〜良いニュース 西尾市も頑張ってる国民健康保険での医療費抑制 12/28
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12月24日付けの朝日新聞
「診療データ活用 医療費抑制 自治体に温度差」
の記事をお読みになった方もいらっしゃると思います。
「国民健康保険に加入する患者の診察データを解析し、医療費抑制に活かしている市町村が約1割
にとどまることがわかった。安い薬の使用を求めるなどして年間1億円を減らしている市がある反
面、多くの自治体やデータ管理する国民健康保険組合連合会(国保連)は活用に消極的だ。
国保は自営業者ら3900万人が加入し、1世帯の平均保険料は年間14万4千円。
市町村に運営責任があると法律で定められ、都道府県毎の国保連が医療費支払いを代行し、保険料
と別に年間8兆3千億円の税金が投入されている。・・・−中略―
47国保連に取材すると、病名や数値を患者毎に検索・抽出できる形式で受け取り、生活習慣病が
悪化しないよう指導したり、安い後発医療薬(ジェネリック)の使用を求めたりして医療費抑制に
活かしている市町村は11月時点で全体の12%だった。29国保連が「自治体からデータ提供の要
望がない」・・・―後略―
とあります。
早速、西尾市はどうか、担当の保険年金課に聞き合わせたところ「頑張ってますよ!!」・・・と。
レセプトデータと、厚労省がホームページで提供している医薬品データを基に、毎月の受診者の負担額を
ジェネリックに切り替えた場合の差額を計算し、ご本人に月々の節減可能金額を通知しています。
との回答。
取組みは22年12月からで、何と愛知県でトップですって(県内実施は他に7市)。他にも、糖尿病
患者には保健師の戸別指導なども行われています。
こうした地道な積み重ねが結局、確かな実になるわけで、市役所内では、他にも同じように地道
な努力を続けている部や課、職員がたくさんいます。
今年の西尾市役所いろいろあったけれど、頑張っている彼らに心からエールを送ります。
24年の仕事納めの日、良いニュースで締めくくることが出来て嬉しいです。
みなさんも、どうぞ良き新年をお迎え下さいますように。
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〜1月にこんな講座が…「自治体財政の健全性確保は議会の責任」12/26
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市川記念会の1月の政治参画フォーラムのテーマは
「自治体財政の健全化確保は議会の責任」 です。
政権が変わって、2013年の国の予算編成がどうなるのか、非常に気になるところ。
「社会保障と税の一体改革」は、まだ緒にもついていないのに、早くもセーフティーネット
切り下げの報道。早晩、年金給付や介護保険も国民負担分が増えるよう国の税負担の「係数」
が下げられるのではないかを危惧しています。
それと引き換えに進められる国土強靭化計画=公共事業拡大などという大盤振る舞いが簡単に
景気回復につながるとは思えないのですが、みなさん、いかがお考えですか?
新規建設よりも「今あるハコや道路の維持管理がちゃんと出来るかの方が問題だろ!」という
笹子トンネルの話は、先日(12/20近況)の通りです。
また、
これまで国が一定の責任をもってきた事業、例えば
「学校の校舎建設」や「公立保育園の運営」
への補助金ですが、国の補助割合が減り、その分まるまる自治体負担が増えてきている経過も
お知らせしてきましたよね。今後もそれは間違いなく強まるでしょう。
必然的に、自治体の義務的経費は増えることになり、市の独自施策(投資的経費)に使えるお金
は減ります。
その中を、いかに市長がマネージメントするかコントロールするか〜義務的経費の内容精査・縮減できるかです。
そして、それをしっかりチェックするのは「議会の責任」。
市長の言うこと、みーんな黙って追認なら、議会は不要です。
表題のフォーラムの開催は下記の通り。関心がおありの方はご一報下さい。
とき:2013年1月25(金)・26日(土)
ところ:東京代々木 婦選会館
プログラム:
25日(金)13:00〜 講演「自治体議会の役割・責任の拡大」
同 「2013年自治体財政の課題」 地方自治総研 菅原研究員
26日(土)10:00〜 講演「秦野市公共施設更新問題への挑戦」 秦野市 志村高史氏
同 事例発表 神奈川県川崎市議・愛知県愛西市議
26日は、のりこが進行役を務めます。(西尾市の現状も紹介する予定です。)
詳細はこちら⇒http;//www.ichikawa-fusae.or.jp
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〜一挙に老朽化する公共施設をどう維持していくのか 12/20
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中央高速・笹子トンネルの事故。
素人目にも設計ミスじゃないか…と感じられる事故でしたが、老朽化も間違いないものと思われます。
このところ度々報道されていますね。高度成長時代に建設された橋や道路などが一斉に老朽化する、
その維持管理・補修をどうしていくのかという問題です。
国の財政状況を見るに、現在ある全てをそのまま維持する、建て替えるのは到底無理。消費税は高く
しても、そのまま社会保障費ですし、1,000兆円の国の借金を返済するめどは未だについていません。
少子化で、税金を払ってくれる人は減るばかり。そもそも、今ほどの道路網が今後も必要かどうかも
検証しなければなりますまい。
造るのは簡単ですが、維持管理や老朽化への対策はほとんど考えられてこなかったというのが嘘のよ
うなホントの話。
だって、3年前には、民主党も自民党も競争で「これから高速道路はタダにする」って言っていた
じゃありませんか。今はピッタリ止んでいますよね、そんなこと出来るわけがないんですから。
翻って、市町村の公共施設でも同じことが言えます。
昭和40〜50年代に建設された建物が一斉に老朽化の時期を迎えます。国だけでなく、自治体財政も
逼迫の折から、これら施設をどう取捨選択していくかが大きな問題なのです。
西尾市でも
「今後は、新たな施設建設はしない。造る場合は、1〜2施設をカットする」方針
が決まっています。しかし、住民にどれだけそれを理解してもらうかが課題です。
実は12月議会でも、新たな施設建設の要望が出されていました。
来年5月の選挙を前に、市長も議員も住民向けに景気のいい話をしがち…「総論賛成・各論大反対」に
ならない自戒が必要です。
市民は、甘いハナシにはウラがあることを、決して忘れないようにいきたく思います。
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〜牧之原市の判断「浜岡原発、永久停止」 12/14
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〜市職員の定員適正化、専門職も適切に配置を 12/11
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12月議会質問 の その2
員数の削減ばかりを言うのではなく、質にもこだわること、時勢に合った専門職も置くよう求
めました。
例えば、精神はじめ障害者・高齢者の対応や相談窓口。地方分権一括法によって、国や県の仕事
がどんどん市町の責任になってきているのです。
これらに対して、一般職員だけで十二分な対応ができるか…課題です。
現在、保健師も配置されてはいますが、精神保健福祉士や社会福祉士など専門職を置くことで、
早期に適切な措置ができるようにすべきというのが、のりこの提言。
「検討し、キチンと採用していく」との答弁を、市側から得ました。
合併で大きく喧伝されたのは、市職員の削減による経費削減です。
しかし実際問題、削減とはいってもリストラするわけではありませんから、市の計画は退職等の自然
減を待つだけ。要は、退職数より採用を控えて数を減らすわけ。それはそれで必要ですが、単に
数が減ればよい訳ではなく、将来の行政サービスに破綻をきたさないための年代間均衡の取れた配置
も重要です。
例2.土木や建築の技師は、ここ4年、まったく採用がないため20〜30代の数が非常に少なく、
かつ、50代が全体の3割。合併もあって、年代間のバランスが悪くなっており、このままでは、
極端に職員数が減る時期が生じてしまいます。
沢山の委託事業をチェックするなど23年度では時間外勤務も増え、2.5人も雇えるほど。
こんなことでは数を減らしても効果は??ですよね。
例3.環境関係の検査技師も長く採用がなく、実験が必要な各種検査は委託の割合が増えています。
また、住民からの相談などに際しては、やはり専門知識は欠かせないでしょう。少なくとも、
理系職員は一定程度、採用していくべきではないでしょうか。
10万市から17万市になったのですからね。
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〜消防車・救急車に、来年度、カーナビを搭載 12/10
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〜市長「賭博、誰でもやってる…自分も」発言を取り消し 12/3
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市長から、30日の緊急質問での発言を取り消したいとの申し入れが、
本会議2日目の3日冒頭にありました。
「誰でもやってることだ。自分もやったことがある」 の中の
「自分もやったことがある」 の部分の取り消し。
「誤解を受けるから」 という言い分です。
先の発言は、『事件発覚後10ヶ月も職員の処分をしないのは何故か?』のやりとりの中で
「賭博を犯罪と思うかどうか」との質問に答えたもの。
しかし、誤解など受けようのないやりとりですし、たいしたことなど無いじゃないかの
意も明らか。第一、取消したら、質疑応答に齟齬が生じます。いやしくも市長たるもの、
本会議での発言の取り消しなんてみっともない限り。
多数議員の異議なしで「取り消し」は認められてしまいましたが情けない。
何千円のことで目くじらを立てるなという議員もいます。しかし、金額の多寡ではありません。
既報の通りの勤務時間中の役所内でのこと。加えて常習性があったことが問題です。
3月のボーリング大会での賭け(トットカルチョ)は新聞報道によって取り止めとなったため未遂!
しかし、
2月のマージャン大会では行われていたことが発覚!
また、周辺で言われているのは、ヒラの職員には断れない状況があった…とも。
真偽のほどは分かりませんが、だとすればパワハラ(上司からの圧力のこと)!?
市長も議会も、遊び心云々で片付けられる問題では済まないことに気づくべきです。
処分の先送りによってここまでの問題になった、市長の管理・統率力の
無さこそが大問題なのです。
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〜12月議会、のりこの質問 11/27
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〜市川房枝記念会、財団創立50周年シンポジウム(レポート) 11/23
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20日の火曜日、津田塾大学ホールで緒方貞子さんの講演を聴きました。
市川財団の設立50周年記念シンポジウム「市川房枝のおくりもの〜振り返り、未来をみつめて〜」です。
国連難民事務所高等弁務官を務められ、その後は国連人間の安全保障委員会議長として、世界に人権
問題を発信してきた緒方さんですが、そのきっかけは、市川さんからの「国連総会に出席してくれないか」
の一言だったとは初めて知りました。
その後の彼女の活躍を思えば、米カリフォルニア大学で政治学位を取得とはいえ当時30代の若い女性を国連総会
の政府委員に推薦する慧眼はさすがではありませんか。
今、政府では、国際機関にそんな人材を送っているでしょうか!?
市川さんは、政界ではずっと無所属でいわゆる跡継ぎはつくられなかったけど、財団の50年を振り返ると、
そこここに「種」を蒔かれたのだと改めて感じたことでした。
衆院選が始まります。
しかし、小選挙区制が目指した2大政党での政権交代、政党のあまりの未成熟は見るに耐えず…の今、
1980年参院選の全国区、「市川房枝」と書けた私は、幸いだったのだと思います。
278万5000票でトップ当選した市川さんのような「言行一致」の選択肢は、今、ありません。
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〜市防災訓練、今年は吉良町白浜小学校で 11/23
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西尾市防災訓練、今年は三河湾からわずか300mという距離の白浜小学校で行われました。
昨年も海岸堤防に隣接する産業廃棄物事業者の敷地内でしたから、津波・地震への対応がいかに
新市の大きな課題か明らか。
白浜地区の住民のみなさん、白浜小の児童が避難場所とされている背面の山まで徒歩での模擬避難
が行われました。
市の説明では15〜20分といわれていますが、この日、参加した防災ボランティアの方々からは
「歩いてみたけど、とてもそんな時間内では無理!!」。
後日、私も歩いてみましたが同感。どの道を行けばよいかも判りにくく、中腹の避難場所に辿りつく
のもやっと。小さな子どもや高齢者には厳しく、人々が殺到した時にはどうなることかと思います。
少なくとも道案内の標識、山道の整備を考えるべきではないかと思います。
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〜@東京都北区 志茂子ども交流館に中高生の居場所づくり 11/13
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@宇都宮〜親力向上支援プラン 11/13
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家庭の教育力低下が問題になる昨今、自治体でもいろいろな「親力向上支援」が進行
しています。宇都宮市で参考になった実践は3点。
「親学講座」の出前。
年間41種の講座を幼稚園や保育園、小中高の学校の保護者10人以上を対象に用意
されています。
誰が決める?〜家庭でのルールづくり
「叱り」の極意を考える
携帯電話が子どもの成長に及ぼす影響と対策 etc.
講話だけでなく、受講者参加のワークショップもたくさんあり、連続講座を組むことも可能
といい、肩のこらない感じ。孤立しがちな親ごさんには講話を聴くだけでなく、話し
相手・友人を見つけてもらう狙いもありそうです。
課題としては、こうした集いに出てこない保護者がいること。全国共通のようです…。
家庭の教育手帳
入学前の保護者に「小学校ってどんなところか…」を伝えるページから始まり、中3ま
での学校生活について案内しつつ、その時々の子どもの様子を記録できるつくり。いわ
ば学校版の母子手帳でしょうか。
特別支援や外国籍の子どもたちへの教育状況なども盛られていて自然です。
最後のページには、「手帳の役目が終わったら…、例えば、子どもの成人式の日に、将来
親になるわが子へ、自分の成長が記録されているこの本をプレゼントしてあげて下さい」と
あり、ちょっと胸がキュンとしました。
生涯学習課にも教員を配置
親学講座は生涯学習課の担当でしたが、これだけの講座を一般行政職がもつのはなかなか
大変でしょうと訊くと、教員が配置されているとのこと。
学校現場での「教員vs保護者」という2者の関係だけでなく、別の方向から「保護者に働
きかける人」をつくるという形はとても良いと思います。
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〜文教委員会視察で栃木県つくば市に 11/12
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毎年1回行われる常任委員会の視察。今年は、つくば市、宇都宮市と東京都北区に。
つくば市でのテーマは「教育日本一〜小中一貫教育」。
人口21万6000人の言わずと知れた研究学園都市が取り組むのは、全小学校を中学
校毎にグループ化して行う小中一貫教育カリキュラムです。
私立ではたくさんありますが、公立学校ではまだまだでしょう。
西尾市でも、隣接する寺津小中学校での試みはきくところですが、つくば市では、
総合学習の時間だけでなく、各教科の中に拡げているといいます。
また、9年間の授業内容を見直すことによって、重複する部分を効果的に減らし、教育
課程特例校として「つくばスタイル科」を実施。小5・6から担任制ではなく教科別教員の
配置によって無理なく中学校の内容を重ねるなどの工夫を施しているようです。
今年、本格的な小中一貫教育校として開校した春日学園では、同じ敷地、教員も共通と
のこと。中1ギャップは解消されているというのも頷けます。
こうした教育体制を支えるのは教育委員会のシンクタンク「つくば市教育研究所」。
カリキュラムは現場教員とともに、同研究所が構築。研究と検証を重ねながら、文部科学省の
一貫教育モデル市となっているということでしょう。
西尾市も合併して17万市となりました。
新市になって、私が提案しているのはこうした「教育センターの設置」です。岡崎はもちろん
安城にも教育研究機関がありますが、西尾では未設。
各学校での教育研究は他市に負けない内容で行われていますが、折角の成果も市としての
累積は確かではなく、各校任せになっているのが現状です。
中学校の合同で行われた西尾茶の伝来を扱ったミュージカル等々…何年もかけた事業も次代
に受け継がれるようになっているか…考えればもったいない話。
何より、市としての教員研修機関を持つべきではないかと考えます。
合併で、学校数は36にもなりました。「教育センター」つくることが出来れば、これも合併の
メリットになるのではありませんか。
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〜被災地の消防団は… 11/10
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2日目、盛岡から沿岸部への移動バスの車中、講師のおふたりが交代で同乗して現地を
説明、また、質問にも応えて下さいました。
消防団はどうなっているのかを越野先生に伺いました。
直接の担当者ではないので、私見ですがとおっしゃりながら、
「消防団の再編は非常に難しいのが現状です。国も消防団の任務について検討していると
ころなので、一定の方向は出されると思うけれども、これまでのようにはいかないでしょう。
人がいません。
女性をもっと増やすべきです。事実上、まちにいる人、動ける人になってもらわなければな
りません。
そして、今後の消防団は、住民と一緒に逃げる前提で防災・減災に動いてもらう形、自主防
災組織との合体が望ましいと思います。地域の助け合いは欠かせませんから。
実際、岩手県でも消火活動は消防署が担ってきていますから「消防団」という名前自体を
変えてはどうかとも思いますよ。時代の変化に加えて、この大震災です。考え方を変える時
でしょう。地域性の強い団体だと思いますが、このままでは、いずれ立ち行かなくなってし
まうことを心配しています。」
また、自治体の防災会議に女性の委員が非常に少ないことが問題となっている点、岩手県で
はどうかも訊ねました。
「指摘の通りです。そのため、今年度は交代で欠員となる6名全員を女性になってもらいました。
団体代表も含めてです。」
今後は、女性を一定割合にもっていくことを検討すべきです。岩手では、越野さんだから速攻で
6名が女性になったのではないかと、私は思います(増達知事だったからかも知れませんが…)
2日間ののりこの収穫=腹をくくることの出来る人でなければ指揮官たり得ない
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〜「東日本大震災津波、岩手県防災危機管理監の150日」 11/10
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盛岡での研修会、もうひとりの講師は著者の越野修三氏。
岩手県の防災危機管理監として、震災時の県の救援対応を仕切った実務者です。
発災直後からの150日間の県の闘いの克明なデータ、全国の減災に役立たせて欲し
いとの悲痛とも言える願い、そして、被災地に対する国の責務、県の責務が冷静に語
られました。
氏は、阪神大震災の時は、自衛隊の作戦部長として関わり、退官後、岩手県に招聘され
て5年。数々の実地訓練・計画等を指揮し、退職の1か月前に震災に直面した最前線に
あって、県庁職員と警察、消防、自衛隊をコーディネートした指揮官です。
未曾有の時にあって、トップリーダーに必要なことは何かを深く深く考えさせられる講座
でした。そして、知りたいと思いました。愛知県の危機管理体制はどうなっているんだろう?!
「東日本大震災津波、岩手県防災危機管理監の150日」…ぎょうせい版
現地の情報がまったく入らない被災直後から、人命救助のDMAT(災害派遣医療チーム)20隊
とヘリコプター23機を如何に運用して救援救助するかに忙殺された3日間、そしてその後の遺
体捜索、救援物資の確保、生活支援へと続く8日間…災害対策本部が復興対策本部に切り
替わるまでの150日間を、越野氏が時系列に記した1冊。
自治体で、すぐさま役立ちます。資料も多々、お勧めです。
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〜盛岡にて「三陸沿岸、復興には程遠い被災地」その1 11/7
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自治体議会政策学会の講座で、先月末、盛岡に行ってきました。
講師は、震災前から岩手県で、県の防災・災害時の危機管理を牽引してこられた方々で、
全国から100人を超す議員が集まりました。
(沿岸自治体の視察はまだ難しく、岩手県全体の状況を踏まえた県の関係者から話を聴くという企画)
初日は座学。次の日は釜石市と大槌町から、さらに、スーパー堤防のあった宮古市田老地区
までバスで足を伸ばしました。
私にとっては、昨夏ボランティアで訪れた釜石と大槌を再び訪れる機会でした。が、被災した
現地は全く変っておらず、更地のまま草に覆われ…人々は消えたままの町…辛い時間に
なってしまいました。
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〜「復興には程遠い被災地」 その2 11/7
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震災から1年7か月、被害が激しかった地域とそうでない地域の差がどんどん大きくなっています。
当然といえば当然の話ですが、壊滅状態の地域では、職員もいない住む人もいない…復興計画を
立てようにも立てようがない…立てようとしても省庁の壁と手続きの壁に阻まれる、そして何よ
りも自治体の自由になる財源がない…。
「国は何をしているのか!!」
斉藤徳美氏(岩手大名誉教授)。岩手県津波復興委員会総合企画委員長として県の復興計画の
最前線におられる講師の叫びは悲痛です。
「復興というなら、国は荒廃した更地を買い上げるか借り上げるか、どちらかを決すべき。
そうでなければ、再建する力を持たない住民は去り、町は壊滅する…」
つい先日、私たちは、復興交付金が、結局、使われずに残ってしまったという報道に接したばかり。
そうでない交付金は被災地には関係ないところで費消されたというのですから何をかいわんや!!
私は思います、政治の劣化は、もはや来るところまで来たと。
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〜辛口108号「自分たちさえ良ければいいの? 市長と消防団」を発行 11/5
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〜「死刑廃止を考える日」シンポジウム *終了しました*
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「殺された母、そして死刑囚の父へ」と題した講演と、死刑制度の廃止について考える
パネルディスカッションが開催されます。 主催は愛知県弁護士会です。
講演:大山寛人氏
日時:11月10日(土)13:00〜16:30
場所:愛知県弁護士会館5階(名古屋地下鉄・市役所駅6番出口徒歩7分)
<案内チラシより抜粋>
最近になり、愛知県在住の大山寛人氏が死刑について発言していることが報道されました。
大山氏は、母親を殺された犯罪被害者です。殺した人は大山氏の父親で、保険金目的殺人と
されて死刑が確定しており、大山氏は犯罪加害者親族でもあります。
小学生の時に母親を殺された氏は、家庭崩壊により非行に走りました。父親とは縁を切った
状態でしたが、一審で父親に死刑判決が出たことを知って、父親に面会するようになり、控訴
審では死刑の回避を裁判所に訴えました。
それでも死刑が確定してしまい、被害者遺族が求めない死刑とは何なのかを考えるようにな
りました。
こうした経験を持つ大山氏に講演いただき、同じく犯罪被害者遺族と中京大法学部の平川教授
を交えたシンポジウム。入場無料、事前申込み不要です。
つい先日、国連人権理事会で、日本の死刑制度についての見解が求められているとのニュース
を耳にしたところです。
どなたでも参加可とのことですので、関心がおありの方はどうぞお出かけ下さい。
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〜東日本大震災の教訓から浜岡原発を考えるシンポジウム *終了しました*
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「どうする浜岡原発」と題し、東日本の震災と福島の事故を踏まえ、浜岡原発の危険性、そして
浜岡原発の永久停止を求める地元自治体の考えを知り、市民とともに浜岡原発の今後をどうして
いくべきなのかを考えようというシンポジウム、愛知県弁護士会の主催です。
基調講演は、静岡県牧之原市市長 西原茂樹氏。
演題は「浜岡原発の永久停止を求める牧之原市の姿勢」。
〜静岡県議会が住民投票を却下したばかり。地元自治体がどう考え、行動しているかを
聴くタイムリーなシンポだと思います。〜
日時:12月8日(土)13:30〜16:30
場所:ウインクあいち 小ホール(名古屋市中村区名駅4-4-38
愛知県労働産業センター)
*入場無料、事前申込み不要、どなたでも参加可
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本は、「静岡県議会の住民投票条例案、否決」のことを報告(10/12)後に見つけました。
発行は静岡新聞。2008年12月から全50回、半年に渡って連載されました。
“はじめに”は、こんなふうに始まります・・・
2008年12月、取材班は、中部電力が浜岡原発の1、2号機を廃炉にして6号機を新設する
「リプレース計画」を極秘裏に検討しているーという情報を入手し、スクープしました。
1号機(54万キロワット)と2号機(84万キロワット)を廃炉にすると、出力は138万キロワット
減ります。その分を埋める140万キロワットの6号機を新設するという計画です。1、2号機を
廃炉にすると、建屋内の燃料プールにある使用済み燃料の行き場に困ります。
計画には使用済み燃料を保管するための乾式貯蔵施設の新設も盛り込まれていました。
原発の廃炉も新設も、乾式貯蔵施設の新設も、本来それぞれが単独で十分に一大プロジェクトと
言えるものです。いずれも国や中電が時間をかけて住民に提示し、安全性を証明し、納得しても
らいながら進めていくべきものです。
これらをリプレースという横文字でひとくくりにして発表した中電に対し、取材班は違和感を抱
きました。−中略−
取材班は、読者に100年先の子孫のことを思いながらリプレース計画と原発そのものについて
考えてもらいたいと−国内の廃炉・新設事情を紹介した上で、浜岡原発の歴史や原発マネーの功罪、
耐震安全性の課題を探りました。−中略−
この連載が、原発に対する「あなたの選択」の参考になれば幸いです。
さて、この連載から3年…言わずもがなです。
私たちは、どのような選択をするのか。投げかけられた責任は、わが国だけに及ぶものではありま
すまい。
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〜秋晴れのバザー、ご協力ありがとうございました。10/22
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すっかりお馴染みののりこ応援団バザー、今年はもう15回を数えます。
おかげさまで賑やかに、和気あいあいのやり取り、“のりこカフェ”でのおしゃべりを楽しん
でいただきました。
協力金は、カンパを含めて71,800円となりました。応援団の活動に遣わせていただきます。
今回は、初めて協力下さった方々が何人もいらっしゃいました。住民投票の署名活動以来の方々も。
ご支援に感謝し、意見交換が続けられることがとても嬉しいです。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
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〜静岡県議会、原発再稼動を問う住民投票を否決 10/12
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〜愛知県内各市の消防団の報酬・費用弁償 10/9
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〜熊本市の楽しい「株主募集」 10/7
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〜9月最終本会議、不適切な支出は改善されない「決算」に反対 10/1
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〜西尾の図書館、赤ちゃんや幼児連れにやさしい時間 9/7
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「泣き声、気兼ねなく〜西尾の図書館に『おやこタイム』」
6日付けの中日新聞に大きな記事。ご覧になった方も多いと思います。
「おやこタイム」とは
曜日と時間を決めて、その間は図書館内で赤ちゃんや幼児の声が響いても、来館者に理解を求める制度で、
東京都内の公立図書館などで始まっている制度とのこと。
利用者からの要望を受けて、西尾市も導入。初日は5日の吉良図書館で、絵本の読み聞かせも行われ、とても
人気だったよう。
開催は以下のように。「おはなし会」や絵本相談も同時開催です。
西尾市図書館 第2・第4木曜日の13時〜17時
一色学びの館 第2・第3木曜日の9時〜12時
幡豆図書館 第4火曜日の9時〜12時
そういえば私の子育て時代、「双子ちゃん+年子の上の子あり」の友人が偶然にも3組いましたが、
みんな図書館が行きづらく、遠くなったと口を揃えて嘆いてましたっけ。
行政ができる努力、市民が笑顔で協力できることは、まだまだ一杯あると思います。「おやこタイム」は
嬉しいニュース。
ささやかなようだけど大きなことだと私は思います。
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〜来年5月19〜26日、市長選・市議選の日程決まる 9/6
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〜蒲郡線、いくつかの提案は検討されることに 9/5
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〜9月議会は3日から。
「蒲郡線活性化への具体策」と「給食の充実」を質します。 8/28
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〜消防団問題、月間誌「女性展望」に掲載される 8/25
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〜息もつかせぬ心理劇、映画「十二人の怒れる男」 8/21
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〜恩師に内閣総理大臣表彰! 8/7
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〜事業仕分け、補助金のあり方に厳しい指摘が… 8/6
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〜事業仕分け つづき 8/6
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〜今年の「事業仕分け」、初日は8月4日 8/1
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〜事業仕分け、2日目は5日、吉良町で 8/1
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〜やっぱスゴイ、オリンピック!! 7/31
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スポーツ苦手人間の私ですが、やはりオリンピックは特別。
ついついかじりつきです。
サッカーは碌にルールも知りませんでしたが、「なでしこ」にやられました。
とても自然体で楽しそうに感じられます。
澤穂希さんはめちゃめちゃハンサムですねえ!!
ただ、報道や解説に注文。やたら、悲願の…とか、一丸となって…、神風が…とか、
言わないで、選手ひとり1人のプレイを評価したコメントにして欲しい!!
だって、あの舞台に立つまでの努力、みんな知ってるんですから。
そして、連日、誰もが世界一のプレイを見ることが出来るって、実は大変なことなんですよね
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〜佐久島たんけん隊、暑かった…けど海がきれいで気持ちヨカッタ!!
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おなじみのメンバー以外も多数の参加で賑やかに行ってきました。
9時20分、一色さかな広場横の渡船のりばから約30分で、佐久島東港に到着。
船内は、若い女性のグループやカップル、家族連れ、嬉しいことにほぼ満員。
私たちは「佐久島体験マップ」を片手に、さっそく弁天島におまいり。
天気は上々。水は思った以上にきれいで、紫色の貝殻で一杯の「貝がらの浜」では
大はしゃぎ。海辺で足をつける人続出。
早めのお昼は、東港近くのすず屋さんで、お約束の大あさり丼。大あさりを食べ
やすく切ってフライにしたのの卵とじ。熱々をほくほく頂きました。
そこからは、堤防沿いに、大浦海水浴場を経て、
かもめの駐車場や、
おひるねハウスなど、佐久島アートの見学。
おひるねハウスは、まさにその名の通り、素晴らしく涼しい風を体に受けながら、
みんなで寝そべりました。
この春に開業した「佐久島クラインガルデン(畑つき貸しログハウス)」では、管理人さん
から利用状況を説明してもらいました。競争率10倍のログハウスは盛況。
管理棟ではだれでも休憩ができるし、予約制で海鮮バーベキューも可。楽しめそうです。
の声
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〜「防災より減災を」 室崎益輝先生のお話から 7/23
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〜危機管理 室崎先生 想定外という言い訳は通用しない!?
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〜リニア館、ちょっといいじゃん、このデザイン 7/8
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〜のりこ応援団だより 56号 発行しました。7/7
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従前から消防団員の選出に、町内会長さんはじめ多くの方々が、ご苦労をされている現状があります。
そうしたお一人から、お手紙をいただきました。そこには現状の困難性とご意見、廃止も含めた
ご提案がありました。そこで、のりこは下記のようにお返事を差し上げたところです。
2012.7.5
前略
お手紙拝見いたしました。体調を崩された由、お見舞いを申し上げます。
例年、3町消防団においては、町内会長さんや区長さんが団員選出に苦心惨憺し
ておられることは、私も合併前から伺っていました。
実際、幡豆消防団では定員割れが起きていましたし、昨秋の決算資料では団員と
なっても1度も出ていらっしゃらない方が10数人おられました。同様のことは
吉良でも見られ、数回だけの方は3団共通です。また、役場に「選出できない」と
言っても突っ返されるとも聞いていました。
私としては、これは本来の姿ではないと考え、昨12月議会で、3消防団の定数
削減を提言し、市当局からも「見直す」との答弁を得ていたものです。
このためもあってか、今年度は幡豆では、選出できない集落でも、そのまま受け
入れられ、区長さんは喜んでおられたとのことでしたので、私も安堵しておりまし
た。
そんな中での○○様のお話、大変に残念でございます。再び、こうしたことを起
こさないためには、団員の選出方法については、きちんと見直しが行われ、周知徹
底されなければならないと思います。選出の責任は市長にあるか、消防団長にある
のかも議論されるべきでしょう。
そもそもで言えば、現在の消防・消火体制の中で、消防団の役割は何をどこまで
なのかを再検証する必要があると思います。会社勤めの方が大多数になった今、訓
練も含めて負担が重すぎないか等、見直しが必要ではないでしょうか。単に慣習だ
けではなく、なぜ、人選困難が続いてきたのかについて、市はしっかり分析し、対
策を講じなければ無責任です。
ご承知のように、旧西尾市では、50年前に当時の国の方針に沿って、消防団を
解団し、以後、火災については山火事等もありながら特段の問題もなく常備消防が
任務を遂行してきました。また、東日本大震災では消防団員の被災に伴い、国が過
重な任務を見直すと明言しています。操法訓練については、全国的にも形骸化・団
員の負担が重いとの指摘もあります。少なくない公金を投入しています。それも、
ご本人に渡らないとの課題もあります。
私としては、これらを考え合わせると、やはり、新市全体での必要性、バランス
等を検証、論議しなければならないと思っています。現状では、佐久島には残し、
山火事等は別途、消防出張所の新設、あるいは大阪市のように機能別消防団などの
対応が考えられましょう。一旦、解団し、再構築もひとつと思います。その場合は、
火災対応より防災面にシフトするのが妥当ではないでしょうか。
もちろん、住民のみなさんにも開かれた場で、意見交換もしていくべきと考えて
おります。本当に必要ならば、17万住民のための、真に喜ばれる組織でなければ
悲しいではありませんか。
よりよい市政のために、私もこれまでと同様、さまざまに提言を続けてまいりま
すので今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 草々
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ちなみに、全国的に合併した市町では団員の削減が行われています。(消防庁発表)
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一色公民館が来年度、ホール棟の老朽化した空調設備を改修するだけでなく、追加補強と、災害時
対策機能を増やすことになりました。
これは、今ある施設にいろんな機能をくっつけて、長く有効活用しようというもの。合併後に立案
された「公共施設再配置計画」の一環です。
増える機能は
@飲料水兼用耐震性貯水槽の設置(倉庫は撤去)
Aホール棟資料室の備蓄倉庫化
B自家発電装置の新設(排風・ホール内事務棟の照明)
C津波一時待避所整備(会議棟屋上に手すり)
Dホール棟天井等の耐震補強
Eホール席の収納・床フラット化・空調整備
これまでは、生涯学習課の所管で、生涯学習に関する機能だけとなっていたのですが、防災課との共同
作業で、複数の機能を持たせるわけです。
「そーんなこと当然じゃないの」と言われそうですが、行政のこういうコラボレーションは、実は画期的なこと
なのです(なので、今回「再配置モデル事業」と名づけられている…笑)
どうあれ、「どこの予算かによって、縄張りが決まる」旧態然の仕組みが正されていくのは結構なこと。
住民にとっては、どこの縄張りだろうが関係なく、施設の使い勝手が良くなる、結構な話です。
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〜一色公民館整備の費用、半分以上は借金デス 7/3
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〜議員の一般質問に苦言…しかし、答弁側にも苦言あり 7/2
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地方紙のコラムにこんな記事が載りました。
▼定例6月市議会、16人が登壇。218議題を行うが…中略…
▼問題視したいのは、一般質問の「質」。
一般質問は議員が分からないことを聞く場ではなく、疑問点を調べた上で、
行政側の所見や所信といった基本姿勢を問いただす場である。
▼にもかかわらず、いまだに「○○は何カ所あるか」「△△の進捗率は」
「□□の取り組み状況は」…など調べれば分かるものが少なくない。
今回でも218問の3割強が文字通りの質問なのだ…後略…。 |
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さっそく、各議長から議員に宛てて「こんなことを言われないようにしよう!」ときました。
もちろん、そうです。同感ですよ。
「これはなに?」の連続じゃ、議員としての問題提起や提言にはなり得ません。
しかし、議員にそれを言うなら、私はコラム氏にも議長にも注文をつけたい。
「答弁側も、正しく要領よく、訊かれたことにちゃんと答えるべし!!」と。
市長も部長以下職員も、肝心のことは答えず、訊かれもしないことを長々しゃべって誤魔化すのは
「議会に対する侮辱」ですぞ!
ちなみに、新議長は、同紙のインタビューで「市民に見えるのではなく、見せる議会活動を」と
議会改革の必要性を訴えています。これには、私も大賛成です。
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〜7月21、22日「脱原発」について学びます。 6/15
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〜「脱原発についての研修会」の事前資料です。 6/15
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〜職員の綱紀粛正、市長その気なし!「不祥事はなくせない!」6/8
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〜市民に「説明責任」を果たそうとしない市長 6/7
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残り任期1年となった今年、榊原市長は市民との懇談にまったく気がなく、
恒例行事の
「町内会長との懇談会」も
行わないと悪びれません。
代わりに
「職員を派遣する制度をつくったから、会合がある時には呼んで下さい。
市の行事や施策を知らせます。」
ですって。
実は、昨年8月の「市政意識調査」では、
「市政に市民の意見が反映されていない」が73%もの高さとなっているのです。
市民世論調査の18年・20年では、どちらも44%だったんですから。
これは、まさに合併を強行したツケが現れた何ものでもありません。
市民からの信頼を回復するためには、
「自ら市民のもとに出向いて、じっくり言い分を聴き、財政状況など現状を根気よく
説明して、理解を求めていくしかないし、それがトップの責任」
だと思うのですが。
あと1年。「合併の成果」を出そうというなら、自身の行脚で融和を図るのがスジでしょうに。
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〜6月議会は4日(月)午後の登壇で2議題(質問) 5/29
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〜愛知県の津波調査、西尾市でも調査ポイント 5/28
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先日の毎日新聞の記事です。
「愛知県が県内10か所で津波のボーリング調査を実施。そのうちの3か所、
・南知多町
・田原市
・西尾市
で過去に遡上の形跡があったため、さらに詳しく調べることになった。」
とありました。
西尾のどこなのか、さっそく防災課に訊ねたところ、「鳥羽地区」とのこと。
どのような形態だったのか、今後どのような調査をするのか…までは分かりませんでしたが、
詳しい内容は、県が6月に入ってから発表するとのこと。
注目していきましょう。
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〜23年度消防団交付金、監査委員は不正を認定し、市長に是正勧告 5/22
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さっそく、永井潤子さん(前の記事参照)がアップされているレポートサイトを訪問してみました。
2012.3 ドイツのテレビ番組「フクシマの嘘」
2011.9 一挙三得?「おむつ発電所」
などなど、市川房枝記念会・政治参画フォーラム講演で話されたことをはじめ、興味深いレポートが
並んでいます。
このサイトは、永井さんを含む、6人のベルリン在住の日本女性たちが開設しています。
「〜フクシマ以降ベルリンでは、脱原発をどう達成するか様々な議論が、交わされている。
議論の多様性と、独自の主張に富むドイツメディアに触れられることの有難さ。
この特権をどうすれば分かち合えるのか…そうだ!、インターネットを使えば!〜」
そんな思いから生まれたと語られています。
永井潤子さん(右)と、記念会での懇談会にて http://midori1kwh.de/
トップページには、1kWhでなにができるかが分り易くコピー文にされています。
例えば、
「1kWh=250時間電話する」
「1kWh=60ワットの電球を17時間(点けられる)」
「1kWh=ヘアドライヤー強モードで50分(使える)」など
どうぞみなさんも訪問してくださいね。
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〜「消防団を例に、情報公開請求〜監査請求〜住民訴訟まで、議員の役割」
をスピーチ 5/16
(5月12日〜13日 東京の市川房枝記念会 政治参画フォーラムにて)
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フォーラム2日目の朝の経験交流にて、
「消防団を例に、住民とともに行政を監視する議員の役割」として、
「事例報告〜自治法242条について」を 1時間ほど解説・スピーチしました。
地方自治法には、議会の働き・役割がいろいろ位置づけられています。242条に謳われているのが、
監査請求から住民訴訟までの手続きと働きまで一連の流れです。
首長を監視するーこれが議会の1番大きな役割と言えます。政策についても、予算執行、当然、決算
の内容も、市民の利益になったかをチェックすることになります。
経験交流にて
フォーラムの案内資料はこちら(ご参考)
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〜講演会 〜西尾市の公共施設を崩壊させないために〜 5/13
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〜津波対策として、標高や浸水想定高を表示する動きが拡がっています。4/25
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津波対策として、標高や浸水想定高を表示する動きが拡がっています。
豊橋市では電柱につけることを決定と新聞に出てましたね。
西尾でも協議中とのこと。
示すのは“標高(海抜)”がよいのか“浸水想定”か、はたまた両方か…。
写真は、静岡県熱海市と、南伊豆方面の松崎町の例です。
松崎町の海抜標識 熱海市の海抜標識
(施設案内と一緒)
松崎町「津波注意」 浸水推定高さを示す、青いライン
静岡県は、やはり何かと愛知県より進んでいるようです。
南伊豆町では、自主防災会が率先して津波タワー設置場所を考えて、町に要望しているとか。
ちなみに、通常、電柱への広告費は1本あたり1万円超ですが、この表示は広告とは違うと
いうことで、無料とされている地域もあるとか。
こういった事は、西尾市でもしっかり交渉してほしいですね。
また、折角の標識には「最寄りの避難場所」の表示も欲しいところですね。
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〜市川房枝記念会研修会「まちの自治を前へ」
どなたでも参加できます。メールにて、ご一報下さい。 4/17
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とき :5月12日
ところ :東京都渋谷区代々木 市川房枝記念会婦選会館
プログラム:12日 11時〜 @ 講演「大阪都構想と橋下市長の政治手法」
毎日新聞大阪本社 坂口佳代氏
13時〜 A 講演「地域主権改革の現状と議会の役割」
山梨学院大教授 江藤俊昭氏
16時〜 B 講演「ドイツの女性政治家と脱原発・エネルギー問題」
在ドイツ・ジャーナリスト 永井潤子氏
参議院選挙に全国区があった時代、というと30年以上昔の話になりますが、その頃、
100万票をとってトップ当選した無所属議員が市川房枝さんです。
戦前から婦人参政権、売春防止法など女性の権利ために活動した方ですが、彼女が
残した財団では、「清潔選挙」「草の根民主主義」を基本に女性議員を育成、支援しています。
私も、この18年、ずっと講座に通っていますが、全国から、同じような活動を続けている
議員が集まっての意見交換などもあり、励みになっています。
5月の講座は、どなたでも参加できます。
東京で、ちょっと遠いのですが、@Bの講演はなかなかに興味深いと思います。
関心がおありの方はご一報下さい。
詳しくは⇒URL http://ichikawa-fusae.or.jp
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消防白書の23年度版は、消防庁・消防機関の活動状況だけでなく、東日本大震災の被害状況、
福島原発についても多くのページを割(さ)いています。
震災を踏まえた課題への対応として、緊急消防援助隊(全国の消防署で編成)の機能強化、
大規模災害時での救急業務のあり方の検討など、しっかり読んでおかなければと思います。
消防庁発行、A4版
\3,000(税込)
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岩手県一関市には、土木課から2名が土木施設の災害復旧業務に。
1名は、すでに4月1日に出発して6月末まで。後発は7月から9月末まで。
また、宮城県七ケ浜町には、都市計画課から1名がこの4月から来年3月末までの1年間。
土地区画整理と防災集団移転の促進事業に携わるとのことですから、長期の支援派遣になります。
どちらも若手のバリバリの人たちとききます。
体に気をつけて頑張ってきて欲しいですね。
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〜辛口議会だより最新(106号)発行いたしました。
「酒頼みの 消防団行政は やめてください!!」です。4/9
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辛口議会だより最新(106号)は」こちら!
こちらは、幡豆 吉良 一色の三町と、近隣市および、東北の被災市との報酬比較です。
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一色公民館で行われた24年度の式典に、所管の企画総務委員として出席しました。
新と旧の連合会長が挨拶されましたが、のりこが「辛口だより103〜105号」で示してきた
「旧西尾市も含め、住民に理解される団体であって下さい」
「公費はキチンと公費として使って下さい」
という願いや
「実態に会わせた団のあり方を考えましょう」
という提言は理解されていないようで、とても残念でした。
地方紙には、この挨拶が掲載されていますが、
私が昨年10月に発行した9月決算の議会報告「辛口103号」について言及し、いわく、
「我々は、『酔っ払い消防団』『飲みたがり食いたがり』」ではない」
「消火はしている」
「消防団が大好きで頑張っている人は消防署員に」
などは誹謗中傷であり、許せないとのことでした。
式終了後、団員を含め何人かの方とお話しましたが、提言が伝わっていないこと、
併せて、上記の点について、私からの更に詳しい説明が必要と感じました。
そこで、以下は、団員の方々へのメッセージです。
「酔っ払い/飲みたがり食いたがり」などは、いらないと言ったのであって、
誰も「要る」とは思わないでしょう(全員がそうだとも言ってもいません!)。
「消火」活動について言えば、
常備消防到着前の初期消火は、当然、団員でも住民でも誰もが行うものですし、
団員が先着した場合は当然おやりになるでしょう。
しかし、
「常備消防到着後は任せ、その指揮による」というのは合併前からのルールと聞きます。
新市としては
「後方支援をお願いしている(危険な部分は常備に任せて下さい)」
という消防長の公式発言を示したに過ぎません。
「消防団大好きの、頑張っている人は消防署員に」というのは、
地元での若者雇用策を真剣に提言したものです。
その言葉尻ばかりをとらえ「木を見て森を見ず」ではなく、団長の皆さんには再考を促したいと思います。
読まれた辛口は103号だけのようですが、104〜106号でも引き続き、近隣市との比較などデータを
掲載していますので、ご覧下さい。
そして、先の監査委員の指摘をどのように感じられるのか、ぜひ、3/30更新の監査意見もお読みいただき
たいと思います。
問題は、事実の認識であり、今後です。
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私としては、これからも真摯な提言を続けたいと思います。
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のりこ応援団で、「消防団についてのアンケート」を実施したところ、たくさんの方々から
回答を頂戴しています。
応援団では、2年に1度ほど、その時々の課題についてアンケートを行い、活動への率直なご意見を
聞かせていただくようにしていますが、今回は記名での回答が非常に多いのが特徴です。
意見欄にもギッシリ書き込みがあり、市民の皆さんの関心の高さが分かります。
まだ引き続き到着していますので、落ち着いたところでまとめる予定ですが、やはり、
「このままでは納得できない!」
「行革を!」
「公金は納得のいく使い方を!」
「市長は説明責任を果たせ!」 に要約されます。
併せて、
「事実をしっかり知らせて欲しい」
「議員としての働きを全うせよ」 との激励もたくさん頂き、励まされています。
私の議員としての公約の柱は、
「情報公開」 と
「行財政改革」 ですからね。
合併という大きな事業の後は、特に、議会の機能が試される時。心して励みます。
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〜ご意見や問い合わせ、カンパありがとうございます 4/6
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≪監査委員の意見≫
今回、請求から除外した4回の支出行為について付言すると「火のないところに煙は立たず」の例え通り、
消防団員が公費で過度な飲食をしたという風評は、請求人の提出した遊興費の領収書からも伺い知れる。
また、火災出動や訓練等で支給された費用弁償について、団員の了解を得たからと言って一部の者の恣意
(勝手)により遊興に当てられた実態が、果たして、一般の真摯な団員から容認されていたか否か疑わしい
と推察される。
そもそも、正規の交付金受領経理に手続きは、訓練や出動の実績等、団員への費用弁償額を報告されるも
のであるに対し、吉良町においては、前述の遊興の領収書をもとに報告していたという基本的な会計処理の
誤りが、この騒動の根本的な原因である。
一方、町側においても、このような誤った会計報告について長年何らの訂正指導もせず、まさに尊い血税
を預かる立場の公僕として如何なものかと理解に苦しむ。これは、担当職員の緊張感の欠如が全ての原因と
考えられるが、まさに請求人から杜撰な事務処理といわれても何ら反論する余地もない。
猛省を促すものである。
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≪監査委員の意見≫
こと消防団にかかる交付金について、一色町では「各種団体運営補助金交付要綱」の中で規定され、
これに基づいて支払われているが、その算定根拠となる具体的な事業内容や参加人員など明らかにされ
ていない。
また、その使途についての資料が存在しない。まさに請求人の言うお手盛りの予算と言われても弁解の
余地もない。
このようなお粗末な実態は、住民の血税を預かる行政側として許されるものではなく、今さらながら
も関係職員の猛省を促すものである。
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≪監査委員の意見≫
こと幡豆町においては、消防団運営にかかる交付金の支出の根拠となる条例や規則、あるいは要綱等の
規定が存在しない。そのため、費用弁償など交付金の支払いが必要なときに、消防団長から町へ交付申請
が行われ、町長決裁により交付決定をしている。
また、決定に必要な支出の算定根拠となるものやその適否の判断基準など明確なものの存在も見当たらない。
このように余りにもお粗末な実態は、住民の血税を預かる行政側として許されるべきものではなく、今さ
らながらも関係職員の猛省を促すものである。
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〜吉良消防団胴上げ事件についての監査請求結果 3/29
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≪監査委員の意見≫
総会後の懇親会の場で胴上げをして事故を起こし、半身不随となるケガを負わせ、その示談金を住民の税で
まかなったことを一般住民の視点でとらえれば、請求人の主張する通り、不当な支出であるとの誤解を受けた
としても不思議ではない。それに士気高揚の美名の陰に、未だ病床に苦しむ仲間のいる厳粛な事実を、関係者
一同忘れてはいないであろう。
また、これら消防団を指揮監督する立場である吉良町が、この紛らわしい危険な行為を長年にわたり放置して
いたことも如何なものかと推考される。
「地域を守る消防団」というボランティア精神による崇高な活動を、市民と相互理解のもと維持継続してい
くためにも、今後は、このような市民の誤解を招くおそれのある行為は厳に慎むよう望むものである。
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新西尾市として初の予算編成となった新年度予算は、526億7千万円。
昨年度(23年度)よりさらに膨らんでしまいました。
昨年度は、1市3町が各々につくり合算したものだったため、駆け込み事業もあって517億6千万円と
多額になっていたのですが、さらに9億円も上回る大盤振る舞い。
「合併」を「究極の行財政改革」と豪語した市長なら、施策の“集中と選択”に徹し、
身の丈に合った予算にしなければならなかったはずなのに!!
税収は、市民税こそかろうじて2億円の伸びと見込まれていますが、合併で2倍となった市域面積からの
固定資産税は土地・家屋・償却資産すべてにおいて減、前年比△10%11億円の減収。
都市計画税も2.2%の減です。
その結果、自主財源は65.7%から63.4%に低下。
普通交付税34億6千万円では、到底不足分を賄えるわけもなく、臨時財政対策債23億円を借金し、
財政調整基金を27億円取り崩して、ようやく編成したものです。
ちなみに、財政調整基金の24年度末残は36億円となり、17万(人)市の非常時のための貯えとしては、
極めて心もとないものとなりました。
5年後(28年度)からは、合併特典の交付税が消滅していきます。
この危機感を市長がまったく感じていないことを憂います。
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一般会計の性質別経費を「合併すればこんなに効果が上がる」と発表された新市財政計画と比較してみました。
人件費は102億円となる見込みが、24年度は99億9千万円と、若干の2億1千万円下回りますが、
物件費は、79億9千万円に減るはずだったものが、30億1千万円増の110億円に。
合併すれば、人件費等が大きく削減できるという「効果」は、まったくウソだったという事になります!
新市財政計画は、人の数の増減だけでのカウントですが、給与や地域手当の増、
退職金の急増などは計算に入れていませんし、さまざまに増えた業務は、どんどん外注に
出しているため物件費は上がる一方なのです。
もちろん、そんなに劇的な変化は難しいとは思います。
しかし、市長が「よっしゃよっしゃ、よきに計らえ」と言っていたら、
出来る改革も出来ないままでしょ!!
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24年度予算に反対した理由は2点。
ひとつは、市長自らの行革が見えないこと。
そして、もう1つは、市長が「説明責任」を果たそうとしないためです。
市長は、なんと新年度は町内会長たちとの「市政懇談会」を行わないというのです。
合併から1年、そして残る任期も1年。今こそ、市民の意見を聴かないでどうします?
合併を進めた年も同じく、恒例だった町内会長たち(旧西尾)との懇談会、まったく行
いませんでしたよね!
昨年の市政世論調査では「市政に市民の声が反映されていない」が73%に達しています。
旧3町でも不満の声を聴きます。
こんな時こそ、市長自らが市民と膝をつき合わせて話を聴くべきではありませんか!
新市についての構想があるなら、積極的に説明するべきではありませんか!
町内会長だけでなく、団体代表だけでもなく、もっと広く一般市民との交流の場も設けるべきです!
トップリーダーなら逃げてちゃいけません。
残る任期は1年しかないんですよ。このままでは無責任過ぎです。
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〜市の幹部職員、トトカルチョ賭博(ボーリング大会や麻雀大会対象)を認める 3/23
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新聞報道された「西尾市職員、賭けボーリングに賭けマージャン(トトカルチョ:下注)」、不祥事続き
に驚かれたと思います。
市議会にも市長からの説明は一切なく、新聞報道で知った次第。
事は、ある部門の親睦会に、馬券形式の賭け券が配られていたことが発覚。
数十人の参加が見込まれていたようですが、新聞報道でボーリング大会は中止。
しかし、2月には賭けマージャン大会が行われていたことが分かり、その部門の
幹部職員も参加・実行した事実を認めたものです。
なんともはや…しかし、市長は一向に処分の気配なし!!
最終本会議で、自分と副市長の4月報酬を10%・5%カットですって。
本会議では、多くの議員が事実関係を糺(ただ)しましたが、まともに答えず。
審査会も未だに開いてないといい、警察が事情聴取をするので「その後に…」と言うばかりです。
しかし、刑事処分と行政処分は違います。
のりことしては、警察がどうであろうが、市として管理監督責任を果たすよう求めました。
市長の報酬カットで幕引きでは、市役所の緩みはどうしようもなくなるでしょう。
【注】トトカルチョ(伊) とは、本来プロサッカー試合(の勝敗予想)を対象とする賭博のこと。
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〜消防団行革に「大甘」の市長、自分にも「オオアマ」!! 3/12
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〜交付金は無くす、しかし、費用弁償で増やす!
まさに朝三暮四(ちょうさんぼし)!! 3/12
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〜あしなが育英会、津波遺児に一律200万円の一時金給付 3/2
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〜3.11、事実が映されていない報道に考える。 3/2
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あしなが育英会の会長、玉井義臣氏の報告です。引用します。
「私、玉井はアフリカ出張中で、東日本大震災・津波の時、(アフリカ遺児教育支援の)
拠点カンパラに到着したばかりでした。ホテルに着き、トランクをほどき、TVのスイッチを入れました。
経済市況を報じていた画面が一転、日本の津波風景を映し始めた。声を呑みました。
堤防が流れる。家が流れる中に生きた家族が掌を合わせ助けてくれと拝んでいるのが見える。
自動車が木の葉のように流されていく。その中に家族がいる。
一家族がそっくり…中略…CNN、BBC、CATVなどが、NHKの映像を下敷きに、
英語と中国語で叫ぶが如くアナウンスする。
辛いのは、日本では加工して流したが、外国では死体がそのまま映し出される…後略…
すぐ翌日、帰国した…」
これまで、私が見た映像では、現地の人が撮ったものは、もちろん、ありのまま
の姿が映っていました。報道映像では、そうした部分を避けているのだろうと漠然
とは思っていましたが、「加工」とは…考え込んでしまいました。
事実は事実のはずです。これは善意なのか、報道管制なのか、考え込んでしまいます。
被災地の人たちと見るものが違っているとしたら…。
「福島原発」はどうなのか。戦前のように、国民に真実が知らされていないとしたら、
わが国には、この先もメディアリテラシーは育たないことになります。
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〜年末夜警時、消防団詰所での飲酒発覚、処分を求める申し入れ 3/1
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1月はじめ投書が届きました。それは、年若い旧3町在住の住民からでした。
「辛口議会だよりの消防団の記事を読んで、正直、不愉快だった。
『そんなことがある訳ない』と友人と話をしていて、詰め所を見に行こうということになり、
夜警の夜、見に行ったら、大勢の人が『イッキ、イッキ』と掛け声をかけながら飲んでいた。
記事はホントだった。」
という内容でした。
そこで、消防本部に調査を申し入れたところ、3団すべてで飲酒の事実があった
ことが判明したため、以下のとおり、処分を求める申し入れをしました。
住民の信頼を裏切ってはならないと、私は思います。
申 入 書
平成23年12月29・30日の両日、西尾市一色・吉良・幡豆消防団が恒例の年末夜警を
実施しましたが、その後、各消防団の分団詰所において、団員が飲酒していたとの事実が、
消防本部の調査によって明らかになりました。
分団詰所での飲酒は、西尾市消防本部によって、平成23年度から禁止とされています。
また、年末夜警後においても、火災発生時には出動する場合もあります。
市民の安全を守るべき立場の消防団員が、本部による指示を無視し、分団詰所で飲酒する
など言語道断であり、到底、許されないものと考えます。
また12月市議会においても、昨年の年末夜警時に、一気飲みはしないようにとの、申し合
わせがなされている事実の指摘と、再びそうしたことがないよう、改善の要請がなされていた
ところでもあります。
いうまでもなく、消防団員は非常勤特別職公務員であり、遵法精神の欠如は許されません。
消防長におかれては、このように再三の飲酒厳禁の指示にも従わない消防団員、当該分団長
に対し、厳正なる処分をなされるよう申し入れます。
また、各団長については、管理監督責任に係る処分を求めるものであります。
以上
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