 
~ 12月議会、市長や議員の期末報酬値上げに反対・・・・・12/28
 |
最終本会議では、・・・・・

は「市長ほか特別職、議員の報酬アップ」に反対しました。

わが国の実質賃金は、1997年以降まったく上がらずに下がり続け、97年を100
とすると2016年は89.7とのデータがあります。
市の財政状況は、先行き不透明なまま、市民病院、大型焼却炉の建設と巨額の待った
なしの問題があります。
「そんな状況のなかでは上げるべきではなく、先憂後楽・・・市民が実際に景気回復
を感じられるようになってからにしよう」というのが反対の理由です。
 の 討論です!!

みなさん、本年もお世話になりました。
      
ご支援に感謝し、このHomePageを来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
|
~ 毎日新聞の「イクボスの記事」・・・・・12/26
 |
西尾市・中村健市長が、
この2か月間18時以降の公務を休む育休について、・・・・・

 
毎日新聞中部報道センター Facebookにも

18時以降の時間休であることがちゃんと伝わっていなかったり、
特別職に育休なんていかがなものか・・・いや、自分も夫の育休
で救われた経験がある・・・など賛否両論を聴きます。

「滅私奉公」が称賛された時代もあります。
しかし、未だに過労死があり、ブラック企業がなくならない社会は
やはり歪みです。
日本の自殺率は先進国中でも飛びぬけて高く、年間2万人、特に働
き盛りの男性が自死しているのです。

中高生だけでなく小学生までもがイジメで自殺する、70代の親が
家庭内暴力の息子を手にかける・・・とてもじゃありませんが豊か
な国とは言えないんじゃありませんか。

「精神的な豊かさ」「生きやすい社会制度」を求めてもバチは当たら
ないんじゃないか…と思います。

|
中学生と市長との・・・・・

意見交換会「学生議会」が一色中学校で行われました。

生徒10人が、グループに分かれて3つのテーマで質問と提言。
❶公共交通の使いやすいまちづくり ~ 一色に人が集まるために
❷一色町の強みを生かしたまちの、活性化を考える
❸海のきれいな一色町にするために、できることを考える

❸では、
「アサリの不漁対策」とともに
「産廃処分場の建設計画では、土壌や海に影響が出ると思うがどうか?」
との質問が出され、
市長からは、
「どこかに産廃は必要だけれど、計画されているのは海のすぐそば。
日本でも最大級の巨大な最終処分場で、一色中の200mの距離で
すから、埋立に伴う粉塵や騒音、臭いなどの環境への悪影響、また
日に何百台のトラックの往来と交通安全上の問題もあります。
だから一色中生には真剣に考えてほしい問題です。南海トラフ地震
では液状化現象もあり、有害物質が海に流れ出る心配もあります。
生田地区には受け入れられないので、市長就任から『西尾市は反対』
と言っています。ひとりでも多くの市民に知ってもらい考えてもら
って、西尾市の未来に悪いことが起きるという考え方を共有してほ
しいと思っています。」
「判りやすくメリット・デメリットを解説した動画をつくりました。
ユーチューブでも見られるので、ぜひみんなで見て判断して下さい。」
と回答。

    
もしも・・・の時には、この子たちの将来がかかっているのだとの思いと
今の大人の責任を新たにしました。
|
~ その3
子どもたちの家庭環境を、どう把握すればよいのか?・・・・・12/18
 |
では、保育園への入園、家族の介護を抱えている家庭は、・・・・・

どのように判定されているのでしょう?

「子ども部」に確認したところ、入園申請の時に提出する書類では、
・家族に要介護者がいる場合
・家族に障がい者がいて介護している場合
どちらも、フルタイムの就労と、同じにみなして入園しやすい配慮が
なされていました。
(診断書や介護認定書などを添付して申請、更新は半年ごと)

そうした家庭の数を確認すると64件。
各保育園に2~3件はあるわけです。

そこで、ある保育園の園長さんに聞いてみたところ、2件あるとのこと。
さらに、
「今、心配しているのはそれ以外にも『精神を病んでいるひとり親が、
小学生2人、保育園児、2歳児の子ども4人を抱えている家庭』があるんです。
できるだけお迎えの時間とか配慮はしていますが、やれることに限界がある
ので、市の家庭児童支援課に一緒にいきましょう。応援してくれますよ・・・
と声がけをしているんです。」と話してくれました。

教育長はこれらを踏まえ、 
「教育委員会としても保育園との意見交換を密にして、子どもたちの家庭環境
の把握に努めます。」と明言されたので良かった!!!
|
~ その2 家族介護者に支援を ・・・・・12/18
 |
「日本ケアラー連盟」の調査によれば、・・・・・

小中学校の児童・生徒の中には、やはり重度障がいの家族や兄弟の
世話を担っている子たちがある、との結果が出ています。

遅刻ばかりする子や、宿題をやってこない子の中には、そうした
子どもがいるというのです。
家族の世話をするのは、褒められることで当然と思われていますが、
それも程度問題。

現実に、小さな背中に背負いきれない負担を、負っている子どもたちが
いる実態がみえます。
その子自身が、学校から脱落したり、人生を諦めるケース・・・も、
未だに存在するのです。

教育長に訊いたところ、自身の教育歴のなかではハッキリそうした例は、
2件あったといいますし、子どもたちの作文などでも、見聞することも
あるとのことでした。
しかし、現状では個人情報保護が言われ、家庭訪問も玄関先だけのご時世で、
家庭環境を把握するのはとてもムズカシイとのこと・・・。

これは何とかしなくちゃいけません。 
|
~ その1
家族介護者(認知症高齢者や、重度障がい者を介護する家族介護者:ケアラー)への支援を・・12/17
 |
12月議会、2つ目の議題は、・・・・・

 
「認知症高齢者や、重度障がい者を介護する家族介護者への支援」
について訊きました。

先日、福井県で90歳代の親と70代の夫を介護していた妻の殺人事件・・・
介護疲れに思い余った挙句だったようです。

Q1:在宅の認知症高齢者が増加しているが、施設入所はますます困難。
さらなる支援策が必要ではないのか?
A1:家族交流会や個別相談を増やしている。
「介護者カフェ」も8施設で開いているが、
「認知症ケアパス=Q&Aの冊子」も作っていく。

Q2:重度の障がい者や障がい児を在宅で介護している家族について
どう把握しているか?答弁:
A2:29年のアンケートでは、主な介護者は
母親が45%、父親18%、子どもが17%だった。
障がい児については母親が95%、父親43%。
18歳以上の障がい者の介護は約3割が70歳以上で高齢化が伺え、
まさに大きな課題である。
3社会法人で相談支援を行い負担軽減に努めているが、福祉課と地域
包括支援センターとの連携もしっかり進めていきたい。

Q3:介護と育児のダブルケアに悩む介護者も多いが支援策はどうか?
A3:現在のところ、具体的には把握していない。
それぞれのケアプランを作成して負担軽減に対応していきたい。

|
~ 12月議会の報告、本市の風水害対策は充分か?・・・・・12/15
 |
各地の台風19号の被害から、本市の風水害対策を訊きました。

Q1:矢作川、矢作古川の氾濫対策はどのようか?
|
A1:矢作川分派堰の完成後、矢作古川への流量は毎秒200㎥に制御されている。
過去最大のH11年の東海豪雨の時は毎秒590㎥で、堤防から水面で手が
洗えるほどだったが、現在の水量はその3分の1に減らされている。
|
Q2:朝鮮川、広田川、須美川、安藤川での氾濫想定はどうか?
|
A2:H27年の水防法改正で、最大規模の降水想定と変わった。今年度その結果が
出るので、来年度の雨の時期の前に新ハザードマップを公表したい。
|
Q3:地震時と風水害時の避難場所の混同による被害もあるときくが、どうか?
|
A3:これまでは地震時の訓練ばかりだったが、地域によっては洪水や土砂災害に
備える訓練も行いたい。そうした中で避難場所の別も理解してもらいたい。
|
Q4:豪雨時、防災行政無線の放送はほとんど聞こえない。他の方策も考えるべきでは?
|
A4:危険情報は防災アプリやエリアメールで発信しているが、防災ラジオの交付を
している近隣市もある。より良い方法を検討していきたい。
|
|
~「イクボス」宣言についてインタビューを受ける ・・・・・12/13
 |
中村市長が・・・・・

2番目の男の子が生まれたことを機会に11~12月は公務を18時までに
すると「イクボス宣言」。

その件で、毎日新聞記者から「どう思いますか?」とインタビューを
受けました。大いに歓迎です。

以前視察したノルウェーの例を紹介し、良い取組みと評価しました。
北欧では父親が1か月の育休を取るのはもはや当然。
みな共働きですから国策になっており取得率は90%以上。
両親が助け合って子育てをすることが常識となり、父親が育休を通して
「家族の存在を再認識し、子育ては労働に勝るとも劣らない創造的な仕事
と評価する」と社会全体に良い影響を与えていると言われて久しいのです。

私は、「父親の積極的子育て」は虐待防止にもつながると思っています。
わが国ではまだまだ「育休」は認められていません。女性でも出生や子育
てをきっかけに退職するケースも多々あります。

「男が育休かよ!」との風潮も強いなか、市長自ら積極的に育児に参加して
いく姿勢は必要です。
鈴木三重県知事も2度の育休を取得、時間休みを組み合わせるとか3~5日
間とか、全国各地で首長が育休を取る例が増えています。

市長には育休を通して、「西尾市の子育て」や社会のあり方を考え、次の
施策に活かしてもらいたいと期待します。
ちなみに今後は介護休暇も大きな課題でしょう。
  
|
~ バスの地域説明会、その他の地域では・・・・・12/8
 |
この後のバスの地域説明会は、

下記の日程で行われます。

12月14日(土)午前10時~ 西尾勤労会館1F研修室
同 午後 2時~ 西野町ふれあいセンター にしのまちホール
12月21日(土)午前10時~ 寺津ふれあいセンター ブルーホール
同 午後2時~ 福地ふれあいセンター グリーンホール

※ 市役所ホームページ説明会ご案内
|
~ 六万石くるりんバス再編(案)の説明会・・・・・12/8
 |
くるりんバスの再編については、・・・・・

辛口137号でお知らせした通りですが、地域説明会に行ってきました。

詳細は業者選定後のため、概要案としての説明です。

12月7日の午前は「米津公民館」。
くるりんバスの市街地線を分割して、米津町内と南中根までの延伸コースと
同じバスを、シャオ経由で西野町ふれあいセンター、碧南市鷲塚まで伸ばす
コースを説明。

その夜は「市役所」で。
市街地線の距離を短縮して、便数の増と8つのコース全般を説明。

 

8日午前は三和ふれあいセンター。
くるりんバスの東廻り線をつくしが丘経由、平原まで延伸するコースと三和
から高落、岡崎市中島のスーパーに延伸するコースの説明がありました。
三和では、一色公民館(西尾駅⇔現状640円)やさかなセンターまでも
〈市内とし200円〉で行ける設定に驚きの声が上がりました。
思わず財政面を心配しますが、名鉄東部交通には現在でもこの路線には年間
2,000万円を市から補填しているとのこと。

料金を市内均一にし、安価にすることで(補填を)目に見える形で
「バスに乗ってもらいやすさを追求した」といいます。
    
ちなみに、定期券は1か月で3,000円ですが、家族の誰でも使える形だそうです
|
~アフガン・中村哲さんを悼む・・・・・12/6
 |
中村哲医師を知っているわけではありません。・・・・・

 
アフガニスタンでの活動を報道で知り、「医者、井戸を掘る」を読んで
いるだけです。

しかし、それだけでも充分に彼の実行力と強く熱い想いを感じることが
できました。
淡々とした言葉に揺るぎない人々への想いをいたすことができました。

ニュースの中で、アフガニスタンの人が
「彼は死なない。心の中にいつまでも生き続ける」と語ったことが、
すべてのように思います。

昔、アフガニスタンはどこまでも緑に覆われた土地だったそうです。
大干ばつと戦乱で、荒れ果て、人々は難民となった・・・30年かけて
広がった灌漑用水と農地・・・中村さんが取り戻そうとした緑の大地
の夢が引き継がれますように、ただただ祈るばかりです。
|
映画「新聞記者」で話題となった望月衣塑子さんの講演。・・・・・

楽しみにしてきましたが、さすがの歯切れの良さ!
イメージとはちょっと違う高い声(俳優の濱田マリみたい)は講談調。

菅官房長官と記者会見の様子が、声色を交えて紹介されましたが、
ドンドン突っ込んでいく一問一答は、議会でもお手本にすべき「追及」を
ビンビン感じました。

官房長官が「どうにか黙らせられないか・・・」とあちこちに手を打ち、
彼女の締め出しも画策されたようですが、そりゃあ、情けない!!
きっちり答弁しなけりゃ政府代表とは言えませんよねえ!
 
近年の「安倍政権の武器購入」にタガのハズレを感じない人はいないん
じゃないでしょうか!

  
著書を仕入れてきました。これで、お正月休みが楽しみです。
 武器輸出と日本企業 望月衣塑子(角川新書)
 同調圧力 望月・前川喜平&マーティン・ファクラー(角川新書)
 権力と新聞の大問題 望月&マーティン・ファクラー(集英社新書)
 安倍政権 100のファクトチェック 望月&南彰(集英社新書)

※ファクラー記者は元ニューヨーク・タイムズ東京支局長。南記者は朝日新聞記者

|
少しご無沙汰しました。

137号
表面は、かねて議論されていた「6万石くるりんバス」のリニューアルについて。
これから運行事業者を選定、現行の3路線を8路線に再編し、来年4月からの運行を
めざしていますのでご注目下さい。
なかなか良く目配りされていると思います。
地域別の説明会が今週7日から始まります。

裏面では、吉良支所棟の改修のドタバタです。
C新聞の記事でさらに訳が分からないとおっしゃる方もおられるようで・・・
納得のいかない「Y建設の顛末」について。
実は、Y建設からの要求金額には「設計を社外に外注した費用600万円余」も
含まれているというからビックリです!!
外注も予め市の許可を得ていれば出来ないことではないといいますが、論外でしょう。
こんなことになったので判明した事実だといいますから、二度ビックリ!
上場企業とも思えない乱暴・・・論外も甚だしい「難癖」です。

どうぞご意見もお寄せ下さい
|
~ 12月議会での 登壇は、12月3日午前の予定・・・・・11/28
 |
12月議会は、この29日から始まります。

のりこの登壇は12月3日の3番目。早ければ午前11時半頃から始まります。
前のふたりが60分ずつとなった場合は、午後1時からになりそうです。

議題は2つ。
❶このところの台風被害を踏まえて、西尾市の風水害対策について
❷介護や看護の必要な高齢者・障がい者を在宅で担う家族介護者(ケアラー)の
支援について

❶では、矢作古川の洪水の危険性はなくなったのか、ハザードマップでは
浸水可能性が示されているがどうなのか、南海トラフ地震対策の訓練
ばかりだが水害対策も行うべきではないか等々を訊きます。
❷では、福祉課・長寿課・子育て支援課・保健センター、また、教育委員会
には親や兄弟の世話に追われている児童生徒がいないか・・・など支援の
体制を質します。

どうぞお出かけ下さい。

|
~ ノルウェーの楽しい選挙・・・講演会・・・・・11/27
 |
三井マリ子さん(ジャーナリスト)の・・・・・

「ノルウェーの選挙制度と民主主義の実践」
豊橋市での講演会にのりこ応援団の皆んなと一緒に出掛けました。

1999年のノルウェーの総選挙視察については、11/9報告した通りですが、
三井さんのトークは軽妙洒脱。
楽しく、しかし、政党が正しく機能している国でこそ実践できるのだという
現実が厳しく語られました。

マリ子さんとは久々の邂逅で、帰宅後にメールをいただいたので、
講演会の感想を送ったところ、下記にブログ配信されましたので、
ご参考まで。
■「ノルウェー・ショックは後の私を決めた 」
https://frihet.exblog.jp/30586803/
■https://frihet.exblog.jp/30434646/
ノルウェー「高校で行われる政党討論会」18歳から選挙権だけでなく
被選挙権もあります。(←こちらもご参考まで)
|
19日、女性議会が昨年に引き続き開催されました。

❶鈴木清子さん:クリーンセンターへのごみ搬入時の渋滞緩和策~事業系と
一般系のごみブースを分けられないか。
男女共同参画を推進する地域リーダーの育成~具体策がほしい。
❷鋤柄美和子さん:西尾市の農家の今後~将来が見える具体的なビジョンが見えない。
必要と思うがどうか。
❸鈴木百合子さん:西尾駅周辺の賑わい創出について~「城下町PRIDE」の振興策は?
❹尾崎百合江さん:災害時要配慮者の避難と事前対策について~福祉避難所への受入は?
デイサービスなどの送迎時に被災にあった場合はどのようか?
❺柴田桂子さん:水産業の活性化に向けた取組みについて~漁業の6次産業化への取組みは?
若手担い手の育成策は?
❻大溪明日香さん:スマート子育て自治体をめざした取組みについて~
保育園・学校おたより情報共有アプリの導入、PTA等の活動を
スマート化するアプリの導入を提案。
❼松井知代美さん:子育て家庭の支援について~引きこもり支援の相談・窓口は?
児童虐待への具体的な取組みは?

と、今年も身近かで具体的な質問が相次ぎました。
大溪さんからは、アプリ導入時にはご自分もボランティアとして参加してもよい
との発言もあり、頼もしく感じた次第。

 も、災害時要援護者については、
今年3月と9月に取り上げたばかりですし、子育て支援と介護者支援については
12月議会で質問します。

|
~ 大船渡市役所、台風19号では土砂災害が・・・・・11/17
 |
大船渡市でも、当時からすると人口は減っています。


被災した地域はどこも少子高齢化があったが、それが一気に進んでいます。

大船渡では主産業の漁業、サンマ漁は港湾設備や市場が復興して盛り返しつつ
ありますが、他はセメント事業があるものの若い人の新たな就業は難しそう。
さらに、台風19号では山間部を大きな土砂災害が襲ったそうです。

内陸部の盛岡市から鉄道はありますが、内陸の中間地点の遠野市まで1時間半近く。
さらに沿岸部までは車で50分はかかります。

JR大船渡線は線路が流されたまま未だに回復せず、陸前高田市からは鉄路の跡地を
専用バス路線にしてようやく成り立っている状況。
三陸鉄道はご承知の通り、今春ようやく全線開通を喜んだばかりだったのに、
台風19号で
大きな被害・・・今週、部分開通で、あとは来年3月に全線回復をと聞き
ますが大丈夫でしょうか。

国は復興に介入するのでしょうか。 
私には、自力での再興は難し過ぎると感じるばかりです。

大船渡市役所では、当時、  
「市民会議や子ども会議をもって『まちづくり』を語り合ってもらった」
といいます。

そして、来年の10年目には当時の会議に参加した方々を再招集。
「10年後の今」を語り合ってもらう計画とのことでしたが、どんな意見が
聞けるでしょうか。
|
陸前高田から大船渡市に移動。津波伝承館では、・・・・・


館長さんから当時の状況を伺いました。
「地震だ! すぐ津波が来るぞ! 逃げろ!逃げろ!!!」の声と共に
回されたビデオは、克明に時々刻々を映し出しています。


館長さんは、当時、三陸銘菓の「かもめの玉子」のさいとう製菓の役員をやっておられ、
「すぐに店内の皆に声をかけ、300~400m離れた高台に逃げたのですが、
津波が来ると思っていない人があまりにも多かった・・・」と。

自分は被害には合わない・・・大丈夫だ・・・という「正常化バイアス」が避難の
じゃまをするとよく聞きますが、ビデオにあったのはそんな姿ばかり。
館長さん自身は昭和初期の津波、明治の三陸津波があったこと、チリ津波では津波
高こそ50㎝ほどだったが、750キロ離れた南米大陸の地震が1昼夜で日本まで届
いた事実を踏まえれば、「地震だ、津波が来るぞ!!」は当然だったとおっしゃいます。

 
救える命でした・・・。
問題は、どう伝えるかです。
|
~ 陸前高田市・・・市街地造成が続く・・・・・11/15
 |
市役所始め指定避難所もその多くが・・・・・


 
東日本大震災津波伝承館でのスナップ(高田松原津波復興祈念公園内)

流失した市街地・・・何もないだだっ広いだけの土地は、ほぼ嵩上げ
工事のめどがついたそうですが、その6割は今後が定まっていないと
いいます。

被災当時の予算規模の10倍となる、1000数十億円が復興予算として
投入され、新たなまちづくりが行われ、防災センターや消防庁舎などが
整備されていましたが、市庁舎はまだまだプレハブの仮住まい。

400名いた職員もその4分の1が流されたとのこと。
現在も名古屋市始め、全国各地から派遣されている職員55名の力を借りて
運営しているそうですが、懸命の努力とまちづくりの回復に敬意を表しつつ、
資料を見せていただくほどに、呆然自失のようすを垣間見る思いでした。

「自治体学会」でご一緒したことのある、福田利喜議員が議長になっておられ、
もう少し時間が欲しいところでした。

今夏、モニュメントとなった一本松の近くに 
「高田松原津波復興祈念公園」 と
「東日本大震災津波伝承館」 が
整備されています。
|
~ 仙台市視察、荒浜地区と閖上(ゆりあげ)地区へ・・・・・11/14
 |
震災当日、荒浜小学校の屋上で・・・・・


助けを求める児童40数名と、近隣からの避難者の姿を覚えている方も多い
ことでしょう。

現在、ここは津波遺構施設となり、私たち以外にも学生グループや視察団
らしき多くの人々が訪れ、ビデオ&ボランティアの説明を聞き入っていま
した。

荒浜地区は、伊達政宗が拓いた運河沿いに栄えた古い集落でしたが、現在は、
津波危険地域の指定によって住居は建てられず。
震災当時の住民は、みな3㎞以上離れた市街地寄りの住宅地に移転し、集落
そのものが消失していました。

閖上地区は荒浜から5~6㎞南ですが、津波が遡上した名取川の河口にあります。
ここも荒浜と同様に正宗公の運河で栄えたそうですが、地域力があったためか、
多くの住民が5mほど嵩上げした元々の地域に、共同住宅を希望して引き続き
住んでいるとのことでした。

すべては流された後、8年が経過。  
復興が見えているとはいえず、仙台市街地との落差を感じるばかりでした。
|
~ 企画総務委員会の視察で13~15日、陸前高田市ほかへ・・・・・11/12
 |
年に一度の委員会視察。


今年は犬飼委員長の肝入りで、東日本大震災後の防災・減災対策で東北へ。
❶仙台市、❷陸前高田市、❸大船渡市 に伺います。

石巻市もそうですが、大船渡市でも先の台風19号でさらなる被害を受けたとのこと。
視察には十分な対応ができないかも知れないとも聞いています。

 
既に日程は決まっていましたので受け入れていただけるとのことですが、しっかり
現状を視てきこなければと思います。
|
~ 「ノルウェーの楽しい選挙」があります・・・・・11/9
 |
北欧の先進国「ノルウェー」での選挙の投票率は80%。


そんな国では、どんな選挙なのか・・・を語る講演会があることを友人から
聞きました。

高福祉高負担といわれ、修正社会主義で民主的な政治が行われていることが
知られています。

私自身は1999年の秋、ノルウェーの選挙制度を視察に行く機会あり、選挙
制度の変遷と政党の選挙運動を含めて「国会議員選挙」をみてきました。

わが国の選挙、特に運動については「あれもダメ」「これもダメ」といわれる
ようにさまざまに制約があります。
昨今、「政治不信」が蔓延しているように、そもそも政治に携わる人間があまり
尊敬されているとは言えない・・・「政治に関わること」自体が評価の対象にな
らないような状況があります。
本来的ではない姿ですが・・・残念。 

当時の は議員のサポーターではあったものの、自身が議員になる
なんて思ってもいませんでしたが、
「民主主義が実践されている国」
「国会議員の4割が女性の国」
には興味があったのです。行ってみて「目からウロコ」でした。

わが国の選挙制度はまったくお粗末だと思います。
もっともっと選挙制度を工夫すれば、「良き国」が創れると考えているのですが。

演題:「ノルウェーの楽しい選挙」
講師:三井マリ子さん(ジャーナリスト)
日時:11月24日(日)15:00~16:40
場所:豊橋市民文化会館 2F第4会議室
|
~西尾市民病院での乳がん検査・・・発見率向上・・・・・11/7
 |
市民病院での乳がん検査では、・・・・・

新しい器機が導入されたことを応援だよりでお知らせしましたが、
広報に詳しく載っていました。

それは「3Dデジタルマンモグラフィ装置」。

・同装置は、優れた画質での撮影や低被爆などのメリットがあり、
3Dトモシンセシスと呼ばれる技術でより正確に診断できるといいます。
3Dトモシンセシスというのは、角度を変えて複数の方向から撮影し、
収集したデータを3次元的に再構成して断層画像を作成できる技術だそうです。
・それによって乳房断面の画像を得ることができるので、2Dマンモグラフィでは
見つけ難かった病変、正常な乳腺に隠れてしまいやすい病変を見つけ出すことが可能。
病変に焦点の合った断面を観察できるため、発見率が向上するとのこと。
広報にしお10月16日号「市民病院通信」より

 
:女性スタッフによる乳がんドックは、視触診・マンモグラフィ・超音波など。
また、上記「通信」では、慢性呼吸器疾患看護認定看護師 青山理さんに
よる気管支喘息の自己管理のやり方、正しく治療すれば良くなる病気と判
りやすい解説も。

|
11月5日、「津波災害の日」に寺津小・中学校での合同訓練。

❶耐震性貯水槽の「蓋」を開いて、圧力をかけて吸引し、水道栓から
供給する方法を実践。
中学生たちには、加圧ポンプが防災倉庫に格納されていることや
貯水槽の吸引口とホース吸入口との接続の仕方などの説明に加えて、
「災害時には大人たちに教えてあげて!」と奨励。


❷災害地でお馴染の自衛隊による炊き出しでは、野外炊具車による
「ご飯を600人分」が提供されました。
6基のコンロを搭載し45分以内に200人分(最大250人)の主菜・副菜が
調理できるそうです。

|

❶矢作建設からの金銭的な要求 その2
吉良支所棟は工事が完成したら、SPCに買い取ってもらうことになって
いたが、工事中止によって9カ月遅くなった。
市の不法行為であるから、その間の金利も含めた損害金3,759万2,876円を
支払え。
市:買取り予定日は、SPC(エリアプラン西尾)と協力企業である矢作地所、
西尾市の3者で合意して延期したものであり、市が一方的に行ったもので
はなく不法行為とはいえない。
また、金利分などはSPCと協議している。
そもそも、そんな請求は矢作建設から市に請求できる筋合いのものではありません。

【アンダーラインの解説】
・買取り契約はエリアプランと矢作地所間で行われたもの。
・矢作建設は矢作地所から建設を依頼された下請け企業でしかない。
・エリアプランは矢作地所から買った後、市に売ることになっていた。
⇒要は、PFIでは建物完成までにこうした売買が繰り返される仕組み。
市の手に渡るまでには、それぞれの企業の儲けが含まれるわけですね。

結局、のりこが「市が直接発注する建設の方が安く出来る」と主張するのは、
こうした中間マージンが発生しないからなのです。
 みなさん、いかがお感じになりますか?

|
~ 企画総務部会、矢作建設の要求がわかりました・・・・・11/3
 |
企画総務部会では、・・・・・

矢作建設の要求がどのようか・・・また、その対応について市から説明が
ありました。

❶某新聞紙上で話題になっていた「基本設計を返せ」との請求。
但し、その後、請求内容は「矢作と市との打合せ資料」に変更された。

市:もともと、今回の基本設計は市が作成しています。したがって矢作は基本
設計を作っていませんし、市が矢作と契約したのは「実施設計の作成」な
のです。
ですから『基本設計は納品していただいていません。「打合せ資料」なら
返還します』と回答しました。
(但し、今は紛争状態なので、返還は決着がついてから)

❷矢作建設からの金銭的な要求 その1
この設計業務のため、「第三者の企業2社に委託した経費」と「矢作建設の
人件費」の合計652万2,582円を損害賠償金として払え。
 
市:そもそも、市は第三者に外注に出す話を聞いていません。
また、そうした場合は契約上、予め市の承諾を得ることになっていますが、
矢作建設はそれを怠っています。
したがって損害賠償どころか、市に対する契約違反であり、到底認められない
言い分です。
|
さて、宅配介護食では、・・・・・

☆冷凍おかずセット(日東ベスト):ステーキ、鮭のタルタルなど30種
1食 500~600円
☆食楽膳(SOMPOケアフーズ):ソフト食=すき焼き、とんかつなど28種
1食660円
:ミキサー食=オムレツ、ビーフシチューなど28種
1日分 1,100円(主菜2品・副菜3品)

「親子丼」もおじや風あり、やわらかめあり、味付けもいろいろ違うみたいです
から食べ比べてみると良いかも。
「すき焼き風よせ煮」なんて見た目は普通のすき焼きですが、舌でつぶれる位に
調理されているそうです(友人からの情報)。

プリンやゼリーなどおやつも少量で栄養価が高くなっていて、口がマズイ時にも
良さそう。
カロリーも表示されていますから、どれほど栄養が取れたかも判断しやすいですね。

慣れない向きには抵抗があるかも知れませんが、ご本人の体調次第ということもあ
ります。
また、介護する側の体調がすぐれない場合の臨機応変はOKでは?

 
栄養は口から取るのが何より一番ですし、体調が回復すれば介護食から普通食に戻す
こともできるわけで、気楽に試してみてはいかがでしょうか。

|
冷凍やレトルト食品、一昔前からすると・・・・・

格段に美味しく、多種多様ですね。

普通の食品だけでなく介護食品も同じく、選ぶ楽しみも格段にアップ!
食べる力が弱った人でも安全に食べられるように軟らかくしたり、とろ
みをつけたりした食事を1品ずつパックにした冷凍やレトルト・・・
値段は1品200円前後。
高いもので500円ほどでしょうか。

配食サービスのお弁当を試食した勢いで、何店かの介護食品コーナーを
覗いてみました。
冷凍やレトルトでは、  

☆あいーと(イーエヌ大塚製薬):サバの味噌煮、しょうが焼きなど31種
1品500~600円
☆ふっくらおかゆ(亀田製菓) :梅がゆ、海苔がゆ、おはぎなど
200g
170円
☆ソフトデリ(フジッコ) :しば漬け、つぼ漬けなど
100g
180円
☆やさしいとろみ(永谷園) :味噌汁、お茶づけ
6袋360円

とメニューもさまざま。
|
~ 吉良支所棟の改修、実施設計が発注される・・・10/26
 |
かねて課題の吉良支所棟、・・・・・

仕切り直しの実施設計。
一般競争入札の結果、8事業者のうち5社からの応札があり、昨日付け
(10/25)で発注されたとのこと。

実施設計の出来上がりは来年3月の予定で、その後に工事着工ですから、
残念ながら1年近く遅れることになります。

しかし、先にお知らせしてきた通り、
「当初の予算1億5千万円が2億5千万円近くになったり、設計だけで
なく工事も一緒の随意契約を要求する(すなわち、跳ね上がった金額が
適正妥当かどうか検証することができなくなるという意味)」
など矢作建設の言い分は納得のいくものではありませんでした。
| |