもあるようです。

  昭和
51年開館の北斎館を中心に、町並修景事業に取り組み、楽しみながらそぞろ

  歩きができる町に手直ししていったのは、先駆的な動きです。
   


   町民とシンクタンクの協働で「まちなか図書館」をつくり、

  ついでに、各商店も図書コーナーをつくって、観光客に町民に開放して話題になりました。


   昨今は、地場企業や研究機関、大学も迎え入れて「協働のまちづくりの実験」を試み、

  小布施ブランドとも言われています。

   老舗の栗菓子(栗らくがん)屋さんでも有名ですよね。





近況報告~市村町長の話 その2      121
とは言っても、
  

    

  
  「決して裕福な町ではありません。官民協働と言えば今風だが、

   官だけではできないから、町民の力を借りたのです」


  「この
10年で行財政改革に取り組み、借金を半分にしました」と、

   経営者出身で(アイ)ターン組の市村町長は言います。
   


   平成の合併では、町民投票で『合併しない』を選択。

  その代わり、『みんなで自立をしないとやっていけないことを宣言した』といいます。

   


  「小さな町の良さは、方向性を示せば理解してくれることですね」


  
「例えば、国道403号線。主要道路ですが、ともすれば町中を分断してしまいます。

   そぞろ歩きのできる町にしたくて、専門家と住民と協同で検討してもらいました。

   その結果、歩道スペースを拡げるとか、歩道高を
3㎝程度に下げるなど、

   国土交通省・県に認めてもらって改善できました。

   もっとも、県とは相当やり合いましたけどね
()

   


   そうしたことから、街路樹の手入れも住民の方々の協力があるとか。
  上手に、いろんな人を巻き込んだ小布施ブランド、町長のリーダーシップあってこそ!!





近況報告12310時から議員の“視察報告会”  115
この23日、市役所6F 第一委員会室で、議員の視察報告会が開かれます。
  関連記事はこちら近況報告2014年11月15日
  


   議会初の試みで、市民のみなさんにも大公開。

  4つの常任委員会毎に、質疑応答を含めて発表時間は各20分。

  資料も配られます。
   

  どんな視察を行っているのか…どうぞ見に来て下さいね。

  ちなみに、の担当は「香川県土庄町、豊島」です。




近況報告~紹介された本「ビーバー族のしるし」を読みました。  114
さっそく、ブックトークで紹介された「ビーバー族のしるし」を読みました。
  

   出版:あすなろ書房
   
  
   インディアンのビーバー族の少年と、開拓者の少年の交流を描いたもの。

   少年と父親は丸太小屋をつくり、開拓地での生活を始めますが、
  その後、父親は母親や他の家族を迎えに行ってしまいます。

  たったひとりで留守番をする少年は、父親が置いていった銃を盗まれ、
  なけなしの食料も熊に襲われて失い、怪我までして…。


   少年を助けたのはインディアンのおじいさんとその孫、森で生きていく知恵を教わります。

  少年が教えるのは、白人の言葉。

  ふたりを結ぶのは『ロビンソン・クルーソー』の本…と、まぁ、続きます。
   
   インディアンは「必要なだけしか獲らない」と聞きますが、
  それはまさに「知恵」でしょうね。

  現代ではほとんど忘れられていますけど。





近況報告~成人式       113
成人式。お天気も良く、総合体育館は満員御礼。
  

  

   中学校毎に、恩師も出席して同窓会ですね。

  やんちゃもありませんでしたが、「成人としての言葉」というか抱負が語られる場面もなく、

  来賓挨拶のあとはアトラクションに突入。
   
  「若者の考え」を期待していた私としては、ちょっと残念でした。





近況報告~学校図書館をつかった授業、日本一の林先生   1/12
林良子先生は、島根県松江市の学校図書館支援センターの指導講師です。
  


  

  “学校図書館を考える会・にしお”主催の講演会でお目にかかりました。


   めっちゃ素敵な笑顔で、学校図書館をつかった授業がどんなに効果的か、

  子どもたちの力になっているか…をじっくり話され、

  その後は、参加者を6年生に見立てての“ブックトーク”。
   

  ブックトークというのは、

  「ひとつのテーマに沿って、何冊かの本を選び、順序よく紹介していくこと」

  です。

   

   テーマは“とびきりの出会い”

   『ドリトル先生航海記」から『山賊の娘ローニャ』、『エーミールと探偵たち』、

  といったお馴染の本から『ビーバー族のしるし』などアメリカのロングセラーなど、

  7冊を流れるように紹介していただきました。

     出版:あすなろ書房

   ワクワクする時間…柔らかな語り口に1時間がアッという間に過ぎてしまいました。

  本を読んでもらうのは、子どもだけでなく、大人だって良い気分!!
   

   一宮、豊橋、蒲郡など県内各地からも大勢の司書が参加。

  これぞ、とびきりの出会いでした。




近況報告~学校図書館をつかった授業、日本一の林先生 その2  1/12
昨年まで、林先生が勤めておられた小学校では、学校図書館をつかった授業で日本一に。
  


  

   その様子も紹介されましたが、学年毎に、いろんな本をたくさん読み込んできた子どもたち。

  飛びっきりの良い笑顔で「自分たちが選んだ本をクラスメートに紹介」する様子は微笑ましい

  限りでした。 
   

   島根県は県を挙げて、どんなに小さな学校にも司書を置き、司書教諭を配置しています。

  一昨年、私も松江市で行われた全国研修大会で、溝口知事が「読書はすべての学習の基礎である」

  と力説しておられるのを聞きました。


  その経費は半額が県費でまかなわれるとか。うらやましい話です。
   

   西尾市でも、司書が36校中15人配置され、蔵書管理のシステム化も進められてきました。

  これから必要なのは、司書教諭の配置とその支援体制づくりです。




近況報告~市川記念会の研修、1月は「自治・分権時代の議会と議員の役割」   19
記念会の1月の研修、
  

   テーマは、

   「国民生活保障のための新しいグランドデザインとは」

  と題して、30日(金)から1泊2日で行われます。
   

   議会改革の第一人者の江藤俊昭山梨学院大教授の基調講演とディスカッション。

  翌日(1月31日(土))は、

   「いまなぜ地方分権が必要なのか~日本財政転換の指針」

  
慶応大の井出先生の講義はたっぷり2時間です。

  詳しくは、市川房枝記念会のセミナー案内をご覧ください。
   

   午後は自治体財政と目一杯の内容で学んできます。

  そこで質問、

   「なぜ、分権が必要と言われたのか、実際に分権は進んだのか」

  …どう思われますか?
   

   実は、国から自治体への予算配分は減る一方なのです。

  事実つい先月(12月)では、マイナンバー制度へのコンピュータシステム変更経費は2800万円。

  本来なら全額国費のはずですが、1400万円が市の負担に。
   
  まさに「財政上の分権」はなきに等しいと感じます。





近況報告~隠岐の島の思い出  17
隠岐の島を訪れたのは、ン年前、20歳の記念旅行です。
  

中国地方
(クリックで拡大)

隠岐の島

   同年の友人との2人旅、境港から50㎞。フェリーで当時3時間はかかったでしょうか…

  乗り物には強い方ですが、さすがに長く感じましたっけ。
   

   島後(どうごと読みます)、中ノ島(海士町)の港からすぐのユースホステルに泊まり、
  夜、港内の海で泳いだら、満天の星!!感激しました。


  島内を巡り、翌日はちょっと南の知夫里(ちぶり)島へ。

  朝早く、民宿のオジさんに沖合の小島まで乗せてもらって、素潜り。
  (岩に張り付いたアワビは素手では採れませんでした)


  午後は島の西側にある名勝「赤壁」までハイキング。

  九十九折(つづらおり)の山道の途中で、白百合の群生に遭遇。

  山壁一面に何百と咲く美しさと香りの素晴らしさは、今でも忘れられません。
   


   美味しい海の幸と自然を満喫した旅でしたから、

  今でも「隠岐」と聞くと反応しちゃいます。

  とってもステキなところでしたよ。




近況報告~島根県・隠岐の島、若者の移住で人口増    16
島根県・隠岐の島では、若者の移住促進策で
       人口が増えているという番組を見ました。
  

   NHKの「クローズアップ現代~地方から日本を変える」です。

  

   隠岐の島海士町では、子育て支援を充実。

   町営住宅を100戸建てているが追いつかないほどの盛況ぶりで、
  保育園では待機児も出そうな勢いとのこと。
   

   町長は、「ここ20年ほどの取り組みが実ってきた」とコメントしていましたが、
  就労支援策もなかなかです。

  要は、「人を育てる遣い方」ですよね。

   漁師を希望してきた男性は、今、牡蠣の養殖をやっているそうですが、
  「見通しが立つまでの3年間、月15万円が支給されることが大きな後押しになった」
  といいます。

  さまざまな自立支援メニューがあることがポイントなのでしょう。

   昨年は、亡くなる人より生まれる子どもの数が増えたことで、
  さらに島民の元気が出てきていると結ばれました。
   

   移住者は全国各地からといいます。

  ずいぶん昔、私も行ったことがありますが、決して交通の便はよくありません。

  気候も厳しい離島ですが、みんなで育ち合おうという地域からの発信が魅力を
  感じさせたのでしょう。

  東日本大震災以降、人々の価値観や考え方が少し変わってきたと言われますが、
  それもあるかも。
   
  いずれにしても、 企業誘致 より 人の誘致 ではないかと思います。





近況報告~仕事始めの市役所で、西野町小学校の子どもたちが御殿万歳(ごてんまんざい)    15
15日市役所ロビーで、御殿万歳が披露されました。
  

   市内でも、お茶どころの西野町地区に実相寺があります。西尾市観光協会HP(実相寺)

  700
年ほど前、実相寺の2代目住職の応通禅師が訪ねてきた中国人に

    「万歳楽に歌詞をつけ、鼓を打ちながら、
     それを謡い家々を回ることを仕事とするよう勧めた」


  ことが、三河万歳起源の一説とされています。ご参考:安城の三河万歳HP
   

  

   西尾の御殿万歳も、国指定の重要無形民俗文化財とされていますが、
  やはり高齢化、継承者不足が課題。

   そこで、西野町小の子どもたち「御殿万歳クラブ」が保存会の方々に指導を受けて、
  地域サークルとして活動しているのです。
   
   金屏風を背に、おめでたい一節の披露で訪れた人たちも笑顔。

  良い年にしたいですね。





  平成27年 明けましておめでとうございます。


   新しい年がみなさまにとって良い年になりますように。

  西尾市にとっても良い年になるよう、のりこもしっかり働きます。

  どうぞよろしくお願い申し上げます。

                              


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