近況報告 バックナンバー
平成24年 (2012)    Topへ  2011年こちら

(5月1日〜12月末日まで)1月から4月末まで

 〜良いニュース 西尾市も頑張ってる国民健康保険での医療費抑制 12月28日 
 〜1月にこんな講座が…「自治体財政の健全性確保は議会の責任」   *終了しました* 12月26日 
 〜一挙に老朽化する公共施設をどう維持していくのか 12月20日
 〜静岡・牧之原市の判断「浜岡原発、永久停止」 12月14日
 〜市職員の定員適正化、専門職も適切に配置を 12月11日
 〜消防車・救急車に、来年度、カーナビを搭載 12月10日
 〜衆議院選挙始まる。西尾市での選挙費用は5,800万円 12月3日 
 〜市長「賭博、誰でもやってる…自分も」発言を取り消し!? 12月3日 
 〜西尾市職員の賭博(トトカルチョ)事件、市長の認識は「誰でもやっている…」 12月2日
 12月議会、のりこの質問一覧です。 11月27日 
 〜市川房枝記念会、財団創立50周年シンポジウム(レポート) 11月23日 
 〜市防災訓練、今年は西尾市吉良町 白浜小学校で 11月23日 
 〜文教視察〜志茂子ども交流館での「子育て力を高める」取り組み 11月14日 
 〜文教視察〜@東京都北区 志茂子ども交流館に中高生の居場所づくり 11月13日 
 〜文教視察〜@宇都宮〜親力向上支援プラン 11月13日 
 〜文教視察〜文教委員会視察で栃木県つくば市に 11月12日 
 〜被災地(岩手)の消防団は… 11月10日 
 〜「東日本大震災津波、岩手県防災危機管理監の150日」 11月10日 
 〜岩手・盛岡にて「三陸沿岸、復興には程遠い被災地」その1 11月7日
 〜   〃   「復興には程遠い被災地」     その2 11月7日
 〜のりこ&のりゆきの「からくち議会だより 108号」発行しました。
       「自分たちさえ良ければいいの? 市長と消防団」
11月5日
 〜「死刑廃止を考える日」シンポジウムのお知らせ
          日時:1110日(土)13:0016:30  *終了しました*
 〜東日本大震災の教訓から浜岡原発を考えるシンポジウムのお知らせ
          日時:12月8日(土)13:3016:30   *終了しました*
 「浜岡原発の選択」を読む… 10月24日 
〜秋晴れのバザー、ご協力ありがとうございました。  10月22日 
 〜静岡県議会、原発再稼動を問う住民投票を否決! 10月12日 
 〜愛知県内、各市の消防団の報酬・費用弁償 10月9日 
 〜熊本市の楽しい「一口(ひとくち)株主募集!」 10月7日 
 〜9月最終本会議、不適切な支出は改善されない「決算」に反対 10月1日
   〃    、消防団の日当・退職金の増額改正⇒成立 10月1日
 〜来年5月26日は 市議・市長選のダブル選挙 9月30日
 〜のりこ応援団だより(2012秋号 第57号)発行しました。 9月29日
 〜消防団の操法訓練発表会に出かけました 9月9日 
 〜西尾の図書館、赤ちゃんや幼児連れにやさしい時間 9月7日 
 〜来年5月19〜26日、市長選・市議選の日程決まる 9月6日 
 〜蒲郡線、いくつかの提案は検討されることに 9月5日 
 9月議会は3日から。「蒲郡線活性化への具体策」と「給食の充実」を質します。
     「蒲郡線活性化への具体策」の質問要旨
8月28日
〜つづき、「給食の充実」の質問要旨  8月28日 
 〜気持ちのよい緑のトンネルが続く…米子市にて 8月26日 
 〜消防団問題、月間誌「女性展望」に掲載される 8月25日 
 〜息もつかせぬ心理劇、映画「十二人の怒れる男」 8月21日 
〜佐久島一色間の渡船運行事業 8月17日 
 〜恩師に内閣総理大臣表彰! 8月7日 
 〜事業仕分け、補助金のあり方に厳しい指摘が… 8月6日 
 〜事業仕分け、つづき 8月6日 
 お知らせ〜のりこ応援団夏休み企画(第2弾)
        『十二人の怒れる男』 幻燈会開催です。

    8月18日(土)19:00〜 …詳細はこちら
8月4日 
 〜今年の「事業仕分け」、初日は8月4日 8月1日 
 〜事業仕分け、2日目は5日、吉良町で 8月1日 
 〜やっぱスゴイ、オリンピック!! 7月31日
 〜25年の職員採用は、6.8倍 7月31日
 〜佐久島たんけん隊、暑かった…けど海がきれいで気持ちヨカッタ!! 7月24日 
 〜「防災より減災を」 室崎益輝先生のお話から 7月23日 
 〜危機管理 室崎先生 想定外という言い訳は通用しない!? 7月23日 
 〜梅雨明けの災害列島 7月17日 
 〜「発達障害をもつ子どもとの向き合い方」講演会のお知らせ
7月16日 
 〜リニア館、ちょっといいじゃん、このデザイン 7月8日 
 〜のりこ応援団だより 56号 発行しました 7月7日
 〜団員選出にご苦労の役員の方々へ 7月6日 
 〜名古屋、JRのリニア館へ 7月6日 
 〜一色公民館の整備、多機能化 7月3日 
 〜一色公民館整備の費用、半分以上は借金デス 7月3日
 〜議員の一般質問に苦言…しかし、答弁側にも苦言あり 7月2日
 〜のりこ&のりゆきの「からくち議会だより 107号」発行しました。
   「市長さん シッカリしてョ!」
107号 7月(最新)
7月1日 
 〜お知らせ〜7月21、22日「脱原発」について学びます。
  市川房枝政治参画フォーラム2012 夏期特別セミナー(東京・代々木)
  どなたでも参加できます。メールにて、ご一報下さい。
         
6月15日 
 〜上記、「脱原発についての研修会」の事前資料です。 6月15日 
 〜職員の綱紀粛正、市長その気なし!「不祥事はなくせない!」 6月8日 
 〜市民に「説明責任」を果たそうとしない市長 6月7日 
 〜吉良港では、水門の常時閉鎖を求める声 6月7日 
 〜6月議会は4日(月)午後の登壇で2議題を質問。1議題目です。 5月29日 
 〜同、2議題目は、「職員の綱紀粛正について」についてです。 5月29日
 〜愛知県の津波調査、西尾市でも調査ポイント 5月28日
 〜子どもの国で愛知県植樹祭                        5月24日 
 〜23年度消防団交付金、監査委員は不正を認定し、市長に是正勧告 5月22日 
 〜5月の議会人事、新議長決まる 5月19日 
〜「みどりの1kWh1キロワットアワー)」サイト から           5月16日 
〜ドイツの脱原発、いかに速(すみ)やかに動いたか 
512日、市川房枝記念会 政治参画フォーラムの講演から
5月16日

〜「消防団を例に、情報公開請求〜監査請求〜住民訴訟まで、議員の役割」をスピーチ

512日〜13日 
市川房枝記念会(東京) 政治参画フォーラムにて)

                                       
5月16日 
 〜お知らせ〜講演会 〜西尾市の公共施設を崩壊させないために〜  5月13日
 〜レポート《GW 愛知こどもの国、大賑わい》                5月1日
(1月1日〜4月末日まで)
 〜津波対策として、標高や浸水想定高を表示する動きが拡がっています。    4月25日 
 〜お知らせ〜
  市川房枝記念会研修会「まちの自治を前へ」

  どなたでも参加できます。メールにて、ご一報下さい。
4月17日
 〜消防白書を読んでます  4月17日 
 〜東北の被災市町に、市職員が応援に 4月17日 
 〜辛口議会だより最新(106号)発行いたしました。
 「酒頼みの 消防団行政は やめてください!!」 
   & 幡豆 吉良 一色の三町と、
     近隣市および、東北の被災市との報酬比較。

4月9日
 〜久々の休日、京都を散歩                  4月8日
 〜消防団の入退団式に出席 4月7日
 〜消防団についてのアンケート実施中 4月6日
 〜ご意見や問い合わせ、カンパありがとうございます。 4月6日
 〜遊興に「公費」なんて、許される!?…監査請求の結果 4月6日
 〜吉良町消防団交付金への監査意見 3月29日
 〜一色町消防団交付金への監査意見 3月29日
 〜幡豆町消防団交付金への監査意見 3月29日
 〜吉良消防団胴上げ事件についての監査請求結果 3月29日
 〜市長自らの行財政改革は見えず…過去最大に膨らんだ24年度予算に反対! 3月23日
 24年度予算、合併時の「新市財政計画」は、やっぱりウソ! 3月23日
 〜市長は、なぜ市民の声を聴こうとしないのか…24年度予算に反対! 3月23日
 〜市幹部職員、トトカルチョ賭博(ボーリング大会や麻雀大会対象の)を認める! 3月23日
 〜消防団行革に「大甘」の市長、自分にも「オオアマ」!! 3月12日
 〜交付金は無くす、しかし、費用弁償で増やす!の朝三暮四(ちょうさんぼし) 3月12日
 〜消費税問題食料品は据え置きの意見がなぜ出ない!? 3月12日
 〜のりこ応援団、平成24年新年度総会は盛況のうちに終了いたしました。 3月10日
 〜あしなが育英会、津波遺児に一律200万円の一時金給付! 3月2日
 3.11、事実が映されていない報道に考える。 3月2日
 〜年末夜警時、消防団詰所での飲酒発覚、処分を求める申し入れ 3月1日
 〜3月5日午後、西尾市3月本議会で、すずきのりこ登壇です。
    〜「消防団の行財政改革」について、市長に質(ただ)します〜
2月23日
 〜一色、「交付金の使途」と「帳簿類の不存在」に対する反論書提出 2月17日
 〜幡豆、「帳簿類の不存在」に対する反論書提出 2月17日
 〜情報公開条例とは・・・ 2月15日
 〜「三陸海岸 大津波」を読む… 2月15日
 〜(吉良町消防団の交付金使途)住民監査請求の意見陳述しました。 2月10日
 〜一色・幡豆の交付金 帳簿“非公開”不服申立てへの一次回答届く。 2月 9日
 〜もりおか女性センター長「3.11被災地からの提言」 2月 8日
 〜一色町、幡豆町では「交付金の使途明細、存在せず」 2月 3日
 〜吉良町交付金について「監査請求」を提出 1月30日
 〜菜の花電車、豊橋から田原まで走ります。                1月22日
 〜豊川市、田原市に調査に 1月20日
 〜東日本大震災への義援金、1億5,932万円  1月11日
 〜中学校の同窓会、なつかしい顔ぶれ              1月 3日



近況報告〜良いニュース 西尾市も頑張ってる国民健康保険での医療費抑制 12/28
1224日付けの朝日新聞

   「診療データ活用 医療費抑制 自治体に温度差」

  の記事をお読みになった方もいらっしゃると思います。
  

  「国民健康保険に加入する患者の診察データを解析し、医療費抑制に活かしている市町村が約1割
  にとどまることがわかった。安い薬の使用を求めるなどして年間1億円を減らしている市がある反
  面、多くの自治体やデータ管理する国民健康保険組合連合会(国保連)は活用に消極的だ。

  国保は自営業者ら3900万人が加入し、1世帯の平均保険料は年間144千円。

  市町村に運営責任があると法律で定められ、都道府県毎の国保連が医療費支払いを代行し、保険料
  と別に年間83千億円の税金が投入されている。・・・−中略― 

  47国保連に取材すると、病名や数値を患者毎に検索・抽出できる形式で受け取り、生活習慣病が
  悪化しないよう指導したり、安い後発医療薬(ジェネリック)の使用を求めたりして医療費抑制に
  活かしている市町村は11月時点で全体の12%だった。29国保連が「自治体からデータ提供の要
  望がない」・・・―後略― 
  

  とあります。

   早速、西尾市はどうか、担当の保険年金課に聞き合わせたところ「頑張ってますよ!!」・・・と。

  レセプトデータと、厚労省がホームページで提供している医薬品データを基に、毎月の受診者の負担額を
   ジェネリックに切り替えた場合の差額を計算し、ご本人に月々の節減可能金額を通知しています。

  との回答。

  取組みは2212月からで、何と愛知県でトップですって(県内実施は他に7市)他にも、糖尿病
  患者には保健師の戸別指導など
も行われています。
  

   こうした地道な積み重ねが結局、確かな実になるわけで、市役所内では、他にも同じように地道
  な努力を続けている部や課、職員がたくさんいます。

  今年の西尾市役所いろいろあったけれど、頑張っている彼らに心からエールを送ります。
   24年の仕事納めの日、良いニュースで締めくくることが出来て嬉しいです。

   みなさんも、どうぞ良き新年をお迎え下さいますように。


近況報告〜1月にこんな講座が…「自治体財政の健全性確保は議会の責任」1226
市川記念会の1月の政治参画フォーラムのテーマは

   「自治体財政の健全化確保は議会の責任」 です。
  

   政権が変わって、2013年の国の予算編成がどうなるのか、非常に気になるところ。

  「社会保障と税の一体改革」は、まだ緒にもついていないのに、早くもセーフティーネット
  切り下げの報道。早晩、年金給付や介護保険も国民負担分が増えるよう国の税負担の「係数」
  が下げられるのではないかを危惧しています。

  それと引き換えに進められる国土強靭化計画=公共事業拡大などという大盤振る舞いが簡単に
  景気回復につながるとは思えないのですが、みなさん、いかがお考えですか?

  

  新規建設よりも「今あるハコや道路の維持管理がちゃんと出来るかの方が問題だろ!」という
  笹子トンネルの話は、先日(12/20近況)の通りです。

  また、

  これまで国が一定の責任をもってきた事業、例えば

   「学校の校舎建設」や「公立保育園の運営」

  への補助金ですが、国の補助割合が減り、その分まるまる自治体負担が増えてきている経過も
  お知らせしてきましたよね。今後もそれは間違いなく強まるでしょう。
  

  必然的に、自治体の義務的経費は増えることになり、市の独自施策(投資的経費)に使えるお金
  は減ります。

  その中を、いかに市長がマネージメントするかコントロールするか〜義務的経費の内容精査・縮減できるかです。
  そして、それをしっかりチェックするのは「議会の責任」。

  市長の言うこと、みーんな黙って追認なら、議会は不要です。
  


  表題のフォーラムの開催は下記の通り。関心がおありの方はご一報下さい。

  とき:2013125()26()

  ところ:東京代々木 婦選会館

  プログラム:

    25日(金)13:00〜 講演「自治体議会の役割・責任の拡大」

               同 「2013年自治体財政の課題」 地方自治総研 菅原研究員

    26日(土)10:00〜 講演「秦野市公共施設更新問題への挑戦」  秦野市 志村高史氏

               同  事例発表 神奈川県川崎市議・愛知県愛西市議

 26日は、のりこが進行役を務めます。(西尾市の現状も紹介する予定です。)

     詳細はこちら⇒http;//www.ichikawa-fusae.or.jp


近況報告〜一挙に老朽化する公共施設をどう維持していくのか  1220

中央高速・笹子トンネルの事故。

   素人目にも設計ミスじゃないか…と感じられる事故でしたが、老朽化も間違いないものと思われます。
  

   このところ度々報道されていますね。高度成長時代に建設された橋や道路などが一斉に老朽化する、
  その維持管理・補修をどうしていくのかという問題です。

  国の財政状況を見るに、現在ある全てをそのまま維持する、建て替えるのは到底無理。消費税は高く
  しても、そのまま社会保障費ですし、1,000兆円の国の借金を返済するめどは未だについていません。

  少子化で、税金を払ってくれる人は減るばかり。そもそも、今ほどの道路網が今後も必要かどうかも
  検証しなければなりますまい。

  造るのは簡単ですが、維持管理や老朽化への対策はほとんど考えられてこなかったというのが嘘のよ
  うなホントの話。

  だって、3年前には、民主党も自民党も競争で「これから高速道路はタダにする」って言っていた
  じゃありませんか。
今はピッタリ止んでいますよね、そんなこと出来るわけがないんですから。
  

   翻って、市町村の公共施設でも同じことが言えます。

  
昭和4050年代に建設された建物が一斉に老朽化の時期を迎えます。国だけでなく、自治体財政も
  逼迫の折から、これら施設をどう取捨選択していくかが大きな問題なのです。

  西尾市でも
  
  「今後は、新たな施設建設はしない。造る場合は、1〜2施設をカットする」方針
  
  が決まっています。しかし、住民にどれだけそれを理解してもらうかが課題です。
  

   実は12月議会でも、新たな施設建設の要望が出されていました。

  来年5月の選挙を前に、市長も議員も住民向けに景気のいい話をしがち…「総論賛成・各論大反対」に
  ならない自戒が必要です。

  市民は、甘いハナシにはウラがあることを、決して忘れないようにいきたく思います。


近況報告〜牧之原市の判断「浜岡原発、永久停止」     1214
239月、静岡県牧之原市は、議会・市長ともに浜岡原発の永久停止を決議、表明しました。

  これを機に、静岡県内の市町で次々と、廃炉・永久停止、安全対策、脱原発依存を求める決議
  が行われてきたのです。
  

  名古屋市で行われた「どうする浜岡原発〜東日本大震災の教訓から浜岡原発を考える〜」シン
  ポジウム(愛知県弁護士会主催)で、西原茂樹牧之原市長に3.11後の同市の動きを聴きました。
  

  牧之原市は、浜岡原発のある御前崎市の東隣。

   市長は、震災直後から南相馬市の支援に努め、4月には視察して被災地の現状をはかっていま
  したが、5月の菅総理要請による浜岡原発全停止を受けて、牧之原市民には原発について様々な
  情報を発信、市民の意見を集約した結果としての「永久停止」といいます。

  

  意見集約にあたっては、市民ひとり1人が正しい判断ができるように、正しく学ぶことが大切と
  して、次のようなテーマをもって情報を提供(専門家の講義も)。

  浜岡原発の歩み〜昭和43年にスタート受入れの経過
   エネルギー問題、脱原発の影響〜電気は足りるか?
    地震津波と原子力〜浜岡はあらゆる想定に耐えうるか?
    放射能と健康〜放射能の正しい知識を知る!
   福島の実態〜被災地は岩手・宮城だけではない!

  そして、市民意見の集約を担ったのは「男女協働サロン」という名の住民会議。
  校区自治会の主催で行われ、男女同数、10代から70代までの市民が参加。

  これらの情報を基にワークショップの形で学習を重ねながら、牧之原市民としてどうするかを決
  していき、それを議会に届けた結果、賛成多数で「安全が担保されなければ永久停止」の決議に
  至ったと語られました。
  

  また並行して、市長は「スズキ自動車」はじめ市内企業のトップとも、もしもの時を想定した協
  議を重ねたそうです。

  西原市長のまとめの言葉は「住民自治」を体現する、非常に印象強いものでした。

  住民の責任と義務
    生命や財産の危険に係るものは、国に委ねるのではなく、そこに住んでいるものが意思表示
    する責任がある。

  市民投票の保障
    現在の牧之原市の判断と、国及び周辺の判断が異なる場合は牧之原市自治基本条例に基づき
    市民投票によって確認する。(2310月施行)



近況報告〜市職員の定員適正化、専門職も適切に配置を   1211
12月議会質問 の その2

  員数の削減ばかりを言うのではなく、質にもこだわること、時勢に合った専門職も置くよう求
   めました。

  例えば、精神はじめ障害者・高齢者の対応や相談窓口。地方分権一括法によって、国や県の仕事
  がどんどん市町の責任になってきているのです。

  これらに対して、一般職員だけで十二分な対応ができるか…課題です。

   現在、保健師も配置されてはいますが、精神保健福祉士や社会福祉士など専門職を置くことで、
  早期に適切な措置ができるようにすべきというのが、のりこの提言。

  「検討し、キチンと採用していく」との答弁を、市側から得ました。
  

  合併で大きく喧伝されたのは、市職員の削減による経費削減です。

  しかし実際問題、削減とはいってもリストラするわけではありませんから、市の計画は退職等の自然
  減を待つだけ。要は、退職数より採用を控えて数を減らすわけ。それはそれで必要ですが、単に
  数が減ればよい訳ではなく、将来の行政サービスに破綻をきたさないための年代間均衡の取れた配置
  も重要です。
  

  例2.土木や建築の技師は、ここ4年、まったく採用がないため2030代の数が非常に少なく、
    かつ、50代が全体の3割。合併もあって、年代間のバランスが悪くなっており、このままでは、
    極端に職員数が減る時期が生じてしまいます。

    沢山の委託事業をチェックするなど23年度では時間外勤務も増え、2.5人も雇えるほど。
    こんなことでは数を減らしても効果は??ですよね。
  

  例3.環境関係の検査技師も長く採用がなく、実験が必要な各種検査は委託の割合が増えています。
    また、住民からの相談などに際しては、やはり専門知識は欠かせないでしょう。少なくとも、
    理系職員は一定程度、採用していくべきではないでしょうか。
    10万市から17万市になったのですからね。



近況報告〜消防車・救急車に、来年度、カーナビを搭載   1210
のりこの12月議会質問(その1)で、消防車両の強化をききました。

  来年度、救急車・消防車にカーナビが搭載されます。

  これまでは、出動前に現地を確定し、プリントした地図情報をもって出動していましたが、カーナビ
  が搭載されれば、この時間が短縮されます。

  ニュースなどで見る新幹線や高速道路の運行表示のような「画面」で、現地を確認できるナビゲーション
  システムが消防本部、車両31台にも配備される由。
  

  9月の決算委員会では、救急車両の現地到着(平均時間)が前年度より若干遅くなったことが問
  なりました。


   救急車 6.77.2

   消防車 8.398.76
  

  合併によって、市域が広範囲になり、受信段階での目標物や地名などの詳細がつかめなかったりして
  発生場所の確定が遅れているといい、また、消防の場合は、山間部が拡がったためといいます。

  携帯電話からの通報の場合は、住所検索可能な固定電話と比べて、さらに場所の特定が難しくなりがち
  とも。

  平均時間ですから、特に時間がかかった事例があれば、それだけで時間を押し上げてしまうということ
  はありますが、それにしても、時間短縮できるツールがあればまず取り入れるべき。
  

  そこで、対策を質したものです。                          
  現在でも、現地の概要を掴んだら出動し、途中連絡を取りながら行くという場合もあるようですが、
  来年度からは、さらにそれが確実となり早まるわけで喜ばしいですね。             



近況報告〜衆議院選挙始まる。西尾市での選挙費用は5,800万円  123
4日告示の選挙、離合集散は政党の態をなしておらず、主張も朝改暮変(ちょうかいぼへん)。

  こんな体たらくでは国益を損じるばかりでしょうに。どこに投票すればよいのか
  皆目わからないという人ばかり。でも、こんな時だからこそ、投票に行かねばなりません。

  国民も「学習」しなければ、成熟は遠のくばかり。
  

  ちなみに、この選挙にかかる費用は、西尾市だけで5,800万円。

  国会議員の任期は、きっちり4年。開会は通年にするべきだと、私は思います。
  そうじゃないと、解散だ…会期末だ…を「政争の具」にする愚はなくならない!

   20代の投票率  30
   60代の投票率  60

  このままでは、若者の言い分はシカトされたままですぞ


近況報告〜市長「賭博、誰でもやってる…自分も」発言を取り消し  123
市長から、30日の緊急質問での発言を取り消したいとの申し入れが、
  本会議2日目の3日冒頭にありました。

  「誰でもやってることだ。自分もやったことがある」 の中の

  「自分もやったことがある」  の部分の取り消し。


  「誤解を受けるから」     という言い分です。

  
  
  先の発言は、『事件発覚後10ヶ月も職員の処分をしないのは何故か?』のやりとりの中で
  「賭博を犯罪と思うかどうか」との質問に答えたもの。

  しかし誤解など受けようのないやりとりですし、たいしたことなど無いじゃないかの
  意も明らか。第一、取消したら、質疑応答に齟齬が生じます。いやしくも市長たるもの、
  本会議での発言の取り消しなんてみっともない限り。

  多数議員の異議なし「取り消し」は認められてしまいました情けない
  

  何千円のことで目くじらを立てるなという議員もいます。しかし、金額の多寡ではありません。

  既報の通りの勤務時間中の役所内でのこと。加えて常習性があったことが問題です。

  3月のボーリング大会での賭け(トットカルチョ)は新聞報道によって取り止めとなったため未遂!

  しかし、

  2月のマージャン大会では行われていたことが発覚!

  また、周辺で言われているのは、ヒラの職員には断れない状況があった…とも。

  真偽のほどは分かりませんが、だとすればパワハラ(上司からの圧力のこと)!?
  市長も議会も、遊び心云々で片付けられる問題では済まないことに気づくべきです。
  

  処分の先送りによってここまでの問題になった、市長の管理・統率力の
  無さこそが大問題なのです。




近況報告〜職員の賭博事件、市長の認識は「誰でもやっている…」  12/1
今年2月の職員のマージャン大会賭博(トトカルチョ)事件、この23日に送検されたとの報道が
  ありました。

   既報の通り事件発覚後、速やかな市としての処分や、庁内での私的メール禁止など、具体的な
  再発防止策を求め、綱紀粛正をのりこは訴えてきたのですが、市長・副市長の減給処分だけで、

  10ヶ月
も放置されてきたもの。
  

   そこで、議会初日の30日、緊急質問で市長の見解を糺(ただ)したところ、

  「検察庁の処分結果をみて、市の処分を決める」

  の一点張り。おまけに市長は、
  「賭博はよくないが、誰でもやっているし、自分もやったことがある…」  

  と、ピント外れのトンデモナイ発言が。

  そもそも今回のトトカルチョ事件は、勤務時間中に一部組織のなかで、コピーやパソコンなどの
  公用具を使っての公私混同。しかも、幹部職員が率先していた事実を認めているのですから、
  何をか況んや!!

  一般人ならともかく、税金ですべて賄われている公務員には、絶対に許されない行為です。
  
 

 実は、警察からも検察からも、「市はどう判断するのか」の事情聴取があったというのです。
  ということは、市長が早く処分していれば、「一定の社会的制裁を受けた」との情状で、警察
  は不問に付したのでしょう。


  信じられない判断の悪さ!!

  市長は職員をかばっているつもりかも知れませんが、まったく逆。傷を深めているのが判ってない!!

  「西尾市は、自分のうちの中のことも、よそに決めてもらわないと何もできない」ことを声高に
  繰り返し、不名誉とも思わない市長にほとほと愛想が尽きます。
  
 

 警察の送検を受けて、市が処分すれば、まだ検察の判断に間に合うのではないか…これ以上市の
  不名誉を重ねれば、さらに市民の信頼を失うことを危惧しての、のりこの質問だったのですが、
  市長には通じないどころか…自らの遵法精神のなさを恥じない愚行。
  綱紀粛正どころじゃありません                        



近況報告12月議会、のりこの質問    1127
のりこの登壇は、12月3日(月曜日)午後です。

  質問は2議題。

  消防力の強化について 職員の採用と定員適正化について


  議会傍聴にお越しくださいますよう、お願いいたします。


近況報告〜市川房枝記念会、財団創立50周年シンポジウム(レポート)  1123
20日の火曜日、津田塾大学ホールで緒方貞子さんの講演を聴きました。

  市川財団の設立50周年記念シンポジウム「市川房枝のおくりもの〜振り返り、未来をみつめて〜」です。
  

   国連難民事務所高等弁務官を務められ、その後は国連人間の安全保障委員会議長として、世界に人権
  問題を発信してきた緒方さんですが、そのきっかけは、市川さんからの「国連総会に出席してくれないか」
  の一言だったとはめて知りました。

  その後の彼女の活躍を思えば、米カリフォルニア大学で政治学位を取得とはいえ当時30代の若い女性を国連総会
  の政府委員に推薦する慧眼はさすがではありませんか。

  今、政府では、国際機関にそんな人材を送っているでしょうか!?

  市川さんは、政界ではずっと無所属でいわゆる跡継ぎはつくられなかったけど、財団の50年を振り返ると、
  そこここに「種」を蒔かれたのだと改めて感じたことでした。
  

  衆院選が始まります。

  しかし、小選挙区制が目指した2大政党での政権交代、政党のあまりの未成熟は見るに耐えず…の今、
  1980年参院選の全国区、「市川房枝」と書けた私は、幸いだったのだと思います。

  2785000票でトップ当選した市川さんのような「言行一致」の選択肢は、今、ありません。

近況報告〜市防災訓練、今年は吉良町白浜小学校で   1123
西尾市防災訓練、今年は三河湾からわずか300mという距離の白浜小学校で行われました。
  
 

   昨年も海岸堤防に隣接する産業廃棄物事業者の敷地内でしたから、津波・地震への対応がいかに
  新市の大きな課題か明らか。

  白浜地区の住民のみなさん、白浜小の児童が避難場所とされている背面の山まで徒歩での模擬避難
  が行われました。

  市の説明では1520分といわれていますが、この日、参加した防災ボランティアの方々からは
  「歩いてみたけど、とてもそんな時間内では無理!!」

  

  後日、私も歩いてみましたが同感。どの道を行けばよいかも判りにくく、中腹の避難場所に辿りつく
   のもやっと。小さな子どもや高齢者には厳しく、人々が殺到した時にはどうなることかと思います。

   少なくとも道案内の標識、山道の整備を考えるべきではないかと思います。


近況報告〜志茂子ども交流館での「子育て力を高める」取り組み 1114
0歳からを対象としている施設という通り、乳幼児の親向けに
  「親育ち講座〜ノーバディズ・パーフェクト・プログラム」も行われています。

  「お偉い先生方の講話」ではなく、ワークショップ形式で、親としての育ちを促す形での
   連続講座を開催して大好評とのこと。

   今どきの若い者は…との年配者の嘆きはよく聞く話ですが、グチってばかりでは解決
   しません。子どものような親が多いなら、そこに気づきを促すようもっていくべきだ
   し、育児不安の親には、「大丈夫よ。最初から完全な親なんていないんだから」とさ
   さやいてあげる人がいれば
元気を回復するんじゃないかしら。
  

  「講座を通して親と親をつなぎ、親を育てること、自分に合った子育てを見つけること
   を大切にしている」といい、23年度は25児童館で37講座を実施して376人が受講。

   毎年人気ですぐ満員になり、終了後は自主グループも出来ているそうです。

  

   行政がどこまでやるかは難しい判断ですが、核家族化は今の若い世代の責任ではなく、
   社会全体の教育力も低下していると考えるなら、虐待防止も含めて、若い世代の子育てを
   応援し、見守る姿勢を示すことは必要不可欠だと、私は思います。

   西尾市の「子育て支援センター」でも頑張っていますが、取り組んで欲しいワークショップ方式でした。

  この他にも、教育委員会からは、保育園から中学校まで、北区全域で取り組んでいる
   「NIE教育〜新聞を使った授業」が、いかに子どもたちの学習意欲を引き出すか、読解力と
   判断力の向上、書く力をつけるかについてききました。

   北区内の新聞販売店組合の全面協力で、各校に毎日10部以上の複数紙が届けられているそうです。
  

  いずれもトータルな「子育て支援」を自治体の最優先課題に挙げている好例です。

                                      


近況報告〜@東京都北区 志茂子ども交流館に中高生の居場所づくり 1113
児童館はあちこちにありますが(西尾市には少なく4館のみ)、極めて少ないのが
  「中高生の居場所」という機能。

  

 視察3日目は、東京赤羽の子育て支援施設(小学校の跡地に0歳〜18歳までを対象
  に建設)を訪れました。

  週のうち2日間は、特に中高生対象に開放しているとのことですが、体育系だけでなく、
  音楽スタジオもあり、ギターだけ持ってくればアンプやドラムなど無料で使えるスタジオも。

  北区では、区長の肝いりで様々な住民アンケートをとっていており、中高生のモニター制度
  もあるとのこと。その中でも「北区の未来を語る会議」などで語られた中高生15人の要望を
  取り入れたそうです。
  

  うちの市長にも耳を傾けてほしい話!!

  

  施設使用にあたっての「ルールづくり」を、子どもたちを交えて決定している姿勢は当然です
  が、実はなかなか出来ないのではないでしょうか。

  館長は施設建設の計画段階から係わったとのことで、熱意溢れる説明にいちいち納得でした。

 学校だけでなく「子どもたちときっちり関わってくれる大人が存在する」ということは、実際的
  な子育て支援だと思います。

                                        


近況報告@宇都宮〜親力向上支援プラン   1113
家庭の教育力低下が問題になる昨今、自治体でもいろいろな「親力向上支援」が進行
  しています。宇都宮市で参考になった実践は3点。

 「親学講座」の出前。

   年間41種の講座を幼稚園や保育園、小中高の学校の保護者10人以上を対象に用意
   されています。


   誰が決める?〜家庭でのルールづくり
  「叱り」の極意を考える
  携帯電話が子どもの成長に及ぼす影響と対策 etc.

   講話だけでなく、受講者参加のワークショップもたくさんあり、連続講座を組むことも可能
   といい、肩のこらない感じ。孤立しがちな親ごさんには講話を聴くだけでなく、話し
   相手・友人を見つけてもらう狙いもありそうです。

   

   課題としては、こうした集いに出てこない保護者がいること。全国共通のようです…。

 家庭の教育手帳

   入学前の保護者に「小学校ってどんなところか…」を伝えるページから始まり、中3ま
   での学校生活について案内しつつ、その時々の子どもの様子を記録できるつくり。いわ
   ば学校版の母子手帳でしょうか。

   特別支援や外国籍の子どもたちへの教育状況なども盛られていて自然です。

   最後のページには、「手帳の役目が終わったら…、例えば、子どもの成人式の日に、将来
   親になるわが子へ、自分の成長が記録されているこの本をプレゼントしてあげて下さい」と
   あり、ちょっと胸がキュンとしました。

  生涯学習課にも教員を配置

   親学講座は生涯学習課の担当でしたが、これだけの講座を一般行政職がもつのはなかなか
   大変でしょうと訊くと、教員が配置されているとのこと。

   学校現場での「教員vs保護者」という2者の関係だけでなく、別の方向から「保護者に働
   きかける人」をつくるという形はとても良いと思います。

                                       

近況報告〜文教委員会視察で栃木県つくば市に  1112
毎年1回行われる常任委員会の視察。今年は、つくば市、宇都宮市と東京都北区に。

  つくば市でのテーマは「教育日本一〜小中一貫教育」。
  

    人口216000人の言わずと知れた研究学園都市が取り組むのは、全小学校を中学
   校毎にグループ化して行う小中一貫教育カリキュラムです。

   私立ではたくさんありますが、公立学校ではまだまだでしょう。

    西尾市でも、隣接する寺津小中学校での試みはきくところですが、つくば市では、
   総合学習の時間だけでなく、各教科の中に拡げているといいます。

    また、9年間の授業内容を見直すことによって、重複する部分を効果的に減らし、教育
   課程特例校として「つくばスタイル科」を実施。小56から担任制ではなく教科別教員の
   配置によって無理なく中学校の内容を重ねるなどの工夫を施しているようです。

    今年、本格的な小中一貫教育校として開校した春日学園では、同じ敷地、教員も共通と
   のこと。中1ギャップは解消されているというのも頷けます。

    こうした教育体制を支えるのは教育委員会のシンクタンク「つくば市教育研究所」。
   カリキュラムは現場教員とともに、同研究所が構築。研究と検証を重ねながら、文部科学省の
   一貫教育モデル市となっているということでしょう。

   

  西尾市も合併して17万市となりました。

   新市になって、私が提案しているのはこうした「教育センターの設置」です。岡崎はもちろん
   安城にも教育研究機関がありますが、西尾では未設。

   各学校での教育研究は他市に負けない内容で行われていますが、折角の成果も市としての
   累積は確かではなく、各校任せになっているのが現状です。

   中学校の合同で行われた西尾茶の伝来を扱ったミュージカル等々…何年もかけた事業も次代
   に受け継がれるようになっているか…考えればもったいない話。

  何より、市としての教員研修機関を持つべきではないかと考えます。

  合併で、学校数は36にもなりました。「教育センター」つくることが出来れば、これも合併の
   メリットになるのではありませんか。



近況報告〜被災地の消防団は…   1110
2日目、盛岡から沿岸部への移動バスの車中、講師のおふたりが交代で同乗して現地を
  説明、また、質問にも応えて下さいました。

  消防団はどうなっているのかを越野先生に伺いました。
  

   直接の担当者ではないので、私見ですがとおっしゃりながら、

   「消防団の再編は非常に難しいのが現状です。国も消防団の任務について検討していると
     ころなので、一定の方向は出されると思うけれども、これまでのようにはいかないでしょう。
     人がいません。

     女性をもっと増やすべきです。事実上、まちにいる人、動ける人になってもらわなければな
     りません。

     そして、今後の消防団は、住民と一緒に逃げる前提で防災・減災に動いてもらう形、自主防
     災組織との合体が望ましいと思います。地域の助け合いは欠かせませんから。

     実際、岩手県でも消火活動は消防署が担ってきていますから「消防団」という名前自体を
     変えてはどうかとも思いますよ。時代の変化に加えて、この大震災です。考え方を変える時
     でしょう。地域性の強い団体だと思いますが、このままでは、いずれ立ち行かなくなってし
     まうことを心配しています。」

   

   また、自治体の防災会議に女性の委員が非常に少ないことが問題となっている点、岩手県で
   はどうかも訊ねました。

   「指摘の通りです。そのため、今年度は交代で欠員となる6名全員を女性になってもらいました。
     団体代表も含めてです。」

   今後は、女性を一定割合にもっていくことを検討すべきです。岩手では、越野さんだから速攻で
   6名が女性になったのではないかと、私は思います(増達知事だったからかも知れませんが…)

   
   2日間ののりこの収穫=腹をくくることの出来る人でなければ指揮官たり得ない


近況報告 「東日本大震災津波、岩手県防災危機管理監の150日」 1110
盛岡での研修会、もうひとりの講師は著者の越野修三氏。

  岩手県の防災危機管理監として、震災時の県の救援対応を仕切った実務者です。

   発災直後からの150日間の県の闘いの克明なデータ、全国の減災に役立たせて欲し
  いとの悲痛とも言える願い、そして、被災地に対する国の責務、県の責務が冷静に語
  られました。

  氏は、阪神大震災の時は、自衛隊の作戦部長として関わり、退官後、岩手県に招聘され
  て5年。数々の実地訓練・計画等を指揮し、退職の1か月前に震災に直面した最前線に
  あって、県庁職員と警察、消防、自衛隊をコーディネートした指揮官です。
  

  未曾有の時にあって、トップリーダーに必要なことは何かを深く深く考えさせられる講座
  でした。そして、知りたいと思いました。愛知県の危機管理体制はどうなっているんだろう?!

  「東日本大震災津波、岩手県防災危機管理監の150日」…ぎょうせい版

  現地の情報がまったく入らない被災直後から、人命救助のDMAT(災害派遣医療チーム)20
  とヘリコプター23機を如何に運用して救援救助するかに忙殺された3日間、そしてその後の遺
  体捜索、救援物資の確保、生活支援へと続く8日間…災害対策本部が復興対策本部に切り
  替わるまでの150日間を、越野氏が時系列に記した1冊。
  

  自治体で、すぐさま役立ちます。資料も多々、お勧めです。

のりこ・著者・斉藤先生


近況報告〜盛岡にて「三陸沿岸、復興には程遠い被災地」その1 11/7
自治体議会政策学会の講座で、先月末、盛岡に行ってきました。

   講師は、震災前から岩手県で、県の防災・災害時の危機管理を牽引してこられた方々で、
   全国から100人を超す議員が集まりました。

   (沿岸自治体の視察はまだ難しく、岩手県全体の状況を踏まえた県の関係者から話を聴くという企画)
   

   初日は座学。次の日は釜石市と大槌町から、さらに、スーパー堤防のあった宮古市田老地区
   までバスで足を伸ばしました。

  私にとっては、昨夏ボランティアで訪れた釜石と大槌を再び訪れる機会でした。が、被災した
   現地は全く変っておらず、更地のまま草に覆われ…人々は消えたままの町…辛い時間に
   なってしまいました。



近況報告〜「復興には程遠い被災地」         その2 117
震災から1年7か月、被害が激しかった地域とそうでない地域の差がどんどん大きくなっています。

   当然といえば当然の話ですが、壊滅状態の地域では、職員もいない住む人もいない…復興計画を
   立てようにも立てようがない…立てようとしても省庁の壁と手続きの壁に阻まれる、そして何よ
   りも自治体の自由になる財源がない…。

  「国は何をしているのか!!」

   斉藤徳美氏(岩手大名誉教授)。岩手県津波復興委員会総合企画委員長として県の復興計画の
   最前線におられる講師の叫びは悲痛です。

  「復興というなら、国は荒廃した更地を買い上げるか借り上げるか、どちらかを決すべき。
   そうでなければ、再建する力を持たない住民は去り、町は壊滅する…」


  

   つい先日、私たちは、復興交付金が、結局、使われずに残ってしまったという報道に接したばかり。
   そうでない交付金は被災地には関係ないところで費消されたというのですから何をかいわんや!!

  私は思います、政治の劣化は、もはや来るところまで来たと。




近況報告お知らせ
     
〜辛口108号「自分たちさえ良ければいいの? 市長と消防団」を発行   11/5
23年度決算では、新西尾市の財政力は西三河9市中最下位に転落。
  合併前から、厳しくなると言われていたその通りになりました。

  にも拘わらず、消防団ばかりを優遇する市長の姿勢に唖然とします。

  『辛口議会だより108号』どうぞ、じっくりご覧下さい。
    
(訂正とお詫び:オモテ面本文中、
            「〜費用弁償の金額4時間以上4,000円〜」とあるのは、
            “3,000円”の誤りですのでここに訂正し、お詫び致します。)

  

  さて、この春、監査委員から消防団に「不適切な使途の是正を勧告」されたその後です。

   法令遵守どころか、むしろ居直りと思える対応には空いた口が塞がりません!
   
納税者として納得できないと共感される方、さらなる「監査請求」を検討しましょう!

  
また、9月議会で一般質問した「給食センターの統合と合理化」も108号に記しました。

   
詳しい内容は、市HP「本会議の中継(鈴木規子・一般質問)」をご覧下さい。合併
   を有効にするためには、メリットを増やす建設的な提言が不可欠。


  ところで、本会議などで、しばしば議員から「あれもしてくれ、これもやってくれ…」の
   おねだり質問を聞きますが、議員ならばこれは明らかに禁句です。
   質問をチェックしていきましょう!

  

    そういえば「来年5月の市議会議員選挙、のりこさん出ないの?」との声を聞きます。なぜ、
   そんな噂が飛ぶのか皆目判りませんが、デマですから、ご安心下さい。

   『合併に伴う課題』が解決しないうちは、私、やめるわけにはいきません。
引き続き、支持して
   いただけるよう精一杯、活動を続けますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

   108号についても、どうぞ活発なご意見をお聞かせ下さい。






お知らせ〜「死刑廃止を考える日」シンポジウム   *終了しました*
「殺された母、そして死刑囚の父へ」と題した講演と、死刑制度の廃止について考える
   パネルディスカッションが開催されます。
 主催は愛知県弁護士会です。

     講演:大山寛人氏 

     日時:1110日(土)13:0016:30

     場所:愛知県弁護士会館5階(名古屋地下鉄・市役所駅6番出口徒歩7分)

 <案内チラシより抜粋>
 

  最近になり、愛知県在住の大山寛人氏が死刑について発言していることが報道されました。

  大山氏は、母親を殺された犯罪被害者です。殺した人は大山氏の父親で、保険金目的殺人と
 されて死刑が確定しており、大山氏は犯罪加害者親族でもあります。

  小学生の時に母親を殺された氏は、家庭崩壊により非行に走りました。父親とは縁を切った
 状態でしたが、一審で父親に死刑判決が出たことを知って、父親に面会するようになり、控訴
 審では死刑の回避を裁判所に訴えました。

  それでも死刑が確定してしまい、被害者遺族が求めない死刑とは何なのかを考えるようにな
 りました。
  

  こうした経験を持つ大山氏に講演いただき、同じく犯罪被害者遺族と中京大法学部の平川教授
 を交えたシンポジウム。入場無料、事前申込み不要です。

  

 つい先日、国連人権理事会で、日本の死刑制度についての見解が求められているとのニュース 
  を耳にしたところです。

  どなたでも参加可とのことですので、関心がおありの方はどうぞお出かけ下さい。



お知らせ〜東日本大震災の教訓から浜岡原発を考えるシンポジウム   *終了しました*
「どうする浜岡原発」と題し、東日本の震災と福島の事故を踏まえ、浜岡原発の危険性、そして
  浜岡原発の永久停止を求める地元自治体の考えを知り、市民とともに浜岡原発の今後をどうして
  いくべきなのかを考えようというシンポジウム、愛知県弁護士会の主催です。

     基調講演は、静岡県牧之原市市長 西原茂樹氏。
            演題は「浜岡原発の永久停止を求める牧之原市の姿勢」。

      〜静岡県議会が住民投票を却下したばかり。地元自治体がどう考え、行動しているかを
        聴くタイムリーなシンポだと思います。〜

     日時:12月8日(土)13:3016:30

     場所:ウインクあいち 小ホール(名古屋市中村区名駅4-4-38 愛知県労働産業センター)

         *入場無料、事前申込み不要、どなたでも参加可


近況報告「浜岡原発の選択」を読む…  10/24
本は、「静岡県議会の住民投票条例案、否決」のことを報告(10/12)後に見つけました。
  発行は静岡新聞。2008年12月から全50回、半年に渡って連載されました。

  “はじめに”は、こんなふうに始まります・・・
  

   2008年12月、取材班は、中部電力が浜岡原発の1、2号機を廃炉にして6号機を新設する
  「リプレース計画」を極秘裏に検討しているーという情報を入手し、スクープしました。

  1号機(54万キロワット)と2号機(84万キロワット)を廃炉にすると、出力は138万キロワット
  減ります。その分を埋める140万キロワットの6号機を新設するという計画です。1、2号機を
  廃炉にすると、建屋内の燃料プールにある使用済み燃料の行き場に困ります。

  計画には使用済み燃料を保管するための乾式貯蔵施設の新設も盛り込まれていました。

  原発の廃炉も新設も、乾式貯蔵施設の新設も、本来それぞれが単独で十分に一大プロジェクトと
  言えるものです。いずれも国や中電が時間をかけて住民に提示し、安全性を証明し、納得しても
  らいながら進めていくべきものです。

  これらをリプレースという横文字でひとくくりにして発表した中電に対し、取材班は違和感を抱
  きました。−中略−

   取材班は、読者に100年先の子孫のことを思いながらリプレース計画と原発そのものについて
  考えてもらいたいと−国内の廃炉・新設事情を紹介した上で、浜岡原発の歴史や原発マネーの功罪、
  耐震安全性の課題を探りました。−中略−

  この連載が、原発に対する「あなたの選択」の参考になれば幸いです。
  

 さて、この連載から3年…言わずもがなです。

  私たちは、どのような選択をするのか。投げかけられた責任は、わが国だけに及ぶものではありま
  すまい。



近況報告〜秋晴れのバザー、ご協力ありがとうございました。10/22
すっかりお馴染みののりこ応援団バザー、今年はもう15回を数えます。

  おかげさまで賑やかに、和気あいあいのやり取り、“のりこカフェ”でのおしゃべりを楽しん
  でいただきました。
  

  協力金は、カンパを含めて71,800円となりました。応援団の活動に遣わせていただきます。
  今回は、初めて協力下さった方々が何人もいらっしゃいました。住民投票の署名活動以来の方々も。

  ご支援に感謝し、意見交換が続けられることがとても嬉しいです。

  今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。



近況報告〜静岡県議会、原発再稼動を問う住民投票を否決  1012
静岡県議会は11日、浜岡原発の再稼動の是非を問う「県民投票」を否決しました。

  これは、静岡県民が165,000の署名をもって

   「住民の意思を直接問い、県の原発政策に反映させるべき」

  と求めた住民投票条例案。川勝知事も賛成意見を付して、議会に提出されていたものです。

  しかし、否決の理由が情けないじゃありませんか。

   原子力行政は国策。一地方自治体の住民投票で左右されるべきでない。
   18歳以上からの住民投票を求めているため、新たに有権者名簿を作らなければいけないからダメ。
   条例案には多々不備があるからダメetc.
   

   この門前払い、要は、県議会の逃げ!?!
「地方分権」はどこへ行った???

  地方自治の本質を理解しないで、中身の議論を避けるだけ。外側の部分をごちゃごちゃ
   言っているに過ぎません。何とも情けないじゃありませんか。

   技術的な部分に不備があるならばと、手直しした修正案も出されたといいますが、そちら
   も否決といいます。

   「住民投票」が行われれば、賛成派も反対派も議論を尽くすことで、原発のあり方について、
   県の防災についても考えを深めることが出来るはず。


   時間をかけた十分な議論は、今、まさに必要な作業のはずです。そして、その中から成熟
   した民意を紡ぎ出せるチャンス。
   

   私はそう思います。
原発立地県としての判断は、右往左往する国に対する意思表示にもな
   るでしょうに。
「なぜ、議論を避けるのか」これが最大の問題です。

   
西尾市の合併の是非を問う住民投票もそうでした。どの住民投票もそうですが、住民が求
   めたからと言って、反対が多数になると決まったわけではありません。

   充分な情報公開と十二分の議論の末、賛成が多数になるかも知れないのです。議論の成果は、
   「住民が納得した結論が得られる」という事実です。

  これが住民自治でなくて何なのか、私は声を大に問いたい。
   
静岡県議会の否決は、じゃあどうするのかの「次の手」を何も示していない、これは無責任です。



近況報告〜愛知県内各市の消防団の報酬・費用弁償    109
他市の状況を知りたいと、ご意見をいただきました。

  (9月西尾市議会で変更された「消防団の費用弁償」について、のりこの討論を読まれた
   市民の方からです。)

  これは、愛知県の234月時点での一覧です。

   各市の報酬、費用弁償の実態をご覧下さい。其々にバランスをとっているのも見ていただ
   けると思います。合併市は特にそうです。

   

   どの市の消防団も其々に頑張っておられるものです。

   本西尾市は、そのどこよりも多額の評価です。
   そうでなければ運営できない理由を、市から17万市民に説明してもらいたいと思います。

  (県内市町すべてのものは、愛知県のHP、「消防年報/23年度」の100頁
     前後にある 〜第6(項)消防職・団員の活動と処遇〜 で参照できます。)



近況報告〜熊本市の楽しい「株主募集」    107
熊本市を訪れました。

  そこで見つけたのは「市電の一口株主募集」と「熊本城の一口城主(株主)募集」のふたつ。


  市電の一口株主募集は、路面電車の線路部分を芝生化するための資金集め。

  一方の熊本城は、今年開城400周年で、櫓や門を再建するなど様々に手を入れていますが、
   500周年に向けて、これら事業を継続するための浄財募集。100年単位がユーモラスだし、
   一口株主(基金者)を一口“城主”と名づけているのも面白いですよね。


   城内の奉加帳コーナーでは、“城主”名検索サービスもあり、どこに表示してあるかが直ぐ
   分ります。もちろん全国版です。




近況報告〜9月最終本会議、不適切な支出は改善されない「決算」に反対 10/1
28日、最終本会議。

 財政規律は緩みっぱなし

市長は、退職金基金も積めない財政状況に何の手も打たず

消防団の水増しや不適切な支出は是正されず…

  このような決算内容だったため、市長に猛省を求めて反対しました。

  反対の理由を述べ、具体的な指摘をしました。(:討論といいます。)
    是非ご覧ください。



近況報告9月最終本会議、消防団の日当・退職金の増額改正⇒成立 10/1
合併後の23年決算では、新西尾市の財政力が西三河最下位になってしまいました。

  ところが、そんな時期に、消防団の費用弁償(日当)も、退職金も値上げする条例改正
  案が賛成多数で成立しました。

  3団を1団にするなど行革を進めた結果なら納得もしますが、何にもなしで、
   去年決めたばかりの条例を変えるなんて、到底、納得できません。

   改定後の金額は、県下37市でもトップレベルの厚遇となります。

  反対の討論です。短いですので、是非ご覧下さい。


近況報告〜来年5月26日は市議・市長選のダブル選挙 9/30
9月議会の報告をまとめた「応援団だより」、いかがでしょうか?
  
  さて、表紙にも掲げましたが、来年は市議選です。もう4年経つんですねえ!

   今度の市議会議員選挙は、市長選とのダブル(W)選挙となりました。

        519日(日曜)に告示、26日(日曜)投開票です。

  のりこ&のりこ応援団、引き続き頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。


近況報告〜消防団の操法訓練発表会に出かけました。  9/9
9月議会の合間の日曜日、一色町の坂田グランドに出かけました。

   小型ポンプ、消防車両による各団の消火訓練でしたが、その折、何人かの住民の方々とお話する機会と
  なったのは幸いでした。
  
  元団員や、関係者の方々もおみえでしたが、「辛口」や、のりこの議会発言に対するご不満があったり、
  真意をはかりたいとのことでしたので、のりこからこれまでの経過をご説明させていただきました。
  

  『昨年の決算議会での状況や、書類監査で使途不明金が見つかったり、果ては公金での宴会などなど−−
  
   これらの事実公表に対して、消防団の連合会から「ウソを言うな、謝れ。議員を辞めろ」との申し入れが
   あった経過など。

   のりこは、厳正にかつ厳密に事実関係を調査し、まずは住民のみなさんに現状開示をしたまでです』…と。
  

   中には初めて知ったと驚かれた住民の方もみえましたが、一定のご理解は頂けたのではないかと思います。

  やはり、直接やりとりをするのは大事なこと。お互いに意見は意見として、正すべきは糺すためには正確な
   情報が必要でそれが基本ですね。

   以前にも述べましたが、“一市民”として入手した公文書情報は、全てまとめてあり、いつでもどなた
   にでもご覧いただけるようしてあります。

   ご不審のある方は、ご確認していただければよろしいかと思いますので、ご連絡をお願いします。


  

   今議会での決算審査は18日からの3日間。こちらもどなたでも傍聴できますので、どうぞお出かけ下さい。


近況報告〜西尾の図書館、赤ちゃんや幼児連れにやさしい時間 9/7
「泣き声、気兼ねなく〜西尾の図書館に『おやこタイム』」

  6日付けの中日新聞に大きな記事。ご覧になった方も多いと思います。
  

  「おやこタイム」とは

   曜日と時間を決めて、その間は図書館内で赤ちゃんや幼児の声が響いても、来館者に理解を求める制度で、
   東京都内の公立図書館などで始まっている制度とのこと。

   利用者からの要望を受けて、西尾市も導入。初日は5日の吉良図書館で、絵本の読み聞かせも行われ、とても
   人気だったよう。
  

   開催は以下のように。「おはなし会」や絵本相談も同時開催です。

    西尾市図書館 第2・第4木曜日の13時〜17

    一色学びの館 第2・第3木曜日の9時〜12

    幡豆図書館  第4火曜日の9時〜12
  

    そういえば私の子育て時代、「双子ちゃん+年子の上の子あり」の友人が偶然にも3組いましたが、
   みんな図書館が行きづらく、遠くなったと口を揃えて嘆いてましたっけ。

   行政ができる努力、市民が笑顔で協力できることは、まだまだ一杯あると思います。「おやこタイム」は
   嬉しいニュース。

   ささやかなようだけど大きなことだと私は思います。



近況報告〜来年51926日、市長選・市議選の日程決まる  9/6
市長選・市議選は同日選挙となります。

   旧市での「塀の中からの議会解散」によって、例年は正月と秋に分かれていた選挙が春に移動し、統合して
  経費も節減するわけです。

   さらに、来年5月は合併後初の全市1区。
    現、市議定数は
34名(現在欠員230名に。名減員されます。
  


  告示は519日(日)、投開票は26日(日)です。


近況報告〜蒲郡線、いくつかの提案は検討されることに   9/5
県、西尾・蒲郡両市で25千万円の補助金支出で、運行が続けられている名鉄蒲郡線。

  3年の補助期間が来年には切れることになります。

  このまま補助金で続くのか、綱渡りが続きます。
  

  しかし、間違いなく言えることは、鉄路がなくなると地域が沈下するということ。

  西尾・吉良吉田間の乗降客も減るということですから、西尾線自体が危うくなることも否定できません。
  それこそ大問題です。
  

   今回、のりこは、

    現在1日3,000人以上の乗降がある西浦・蒲郡間の運行数を増やして利便性を高める

    吉良高校前や幡豆のショッピングセンター前などに駅をつくってバス的に使えるよう利便性を高める
     (簡易なホームで対応・昔は吉良高前に駅あり)

    乗客の少ない昼間の運行は減らし、朝夕は増やす


   など具体的な方策を提案し、「名鉄との協議に上げる」との答弁を得ました。

   は、儲けられるところでシッカリ儲けてもらって、蒲郡線としての利益を上げようという意味です。
   また、多額の補助金が出ていることを知らない住民もたくさんいらっしゃるようです。

   吉良・幡豆地域に、税金を投入していることを知らせつつ、きちんとニーズ調査を行うよう求めました。
  

   市長は「トップセールスマンだ」とおっしゃるなら、もっともっと地域に出かけるべきです!



近況報告〜9月議会は3日から。
           「蒲郡線活性化への具体策」と「給食の充実」を質します。    
8/28

議会は、9月3日〜28まで。

  のりこの登壇は4日(火)の6番目で、午後4時以降になりそうです
    (詳しくは、議会事務局56-2111にお問い合わせ下さい。)

  

  取り上げるのは

   「蒲郡線、乗ってもらうための具体案」      質問要旨はこちら
   「学校給食施設での幼稚園給食や高齢者給食を」  質問要旨はこちら

  の2題を予定。各々の質問要旨をご覧下さい。
  

   また、「23年度決算の審査」も行われます。こちらは18日から34日間の予定。

  財政力指数は、昨年に続いて1を割り「0.95」となり、西三河最下位です。
   歳出では、引き続き、23年度の消防団の活動と交付金・費用弁償等についても質していきます。
   喧々諤々(けんけんがくがく)のやり取りを期待して下さい。

  ““市民が納めた税金の使途…適正支出かどうか ””…です。


  


近況報告〜つづき、「給食の充実」の質問要旨  8/28
合併で、一挙に増えた給食施設の問題。

   旧市では、各学校それぞれでつくっていますが、3町では各町1箇所ずつの給食センターで
  小中学校と保育園を担っています。

  中でも、一色給食センターは建設から45年。旧町時代から建替えの必要が叫ばれています。

  今後、これらをどうしていくのか…統廃合を含めて全市の方針を定めていかなければなりません。
  

  のりこは、建替えに併せて、幼稚園給食などサービスの拡大・施設の多機能化を提案します。

  質問要旨はこちら



近況報告〜気持ちのよい緑のトンネルが続く…米子市にて  8/26
研修で出かけた鳥取県米子市での1コマ。


   郊外へ出る道路、用水路とけやきの緑道が組み合わされた心地良い空間でした。
   この地域の商店街と協働して保持されているようでした。
  

   西尾市にも「緑化計画」と本田忠彦市長時代からの「緑の回廊計画」があります。
   しかし、特に、後者については忘れ去られているかのよう。

  「緑化推進」はのりこの主張の1つなので、内外に出かけた時、魅力的な街路樹や
   緑道を見つけると担当課に届ける努力を続けています。みなさんもぜひご協力下さい。



近況報告〜消防団問題、月間誌「女性展望」に掲載される  8/25
「女性展望」は、市川房枝記念会から毎月発行されている情報誌です。

   649号に、のりこの議員活動が掲載されましたのでご覧下さい。

  
  記事はこちら
  
  
   同誌は、政治と女性を切り口に、世界と日本の動き、国際機関や日本政府の各種データ、
  各界の女性たちの署名記事を載せています。全国の公私立図書館や大学等研究機関の所蔵を
  はじめ女性問題に関心の深い人たちへの専門誌とも言えます。

  毎年新聞各紙が報道する「国会議員に占める女性の割合世界ランキング」の出典もここからです。

   

   西尾市の合併に伴う課題のひとつとして「消防団問題」に、議員として関わっている現状報告
  (6月実施)が記事に取り上げられたものです。


  その報告会の折に、意見交換した県議・市議からは、「消防団離婚」は全国的に聞く言葉との
   指摘もありました。考察すべき点はいくつかあると感じています。




近況報告〜息もつかせぬ心理劇、映画「十二人の怒れる男」   8/21

夏休みの幻燈会、舞台はアメリカのとある町での殺人事件。

  被告人は18歳の少年。
  父親刺殺をめぐって12人の陪審員が「有罪か…無罪か」の判断を下す…蒸し暑い夏の夜…

  

  6日間の訴追、証人尋問などなどを経て、評決の話し合いが始まります。
  会ったこともなかった見ず知らずの12人の男たち。

  あんな不良少年、目撃証人もいるんだ…やったに決ってるさ…電気イス送りだ…

  口々に有罪をいう陪審員たち。最初の投票では有罪が11人。


  そこに、ひとりだけ「自分は有罪だという確信が持てない。もう少し話し合おう
  じゃないか…」と呼びかける男が。


  評決を出すには全員一致でなければなりません。


  「何をめんどくさいことを…あんた以外の全員が有罪だと言ってるんだ。」
  「さっさと済ませて帰ろうぜ。俺は8時からのナイターを見にいくんだ」

  という男たちが、各々に有罪だと思う理由を主張していきますが、時に話し合いが感情的に。


  しかし、怒声が飛び交うなかで、いつしか証人たちの証言が検証されていき、有罪と無罪の
  数が逆転して…。


  

  見終わって、

  「みーんなが有罪だというのに、ひとりだけ反対って、手を挙げるんだぁ〜」
  「それも、最初から無罪ってんじゃないんだよね。確信が持てないって…」

  「事実だけを確認していく…冷静だよねえ」

  「法学部に行ってるうちの子が授業で見て、『日本人だと、あそこまで自分の考え
を主張でき
    ないよォ』って言ってた。」


  セリフの端々に唸りました。まだの方は是非、おすすめです。

   
ちなみに、もう少し話し合おうという男はヘンリー・フォンダ。ジェーン・フォンダのお父さんです。




近況報告〜佐久島一色間の渡船運行事業       8/17

 佐久島たんけんで乗った船。

  毎日6〜8便、市によって運行されていますが、どんな状況か、
24年度の事業概要をみてみましょう。

   ちなみに島まで片道
800円です。
 
  • 年間利用者数   19万3,800
  • 年間貨物量     5万3,270
  • 1日平均利用者数   531
  • 収益的支出    16万1,058
  • 資本的支出    15万1,051

 企業会計で行われており、近年は黒字で推移。24年度予算の内訳は…

  • 第二さちかぜ・はまかぜの燃料費        5,080万7千円
  • 船舶の検査と修繕               1,890万
  • 3箇所の乗船券の取扱所の業務・保守点検委託  1,280万6千円
  • 取扱所及び浮桟橋の修繕              357万5千円
  • 船舶保険・船客障害保険・建物保険等        235万7千円

 今年は老朽化した第2さちかぜの代わりを1億5千万円で建造中です。
  • 全長   19.95m      総トン数  19トン
  • 幅     4.00m       旅客定員  118
  • 最高速力 29ノット      主機馬力   683馬力以上
  • 航海速力  24ノット      主燃料    軽油



 



近況報告〜恩師に内閣総理大臣表彰!     8/7
 永らくわが国の女性の地位向上運動に頑張って来られた山口みつ子さんが、
   内閣総理大臣表彰を受けられました。

   市川房枝さん(元参議院議員、故人)の公設第一秘書として4半世紀、苦楽を共にし、
  さまざまな女性団体の取りまとめ役や、男女共同参画など、政府機関の各種審議会委員等
  歴任の功績に対するもの。

  

   のりこにとっては、1996年から政治参画の理念を学び続けてきた、いわば恩師です。

  「お金をかけない住民参加型選挙」
  「生活者としての女性を政策決定の場に送ることの必要性」

  を訴えた市川房枝さん、その市川イズムを体現する場として、市川房枝記念会では政策
  研究講座が開催されていますが、度々、この
HPでご紹介している通りです。

   
   6日は、山口さんを囲んで、仲間とささやかなお祝いの会をしました。



近況報告〜事業仕分け、補助金のあり方に厳しい指摘が…   8/6
 吉良町公民館で仕分けの1コマ「観光行事開催事業について」を傍聴しました。

  <事業の経緯>
    西尾・一色・吉良・幡豆各地区でイベントを開催することで、まちおこしの一環と
   なり、市内外から多くの人に参加してもらうことで西尾市の
PRになっている。

  <概要>
   西尾〜祇園まつり   1,350万円、ほか6事業
   一色〜大提灯まつり  245円、ほか2事業
   吉良〜きらまつり   500円、ほか3事業
   幡豆〜はずストーンカップ 200円、ほか3事業
   その他〜恵比寿海岸ほか3海水浴場運営 1,245円、ほか2事業
    

    24年度支出見込みは総計7,000万円

  <実施状況>
   「西尾市観光協会に委託。
    各事業は、実行委員会形式で地元住民や商工業者、イベント企画者等に再委託される形で
    助成金が出されている。」…との説明でした。


   それから、コーディネータ始め仕分け人が担当課と質疑応答を開始。     つづく



近況報告〜事業仕分け つづき       8/6
<仕分け人と担当課とのやりとりから見えてきたもの>

  委託とは名ばかり…西尾市観光協会は外部の独立組織ではなく、商工観光課が兼務。
   職員が企画から運営、当日まで、ほとんど係わっているのが実態。

  観光行事開催というもののいわゆる観光と言えるのか、地元向けの地域起しなのか、
   判然としない。

  また、ほとんどが参加無料で、市外からの人の誘致状況は??


  <仕分け結果は…>
   「観光行事開催事業を行ううえでのビジョンが見えない。故に抜本的見直しが必要
    とされました。
    

  
<出された意見>

   観光というなら、特産品を含めたビジネスが発展する余地は大いにある。にも係わ
    らず行政が面倒を見過ぎではないか。観光協会は然るべき人をたのんで独立させ
    てこそ活力が期待できる。またそうした先進事例は沢山あるので調査を。

   補助金によって、地域の自治力を奪っているのではないか。
   
地域おこしという名でのばらまきになってはいないか。
   実行委員会で、民間から協賛金なども募って事業を行っているというが、領収書も
    なく、事業の決算がわからないのは問題。
   学生や若い人は一部にボランティア参加のみというが、もっと能動的に若者の参画を図る
    べきではないか

   

  <のりこの感想>
     旧市では、まつりはあるものの、特に観光というほどのものはなく、物販がほとんど
    でした。

     合併後は、ドーンと増えた各地のおまつりをそのまま引き継ぐという形で1年が経過し
    ましたが、今後どこまでやっていくのか、どんどんお金がかけられるものでもなし、
    行革での検討・見直しが求められているものです。

     しかし、今回の仕分けでは、個々のイベントを仕分けるのではなく、商工課には、
    観光協会の設立という大きな課題が投げかけられてしまいました。

    その意味で、論点がかみ合っていないのが???でした。途中からそれが見えたのですが、
    そうなら、観光と地域おこしの観点とを分けて議論するべきでしたね。

     とは言いつつも指摘のなかで、現況の問題点、改善点は浮かび上がりました。

     もともと旧市でも、観光協会は独立させるべきという意見はあり、早晩その方向で
      したが、合併で頓挫したという経緯あり。

     

    やはり、これらは合併協議の積み残しといえましょう。

     市長は、いいかっこばかりしていないで、方向性をハッキリさせる時期です。



近況報告〜今年の「事業仕分け」、初日は8月4日  8/1
 スケジュールと対象事業は以下の通り。

  どなたでも「仕分けアンケート」に参加していただけます。
  出入りは自由ですから、関心がある事業を見ていただくのも一考です。

  8月4日(土)  西尾市役所 多目的室にて9:00より

     9:1510:05   敬老事業

    10:0510:55   私立高校授業料補助事業
    10:5511:45   図書館業務委託事業
    12:4513:35   スポーツ大会開催事業
    13:3514:25   成人式実施事業
    14:3515:25   西尾市美術展等開催事業
    15:2516:15   車両管理事業
    16:2517:15   予防事業


近況報告〜事業仕分け、2日目は5日、吉良町で   8/1
 事業仕分け、2日目

  8月5日(日)  吉良町公民館 講堂にて9:00より

    9:0009:50   勤労者融資事業
    9:5010:40   観光行事開催事業
    10:5011:40   福地南部地域活性化施設推進事業
    11:4012:30   キッズパトロール活動事業
    13:3014:20   狂犬病予防事業
    14:2015:10   常設資源ステーション設置事業
    15:2016:10   不燃物埋立事業
             (平原・一色・佐久島・吉良・幡豆埋立場
管理運営事業)
    16:1017:00   リサイクルプラザ運営事業
   

    ただ、こうしてみると昨年同様、どちらかというと声の小さい部課にかかる事業、
   かつ予算規模も小さなものが多いように思えます。

   加えて、住民参加がなされているもの、既に方向性が出てるんじゃなーいというものも…。

  「こんなにいくつもじゃなくて、例えば消防団、じっくり2〜3日間かけて市民議論を
   すればいいのに」という声も聞きます。

    何を事業仕分けに挙げるか…市が決めるんじゃなくて、事業選択から市民参画にするべき
   だと、私は思います。



近況報告〜やっぱスゴイ、オリンピック!!   7/31

 スポーツ苦手人間の私ですが、やはりオリンピックは特別。
   ついついかじりつきです。

   サッカーは碌にルールも知りませんでしたが、「なでしこ」にやられました。
   とても自然体で楽しそうに感じられます。


   澤穂希さんはめちゃめちゃハンサムですねえ!!
   

    ただ、報道や解説に注文。やたら、悲願の…とか、一丸となって…、神風が…とか、
   言わないで、選手ひとり1人のプレイを評価したコメントにして欲しい!!

   だって、あの舞台に立つまでの努力、みんな知ってるんですから。
   そして、連日、誰もが世界一のプレイを見ることが出来るって、実は大変なことなんですよね


近況報告〜25年の職員採用は、6.8倍        7/31
 来年度の採用予定は24人(事務職4、他の職種20)。これに162人の応募。(6.8倍)

   事務職は4人に対して、何と78人。19.5倍の競争率です。

   23年からは受験年齢が従前よりさらに引き上げられ、事務職は40歳以下。
   保育・教諭職は45歳以下になりました。

   他の職種20人は以下のような状況です。

 職種 採用予定人数  応募者数   倍率
 臨床心理士  1人  5人  5倍
 技術職(建築)  1人  3人  3倍
 同(電気)  1人  4人  4倍
 保育・教諭職  14人  52人  3.7倍
 消防職  3人  20人  6.7倍
   20人  84人  4.2倍

   
 
    1次試験は終わり、8月中旬に2次試験が行われます。

    合併によって採用は非常に少なくなってしまいましたが、時代を反映して良い人材が
    多数応募しているところ。

    先々になって困ることのない人事管理が望まれます。



近況報告〜佐久島たんけん隊、暑かった…けど海がきれいで気持ちヨカッタ!!

 島には、 はだしで!
おなじみのメンバー以外も多数の参加で賑やかに行ってきました。

   9時
20分、一色さかな広場横の渡船のりばから約30分で、佐久島東港に到着。
    船内は、若い女性のグループやカップル、家族連れ、嬉しいことにほぼ満員。

    私たちは「佐久島体験マップ」を片手に、さっそく弁天島におまいり。
    天気は上々。水は思った以上にきれいで、紫色の貝殻で一杯の「貝がらの浜」では
    大はしゃぎ。海辺で足をつける人続出。


    早めのお昼は、東港近くのすず屋さんで、お約束の大あさり丼。
大あさりを食べ
    やすく切ってフライにしたのの卵とじ。熱々をほくほく頂きました。

    そこからは、堤防沿いに、大浦海水浴場を経て、

    かもめの駐車場や、
    
    おひるねハウスなど、佐久島アートの見学。


   おひるねハウスは、まさにその名の通り、素晴らしく涼しい風を体に受けながら、
    みんなで寝そべりました。
  

   この春に開業した「佐久島クラインガルデン(畑つき貸しログハウス)」では、管理人さん
    から利用状況を説明してもらいました。競争率
10倍のログハウスは盛況。
    管理棟ではだれでも休憩ができるし、予約制で海鮮バーベキューも可。楽しめそうです。
    の声
  





近況報告〜「防災より減災を」 室崎益輝先生のお話から  7/23


 東日本大震災をはじめとして、近年、大規模な災害、予測不能といわれる災害が頻発しています。

  防ぎきれない災害には「減らす」努力をという意味で「減災」という言葉が使われ始めましたが、
   その具体策・考え方が示されました。


   中でも、判りやすかったのはどのようなリスクに、どう対応するべきかの考え方


   レベル1 100年に一度起こるリスク(災害)は最大限「防ぐ」ことを考えなければ
         ならない。
   レベル2 しかし、1000年に一度起こるリスクには、「命を守る」に切り替える。
   レベル3 それでも命を守れないようなことはしてはいけない。

   

   
レベル1は、台風や洪水、土砂災害などでしょう。

   
レベル2は「3.11の大津波」。莫大な費用を投じた防潮堤がまた造られようとしていますが、
   高さを何mにしようが際限はないわけで、それよりも逃げることを基本に考えるべきではないか
   という見解には説得力があります。


   そして、レベル3については「原発」を当てはめれば自ずと判ります。


   7月
22日、市川房枝記念会の夏季研修では、NHKでお馴染みの室崎益輝先生(関西学院大)
    から危機に備える新しい防災についての講義でした。


近況報告〜危機管理 室崎先生 想定外という言い訳は通用しない!?


 危機管理を考える時、大切なことは「正しく怖(おそ)れる」ことを知るべきです。


    今、よく「安心安全」とくくって表現されますが、住民の安全のためには、リスクを
   多面的に把握しなければなりません。

   行政の仕事としては、自然災害だけではなくそれに伴う社会的リスクも含めてです。


   そして「安心」とは、安全を能動的に獲得すること。備えを尽くして心の安らぎを得る
   ものと理解しましょう。

   
そのうえで、危機管理にあたっては、危機を科学的に予見するリスクマネージメント、
   そして、それを実践的に制御するクライシスマネージメントとに分けて考えるべきです。

   

    リスクマネージメントでは、多様なリスクに横断的に対応する策を取りながら「安全」
   のための目標と実行管理を追求する戦略的手法が必要です。

   いわば「正しくヤマをかける」とでもいいましょうか。
いざ災害が起きた時のためには
   どうするか(クライシスマネージメント)、その時は、ヤマが外れても乗り越えなきゃい
   けません。

   そのためのポイントは、

    @現地での即決を優先する実戦的手法 
    A普段から基礎力を養う基盤的手法 

   今必要なのは、この2点について、あらゆる角度から想定して対応できるようにしていく
   ことです。

    

   安心安全という言葉が氾濫していますが、私はいつも、日本語としておかしな表現で違和感
    を感じていましたが、
要は、これをお題目のように言うだけではなく、1つずつのリスクに
    ついての確かな把握と、具体的な対策が住民に明らかにされなくてはならない、ということ
    ですね。

   
上記のお話は、3.11被災地への国の対応を見ているといちいち頷けてしまいます。

 


近況報告〜梅雨明けの災害列島    7/17


  東海地方も梅雨明け宣言。

     日差しが一挙に強くなったようです。
    しかし、九州では大変な豪雨災害。
八女、日田などの堤防決壊や浸水被害に胸が痛みます。
    今回の時間雨量は110ミリを超えたと言われます。

    

    行政が想定する下水など諸施設の対応基準は時間雨量53ミリ。
      西尾市でもこれに準じて整備され、雨量が集中する部分についてはさらに余裕をもたせる
      よう設計されています。しかし、近年の集中豪雨は激しさを増すばかり。

    災害対策の費用は地震・津波だけでなく、様々な分野でさらに増えそうな気配。
      単純に地球温暖化の影響だけではないのでしょうが、我が国1国だけでなく考えていかなけ
      ればならない課題であることは間違いないと思います




お知らせ〜「発達障害をもつ子どもとの向き合い方」講演会  7/16
             どなたでも参加できます


  講師 石川道子氏(武庫川女子大学・心理社会福祉学科教授)

  日時 24年7月29日(日)午後1時〜

  場所 愛知県弁護士会西三河支部 支部会館3F

岡崎市明大寺町字道城ケ入3410  TEL0564-54-9449
    (裁判所岡崎支部の西隣ビル・岡崎警察署バス停より徒歩3分)

   

   弁護士会西三河支部主催の市民公開講座(参加無料)です。

      2005年、発達障害をもつ者の自立と社会参加をめざす「発達障害者支援法」が施行されました。
     しかし、
発達障害には注意欠陥多動性障害・アスペルガー症候群・学習障害など多様なものがありま
     すが、まだまだ発達障害がどのようなものか、どう向き合っていくべきか知られていません。


      
そこで、この障害を理解するため、長年、発達障害の子どもの支援と研究に携わってこられた
     石川道子さんに子どもたちとの接し方についてお話いただきます。

      どなたでも参加できますので、ぜひどうぞ。



近況報告〜リニア館、ちょっといいじゃん、このデザイン  7/8

 目を引くトイレの表示、いい感じでした。

      
   

   この他にも、体験のできるコーナー(抽選で当たるとできます)があります。

    新幹線の運転
    在来線の運転
    在来線の車掌のシミュレーション体験

   もちろん大人気。

   私は3つとも申し込んだものの皆ハズレでしたが…2つも当たった心掛
   けの良い人もあり、満面の笑みに思わずこちらも嬉しくなりました。
    

   立派なジオラマ(立体模型)もあり、鉄道ファンならずとも興味深い場面でしたよ。
  
    
 
    東京方面から名古屋に到〜着〜デース



お知らせ〜のりこ応援団だより 56号 発行しました。7/7

 添付のご挨拶状
  

  だより56号はこちら

近況報告〜団員選出にご苦労の役員の方々へ   7/6

従前から消防団員の選出に、町内会長さんはじめ多くの方々が、ご苦労をされている現状があります。

    そうしたお一人から、お手紙をいただきました。そこには現状の困難性とご意見、廃止も含めた
   ご提案がありました。そこで、のりこは下記のようにお返事を差し上げたところです。

                            2012.7.5

   前略

   お手紙拝見いたしました。体調を崩された由、お見舞いを申し上げます。

   例年、3町消防団においては、町内会長さんや区長さんが団員選出に苦心惨憺し
  ておられることは、私も合併前から伺っていました。

   実際、幡豆消防団では定員割れが起きていましたし、昨秋の決算資料では団員と
  なっても1度も出ていらっしゃらない方が10数人おられました。同様のことは
  吉良でも見られ、数回だけの方は3団共通です。また、役場に「選出できない」と
  言っても突っ返されるとも聞いていました。

   私としては、これは本来の姿ではないと考え、昨12月議会で、3消防団の定数
  削減を提言し、市当局からも「見直す」との答弁を得ていたものです。

   このためもあってか、今年度は幡豆では、選出できない集落でも、そのまま受け
  入れられ、区長さんは喜んでおられたとのことでしたので、私も安堵しておりまし
  た。

   そんな中での○○様のお話、大変に残念でございます。再び、こうしたことを起
  こさないためには、団員の選出方法については、きちんと見直しが行われ、周知徹
  底されなければならないと思います。選出の責任は市長にあるか、消防団長にある
  のかも議論されるべきでしょう。

   そもそもで言えば、現在の消防・消火体制の中で、消防団の役割は何をどこまで
  なのかを再検証する必要があると思います。会社勤めの方が大多数になった今、訓
  練も含めて負担が重すぎないか等、見直しが必要ではないでしょうか。単に慣習だ
  けではなく、なぜ、人選困難が続いてきたのかについて、市はしっかり分析し、対
  策を講じなければ無責任です。

   ご承知のように、旧西尾市では、50年前に当時の国の方針に沿って、消防団を
  解団し、以後、火災については山火事等もありながら特段の問題もなく常備消防が
  任務を遂行してきました。また、東日本大震災では消防団員の被災に伴い、国が過
  重な任務を見直すと明言しています。操法訓練については、全国的にも形骸化・団
  員の負担が重いとの指摘もあります。少なくない公金を投入しています。それも、
  ご本人に渡らないとの課題もあります。

   私としては、これらを考え合わせると、やはり、新市全体での必要性、バランス
  等を検証、論議しなければならないと思っています。現状では、佐久島には残し、
  山火事等は別途、消防出張所の新設、あるいは大阪市のように機能別消防団などの
  対応が考えられましょう。一旦、解団し、再構築もひとつと思います。その場合は、
  火災対応より防災面にシフトするのが妥当ではないでしょうか。

   もちろん、住民のみなさんにも開かれた場で、意見交換もしていくべきと考えて
  おります。本当に必要ならば、17万住民のための、真に喜ばれる組織でなければ
  悲しいではありませんか。

   よりよい市政のために、私もこれまでと同様、さまざまに提言を続けてまいりま
  すので今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。           草々




   ちなみに、全国的に合併した市町では団員の削減が行われています。(消防庁発表)



近況報告〜名古屋、JRのリニア館へ     7/6

 今、大人気のJRリニア館に行ってきました。

   校区町内会長さんたちとの研修会です。行き帰りの車中でも、防災対策はじめ校区の課題について
   あれこれ話が弾みました。

 
  
 懐かしきかな… 堂々の本物が列ぶ           しあわせ(?)の「ドクターイエロー」は走行チェック車

   
 新幹線/架線&パンタグラフ〜動かせます        新幹線/車体を取っ払った台車〜こっちも車輪を動かせます


             


近況報告〜一色公民館の整備、多機能化   7/3

 一色公民館が来年度、ホール棟の老朽化した空調設備を改修するだけでなく、追加補強と、災害時
   対策機能を増やすことになりました。

   これは、今ある施設にいろんな機能をくっつけて、長く有効活用しようというもの。合併後に立案
  された「公共施設再配置計画」の一環です。

 増える機能は

    @飲料水兼用耐震性貯水槽の設置(倉庫は撤去)
    
Aホール棟資料室の備蓄倉庫化
    
B自家発電装置の新設(排風・ホール内事務棟の照明)
    
C津波一時待避所整備(会議棟屋上に手すり)
    
Dホール棟天井等の耐震補強
    
Eホール席の収納・床フラット化・空調整備

  

   これまでは、生涯学習課の所管で、生涯学習に関する機能だけとなっていたのですが、防災課との共同
   作業で、複数の機能を持たせるわけです。

  「そーんなこと当然じゃないの」と言われそうですが、行政のこういうコラボレーションは、実は画期的なこと
   なのです(なので、今回「再配置モデル事業」と名づけられている…笑)

   どうあれ、「どこの予算かによって、縄張りが決まる」旧態然の仕組みが正されていくのは結構なこと。
   住民にとっては、どこの縄張りだろうが関係なく、施設の使い勝手が良くなる、結構な話です



近況報告〜一色公民館整備の費用、半分以上は借金デス   7/3

 公民館の整備はよいのですが、

   但し、

     事業費4億3,700万円、半分以上の2億3,600万円が借金
 
   であることも分かっていなければなりません。
   

    借金は、3年後から始まる30年のローン返済=油断をしてはいけないのはここ。
   合併特例の交付税措置がカットされる時期から返済が始まることです。

「この事業にかかる一般財源はたった2,600万円です」と言われても、それだけを見ちゃダメ

すなわち、ゆとりローンをよいことに、あれもこれもと借金しまくるとトンでもナイことになり
ます。多くの合併市の悪しき例。

  今回は、最優先すべき地震・津波対策であり、かつ、まちづくり交付金がついたことで進められる事業です


近況報告〜議員の一般質問に苦言…しかし、答弁側にも苦言あり  7/2

 地方紙のコラムにこんな記事が載りました。

 ▼定例6月市議会、16人が登壇。218議題を行うが…中略…
 ▼問題視したいのは、一般質問の「質」。

  一般質問は議員が分からないことを聞く場ではなく、疑問点を調べた上で、
  行政側の所見や所信といった基本姿勢を問いただす場である。

 ▼にもかかわらず、いまだに「○○は何カ所あるか」「△△の進捗率は」
  「□□の取り組み状況は」…など調べれば分かるものが少なくない。

  今回でも218問の3割強が文字通りの質問なのだ…後略…。

   

    さっそく、各議長から議員に宛てて「こんなことを言われないようにしよう!」ときました。

    もちろん、そうです。同感ですよ。

   「これはなに?」の連続じゃ、議員としての問題提起や提言にはなり得ません。

   しかし、議員にそれを言うなら、私はコラム氏にも議長にも注文をつけたい。
   「答弁側も、正しく要領よく、訊かれたことにちゃんと答えるべし!!」と。

    市長も部長以下職員も、肝心のことは答えず、訊かれもしないことを長々しゃべって誤魔化すのは
    「議会に対する侮辱」ですぞ!


   ちなみに、新議長は、同紙のインタビューで「市民に見えるのではなく、見せる議会活動を」
     議会改革の必要性を訴えています。これには、私も大賛成です。



近況報告〜7月21、22日「脱原発」について学びます。  6/15


 市川房枝記念会での研修会のお知らせです。

  とき  :7月21日(土)・22日(日)

  ところ :東京都渋谷区代々木 市川房枝記念会 婦選会館

  趣旨   :チェルノブイリから福島原発を検証します。

   詳細はココです。
  

  福島事故の先行きはもちろん、何がどうなったかの詳細も未だ見えない中、大飯原発の再稼動が
   始まろうとしています。


   私は最低でも、夏場の一時期だけ期間限定を明言すべきと考えます。あまりにも議論がありません。
   無責任過ぎです。
  場所は東京ですが、関心がお有りの方は左記メールにてご一報下さい。


近況報告〜「脱原発についての研修会」の事前資料です。    6/15


 7
月の研修会前に参考資料として示されている本です。

  『放射能汚染が未来世代に及ぼすもの』 綿貫礼子編  出版/2012.3新評論

     

   脱原発を考える導きの書として読み始めています。
   

   綿貫さんは、環境学・生化学のサイエンスライター。

   「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク代表として、事故後から20数年間、
   現地の母親、医学者、研究者らと共同で汚染地域の子どもたちの健康研究を行っています。
   

    カバーから内容の紹介

     「チェルノブイリの未来世代への放射能健康影響について、女性の視点で研究を重ね、
      福島事故の起きたその年にたどり着いたひとつの仮説を紹介する。原発事故による
      子どもたちの健康被害はなぜ世界に正しく伝わらないのか。「国際原子力村」の科
      学者たちによる健康影響過小評価の歴史を検証し、今日の科学文明の意味を問う」


   「フクシマ事故とチェルノブイリ事故による汚染レベルの比較」なども示されています。




近況報告〜職員の綱紀粛正、市長その気なし!「不祥事はなくせない!」6/8

消防団の年末夜警では分団詰所での飲酒発覚、幹部職員率先の賭けマージャンなど、
  このところの西尾市は不祥事続き。

  合併後も、ルールをものともしない甘え、気の弛みには目に余るものがあります

  6月議会、榊原市長に、断固とした処分をもって綱紀粛正を求めたのは既報(5/29)の通り。
  

   当初は、

   「多くの市民に多大な迷惑をかけた。不信感を抱かせたことにお詫びする」と言いつつも、
   「悪気があったわけじゃない…」

  などの弁護が始まり、賭博についても、

   「警察の処分如何で検討したい…」

  などと煮え切らない答弁。
  

   そこで、“二度と不祥事を起こさないためには毅然とした態度を!”と求めたところ、

  答弁は、「間違いは誰にでもある!不祥事はなくならない!防げるものではない!」

  と逆切れ。
   居直り発言にビックリ仰天です!!


  間違いやミスは確かに誰にでもあるでしょう。しかし、

   ルール違反・法令違反はミスではなく故意犯(確信犯)です!
   それを誤魔化すなんて言語道断!!

   榊原市長の甘さ、これらを大した問題ではないと思っている本心がバレバレのみっともない姿。
   さらに驚くのは、これに、一部の議員席からは拍手が起きる摩訶不思議!!

   一体何なんですか、私には勿論、傍聴された市民の方にも全く理解不能でした!



近況報告〜市民に「説明責任」を果たそうとしない市長   6/7


残り任期1年となった今年、榊原市長は市民との懇談にまったく気がなく、
  恒例行事の

   
「町内会長との懇談会」

  行わないと悪びれません。

   代わりに

  「職員を派遣する制度をつくったから、会合がある時には呼んで下さい。
   市の行事や施策を知らせます。」


  ですって。
  

  実は、昨年8月の「市政意識調査」では、
   「市政に市民の意見が反映されていない」が73もの高さとなっているのです。

   市民世論調査の18年・20年では、どちらも44だったんですから。

   これは、まさに合併を強行したツケが現れた何ものでもありません。

  市民からの信頼を回復するためには、

   
「自ら市民のもとに出向いて、じっくり言い分を聴き、財政状況など現状を根気よく
    説明して、理解を求めていくしかないし、それがトップの責任」


   だと思うのですが。

   あと1年。「合併の成果」を出そうというなら、自身の行脚で融和を図るのがスジでしょうに。


近況報告〜吉良港では、水門の常時閉鎖を求める声が   6/7


のりこの議会質問や「辛口だより」で、

  国が消防団員や住民の命を守るために、防ちょう樋門
水門の閉鎖を行っていくよう方針を出している

  ことをお知らせしてきました。

  のりこは、ひとつずつを点検し、

   不要不急のものは閉鎖する、
   常時閉鎖では、支障をきたす場合は側道をつける

   など(お金はかかるけど、命には変えられません)対策を講じていくべきと言ってきました。
  

   これに対し、消防団のみなさんからは、

    「実情を知らない。漁民を無視するのか!」

   と大変なブーイングが、のりこに出ていたんですね。
  

  ところが、6月議会での吉良町選出、颯田栄作議員の質問では、

  「吉良港内の3箇所の大きな防潮扉がある。2年ほど前から防災対策として常時閉門の声
   が地元から強く上がっているがどうなのか?」

  西尾市の答弁は、

  「県に撤去を求めたところ、1基を廃止、2基は常時閉鎖とすることとなった。」とのこと。
  

  
感情論ではなく、何が問題なのかどうしていくのがよいのか、事実を確認しつつ、
   議論をしていく。

   今、何より必要なことだと感じます。



近況報告〜6月議会は4日(月)午後の登壇で2議題(質問) 5/29


 6月議会は1日(金)から始まります。初日、午前10時からは議案上程。

   のりこの質問は、4日(月)の5番目。午後3時半前後になるかと思います。

   今回は2議題。

    「市長の市民に対する政治姿勢について」(下記)
    「職員の綱紀粛正について」       (次頁)
  

   



近況報告〜2議題目は「職員の綱紀粛正について」についてです。  5/29


  残念ながら、このところ、西尾が出てくるのは、よくない話題ばかり。

   「綱紀粛正!!」市長がビシッと決めてくれなくては弛むばかりです。

   



近況報告〜愛知県の津波調査、西尾市でも調査ポイント    5/28


  先日の毎日新聞の記事です。

   「愛知県が県内10か所で津波のボーリング調査を実施。そのうちの3か所、

    ・南知多町
    ・田原市
    ・西尾市

    で過去に遡上の形跡があったため、さらに詳しく調べることになった。」

    とありました。
   

   西尾のどこなのか、さっそく防災課に訊ねたところ、「鳥羽地区」とのこと。

    どのような形態だったのか、今後どのような調査をするのか…までは分かりませんでしたが、
    詳しい内容は、県が6月に入ってから発表するとのこと。

    注目していきましょう。





近況報告〜子どもの国で愛知県植樹祭   5/24


5月19
日の土曜日、愛知県植樹祭が子どもの国で行われ、県木の

    ハナノキ         4本、
    クロガネモチ       5本、
    ドウダンツツジ   1,000本 


  が植えられました。

  この木を植えた子どもたちが、その成長を見に来てくれることでしょう。
  そう思うと、市の「樹木の里親制度」はもっと活用できるはず。

  結婚や出産などの機会に、1口いくらかを負担してもらうことで街路樹や公園に植樹できるなら

  市民は喜んで協力して下さるのではないでしょうか。


  大きく育つのが楽しみになって、一石三鳥になりませんか!?

  ところで、植樹祭は県の恒例の事業。今回は、合併1周年記念で西尾市での開催といいます。
   しかし、
   「こどもの国の今後について県の方針(廃止を含む見直し)」や

   「蒲郡線の存続」
   について、知事からの言及はなく、単に、
   
   「市長から乗って下さいと頼まれたので、吉良吉田で車を乗り捨てて、電車に乗ってきました。」

  というだけ。
  

  この地域が抱える課題について、知事が直接アピールする機会とは考えられなかったようで、
   ただのイベントだったのは残念至極です。


   でも、子どもたちの歓声はあちこちで上がっていたのは嬉しい限り。

    
                 
      




近況報告〜23年度消防団交付金、監査委員は不正を認定し、市長に是正勧告 5/22


 合併後の消防団交付金での支出、費用弁償について、321日付けで住民監査請求の手続きを
   とっていましたが、22日に結果が公式発表。

  23年度交付金の使途がおかしい、不当な支出である」との、
   のりこの主張を認め、市長に対し事務処理をやり直し、9月末までに是正するよう勧告しました。

  
  「費用弁償が明らかに重複して支払われているもの、及び、疑わしきものについては、請求人の主張を
      認める」


   その上で、市長に対し、

  「上記のものについて、再度担当部課において厳正に検討のうえ適正に処理するよう勧告する。」
  「また、今後の対応として、支払い基準を明確化するなど是正に向けた対応をするよう勧告する」

   とされました。


   ただし、「辛口106号」に掲載したように、消防団と関係ない活動(通夜や葬儀、PTA歓送迎会
   の来賓出席)にまで1日2800円の日当が払われていた事実については、

  「年度末になってから返金させている」から、ま、いいだろうという判断。


  私は、返せばいいってもんじゃない。それも指摘されてからじゃどうなのよ…と思いますが、
   皆さんいかがお思いでしょうか?

   監査委員は、
   「このような状態では、到底、市民の理解は得られない」と述べ、
   消防本部が消防団に対して、さらに指導監督を強めるよう求めてもいます。
   問題はこれらを、市長はじめ、市幹部がどう受け止めるかです

   皆さんからも、ご存知の議員に「どうなってるの?」と問いかけてみて下さい。




近況報告〜5月の議会人事、新議長決まる     5/19

 新議長以下、新年度の議会の人事が決まりました。

    これまでは、いつも1月の寒い時期でしたが、3年前、前市長の収賄事件で「塀の中から議会が解散」
    され、5月の選挙となったため、この時期に行われます。


    そもそも議長職は、自治法では任期4年とされています。

    ところが西尾では、議会内の申し合わせで、1年 交代となっており、 ほとんどが会派間の協議・調整、
    それも持ち回りで決まってしまいます。選挙は形だけですね。

   私は、議長は、会派に囚われず、その時々でふさわしい人を選び、任期は2年とするべきと主張しています。

    さらに、議長・副議長は選任されたら会派から離脱して、中立の立場で議会運営を行うべきとも言ってきま
    したが反応はイマイチ。


    新議長の工藤光雄さんは直前の監査委員。しっかり指導力を発揮してもらいたいと思います。
  

   各議員が、4つの委員会

    (企画総務・厚生・文教・経済建設  各8名)の

   どの委員会に所属するかも決めますが、 24年度、のりこは希望して文教委員会を受け持ちます。



近況報告〜「みどりの1kWh(1キロワットアワー)」サイト から 5/16つづき
                     http://midori1kwh.de/



 さっそく、永井潤子さん(前の記事参照)がアップされているレポートサイトを訪問してみました。
 

 2012.3 ドイツのテレビ番組「フクシマの嘘」
 2011.9 一挙三得?「おむつ発電所」

 などなど、市川房枝記念会・政治参画フォーラム講演で話されたことをはじめ、興味深いレポートが
 並んでいます。

 このサイトは、永井さんを含む、6人のベルリン在住の日本女性たちが開設しています。 

 「〜フクシマ以降ベルリンでは、脱原発をどう達成するか様々な議論が、交わされている。
  議論の多様性と、独自の主張に富むドイツメディアに触れられる
ことの有難さ。
  この特権をどうすれば分かち合えるのか…
そうだ!、インターネットを使えば!〜」

  そんな思いから生まれたと語られています。

 
 永井潤子さん(右)と、記念会での懇談会にて     http://midori1kwh.de/

  トップページには、1kWhでなにができるかが分り易くコピー文にされています。

  例えば、

 
 「kWh=250時間電話する」
  「1kWh=60ワットの電球を17時間(点けられる)」
  「1kWh=ヘアドライヤー強モードで50分(使える)」
など

  どうぞみなさんも訪問してくださいね。



近況報告〜ドイツの脱原発、いかに速(すみ)やかに動いたか   5/16
            (512日、東京の市川房枝記念会 政治参画フォーラムから)


 福島第1原発の事故直後のドイツのすばやい対応は、みなさんも記憶しておられると思います。

   事故の3か月後の
66日には「独国内にある17基の原発を段階的に減らし、2022年には全廃する」
   という工程表を発表。同
30
日に連邦議会が賛成多数で承認しています。
  

   この間の動きを、在ドイツのジャーナリスト永井潤子さんに聞きました。

  地震翌日の312日には、メルケル首相がドイツ国内のすべての原発の安全点検を命じ、
  14日には自ら決めた「原発稼動期間の延長政策」を3か月間凍結。17日には古い原発7
  基の運転を一時停止させ、さらに、政府諮問機関として有識者
17人からなる
  「エネルギーの安全供給に関する倫理委員会」を発足。

   その委員会は、市民に受け入れられる形でいかに短期間に核エネルギーから撤退できるか、
  その費用や産業に与える影響、自然エネルギーの利用推進などを議論。
  「脱原発は10年以内、2022年までに可能である」という結論に達し、首相に報告。
  

   冒頭にあるように、世界にドイツの脱原発が発信されたというわけ。

 わが国の政府と東電の迷走とは、比較にならないドイツの政治主導には唸ります。
  ちなみに、連邦議会では、「もっと前倒しすべき」という(反対?)意見があったため
  の賛成多数だったとのこと。

  また、ドイツは原発大国のフランスから電力を買っているとの報道があるが、それは誤りで、
  逆に、ドイツからフランスに送ったのだそうです。

 永井さんは、
  
「まだ、全廃には10年かかるが、政府がプログラムを示すことで目標となり、
   国民の間にも努力がなされるはず」
  
と結ばれました。

  ドイツの現況を含めた情報発信もしています。どうぞご覧ください。
   ⇒http://midori1kwh.de/

  フォーラムの案内資料はこちら(ご参考)


近況報告〜「消防団を例に、情報公開請求〜監査請求〜住民訴訟まで、議員の役割」
                                をスピーチ     5/16

             512日〜13日 東京の市川房枝記念会 政治参画フォーラムにて)


 フォーラム2日目の朝の経験交流にて、

  「消防団を例に、住民とともに行政を監視する議員の役割」として、
  「事例報告〜自治法242条について」を 1時間ほど解説・スピーチしました。

   地方自治法には、議会の働き・役割がいろいろ位置づけられています。242条に謳われているのが、
  監査請求から住民訴訟までの手続きと働きまで一連の流れです。

  首長を監視するーこれが議会の1番大きな役割と言えます。政策についても、予算執行、当然、決算
  の内容も、市民の利益になったかをチェックすることになります。


  
  
 経験交流にて                        

 フォーラムの案内資料はこちら(ご参考)


お知らせ〜講演会 〜西尾市の公共施設を崩壊させないために〜 5/13

 


 題名   :「市民と行政が共に学ぶ、公共ファシリティマネジメント()入門講座」

 とき    : 5月21日(月) 第1回 午後1時30分〜3時
               第2回 午後3時30分〜5時

 場所   : 西尾市役所 5階 51会議室

 講師   : 根本祐二氏(東洋大教授、「朽ちるインフラ」など著書多数)

    ファシリティマネジメント
     聞き慣れない言葉ですが、公共施設再配置を考える…の意。

    
公共施設の現状と課題を調査・分析して、より効率的・効果的な維持・管理・運営方法、
     施設配置を実現することといいます。
   

  右肩上がりの経済成長期が終わった今、各自治体とも税収の大幅減に直面。
   そんな中、過去の高度成長時代に建てられた公共施設が耐用年数を超え、次々と建て替え
   の時期に突入します。

  わが市も例外ではなく、特に合併によって、市の公共施設は大幅に増えることになりました。
   これら施設群を今後どうしていくのか…統廃合を含めた維持管理計画が必要です。

  そこで作られたのが「公共施設再配置計画」。
   先日、中日新聞でも報道されていましたね。

  新たなハコモノ建設は到底ムリ。経営感覚を持って、

  @今あるモノを、最大限に活用する
  A今あるモノの、長寿命化を図る
  Bどうしても造る場合は、既存を廃止して保有総量を抑制
  C建て替えは、機能の優先順位をつけて維持の可否を決め、順位の低いものは統廃合を検討する


  …など対策が欠かせません。
  但し、これには市民の納得と同意が不可欠。

  今回は、それを一緒に考えましょうという講演会です。
  どうぞお出かけ下さい。どなたでも参加できます。



近況報告〜《GW 愛知こどもの国、大賑わい》 5/1


連休はじめ、幡豆の「愛知こどもの国」に行ってきました。

 

 こども汽車もゴーカートも大入り満員の大盛況。これからの季節、楽しみな場所です。
           
 こどもの国駅前では、町内会の皆さんの花壇づくりに遭遇。 
  こちらも楽しみなことですね。

 駐車場は長蛇の列。名鉄蒲郡線の利用をお勧めします。




近況報告〜津波対策として、標高や浸水想定高を表示する動きが拡がっています。4/25

津波対策として、標高や浸水想定高を表示する動きが拡がっています。

  豊橋市では電柱につけることを決定と新聞に出てましたね。

  西尾でも協議中とのこと。
  示すのは“標高(海抜)”がよいのか“浸水想定”か、はたまた両方か…。

  写真は、静岡県熱海市と、南伊豆方面の松崎町の例です。

   
松崎町の海抜標識                    熱海市の海抜標識
                                (施設案内と一緒)

    
松崎町「津波注意」  浸水推定高さを示す、青いライン
 

 静岡県は、やはり何かと愛知県より進んでいるようです。
 南伊豆町では、自主防災会が率先して津波タワー設置場所を考えて、町に要望しているとか。

 ちなみに、通常、電柱への広告費は1本あたり1万円超ですが、この表示は広告とは違うと
 いうことで、無料とされている地域もあるとか。

 こういった事は、西尾市でもしっかり交渉してほしいですね。
  また、折角の標識には「最寄りの避難場所」の表示も欲しいところですね。




お知らせ  〜市川房枝記念会研修会「まちの自治を前へ」
          どなたでも参加できます。メールにて、ご一報下さい
。 4/17


 
とき  :5月12

 ところ :東京都渋谷区代々木 市川房枝記念会婦選会館

 プログラム:12 11時〜 @ 講演「大阪都構想と橋下市長の政治手法」
                       毎日新聞大阪本社 坂口佳代氏

            13時〜 A 講演「地域主権改革の現状と議会の役割」
                      山梨学院大教授  江藤俊昭氏

            16時〜 B 講演「ドイツの女性政治家と脱原発・エネルギー問題」
                      在ドイツ・ジャーナリスト  永井潤子氏

 参議院選挙に全国区があった時代、というと30年以上昔の話になりますが、その頃、
  100万票をとってトップ当選した無所属議員が市川房枝さんです。

 戦前から婦人参政権、売春防止法など女性の権利ために活動した方ですが、彼女が
  残した財団では、「清潔選挙」「草の根民主主義」を基本に女性議員を育成、支援しています。

 私も、この18年、ずっと講座に通っていますが、全国から、同じような活動を続けている
  議員が集まっての意見交換などもあり、励みになっています。

  5月の講座は、どなたでも参加できます。
  東京で、ちょっと遠いのですが、@Bの講演はなかなかに興味深いと思います。

 関心がおありの方はご一報下さい。  
  詳しくは⇒URL http://ichikawa-fusae.or.jp




近況報告〜消防白書を読んでます    4/17


 消防白書の23年度版は、消防庁・消防機関の活動状況だけでなく、東日本大震災の被害状況、
   福島原発についても多くのページを割(さ)いています。

 震災を踏まえた課題への対応として、緊急消防援助隊(全国の消防署で編成)の機能強化、
   大規模災害時での救急業務のあり方の検討など、しっかり読んでおかなければと思います。

      
      消防庁発行、A4版
      \3,000(税込)
              


近況報告〜東北の被災市町に、市職員が応援に    4/17


  岩手県一関市には、土木課から2名が土木施設の災害復旧業務に。

  1名は、すでに4月1日に出発して6月末まで。後発は7月から9月末まで。

  また、宮城県七ケ浜町には、都市計画課から1名がこの4月から来年3月末までの1年間。
   土地区画整理と防災集団移転の促進事業に携わるとのことですから、長期の支援派遣になります。

  どちらも若手のバリバリの人たちとききます。
   体に気をつけて頑張ってきて欲しいですね。




近況報告〜辛口議会だより最新(106号)発行いたしました。
          
「酒頼みの 消防団行政は やめてください!!」です。4/9


辛口議会だより最新(106号)は」こちら!

こちらは、幡豆 吉良 一色の三町と、近隣市および、東北の被災市との報酬比較です。



近況報告〜久々の休日、京都を散歩       48


 土曜日、「京都御所、特別公開」のニュースを見て思い立ち、桜を見に。

 花冷えの中でしたが、御所から閑院宮邸、東山から知恩院を歩きました。  

   
 閑院宮邸、「醍醐の桜」の子孫ですって!
    
 御所、彩の花桃                  御所、糸桜     咲き染める
 
             
 京都室町、街路樹は椿               知恩院、ハクモクレン


近況報告〜消防団の入退団式に出席      47

一色公民館で行われた24年度の式典に、所管の企画総務委員として出席しました。

  新と旧の連合会長が挨拶されましたが、のりこが「辛口だより103〜105号」で示してきた

 「旧西尾市も含め、住民に理解される団体であって下さい」
 「公費はキチンと公費として使って下さい」

  という願いや

 「実態に会わせた団のあり方を考えましょう」

  という提言は理解されていないようで、とても残念でした。

  地方紙には、この挨拶が掲載されていますが、
  私が昨年10
月に発行した9月決算の議会報告「辛口103号」について言及し、いわく、

 「我々は、『酔っ払い消防団』『飲みたがり食いたがり』」ではない」
 「消火はしている」
 「消防団が大好きで頑張っている人は消防署員に」

  などは誹謗中傷であり、許せないとのことでした。

  式終了後、団員を含め何人かの方とお話しましたが、提言が伝わっていないこと、
  併せて、上記の点について、私からの更に詳しい説明が必要と感じました。

  そこで、以下は、団員の方々へのメッセージです。


  「酔っ払い/飲みたがり食いたがり」などは、いらないと言ったのであって、
    誰も「要る」とは思わないでしょう(全員がそうだとも言ってもいません!)。

  「消火」活動について言えば、
    常備消防到着前の初期消火は、当然、団員でも住民でも誰もが行うものですし、
    団員が先着した場合は当然おやりになるでしょう。

  しかし、

  「常備消防到着後は任せ、その指揮による」というのは合併前からのルールと聞きます。

  新市としては

  「後方支援をお願いしている(危険な部分は常備に任せて下さい)」

  という消防長の公式発言を示したに過ぎません。

  「消防団大好きの、頑張っている人は消防署員に」というのは、

  地元での若者雇用策を真剣に提言したものです。

   その言葉尻ばかりをとらえ「木を見て森を見ず」ではなく、団長の皆さんには再考を促したいと思います。
  読まれた辛口は103
号だけのようですが、104〜106号でも引き続き、近隣市との比較などデータを
  掲載していますので、ご覧下さい。

   そして、先の監査委員の指摘をどのように感じられるのか、ぜひ、3/30更新の監査意見もお読みいただき
  たいと思います。

  問題は、事実の認識であり、今後です。


   私としては、これからも真摯な提言を続けたいと思います。


近況報告〜消防団についてのアンケート実施中   46

のりこ応援団で、「消防団についてのアンケート」を実施したところ、たくさんの方々から
  回答を頂戴しています。

  応援団では、2年に1度ほど、その時々の課題についてアンケートを行い、活動への率直なご意見を
 聞かせていただくようにしていますが、今回は記名での回答が非常に多いのが特徴です。

 意見欄にもギッシリ書き込みがあり、市民の皆さんの関心の高さが分かります。

 まだ引き続き到着していますので、落ち着いたところでまとめる予定ですが、やはり、

 「このままでは納得できない!」
 「行革を!」
 「公金は納得のいく使い方を!」

 「市長は説明責任を果たせ!」  に要約されます。

  併せて、

 「事実をしっかり知らせて欲しい」
 「議員としての働きを全うせよ」 との
激励もたくさん頂き、励まされています。

  私の議員としての公約の柱は、
 
 「情報公開」  と
 「行財政改革」 ですからね。

 合併という大きな事業の後は、特に、議会の機能が試される時。心して励みます。



近況報告〜ご意見や問い合わせ、カンパありがとうございます   46


この数ヶ月、県内県外からの問い合わせもたくさん届き、驚いています。

 「うちの町でも困っています」から
 「改善策の提案」
 「○○市だが、こうした実態を知らせてくれる議員を知らないか」 などなど。

 「夫が消防団に入っていますが・・・スーパーコンパニオンと関係、どうすればよいでしょうか…」
   と深刻な相談も。

 3月議会も終わりましたので、お返事をと思っています。

  また、カンパも頂戴しています。

   通信費にと切手を同封して下さる方や、「言葉だけじゃなく行動を」と言って下さる方々に感謝多謝です。

   さらに、今回判ったのは全国で「消防団問題を取り上げている議員・市民が多い」こと。

 長崎県佐世保市では、監査委員が積極的な監査を実施。不正支出に対し、返還を求めた好例があります。
  
佐世保市の消防団・監査請求・「平成21年3月5日の監査結果」です。ご覧ください。

 岐阜県旧坂下町(現中津川市)では、友人の原昌男議員が「報酬等を団ではなく団員に」と住民訴訟を
  行っていたことは承知していましたが、これまで旧西尾市にはなかった制度のため、正直これほどとは
  思わなかった不明を恥じています。これからもじっくり向き合っていきます。

  
こちら中津川市・原議員のHPです。ご覧ください。



近況報告〜遊興に「公費」なんて、許される!?…監査請求の結果  4/6


≪のりこは何を訴えたか…≫

「平成22年、 一色町消防団 8045千円、
        吉良町消防団 8935千円、
        幡豆消防団  336万円
 の運営交付金が、研修費など運営経費として支出されながら、ほとんどが遊興費
 (コンパニオン付き宴会、スナック、キャバクラ代)に消えた。
 これは実質的な報酬であり違法。ゆえに、元町長らに各交付金額を西尾市に返還せよ」

  と求めた住民請求です。
  去年の9月から、ずっと追及してきた問題。
  

  『住民監査請求』というのは、「市民が
行政に対して是正を求める最後の手段」です。

≪監査委員からの意見≫

  2,034万円の返還については認めず(理由は請求期間の1年を過ぎているため)

  しかしさすがに、研修費等を「遊び」に使いまくった消防団の山ほどの領収書に呆れたのか、

  「一部の者の勝手な遊興費支出は許されない」
  「分団への一括現金支給は問題」
  「領収書類がないなど管理がズサン過ぎる」
  「職務怠慢」
  「実績報告の提出や消防本部の管理強化を!」 と指摘。

  市長・消防団に猛省を求める。

≪のりこのコメント≫

  「遊びに遣った金は返しなさい」と、踏み込んだ監査結果を期待していたのに、実にガッカリ。
  「1年を過ぎてるから…」なんて門前払いに憤りを感じます。

  何故なら、そもそも監査委員が決算前にしっかり使途の適否、違法か否かもしっかり監査していれば、
   その時に事実は判明したはずだし、是正勧告も出来たのですから。

   とは言え、監査委員の意見では「請求人(のりこ)の言い分はもっともだ。」と述べ、3町長全員
   猛省を求め、榊原市長には具体的な改善策を示している点は評価したいと思います。

   公費を遊興費に遣ってしまったのは「風評(うわさ)」ではなく「事実(ほんとうのこと)」。
   この不景気、善良な市民(納税者)には、到底納得できない話ですからね。

  市長は、監査委員の叱責から逃げてはならず、合併を強行した責任者として、消防団の再編、
   改善に繋げなければなりません。

  同時に、消防団には公務員として、組織としての公金に対する真摯な姿勢を求めます。

  「住民訴訟」するかどうかは検討します。


  

  以下、3町それぞれに監査意見内容が少しずつ違いますので、個別(本文)ご覧下さい。
  (なお、不正支出の領収書があったのは吉良町のみ、あと2町はそれも「ない」というお粗末でしたが、
   それについての意見記述もあります。)

   吉良町 監査一色町 監査幡豆町 監査


近況報告〜吉良町消防団交付金への監査意見      3/29


≪監査委員の意見≫

  今回、請求から除外した4回の支出行為について付言すると「火のないところに煙は立たず」の例え通り、
 消防団員が公費で過度な飲食をしたという風評は、請求人の提出した遊興費の領収書からも伺い知れる。

  また、火災出動や訓練等で支給された費用弁償について、団員の了解を得たからと言って一部の者の恣意
 (勝手)により遊興に当てられた実態が、果たして、一般の真摯な団員から容認されていたか否か疑わしい
 と推察される。

  そもそも、正規の交付金受領経理に手続きは、訓練や出動の実績等、団員への費用弁償額を報告されるも
 のであるに対し、吉良町においては、前述の遊興の領収書をもとに報告していたという基本的な会計処理の
 誤りが、この騒動の根本的な原因である。

  一方、町側においても、このような誤った会計報告について長年何らの訂正指導もせず、まさに尊い血税
 を預かる立場の公僕として如何なものかと理解に苦しむ。これは、担当職員の緊張感の欠如が全ての原因と
 考えられるが、まさに請求人から杜撰な事務処理といわれても何ら反論する余地もない。
 
 猛省を促すものである。



近況報告〜一色町消防団交付金への監査意見     3/29


≪監査委員の意見≫

  こと消防団にかかる交付金について、一色町では「各種団体運営補助金交付要綱」の中で規定され、
 これに基づいて支払われているが、その算定根拠となる具体的な事業内容や参加人員など明らかにされ
 ていない。

 また、その使途についての資料が存在しない。まさに請求人の言うお手盛りの予算と言われても弁解の
 余地もない。

  このようなお粗末な実態は、住民の血税を預かる行政側として許されるものではなく、今さらながら
 も関係職員の猛省を促すものである。



近況報告〜幡豆町消防団交付金への監査意見    3/29


≪監査委員の意見≫

  こと幡豆町においては、消防団運営にかかる交付金の支出の根拠となる条例や規則、あるいは要綱等の
 規定が存在しない。そのため、費用弁償など交付金の支払いが必要なときに、消防団長から町へ交付申請
 が行われ、町長決裁により交付決定をしている。

 また、決定に必要な支出の算定根拠となるものやその適否の判断基準など明確なものの存在も見当たらない。

  このように余りにもお粗末な実態は、住民の血税を預かる行政側として許されるべきものではなく、今さ
 らながらも関係職員の猛省を促すものである。



近況報告〜吉良消防団胴上げ事件についての監査請求結果  3/29



≪監査委員の意見≫

  総会後の懇親会の場で胴上げをして事故を起こし、半身不随となるケガを負わせ、その示談金を住民の税で
 まかなったことを一般住民の視点でとらえれば、請求人の主張する通り、不当な支出であるとの誤解を受けた
 としても不思議ではない。それに士気高揚の美名の陰に、未だ病床に苦しむ仲間のいる厳粛な事実を、関係者
 一同忘れてはいないであろう。

 また、これら消防団を指揮監督する立場である吉良町が、この紛らわしい危険な行為を長年にわたり放置して
 いたことも如何なものかと推考される。

  「地域を守る消防団」というボランティア精神による崇高な活動を、市民と相互理解のもと維持継続してい
 くためにも、今後は、このような市民の誤解を招くおそれのある行為は厳に慎むよう望むものである。





     近況報告
〜市長自らの行財政改革は見えず…過去最大に膨らんだ新年度(24年度)予算に反対  3/23

新西尾市として初の予算編成となった新年度予算は、526億7千万円。
   昨年度(23年度)よりさらに膨らんでしまいました。

  昨年度は、1市3町が各々につくり合算したものだったため、駆け込み事業もあって517億6千万円と
  多額になっていたのですが、さらに9億円も上回る大盤振る舞い。

 「合併」を「究極の行財政改革」と豪語した市長なら、施策の“集中と選択”に徹し、
  身の丈に合った予算にしなければならなかったはずなのに!!

  税収は、市民税こそかろうじて2億円の伸びと見込まれていますが、合併で2倍となった市域面積からの
  固定資産税は土地・家屋・償却資産すべてにおいて減、前年比△1011億円の減収。
  都市計画税も2.2%の減です。

 その結果、自主財源は65.7%から63.4%に低下。

  普通交付税34億6千万円では、到底不足分を賄えるわけもなく、臨時財政対策債23億円を借金し、
  財政調整基金を27億円取り崩して、ようやく編成したものです。

  ちなみに、財政調整基金の24年度末残は36億円となり、17万(人)市の非常時のための貯えとしては、
  極めて心もとないものとなりました。

 5年後(28年度)からは、合併特典の交付税が消滅していきます。
  この危機感を市長がまったく感じていないことを憂います。


     近況報告
24年度予算、合併時の「新市財政計画」は、やっぱりウソ!   3/23

般会計の性質別経費を「合併すればこんなに効果が上がる」と発表された新市財政計画と比較してみました。

  人件費は102億円となる見込みが、24年度は99億9千万円と、若干の2億1千万円下回りますが、
  物件費は、79億9千万円に減るはずだったものが、30億1千万円増の110億円に。

 合併すれば、人件費等が大きく削減できるという「効果」は、まったくウソだったという事になります!

  新市財政計画は、人の数の増減だけでのカウントですが、給与や地域手当の増、
  退職金の急増などは計算に入れていませんし、さまざまに増えた業務は、どんどん外注に
  出しているため物件費は上がる一方なのです。

 もちろん、そんなに劇的な変化は難しいとは思います。
  
しかし、市長が「よっしゃよっしゃ、よきに計らえ」と言っていたら、
  出来る改革も出来ないままでしょ!!


     近況報告
〜市長は、なぜ市民の声を聴こうとしないのか…24年度予算に反対  3/23

24年度予算に反対した理由は2点。

 ひとつは、市長自らの行革が見えないこと。

 そして、もう1つは、市長が「説明責任」を果たそうとしないためです。

 市長は、なんと新年度は町内会長たちとの「市政懇談会」を行わないというのです。

  合併から1年、そして残る任期も1年。今こそ、市民の意見を聴かないでどうします?
  合併を進めた年も同じく、恒例だった町内会長たち(旧西尾)との懇談会、まったく行
  いませんでしたよね!

  昨年の市政世論調査では「市政に市民の声が反映されていない」が73%に達しています。
  旧3町でも不満の声を聴きます。

 こんな時こそ、市長自らが市民と膝をつき合わせて話を聴くべきではありませんか!
  新市についての構想があるなら、積極的に説明するべきではありませんか!
  町内会長だけでなく、団体代表だけでもなく、もっと広く一般市民との交流の場も設けるべきです!

 トップリーダーなら逃げてちゃいけません。
  残る任期は1年しかないんですよ。このままでは無責任過ぎです。


    近況報告
〜市の幹部職員、トトカルチョ賭博(ボーリング大会や麻雀大会対象)を認める   3/23


新聞報道された「西尾市職員、賭けボーリングに賭けマージャン(トトカルチョ:下注)」、不祥事続き
  
に驚かれたと思います。

  市議会にも市長からの説明は一切なく、新聞報道で知った次第。

 事は、ある部門の親睦会に、馬券形式の賭け券が配られていたことが発覚。
  数十人の参加が見込まれていたようですが、新聞報道でボーリング大会は中止。
  
  しかし、2月には賭けマージャン大会が行われていたことが分かり、その部門の
  幹部職員も参加・実行した事実を認めたものです。

  なんともはや…しかし、市長は一向に処分の気配なし!!

 最終本会議で、自分と副市長の4月報酬を10%・5%カットですって。

  本会議では、多くの議員が事実関係を糺(ただ)しましたが、まともに答えず。
  審査会も未だに開いてないといい、警察が事情聴取をするので「その後に…」と言うばかりです。

  しかし、刑事処分と行政処分は違います。

 のりことしては、警察がどうであろうが、市として管理監督責任を果たすよう求めました。
  市長の報酬カットで幕引きでは、市役所の緩みはどうしようもなくなるでしょう。


  【注】トトカルチョ(伊) とは、本来プロサッカー試合(の勝敗予想)を対象とする賭博のこと。


     近況報告
〜消防団行革に「大甘」の市長、自分にも「オオアマ」!!  3/12

まあ、何と、消防団行革で何もしようとしません。 

  以下、3月議会での答弁(一部)です。

  (質問)3団を1団にして(幹部職を減らし)経費削減を図るべきではないか。

  (市回答)合併協議の時、1団制ではなく多団制と決めたから、このまま。
 

  それなら、同じように多団制をとっている岡崎市と報酬額を同じにするべき。

      団長は  14万3千円 ⇒ 8万2千5百円、
      団員は  5万5千円 ⇒ 3万6千5百

   となり、削減が
図れるではないか。

  県内では、それほど多いわけではない。3月議会で1%削減案を出している。

   

   冗談でしょ!1%減らすって、団長は1千4百円・団員5百円ですよ。
    近隣でも、安城、刈谷、碧南と財政力の良いところでも、みな団員報酬は
     
        3万6千円 前後

    です。
    他市で出来ることが何故できない??? ごまかしもいいとこです! 
    
   市特別職の報酬の削減について

     また、今議会での削減案は、市長・副市長など特別職の給与、議員報酬の削減と

     一緒に「非常勤特別職」も報酬をちょっぴり下げるというだけのもの。

     市長    101万7千円  100万7千円 △1万円(0.98%)
     
     副市長    79万5千円   78万7千円 △ 8千円1.01%)

     議員     46万円    45万5千円 △ 5千円(1.09%)
     

     まるで子ども騙しのような「削減」だと思いませんか!?
     市長が合併の責任を担うならば、2割や3割の自主申告をすべきでしょう!!




     近況報告
   〜交付金は無くす、しかし、費用弁償で増やす!
             まさに朝三暮四
(ちょうさんぼし)!!  3/12


不明朗かつ不適当な交付金の支給は、止めることになりました…が…。

  しかし、実際はどうか?

  23年度に1,931万円だった費用弁償が、24年度予算では3,717万円に倍近くに増えているのです。

  交付金の支出が妥当だったかどうかの検証は、どこにいったのか???
   単に付け替えるだけで、市民は納得するでしょうか。

  
そもそも、団員個人あての報酬も費用弁償も、本人に渡さないで団が握っているのが不正支出のモト

  お金は「個人口座振込み」にすればよいだけのことなのに、
市長は、それすら手をつけない
  というのですから呆れ果てた話。

  
今、本当に消防団が必要か、どんな場合に必要なのか…大災害など有事の場合に必要なら、
   旧西尾はどうするのか…このままか?!

   
「常備消防力の強化と、どちらが効果的か…費用対効果の実質検証は?
    
 合併後の消防署の配置の見直しは必要ないのか?」…と問いかけたところ、

   「合併で消防署、消防団の分団詰所などは、西尾市が引き継いだが、合理的
かつ効果的な
     消防活動を確保することを目的として、消防力を再検討する
必要がある。
     消防組織の再編、配置、統合などを総合的に検討していく」


     …との消防長の答弁(市長欠席で)。
  
  
どう具体化するのか、はっきり見せるべきです
  
  24
年度予算を審議する委員会は3月14日(水)です。継続して質していきます。




     近況報告
   
〜消費税問題食料品は据え置きの意見がなぜ出ない!? 3/12

消費税増税がかまびすしくなっています。

   私も上げるしかないと思っています。

  しかし、なぜ「10かゼロかの議論」しかないのでしょう。
 「上げる上げるコール」ばかりで、議論にもなっていない。

  低所得者に配慮する「食料品は5%のままにしよう」と誰も言わないんでしょう。
  諸外国では、どこも食料品は低率です。

   安住財務大臣の弁「高所得者は高い食料品を買う」にはゲンナリしました。
  実際、税率を2530%にしても、国の借金がどこまで押さえられるのかの
保障はありません。
  社会保障の手当てだけで精一杯でしょう。
  

   ホントにどうなのか…信頼できる数字が示されないまま強行突入でしょうか。
  多くの国民が、消費税増税は止むを得ないと承知していると感じます。

  政府も、どの政党も、ホントのことを言わないから話が前に進まない。
  どこまで罪つくりを続けるのか、地団太を踏んでいます。




         近況報告
     〜あしなが育英会、津波遺児に一律200万円の一時金給付  3/2

久しぶりに、ちょっとホッとするニュースです。

  のりこ応援団から、昨春、バザー売上げの一部を「あしなが育英会」に寄付したのですが、
  その受領証明と、2011年の事業報告書が届きました。

  以下、引用します。

   

   使途自由・返済不要の「特別一時金」を3.11の2日後に決定し、
   各地の避難所などに「支援制度のお知らせ隊」を派遣、1,975人に
   一律200万円を給付しました。


   東日本大震災・津波遺児たちへのご寄付(3月11日〜12月31日)

「特別一時金募金」     44億4,275万957円  83,931件

「東北レインボーハウス建設募金」 16億9,743万7,618円  10,022件

    

   制度を知らせるための「お知らせ隊」は、職員とあしなが育英会の奨学金で学ぶ学生
    たちが5チームに分かれて、4月12日から各地を訪問。

    岩手、宮城、福島の幼稚園、保育園、小学校に申請書を発送。
    全国の中学・高校などにも拡げて、申請を促したとのこと。

   レインボーハウスというのは、遺児たちの心のケアセンターです。阪神大震災の後、神戸に
    建設されましたが、現在、仙台に本部事務所を設置。
    これから、被災沿岸部の山田町もしくは大槌町、陸前高田市、石巻市などに建設を予定
    しているといいます。

   迅速、かつ、実効性のある同会の動きに、今後も注目していこうと思っています。
    関心がおありの方は、こちらに http://www.ashinaga.org


         近況報告
      3.11、事実が映されていない報道に考える。    
 3/2

あしなが育英会の会長、玉井義臣氏の報告です。引用します。

  「私、玉井はアフリカ出張中で、東日本大震災・津波の時、(アフリカ遺児教育支援の)
   拠点カンパラに到着したばかりでした。ホテルに着き、トランクをほどき、TVのスイッチを入れました。

   経済市況を報じていた画面が一転、日本の津波風景を映し始めた。声を呑みました。

   堤防が流れる。家が流れる中に生きた家族が掌を合わせ助けてくれと拝んでいるのが見える。
   自動車が木の葉のように流されていく。その中に家族がいる。

   一家族がそっくり…中略…CNN、BBC、CATVなどが、NHKの映像を下敷きに、
   英語と中国語で叫ぶが如くアナウンスする。

   辛いのは、日本では加工して流したが、外国では死体がそのまま映し出される…後略…
   すぐ翌日、帰国した…」


  

  これまで、私が見た映像では、現地の人が撮ったものは、もちろん、ありのまま
   の姿が映っていました。報道映像では、そうした部分を避けているのだろうと漠然
   とは思っていましたが、「加工」とは…考え込んでしまいました。

   事実は事実のはずです。これは善意なのか、報道管制なのか、考え込んでしまいます。
   被災地の人たちと見るものが違っているとしたら…。

   「福島原発」はどうなのか。戦前のように、国民に真実が知らされていないとしたら、
   わが国には、この先もメディアリテラシーは育たないことになります。




        近況報告
   〜年末夜警時、消防団詰所での飲酒発覚、処分を求める申し入れ
  3/1

1月はじめ投書が届きました。それは、年若い旧3町在住の住民からでした。

  「辛口議会だよりの消防団の記事を読んで、正直、不愉快だった。
   『そんなことがある訳ない』と友人と話をしていて、詰め所を見に行こうということになり、
    夜警の夜、見に行ったら、大勢の人が『イッキ、イッキ』と掛け声をかけながら飲んでいた。
    記事はホントだった。」


  という内容でした。

 そこで、消防本部に調査を申し入れたところ、3団すべてで飲酒の事実があった
   ことが判明したため、以下のとおり、処分を求める申し入れをしました。

   住民の信頼を裏切ってはならないと、私は思います。

  


              申   入   書

  平成23年12月29・30日の両日、西尾市一色・吉良・幡豆消防団が恒例の年末夜警を
 実施しましたが、その後、各消防団の分団詰所において、団員が飲酒していたとの事実が、
 消防本部の調査によって明らかになりました。

  分団詰所での飲酒は、西尾市消防本部によって、平成23年度から禁止とされています。
 また、年末夜警後においても、火災発生時には出動する場合もあります。

  市民の安全を守るべき立場の消防団員が、本部による指示を無視し、分団詰所で飲酒する
 など言語道断であり、到底、許されないものと考えます。

  また12月市議会においても、昨年の年末夜警時に、一気飲みはしないようにとの、申し合
 わせがなされている事実の指摘と、再びそうしたことがないよう、改善の要請がなされていた
 ところでもあります。
 
  いうまでもなく、消防団員は非常勤特別職公務員であり、遵法精神の欠如は許されません。

 消防長におかれては、このように再三の飲酒厳禁の指示にも従わない消防団員、当該分団長
 に対し、厳正なる処分をなされるよう申し入れます。

  また、各団長については、管理監督責任に係る処分を求めるものであります。
                                          以上




      近況報告
  〜3月5日午後、西尾市3月本議会で登壇です。
    
〜「消防団の行財政改革」について、市長に質(ただ)します。〜  2/23


  一般質問の登壇順は、クジ引きで決めます。(受付初日の9時までの申し込み者は)
     今回は9番を引いたので、5日の4番目になりました。

「議題:消防団の行財政改革について」で、市長の考え方を質します。

質問要旨

1)団の統合について

  合併後1年が経過するが、現在の3団を1団にする調整はどのように進んでいるのか?
  いつ統合するのか?

2)報酬の額について

  岡崎市などと比較すると、現在4割方高額である。
  普通交付税交付団体に転落した今、国が基準としている報酬額(岡崎市と同額)に改める
  べきではないか?

3)費用弁償について

  他市では、訓練回数に上限を定めたり、1回の弁償額を1,000円(西尾市の3分の1)に
  抑えたりして、非常備消防費を一定割合とする行革に努めている。
  本市では、どのように節減に努力していくのか?

4)交付金の交付について
  
  消防団への運営交付金は、どういう趣旨、目的で交付しているのか?

5)交付金の使途管理について

  運営交付金は使途を報告させないなど、管理が不充分と思うがどうか?

6)個人あての報酬・費用弁償の支給について

  不明朗な公金支出を防止するためには、報酬・費用弁償などは、
  消防本部が出動状況などを把握・管理して、団員個々人の個人口座に
  振り込みにすべきと思うがどうか?

7)団員の確保について

  幡豆消防団では、1度も出動できない団員が十数名おり、
  他団でも、毎年団員確保に四苦八苦しているときく。
  事実上、現在の定数296は維持が難しいのではないか?

8)団員の訓練について
  
  生業を持つ団員の負担を軽減するために、訓練の内容や回数を見直すことを考えないか?

9)消防本部の関わりについて
  
  団員の訓練内容や回数については、
  消防本部が年間計画を策定して、これらを管理するべきではないのか?

10)西尾地区の市民消火隊や水警防団との関係性について

  西尾地区には消防団をつくらないというが、
  市民消火隊や水警防団との関係性はどのようになるのか?
  融和はどのように図られるのか?

11) 消防団の活動区域について

  西尾地区に消防団をつくらないならば、現消防団の活動区域を3町だけでなく、
  市域全体とすべきではないのか?

  合併後も合併前の区域のままでは、制度として不均衡であり、市民サービスの
  公平を失するのではないか?

12) 消防団の所管について

  消防団は、現在、消防本部所管となっているが、合併前は総務課が所管していた。
  総務部防災課の所管に戻し、市民消火隊などとの融和を図ることを考えないか?

13) 消防力の強化について

  消防団を縮小して、正規の消防署員を増やすことで消防力を強化していかないか?
  そうすれば、若年市民の雇用対策の一助となるのではないか?

14) 消防本部の分署と、消防団詰所の在りかたについて

  分署や分団詰所の配置・統合を考えていくべきではないのか?



          近況報告
  〜 一色、「交付金の使途」と「帳簿類の不存在」に対する反論書を
                       提出しました。  2/17

事業報告書(年間の事業名の羅列〜火災と水防出動の延べ数表記)がA4サイズで1枚と、
  同じく収支決算書(やはりA4-1枚の)が公開されています。
  
  そこには、
 

      収入の部・支出の部  1,696万2200円    とあるものの
      その内訳での予算額は、1,660万5000円
             決算額は、1,434万5000円    となっていて

  パッと見でも、まったく計算(帳尻)が合わないことが分ります。

   そうなると、内訳を確かめるべく帳簿・領収書がないといけないわけですが、
  
役場では、「補助事業完了検査調書」なるもので「検査済み」ということにしている…??…と。

  

   以上は、誰がみても理解不能なズサンな公金支出としかいいようがありませんし、
  どの数字が正しいのか今の段階では判然としません。
  さらに、上記決算額との差額ありで、余った分返還金があって然るべきですね!

   そこでのりこは、交付金の「交付決定通知書」には、使う条件として
 「収支を整理記帳し、実績報告を出すこと」と明記されており、その
帳簿類が
  存在しないのは、全くもってオカシイ、容認できないという反論書を提出しました。


          近況報告
  〜 幡豆、「帳簿類の不存在」に対する反論書提出しました。 2/17


  以下は、西尾市情報公開請求して公開された帳簿の内容からです。

消防団の幹部研修では、
  
  <1日目>豊田市防災学習センターを見学。
夕方、名古屋錦のビジネスホテルに到着、宿泊。

  <2日目>翌朝出て、静岡県の秋葉山に参拝。

同団員研修 その1では、
  
  <1日目>兵庫県のモリタ(消防車などをつくる企業)を見学。

       夕方、大阪なんばのホテルに到着、宿泊。

  <2日目>翌日午後にホテルを出て、大阪市内の高潮防災センターを見学、
       夜、帰着という日程。

  

   前段の、幹部研修には、一覧表にした経費内訳がありますが、それ以外の支出については、
   
 何もなし。

   幡豆の場合は、使ってから、同額を申請・交付される形ですが、ノーチェックであることが
    明らか。

   以上、とても容認できないという反論書を提出しました。



          近況報告
  〜 情報公開条例とは・・・ 2/15


 
どの市町でも、もっている条例(抜粋)です。(実施機関は“西尾市”と読み替えます。)

第1条  この条例は、地方自治の本旨にのっとり、市民の知る権利を尊重し、公文書の
     開示を請求する権利を明らかにするとともに、実施機関の管理する情報の公開に関し
     必要な事項を定めることにより、開かれた市政を推進し、もって市の諸活動を市民に
     説明する責務が全うされるようにするとともに、市政に対する市民の理解を深め、
     市民と市との信頼関係を増進することを目的とする。

第5条   何人も、この条例の定めるところにより、実施機関に対し、公文書の開示を
     請求することができる。

  〜 となっています。(そのまちの住民だけでなく、誰でも規定の書式を出せばOK
    第1条でわかるように、情報公開は、地方自治の根幹ですね。



            近況報告 
  〜 「三陸海岸 大津波」を読む… 
     2/15


 吉村昭さんといえば、戦前戦中の日本軍の歴史、また、関東大震災など史実を追った
作品群で
 “記録文学”とも称されています。

  2006年に亡くなられていますが、この「三陸海岸 大津波」は、まさに記録。

  明治29年、昭和8年の大津波。前兆、海嘯、波高、来襲、被害…と、一大轟音ととも
  岩手、宮城、青森に襲いかかった大津波のようすが克明に書かれています。

   特に、
  明治大津波での岩手県下閉伊郡田老村の全滅(1,895名死亡・陸地生存36・船での生存60)。
  さらに、昭和大津波でも559戸中500の流失、901名の死者の悲惨を
子どもの眼を通して
  記しています。

       
  重い重い本ですが、ぜひ、ご一読を。
 

   その田老村は、現在、合併によって宮古市となっています。
  前宮古市長の熊坂義裕さん(現盛岡大教授・医師)は、

 「スーパー堤防が出来たことで、住民たちは、これでようやく安心して眠れる
  と言っていたのです」

  とおっしゃっていましたが、何とも辛い話でした。

  3月10日午後、西尾市の尚古荘で、のりこ応援団の定時総会を行いますが、
   熊坂さんから
いただいたデータも紹介しながら報告します。





                 近況報告 
  (吉良町消防団の交付金使途)住民監査請求の意見陳述しました。  2月10日

先に提出した2件の監査請求について、のりこからの意見陳述です。

  監査委員に対して「交付金の実態は、その使い方、管理の面から見ても、
 事実上の報酬である」
と意見を述べ、新たな証拠書類を提出してきました。

  また、市が開示した「費目別支出」を、さらに分析した支出詳細一覧を
 示したところ、それも追加書証として請われたため監査委員に提出します。

  監査委員会が、「9月決算時には充分に監査する時間がなかった」といいますから、
 今回はじっくり調査し、妥当な支出かどうか監査していただきたいと思います。




                  近況報告
   一色・幡豆の交付金、帳簿“非公開”不服申し立てへの一次回答届く。 2月9日

交付金についての帳簿・領収書がないのは「提出させていなかった」から…
  という弁明書が消防本部から届きました。

   なんとまぁ、大雑把というか太っ腹というか、私にはとうてい理解できません。
  何に遣ったのか証明する必要がないようなお金は、現西尾市ではどの部局でも認められません。

   来週中に、弁明書に対する反論書を出す予定です。

  24年度の市の財政状況の困難さを、消防団関係者がどう理解しているのかが試される時
  だとも思います。



                  近況報告
   〜もりおか女性センター長「3.11被災地からの提言」        2月8日

市役所5Fホールは、大入り満員。それも、すごい数の男性。
 
   田端八重子さんは、淡々とした語り口でしたが、岩手県の被害状況を冷静に分析し、
  それを、今後、各自治体でどう生かすべきか…示唆に富んだ非常に重い内容でした。

   避難所では、女性や年寄り、乳幼児、障害者が肩身の狭い思いを続けざるを得なかった。
  
   仕切りや授乳室、更衣室などを求めても「非常時に、何を言うか…」「わがままだ…」
  という管理者

   しかし、
  何に困っていて、どうすれば解決できるのかの話し合いさえ出来れば、改善されるはず。
  「話し合い」を成立させるためには、

   @災害前から『避難所管理マニュアルづくり』に女性や障害者を参加させること。
   A弱者の健康管理のためには、現場で実際に働く

  助産師、看護師、保健師、民生児童委員、ケアマネージャー、栄養士、地域包括支援センター
  などを加えて「市民全体の健康を考える視点」の必要が指摘されました。

  「生活そのものが、根こそぎ失われてしまった」なかでの、弱いものイジメの現実。
   DVやレイプ、条件のよい仮住まい(旅館やホテル)へ行く人へのいやがらせ…etc
   (これらは、実は加害の側も弱者である現れなのですが)

   こうした事態が起きることを想定し、起きないようにする「避難所マニュアル」に
  なっていないが為の悲劇も語られました。





                   近況報告               
        
〜一色町、幡豆町では「交付金の使途明細、存在せず」   2月3日


吉良町分は、使途明細が公開されました。

 条例で定められているのですから、当然ですが、一色町は何と非公開

「役所が作成した手続き書類はあるが、帳簿・領収書はない」というのです。

 幡豆町も同じく「帳簿・領収書は存在しない」といい、役所の支出手続き
 書類と
幹部研修・分団研修の日程表と写真があるだけ。

 なぜないのか???                                  

 帳簿はつくらなかったのか、それとも、廃棄してしまったのか…??

 領収書はどこへやったのか…通常の役所の手続きとして信じられない話です

 それも去年の決算資料ですよ。

 とても納得できないので、条例に基づいて、市長に対して「不服申立て」
 手続きを取りました。

 よく捜せば出てくるのか、やっぱりないのか、しっかり調べてもらいましょう。

 場合によっては、公文書管理監督責任が問われることになります。

 公開された分については、これから読み込み、みなさんにご報告します。


                  近況報告        
       〜吉良町交付金について「監査請求」を提出        1月30日

決算の時、市長がはっきり答えられなかった「交付金」の使途です。

  昨年末、西尾市情報公開条例に基づいて、公開請求をしたところ、
 1月13日、その帳簿、領収書類が公開され、1,330万円余が、宴会、コンパニオン代、
 2次会費用であることが判明しました。

 残りも、飲食費、酒代、タクシー代、他団への差し入れなどです。

 現在、使途日ほか別に取りまとめ中ですが、到底、公費として納得できる内容ではありません

  そこで、監査委員に対して、
交付金の支出は不当であり、元吉良町長に896万円の返還を
 
求める監査請求を出しました

 60日以内に、監査委員が調べて、回答を出すことになっています。

 −−−−−−

  同じく、吉良町では10年近く前、入退団式セレモニーで団員を胴上げし、
 落下という事件がありました。

 ご本人には本当にお気の毒なことで、2度と繰り返してはならないと、私は、
 決算委員会でも、本会議でも 繰り返し主張してきたところですが、

 何と、他にもケガをした方がいらっしゃることが判りました。

 現に、今もしばしば「胴上げ」が行われているようです。

 「消防団は人生の教育の場である」という人がいますが、私には、これが教育
 とは思えません。猛省を求める意味で、この件についても、責任の所在をハッキリ
 させるべく監査請求を出しました。



                                                                  

                  近況報告         
         〜菜の花電車、豊橋から田原まで走ります。       1月22日

 
       恵みの雨で、乾燥注意報も少し緩みましたね。

 少々冷えますが、今の雨は春の菜の花を育むのでしょう。 

       田原市役所に伺った時、対応して下さった寺田消防長に
      「ここまでは、何で来ましたか? 車ですか?」と聞かれました。

 「もちろん、公共交通機関です。豊橋鉄道で来ましたよ。」

 「そうですか、そりゃ結構。じゃ、『菜の花電車』に乗りましたか?
  この季節、豊橋から田原まで走ってます。これから渥美半島挙げて
  『菜の花まつり』をやるんですが、そりゃきれいですよ。今日も雨
  ですが、これで菜の花がシトナリます。」

 「来る時は普通の電車でしたけど、新豊橋の駅で、そのパンフレットをもらって、
  車中読んできました。」と答えたところ、破顔一笑。

 「そりゃ、結構。ぜひ、また乗って下さい!!」

 寺田さんは、それは楽しそうに嬉しそうに「菜の花まつり」を語って下さいました。
 「行政職員は全員がホテルマンであるべし」とは言い古された言葉ですが、
 消防のトップが熱心なセールスマンであることに、私は正直、感激でした。

 帰り道は、ラッキーにも「菜の花電車」に遭遇。
 シートも黄色。華やかで、一足早い春に包まれました。
   

                                                                  
  お知らせ〜 2月7日、講演会「3.11被災地からの提言」  平成24/1/22

■講師は、岩手県盛岡市もりおか女性センター長 田端八重子さん
 副題は、「報道では語られなかった事実」

■2月7日(火)、午前10時から正午まで、西尾市役所5F 51会議室で
行われます。

 避難所での長期にわたる生活、段ボールで仕切られてはいても
数世帯の家族が寝起きを
共にする…眠れない、プラーバシーがない、
気が休まらない…加えて女性は着替えや授乳、
トイレの出入りがまる見えなどなど、恥ずかしくても避難所を取り仕切る男性には言い出し
にくく、
我慢するしかない…それでいいのでしょうか?

 地震直後の状況、避難所の現実、大きなストレスを抱える被災者の声。
震災後、いち早く岩手県の
被災者支援を行ってきた「もりおか女性センター」
センター長の田端さんを迎えた講演会です。

◎申込みは、市役所市民協働課 kyoudou@city.nishio.lg.jp
◎主催は、にしお男女共同参画市民会議・西尾市。

被災から11ケ月、ようやく現地の声が直接聴けるようになってきました。

ぜひ、お出かけ下さい。


  近況報告〜  豊川市、田原市に調査に                  1/20
 豊川市は、宝飯郡4町と。田原市は渥美郡3町で合併しています。

 両市とも合併から数年が経過し、その間の努力、効果が伝えられています。
どちらも面積は旧3町の倍。新西尾市とは、ほぼ同じ。団員は、豊川26分団705名、
田原が10分団687名団員数は、こちらの倍以上です。

 山もあり海もありというところなので、消防団の状況、22年度決算の詳細、合併時の
ようすなど伺ってきました。

 あらかじめお願いをしたところ、両市とも快く受け入れて下さいました。
どちらも700名近くの大所帯ですが、団長は1名。やはりサラリーマンが増えており、
昔のようわけにはいかないとのこと。活動について、火災出動や訓練の状況を聴取
してきました。

 ちなみに、22年度の非常備消防費は

豊川市 1億 1,731万5千
田原市 1億  553万3千

とのことでした。


近況報告〜   東日本大震災への義援金、1億5,932        平成24/1/11

 3月14日から、市に設置された「義援金受付」ですが、
昨年1215日までの本市での受付金額が、議会に報告されました。

総額で、1億5,932937円が、日本赤十字社に託されました。
旧町に置かれた分も含めて、募金箱に4852,029円。

職員から1898,698円。

窓口受付では、個人2003,0486,115円。

同じく法人613件1億2,2084,095円の浄財となったとのことです。

 ただ、現地の復興はまだまだ。
最近では、ボランティア団体、NPOを支援する「カンパ」方法もあります。
被災者に直接手渡すには、市町にも手間隙もかかります。

 こうした「カンパ」や「融資」も有効だと思います。


近況報告〜 中学校の同窓会、なつかしい顔ぶれ             平成24/1/03

 正月2日に、中学校の同窓会があり、ン年前にタイムスリップ。
まさに40年ぶりの人もあり、変ってない人はホントに変ってないんだけど、
ウッソーという人も…
というのはお馴染みの話。

私の場合は、県内の豊川市で実家も母も健在のため、
それほど離れている意識はないのですが、150人近くも集まると
やはり嬉しくなりますね。 

卒業アルバムを用意してくれた人は、やっぱり今も昔も律儀でした、ね。
自治体職員の人も何人もいて、「上手に付き合えよ〜!!」なんてアドバイスも
飛んできました。

「ハイ! ガンバリます!!」


 
「2011年12月以前については、左側メニューバーの≪近況報告バックナンバー≫にてご覧下さい。」

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