近況報告 2017

 ネットで見る辛口議会だより130号発行 PFI事業問題「やっぱりあった・・・闇協定!!」・・・ 12月25日
 PFI事業問題一色の図書館分館を含め、公立図書館は民間に任せるべきではない その2・・・ 12月20日
 PFI事業問題一色の図書館分館を含め、公立図書館は民間に任せるべきではない その1・・・ 12月19日
 PFI事業問題一色の図書館分館(学びの館)をエリアプランに運営させるための手続き・・・ 12月18日
 PFI事業問題「寺津の温水プールありき」のプール運営基本方針・・・ 12月15日
 PFI事業問題学校プール運営基本方針が決まったのは、たった2回の会議・・・ 12月15日
 西尾市議会12月議会PFI事業問題…秘密裡にPFIの覚書締結!!・・・ 12月5日
 西尾市議会議運で「討論時間は制限しない」結論に!・・・ 11月28日
 西尾市議会討論の時間制限に異議あり!・・・ 11月21日
 PFI事業問題一色でも、市長と市民との意見交換会・・・ 11月19日
 PFI事業問題吉良でPFI見直しについて、市長と市民との意見交換会・・・ 11月17日
 西尾市議会苫小牧市では、消防防災訓練センターを視察・・・ 11月13日
 西尾市議会企画総務委員会で視察、北海道伊達市へ・・・ 11月11日
 PFI事業問題西尾市方式PFI、「SPCへの工事中止の通知書」その2・・・ 11月7日
 PFI事業問題西尾市方式PFI、「SPCへの工事中止の通知書」その1・・・ 11月5日
 ~西尾市民病院の緩和ケア・・・ 11月3日
 西尾市議会PFI事業問題『ウラ取引』を最大会派幹事長が自ら匂わす・・・ 10月30日
 西尾市議会PFI事業問題損害賠償で、市長に嫌がらせ?!?・・・ 10月30日
 西尾市議会PFI事業問題もし、損害賠償が出たとしても、・・・
              ムダなハコ物を止めればおつりがくる
10月30日
 ネットで見る辛口議会だより129号発行です。「新市長、圧力に負けるな!!」・・・ 10月28日
 PFI事業問題一色支所に重機・・・桜の木が切られる!!・・・ 10月26日
 PFI事業問題中村健市長、改めて「PFI見直し続行」を宣言・・・ 10月25日
 西尾市議会20日、急遽、臨時議会が開かれることに(ました)・・・ 10月17日 
 PFI事業問題早く工事中止を命令しないと、一色支所が壊される!!・・・ 10月15日 
 PFI事業問題西尾市方式での「嘘」、決算委員会で次々に明らかに 1・・・ 10月8日
 ~          〃              2・・・ 10月9日
 ~          〃              3・・・ 10月10日
 ~          〃              4・・・ 10月10日
 のりこ応援団だより76号(29年、仲秋号)お届けです・・・
     中村けん 新市政 み~んな 期待!・・・
10月5日
 PFI事業問題委託先業者のエリアプラン、中日新聞にインタビューや記者会見・・・ 9月15日
 PFI事業問題エリアプランに対し、「凍結の申入れ」・・・ 9月11日
 西尾市議会 議員全員協議会で、市長が「PFI凍結・見直し」の方針を発表・・・ 9月10日
 西尾市議会空き家対策三ヶ根山には、放火された危険空き家も・・・ 9月9日
 西尾市議会空き家対策こんなに危険な空き家、前市長の自宅の目と鼻の先に!・・・ 9月9日
 西尾市議会空き家対策、もっと積極的に!!・・・ 9月8日
 西尾市議会給食センターは、直営で・・・  9月7日
 西尾市議会の登壇・質問、5日(火)1040分前後から・・・(議題1) 9月2日
 西尾市議会 空き家対策について提言・・・(議題2) 9月2日
 西尾市議会 なぜ?!副市長「決算審査への責任」放棄・・・ 9月1日
 西尾市議会 副市長人事についての緊急質問、認められず  その1・・・ 9月1日
 西尾市議会        〃              その2・・・ 9月1日
 ~おまけの研修レポート ミケランジェロとダ・ヴンチの素描展・・・ 8月28日
 研修レポート甲府市にて、自治体学会のセミナー・・・ 8月27日
 ~中京TV、「24時間テレビ」が西尾市歴史公園で生中継・・・ 8月24日
 西尾市議会21人もの議員が登壇します! 9月議会・・・ 8月22日
 一色産廃問題、建設計画影響調査の有識者会議を開催・・・ 8月20日
 72年を過ぎてなお、新たな事実が出てくる戦争の爪痕・・・ 8月15日
 一色産廃問題一色町・生田産廃跡地の今後について、中村市長に提言書 その1・・・ 8月14日
 一色産廃問題             〃             その2・・・ 8月14日
 PFI事業問題「工事中止の申入れ」行われる・・・ 8月11日
 PFI事業問題議員全員協議会、市長が見直しを明言・・・  その1・・・ 8月10日
 PFI事業問題   〃   、   〃     ・・・  その2・・・ 8月10日
 PFI事業問題   〃   、賛成派議員からの質問続出・・その3・・・ 8月10日
 PFI事業問題   〃    その4・・・ 8月10日
 ~一色と吉良で、「市長と語る市政懇談会」・・・ 8月9日
 ~行政改革・第4次実行計画の取組結果は・・・ 8月4日
 ネットで見る辛口議会だより 128を発行・・・
  新市長! ず~っと『公明正大』でお願いしますヨ!!
7月30日
 ~「ツケ」って、なあに?・・・ 7月29日
 ~今どきのスイーツ・・・ 7月26日
 お知らせ市川記念会の脱原発セミナー、映画「日本と再生」・・・ 7月20日
 ~中村“新”市長の所信表明演説・・・ 7月13日
 西尾市議会 議会“新”人事決まる・・・ 7月13日
 一色産廃新設計画「産廃跡地問題会議」の結論でる・・・ 7月12日
 選挙レポート費用の収支報告書を提出・・・ 7月11日
 にしおの選挙嵐のような1週間…ほとんど街宣車に乗り続け・・・ 7月3日
 のりこ応援団だより号外(29年、選挙結果)お届けです・・・ 7月1日 
 にしおの選挙市長誕生、そして3,587票をいただき、第2位当選・・・ 6月26日
 にしおの選挙PFI事業問題学校からプールがなくなる!!・・・ 6月24日
 にしおの選挙PFIには、良いPFI悪いPFIがある・・・ 6月22日
 にしおの選挙   投票日には
「西尾市方式 だめ!ダメ!NO!」の意思表示を!・・・
6月18日
 PFI事業問題!! 西尾市方式の業者から「意味不明?の反論」・・・ 6月17日1
 PFI事業問題!! 業者の自画自賛“西尾市方式”・・・ 6月17日2
 PFI事業問題!! 学校施設長寿命化・・・吉良中は大丈夫?・・・ 6月17日3
 にしおの選挙目前に迫っている「ごみ焼却場」建設の・・・
          ・・・費用200億円には知らん顔
6月14日
 にしおの選挙
    現市長の「公約」、あれもこれものハコ物「大型プロジェクト」・・・
6月13日
 PFI事業問題市内ほぼすべての公共施設の管理・・・
          ・・・刈谷の業者が一手に引受け
6月11日
 PFI事業問題税金でフィットネスクラブなんて、ヤメよう!!・・・ 6月10日
 PFI事業問題一番に必要な給食センターは、未だに何も決まらず・・・ 6月6日
 PFI事業問題“西尾市方式”は「丸投げ」・・・ 6月6日
 PFI事業問題“西尾市方式”はPFIじゃなくて「談合」・・・ 6月3日
 ~4月以降、夜間は閉鎖だった総合運動場、開放される・・・ 5月27日
 PFI事業問題まともな協議とは思えない「給食センター建設」・・・ 5月23日
 ~季節の和菓子、名は「藤」・・・ 5月11日
 ~全国には、給食を実施していない中学校も・・・ 5月10日
 ~どこを歩いても花の薫り…良い季節ですね・・・ 5月9日
 PFI事業問題盛況だった「暴走『西尾市方式PFI』に反対する市民集会」・・・ 5月1日
 西尾市議会子どもの貧困対策について・・・ 4月28日
 西尾市議会アレルギーをもつ子どもたちへの対応は?・・・ 4月27日
 西尾市議会一色給食センターの建直しは・・・?!・・・ 4月27日
 のりこ応援団だより75号(29年、初夏先取り号)お届けです・・・
     若返れ! 市長選!!・・・そして市議選!
4月26日
 ネットで見る辛口議会だより 127発行しました。・・・
     
?! 西尾 沈没危機!!
・・・
4月25日
 選挙618日から選挙戦、“ のりこの抱負と18年間の歩み”・・・ 4月17日
 西尾市議会今期最終の質問では「子どもたち貧困」について具体策を・・・ 4月5日
 選挙6月18日から選挙のため、414日から議会・・・ 4月4日
 西尾市議会29年度予算・・・
  
美術館博物館の建設にかかる基金条例、代替案で反対したへのご意見
・・・
3月27日
 西尾市議会29年度予算・・・
  
予算に“修正案の提出(PFI事業の施設整備費を削除)
”・・・
3月26日
 西尾市議会29年度予算・・・
  美術館博物館建設の基金条例の制定・・・岩瀬文庫を博物館に昇格させましょう
3月23日
 西尾市議会29年度予算・・・
  
最終本会議、業者に丸投げで暴走する「29年度予算」には、断固反対!!
3月23日
 研修レポートもスピーチ、一宮市で「市川房枝さんを語る会」・・・ 3月19日
 西尾市議会PFI事業問題企画総務委員会、委員長が詳細資料の提出要求を却下・・・ 3月14日
 西尾市議会PFI事業問題市の160施設の業務委託、業者への丸投げ状態ハッキリ・・・ 3月12日
 ネットで見る辛口議会だより 126発行しました。・・・
     一色産廃新設計画「産廃ストップ!!今こそ頑張りどき!!」
     
PFI事業問題「吉良支所・・
2月28日
 西尾市議会PFI事業問題160施設、増減をチェックして追及!!・・・ 3月7日
 西尾市議会PFI事業問題160施設、一括丸投げ15年の経費削減効果は??・・・ 3月7日
 西尾市議会PFI事業問題・・・
   傍聴者からは「契約に賛成した議員さんの今の意見を聞きたい!!」との声
3月3日
 西尾市議会PFI事業問題・・・
   吉良支所棟の「浴室」、水没の危険あり・・・でも見直さない!!
3月3日
 西尾市議会
   「一色産廃、新たな施設は必要ない・・・」市長発言の真意は??・・・
3月2日
 研修会information318日、一宮市で市川記念会が「出前でリレートーク」・・・ 2月22日 
 西尾市議会3月議会は明日から、のりこ登壇は、1日の午後・・・ 2月21日 
 防災・減災「南海トラフ巨大地震による液状化被害と対策」講演をきく・・・ 2月19日 
 ~「ネウボラ」、これもフィンランド語の福祉施策・・・ 2月17日 
 ~「ラヒホイタヤ」って何?・・・ 2月16日 
 PFI事業問題SPCと交わした「協定書」も全面公開の決定!・・・ 2月14日 
 PFI事業問題なぜ、意見書ひとつの公開にこんなに時間がかかる?!・・・ 2月13日 
 PFI事業問題「水野弁護士の意見書を公開せよ!」と情報公開審査会!・・・ 2月13日 
 PFI事業問題西尾市では、PFI契約をめぐって“住民訴訟”!!!・・・ 2月11日 
 豊洲問題の“住民訴訟”、石原元知事の責任追及か!?・・・ 2月9日 
 のりこ応援団だより74号(29年、春一番号)お届けです・・・
    6月は、市長選!、市議会議員選!!市政どーするべきの
           もうコケ・ケッコー
2月7日 
 ~黒楽茶碗の美しさに驚嘆、京都にて・・・ 2月6日 
 ~東芝、巨額損失の報道・・・ 2月1日 
 ~頑張ってます、・・・ 1月30日 
 防災・減災熊本市に職員を2人派遣・・・ 1月26日 
 防災・減災防災フォーラム、ゲストは、熊本県益城町から・・・ 1月22日 
 PFI事業問題情報公開審査会、のりこの反論(つづき)・・・ 1月18日 
 PFI事業問題情報公開審査会にて、意見陳述・・・ 1月18日 
 研修会information1月の市川記念会の研修は「日本経済と地方自治」・・・ 1月13日
 国政information文科省、学校図書館整備に交付税増額・・・ 1月11日
 PFI事業問題(続き)あるべき文書の“ありません”は許されない・・・ 1月9日 
 PFI事業問題
  ()エリアプランの「出資者・出資率」文書の市側保管は“ありません”!?
・・・
1月9日 
 ~西尾市の今年の成人は、1,852・・・ 1月7日 
 ~市川記念会の情報誌「女性展望」に、H・パンクハースト氏・・・ 1月3日 
 ~初仕事・・・「りんごのフラン」・・・ 1月2日 
 平成29 明けましておめでとうございます。 1月1日 
                                   

近況報告ネットで見る辛口議会だより130号発行 PFI事業問題
       130号「やっぱりあった・・・闇協定!!」    12/25

12月議会で明らかになった・・・
  


  覚書に出てきた裏約束は、何と2年前の平成27年(2015年)11月。
  重要参考、からくち118号(2015年11月発行)
   

  1社だけの応募で、競争がまったくなかっただけでなく、
  「応募のための準備費用もすべて市が負担する」
  という競争的対話が行われていたという事実が判明。
   
   
  市民も議会も、よくまぁコケにされたものです。

  もし、議決に至らなかった場合、
  「応募費用を払うための支出」
  なんて認められるわけがないし、そもそも表に出せない予算なんて
  組みようがありませんものね。






近況報告PFI事業問題
     一色の図書館分館を含め、公立図書館は民間に任せるべきではない  その2  12/20

今12月議会の、西尾市立図書館の条例改正では、
   納得できないおかしな部分がありました。・・・

  


  第3条の3(1)で、

   指定管理の場合は、業務から「選書と廃棄を除く」

  というのです。


  選書は、図書館業務の要であり、最も重要な仕事です。


   

   エリアプラン社の企画提案では、
  一色の分館を「絵本館」とするというもの。

  それに沿って改修も行われています。

  当然、テーマにしたがった選書が売り物となるはずだと思うのですが、
  それをやらせないというのは解せません。

  運営を任せるというなら、また、提案を本当に評価するというならば
  選書も任せるのがスジでしょう。
  これでは自己矛盾。

  教育委員会の判断とも思えません。


   


   ところで、

  民間のツタヤグループによる、佐賀県武雄市の図書館の指定管理が、
  二昨年前に大きな批判を浴びたことは、記憶に新しくあります。

  雑多な古本が並び、一方で郷土資料はお蔵入り・・などなど。

  また、入口は雑誌購入コーナーになり、スターバックスコーヒー店が
  併設されて話題にはなりましたが、

  公共の図書館としてはどうなのか・・との、
  疑問の声が上がったのは当然だと思います。

   


  愛知県の小牧市では、

  そのツタヤグループの指定管理に、市民から反対運動が起き、
  住民投票の結果、計画は見直しとなりましたから、
  覚えてみえる方も多いことでしょう。

   

  西尾市の図書館条例の3条の3が、
  こうした批判を浴びないための予防策だとしたら・・・馬鹿馬鹿し過ぎです!






近況報告PFI事業問題
     一色の図書館分館を含め、公立図書館は民間に任せるべきではない
 その1  12/19
図書館は、・・・
  


 「基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、
    資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする」


 「すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し
   利用する権利を有する。

   この権利を社会的に保障することは、すなわち知る自由を
   保障することである。

   図書館は、まさにこのことに責任を負う機関である」

                (図書館の自由に関する宣言・前文)

  と言われています。

   

  「図書館法」を根拠として「無料の原則」が定められていますが、
  これは何人に対
しても、その利用が保障されることに他なりません。

  そもそも営利には馴染まない施設なのです。

   
  
  図書館は、“官”が責任をもって設置し管理を行うべきであり、
  “民”には馴染まないと考える理由です。

   

   「指定管理制度」が始まった2003年当初から、
  図書館は制度に馴染まないとの指摘があり、
  全国的にも“自治体直営”が圧倒的に多いのですが、

  指定管理にしたものの、その後“直営に戻した”ケースが、
  15館にも達しています。

   

  資料や情報の提供(レファレンス)が正しく行える職員を置き、
  蔵書の選書と廃棄にも、責任を持てる施設でなければなりませんから、
  演劇やコンサートを扱うホールなどの、文化施設と性格が異なるのです。

  もちろん、利用者は多いに越したことはありませんが、
  単に数を競うだけの施設ではないのは当然です。





近況報告PFI事業問題
     一色の図書館分館(学びの館)をエリアプランに運営させるための手続き  1218

今議会では、・・・
  


  

  一色の図書館分館(学びの館)を、
  エリアプラン社に運営させるための条例改正(手続き)が
  議題となりました。

   

  民間に行政の事業を任せるには、
 「委託」か「指定管理」のどちらかの手続きしかありませんが、
  後者は「官の市場を民間に開放」する施策で、
 「委託」と異なるのは運営の権限も与えることです。

   

   

  西尾市でも、
 「旧近衛邸」や「道の駅」など単に維持管理だけでなく、
  運営も任せている施設がありますが、民間の努力で開館時間を延ばしたり、
  接遇の向上や人気ある企画などが期待されています。

  もちろん、廉価での請負が条件ですが…。

   


  
 これまで、市では入札やプロポーザルで指定管理者を決めてきました。
  競争原理があったわ
けです。

  
ところが今回、
  教育委員会は、「既にエリアプラン社に13年間やらせる前提」といい
ます。



  
12月議会で、そのための枠組みをつくっておき、
  3月議会で決定する手順だということです。


   

  
  現在、PFIについては見直しが行われているわけで、
  その行方次第で、3月以降どうなるか判りませんが、
  今はまだ契約が生きていますから、手続きも含めて
  準備は必要なのでしょう。

   
  
それゆえ止むを得ない作業なのですが、
  教育部長の説明は、余りにもエリアプラン社ありき。

  しかも運営の詳細は不明で、納得するには程遠いものでした。






近況報告PFI事業問題「寺津の温水プールありき」のプール運営基本方針  12/15 その1
「学校プール管理運営基本方針」の内容は次の通りです。
  


  .小学校のプールについては民間プールでの利用検討を行い、
    耐用年数経過時点や使用が困難になった時点で、
    民間プールの利用が可能な学校は民間プール利用に切り替え。


  .市内の学校プールの全てが耐用年数を迎える平成47年(2035年)度までに、
    民間プールに移行した学校プールについては「廃止」する。


  .民間プールへの利用の切り替え時期については、
    PFI事業による寺津小・中学校温水プールの完成後とする。


  .中学校のプールについても今後、管理運営方法の検討を行っていく。

   

  
  学校プールの老朽化は、確かに今後、大きな課題となることでしょう。
  民間プールの利用を検討するなら、それもひとつの策でしょう。
   

  そして、対象となる学校すべてについて検討したうえで、
  キチンと授業時間が確保でき、安全性にも、
  子どもたちの移動にも、問題がないことが確認できれば、
  経費面も含め、具体的な検証に入ることも有り得ると思います。
   

  しかし、今回問題なのは、
  .の作業がまったく行われていないことです。

  また、
  .は「寺津温水プール建設ありき」は明らかではありませんか!?







近況報告PFI事業問題学校プール運営基本方針が決まったのは、たった2回の会議  12/15 その2
方針が決まった“経過”を辿(たど)ってみました。
  


  「学校プール管理運営基本方針検討会」という会議が招集されたのは、
  2016年(平成28年)5月13

  出席者は、

   教育庶務課、
   学校教育課、
   校長会代表、および
   資産経営課の4当該者。

   

  この第1回会議では、

   学校プールの現状とコスト面での問題点が説明され、
  「今後の方針」が示されて後、
   民間プールの利用と問題点が提示されています。

   

  第2回目は、5月27

  エリアプラン社とのPFI契約の3日前です。
     

  冒頭に、基本方針(案)が示され、了承されています。

  しかし、終始リードするのは資産経営課で、
  学校関係の出席者からは質疑と提言が相次ぎ、
  今後のルールづくりが課題とされました。

  第3回は830ですが、その後は1回開かれたのみ。


   

  では一方の、
  教育委員の間での話し合いはどうだったのでしょうか。
   

  教育委員会議は、月1回定例会が開かれていますが、
  
5月11に連絡事項として、
 「小学校プールの維持管理検討会議」を設けることが報告されています。
     

  その次は
713

  教育長および教育部長から、
  PFI契約が締結されたことが報告されており、
  教育委員には、教育委員会として統一見解を頂くことは、
  考えていないと結ばれています。
     

  両会議とも議題には挙げられず、連絡事項として扱われています。

   

  
  結局のところ、資産経営課リードの「寺津には温水プールありき」
  だったと言う所以です。



近況報告西尾市議会12月議会PFI事業問題…秘密裡にPFIの覚書締結!!   125
12月議会質問初日。は3番目に登壇しました。
  


  昨年6月のPFI契約締結後、
  エリアプラン社と交わした、契約書に準ずる契約書や、
  覚書があるかを(ただ)したところ、これがビックリ!!

   

  議会には全く何の報告もせずに、
  “3本もの覚書を締結”していた
というのです。

  
.サービス基準合意書
  
.サービス対価の減額、および改善要求措置等の実施にかかる覚書
  
.特定事業契約書に付随する覚書
   

  どれも予算執行を伴うものですから、
  当然、議会の議決を得なければならないのに、
  “秘密裡”にやっちゃいました!!ってこと!!??

  議会を愚弄するも極まれり!です!!

   

  特に問題なのは

  どの自治体でも、本契約書に書き込まれている、
  「サービス内容の詳細」
  「年度毎の市の支払額の明細」であり、
  「契約条文の解釈」なのです!

   

  そこにあるのは「幾つもの協議」、いわゆる「裏の話」ってやつです。

   

  市は、「議決を得るべきだった」と過ちを認めました。
  しかしこれほどの重大過失を、そのまま認めるわけにはいきません!


  まず議員全員に公表し、きっちり説明をし、
  そして、然るべき対応をしていかなければ、
  謝って済む簡単な問題ではありません!!

   
   
  一色でも吉良でも、PFI説明会では
  「前市長、副市長から説明を聞きたい・・・」
  との意見が出ましたが、当然です!!!






近況報告西尾市議会議運で「討論時間は制限しない」結論に!  1128
11月28日に行われた議会運営委員会での結論は、制限の必要なし。
  



  制限を提案したのは誰か?」の質問に、
  石川伸一委員長は、実名を明かさず、
  「自分もそう思ったから提案した」とのこと。


   


  結局、至誠クラブはもちろん、委員の誰もが提案に賛成せず、
  提案した側の市民クラブも同調しなかったので
  制限の必要なし」との結論に至りました。

   

  
  議員の発言の機会を奪うなんて、議会人としてあってはならないこと。
  今回の提案は、まったくお話になりませんね!!!

   

  ちなみに名古屋市では、議会毎に議会運営委員会で時間を決定するとのこと。
  これは議員数が75名、6会派に及ぶ大所帯だからなのでしょうね。

  
逆に言えば、多くの会派や議員が討論するっていうことじゃないかしら。
   




近況報告西尾市議会討論の時間制限に異議あり!  1121
議会の最終本会議では、賛否の採決を諮る前に「討論」が行われます。 ・・・
  


  ところがビックリ
   

  先回の議会運営委員会では
  「時間制限をしてはどうか…」
  との提案が出されたのです。

   

  「長いと論点がわからなくなる…」
  とか
  「議会運営に支障が出る…」
  とかが理由らしいのですが・・・。

   
  
しかし、いつも討論するのは決まった2~3人だけ。

  討論の時間によって議事が滞った例はありませんし、
  閉会が深夜に及ぶことも無く、

  また、昨年までの議会改革検討委員会でも、
  討論の時間について問題があるとの意見は、全く出ていませんでした。

  時間制限する合理的な必要性が、急に生じたとは思えません。


   


  これまで「のりこの討論」をお知らせしてきたように、
  討論というのは議案に対する賛成・反対と、
  その理由が明らかになるよう行うもので、

  併せて、他の議員に対して、意見に同調することを求めるもの。
  いわば、議員としての説明責任

  当然多くの議会で、積極的に行うことが推奨され、求められています。
   

  そこで、県内の36市に制限がないことを調査確認して、議員全員に知らせ、
  議運の石川伸一委員長に
  「制限は行わずにより活発な議論を!」を申入れました。

   
    
  議員が意見を言わなくなったら…ましてや制限なんかしたら
  「言論の府」じゃないじゃん!!





近況報告西尾市議会一色でも、市長と市民との意見交換会・・・1119
次の日の会場は、旧一色公民館。ここも満員御礼。
  

                 
  
[愛三時報社]

  でも改修中だったせいか、マイクの調子が悪く、
  特に階段席の上部では聞き取りにくかったのが反省点。

  ストレスが募りますし何よりもったいない!!

   

  市長は、校区町内会毎でもどんな集まりでも、
  声がかかれば説明に出向くといいますから、ぜひ、
  規模に関わらずやってもらいたいですね。


   

  当日配布の資料に入ってはいましたが、
  素人が見ただけではサッパリ判りません。

   

  1.どういう(施設)調査だったなのか?


  2.PFI事業を進めた時の調査結果と、
    新市長が行った調査結果とはどう違うのか?

  3.結局、支所はこのまま使えるのか? 使えないのか?


  4.手を加えれば持つのか、それには幾ら予算がかかるのか?

  5.残した場合、どんな使い方ができるのか? そのコストは?

   

  残して欲しいという意見が多く出されましたが、
  上記の内容が判らなければ話が進められません。

  ここでこそ、市長には丁寧な説明をしてもらわなくてはなりません。

   


  吉良の意見交換会でも繰り返し
  「民意は見直しを求めている!」発言がありましたが、
  新市長に宛ては、一色町内会の多くの会長さんの連署で
  「一色支所存続」の要望が出ています。

   

  しかし、まったくコストを無視して…
  というわけにはいかないだろうと思いますし、
  皆さんも理解しておられるのではないでしょうか。

  
  
その意味で、当初の目的だった「公共施設の再配置」の
  必要性については、原点に返らなければならないと考えます。

   

  みなさん、いかがお考えですか?




近況報告西尾市議会吉良でPFI見直しについて、市長と市民との意見交換会・・・1117
吉良公民館で行われた「PFI見直し、市長との意見交換会」は、・・・
  

             
  [愛三時報社]

  会場に入りきれず立ち見も出る大盛況で250人超とか。
  多くの市民が、この時を待ち望んでいたことがよくわかります。

   

  質疑応答も引きも切らず、十数人が質問や意見を。

  6時半から始まりましたが、
  市長の挨拶や事業の説明は約20分の短縮版で
  「皆さんの意見をなるべくたくさん聞かせて下さい」
  という進行で好感が持てました。

   

  印象に残ったのは、発言する何人もが、市長に
  「こうした会の開催に感謝する」
  と述べられたこと。
  「選挙の後、ホントはもっと早くこういう機会が欲しかったが、
   今は、これを役立てて欲しい」
  「いやいや、PFIで進めようという時期から、
   住民の意見を聞くべきだったのだ。
   そうすれば、こんなに揉めないですんだ・・・」


   

  
  要は、前市長時代の情報非公開(秘密主義)を指摘、
  これからはもっともっと市民とのやりとりを大事にして欲しい! 

  これに尽きるのではないでしょうか。








近況報告西尾市議会苫小牧市では、消防防災訓練センターを視察・・・1113
伊達市では、ホタテ漁が盛んでしたが、昨今は低迷状態。
  今年は鮭もサンマ、イカも不漁と聞き、つい、三河湾のアサリを思いました。

  


  

  苫小牧市でも盛況だった製紙業が落ち込んで、
  町自体の活気が失われている感があります。
   

  王子製紙では子会社化を進め、基本給3割カット…と
  タクシーの運転手さんに聞き、民間の厳しさを再認識する思い。

   

  消防防災センターは竣工されたばかり。

  冬季は零下20度で道路凍結に悩まされ、
  消防訓練もままならないため、屋内の訓練場を設けたこと、さらに、
  道南地区の緊急消防隊の基地としての役割も、担っているとのことでした。

   

  
  温暖に恵まれた西尾市との大きな違いを改めて感じます。

  ちなみに消防団関係の予算は、年間約3,600万円。(←本市の3分の1)
  団員数はほぼ同じでしたが、通常の消火活動は依頼しないとのこと。

  地域によっていろんなやり方があるのでしょう。





近況報告西尾市議会企画総務委員会で視察、伊達市へ・・・1111
議会の4つの委員会では、毎年この時期に行政視察を行います。
  


  

  北海道伊達市には「包括外部監査制度」をテーマにおじゃましました。
   

   国が進める「包括外部監査」というのは、
  自治体の予算執行のチェックを委ねるもので、

  他の市町でも少しずつですが、外部の専門家チームに
  施策全般にわたるチェックを受けようという試みがあります。

   

   伊達市では、北海道大学の公共施策教授のアドバイスで外部監査を採用。

  「合併後の伊達市のあり方」について、公認会計士や弁護士のチームに
  2年にわたって診てもらったとのことでした。

  
チームは、各担当課からの聞き取りから始まって、
  施策状況の確認、費用対効果などなど多面的な調査を行った結果、
  200頁に及ぶ報告書によって改善を指摘したといいます。


   

  伊達市の財政力指数は0.45

  税収ほかで賄えるのは、年間予算の半分以下で、
  国からの交付税に頼る市政運営です。

  北海道のどこもそうですが、決して豊かな町とはいえません。


  合併後のあり方について、施策の取捨選択に悩むところも
  多々あったのではないでしょうか。

   

  
  西尾市では、これを「西尾市方式PFI」で解決しようとしましたが、
  本当に必要だったのは、その前に
  「ホントに残さなければならない公共施設、公共サービスは何か」
  の議論だったと思います。





近況報告~西尾市方式PFI、「SPCへの工事中止の通知書」その2・・・11/7
また報道によれば、・・・
  


  SPCは、

  “自分たちでは協力会社や下請けを説得できない”
  ようなことを主張しているようですが、

  市の契約先は、紛れもなく事業を請負っているエリアプラン社です。

   
  
  キチンとコントロールしていただかなければ困りますね!

   

  また、市からの通知書には、こうあります。

  「中止に伴い発生する増加費用については、
   契約書に基づきお支払い致しますが、

   当市がその支払い義務を負っているのは、
   あくまで貴社(エリアプラン社)に対してであり、

   関連企業、構成企業からの直接の支払い請求には、
   応じることができませんのでお伝えいたします」

   


  工事中止の内容です。






近況報告~西尾市方式PFI、「SPCへの工事中止の通知書」その1・・・11/5
エリアプランに対して、市の顧問弁護団から・・・
  

  工事中止の通知書が出されましたが、そのポイントをお伝えします。
   

  中日新聞や一部地元紙では、
  「市が一方的に中止を通知した…」
  
と報道されていますが、それは誤り


   

  その訳は・・・、


  エリアプラン(SPC)とは919日に、
  市の顧問弁護士立会のもとで協議を行っていますが、

  その席で、

  SPC側のアドバイザーという弁護士が、
  「契約に基づけば、市は即時の中止ができること」を認めています。

   

  契約書では、

  中止の申入れから21日の間に協議が整わなければ、
  市は中止ができることになっていますから、

  SPCもそれを承知していたわけです。

   

  にもかかわらず、

  記者会見ではいちいち市の落度のように表現するのは、
  それこそ一方的でしょう。
   


  またその日、

  市長からは、「就任以来、工事の一旦中止を考えている」
  との意思表明がなされ、

  特に“一色支所解体”については、

  工事が開始されてしまってからでは後戻りはできないため、
  解体工事着手前に工事を中止したい
旨が述べられていました。

   

  にも関わらず、

  SPC側からは、いくつもの中止のための条件が
  繰り返し請求されるばかりで、ひとつも工事が止まらず、

  中止を前提とした実質的な協議が実現できていないこと、

  さらに、

  一色支所には3mもの高い囲いが作られたのですから、
  市側のガマンも限界でしょう。

   
      
  この「工事中止の通知!」をSPCが一方的…というなら、
  一体全体、この工事の施主は誰なの???です!!!






近況報告~市民病院の緩和ケア・・・11/3
地域が求める緩和ケアを!
  


  どこで死を迎えたいかの問いに、
  多くの人が「自分の家で」と答えるといいます。

   

   私の父親も末期ガンを宣告された後、在宅を望みました。

  疼痛緩和も受けながら8カ月を自宅で過ごし、
  たまたま、主治医が学会で留守の間だけ入院を勧められたことから、
  亡くなったのは病院でしたが、母に感謝の言葉を残して穏やかに逝きました。

   

   
亡くなる少し前、酸素吸入器をつけられた時に、
  意識が薄い中、それを外そうとする父に、
  看護師さんが「これは延命装置じゃありませんよ」とささやくと、
  父本人が自分でつけ直したのを見て、笑ってしまいましたが。


  本人が「積極的な治療は行わないで欲しい」と
  主治医と入院先にも伝えてあったのは良かったと思っています。

   

   西尾市民病院でも、「緩和ケアチーム」がつくられています。

  痛みと呼吸のコントロールによって、眠れなかった患者と家族が
  穏やかな時間を過ごすことができたとの記事を目にしました。

  患者だけでなく、見送る家族の気持ちにも寄り添う医療者の存在は
  何よりの助けだと思います。
   



   川窪拓史精神科医長をリーダーに、がん化学療法看護や、
  がん性疼痛看護の認定看護師の方たちが、緩和ケアチームとして
  入院患者に対応しているそうです。(中日新聞広告紙リンクトより)

   

  地域が求める緩和ケアへの拡がりを期待します。






近況報告西尾市議会PFI事業問題もし、損害賠償が出たとしても、・・・10/30の3
              ムダなハコ物を止めればおつりがくる

石川伸一議員が「聞いたうわさだが、・・・
  


  損害賠償は4億とか5億という。
  市長はそうなったらどうするのか?」といいます。


   

  そもそも噂話を例えにすること自体、
  議員として慎むべきだと思いますが、
  市長を脅したかったのでしょうか!?

  しかし、賠償金というものは、
  右から左に決まるものでもなければ払うものでもありません。


  ましてや、相手方の言いなりに払うものでもありません。

  然るべき手続きを経て決定されるものです。
  この基本を省くのでは話になりません。


   

  さて、は思います。

  仮に5億円の賠償となったとしても、
  市民がいらないという市営住宅20億円を建てずにすめば、
  15
億円の節減になるんですから、いいじゃありませんか!!







近況報告西尾市議会PFI事業問題損害賠償で、市長に嫌がらせ?!?・・・10/30の2
全員協議会では、9月議会の一般質問と同じ内容が、・・・
  


  市民クラブの議員から繰り返され、
  まるで、SPCの代弁者のような発言が相次ぎました。

  満席の傍聴者も報道関係者もさぞ驚いたでしょうねえ。
   

  何度も出てきた質問は、

  .なぜ、弁護団を交渉役にするのか

   これまでの交渉は、職員が行ってきたものの、
    中止申入れから2ヶ月半たっても、
    SPCは全く工事を止める気もなければ、
    応じる気もありません。


    ところが、交渉は契約書にしたがったものですから、
    法的に判断すべき点が次々に出てくるわけで、
    職員にはもはや無理という現実が市長の判断でしょう。



  .損害賠償が多額になったらどうするのか

   今、市長が言っているのは、
    「一旦中止し、検証して、市民にも説明し意見を聞いて、
     それによって見直しをする」というだけ。

    なのに、契約を破棄する前提の質問ばかりするのはオカシな話。

    おまけに、破棄するなら市長の責任だの、弁護士の責任だのと
    言いだす始末ですから情けない話。

   

       
    これほど市民に不利な契約を認めた
    「議会の責任」、
    「自分たちの責任」

    を一体どう考え
ているんでしょうね?!




近況報告西尾市議会PFI事業問題『ウラ取引』を最大会派幹事長が自ら匂わす・・・1030の1
議員全員協議会が行われました。
  


  議題は、「西尾市方式PFIの経過と今後について」。

  .今後は、市の顧問弁護団が交渉を担うこと
  .SPCには事業中止命令を27日付けで出したこと

  
について、市長から報告がありました。
   

  そこで驚いたのは、

  最大会派の幹事長の石川伸一議員が市長に
  「臨時議会の前には『見直しはしない…』と言っていたじゃないか」
  
と迫ったこと!!

  
おまけに、
  副市長人事とのバーター取引までほのめかす始末ですから、
  さらにビックリ。

   


  仮に裏で、何をどう言ったとしても、市長の発言は臨時議会がすべてです。

  
第一臨時議会の方が1週間以上も後なのですから。
  市長の心に迷いがあったとしても、
  抵抗勢力の『包囲網』に気づいて引き返した…ということでしょう


   

  すると、次には、そこには長島企画部長も同席していたが、
  『どうだったか』と訊くのです。

  まさに、イジメを感じましたねえ!


  もちろん、長島氏も市長の臨時議会での発言が重いという趣旨を答えましたが…。




ネットで見る辛口議会だより「新市長! 圧力にまけるな! みんなが応援しているヨ!!」   1028
どうなっているの?・・・中日新聞の10月21日付けの記事(臨時議会)を読んで、・・・
  

  
中村市長を心配する方々からも問い合わせをいただいています。
  のりこもやきもきしています。

  


  そこで、選挙後の議会内外の状況、9月決算議会の報告などをまとめました。

  

  全部はなかなか書ききれませんが、

  「なぜ、工事は止らないのか…報告」
  「前副市長は、なぜ、あんな辞め方をしたのか?」
  「決算議会で明らかになった、いい加減な契約書」
  「下請け叩き横行の現状」

  などです。
  

  ネットで見る辛口議会だより129どうぞご覧下さい!!





PFI事業問題近況報告一色支所に重機・・・桜の木が切られる!!   1026
住民から「解体しないで欲しい」との願いで、・・・
  


  市長も「壊させない」と言っていた一色支所。
  20日から重機が入って、庁舎前の花壇や植栽が撤去され始めました。
   

  先週、周辺住民にお知らせが回っていますが、さっそくの動きか!?
   

  しかし、20日午前には、市長から見直し続行の発言があったばかりです。

  その後、23日も24日も重機が動くため、
  いかにも挑戦的な動きではないか…と、あちこちで(いぶか)しむ声、疑問の声が。

  インターネット上でも問題視されているようです。


   


  一色のPFI見直し派の議員たちからは、24
  「一色支所の解体工事中止を求める緊急要請」が市長に提出されました。

  住民説明は未だに行われていません。
   

  「新市長になったのに、いったいどうなっているの!?

  の声は日増しに高くなっており、も気を揉んでいます。



近況報告PFI事業問題中村健市長、改めて「PFI見直し続行」を宣言   1025
20日に急きょ開かれた臨時議会にて、中村健市長は、・・・
  

  改めて
  「PFI事業については、見直しを続行。事業変更、縮小する」

  と述べました。

   

  既に、選挙後の7月議会で所信表明演説が行われていましたので、
  何ごとかと思っていたところ、上記の通り、
  再度、公約を守るとの決意が示されたもの。


  演説が終わるや否や、満杯の傍聴席からは拍手喝采。

   


  ところがその直後、

  市民クラブの長谷川敏廣議員が、怒りの表情で「暫時休憩を要求」するや、
  議長の鈴木武広議員が承諾し、その議長はじめ、市民クラブが全員退席。

  議場は、騒然とした雰囲気のうち、20分も議会が止まりました。

   



  傍聴席を埋めた市民からは、ブーイングの嵐、嵐、嵐・・・。
  「PFI見直しが気に入らないのか?」
  「何のための休憩か?!」
  「無駄な時間を取らず、仕事をせよ!」
  「議会は解散だ!!」


   

  議会再開後、

  石川伸一議員からは7月と同じ内容なのに、なぜまた?」との質問に、

  
中村健市長は「PFIについて述べたかった。」と答え、
  つづいての副市長選任議案には、長島企画部長が満場一致で採択されて閉会しました。

   

  
  「中止の申入れ」に対し、SPCは全く応じずドンドン工事が進んでいるため、
  市長が、今後は市の顧問弁護団に委任して交渉を進めるといいます。

  いつまでも正式の協議ができないままでは、らちが空きません。

  市民もしびれを切らしていますヨ!!



近況報告西尾市議会20日、急遽、臨時議会が開かれることに(ました)  10/17
1020日、議員全員協議会が開かれ、・・・
  


  市長からPFI事業の検証について」が報告される予定になっていました。
   

  ところが、急遽取り止め。

  代わりに、臨時議会が開かれることになりました。
  議題は、副市長の選任について。


  現在は空席なので、それ自体は理解できますが、
  妙なのは、市長の所信表明があるというのです。


   


  7月当選後、新市長の所信表明は既に行われています。


  PFIの凍結、検証、見直し」はじめ
  「子育て支援」
  「聖域なき行財政改革」などが発表されているのですから、

  なんでまた??


  フツーないことなので、議会内外で???の声が上がっています・・・。




近況報告PFI事業問題早く工事中止を命令しないと、一色支所が壊される!!  10/15
中村市長が、エリアプランに「工事の中止を申入れ」をしてから2か月半。
  


  いまだに工事は止っていません。
   

  新聞報道でも、エリアプランのインタビュー記事として、
  止めるつもりはないとか、予定の事業が行えないなら撤退する業者がいるなど・・・
  の発言があるようですから、もはや、中止に応じるつもりはないということでしょう。

   

  市長が「取壊しをさせない」と言ってきた一色支所。
   

  先週末に、近隣住民に

   「解体工事を施工させていただくことになりました。
        ―中略―
    仮囲いの工事を行います。内部は完全に立入禁止となります
                           ー後略―」


  とのお知らせが配られたというのでビックリ!!
   


  市長は本当に工事を凍結させるつもりなら、契約書にある通り、
  次の手続きである「中止命令」を早く出すべきです!!




近況報告PFI事業問題西尾市方式での「嘘」、決算委員会で次々に明らかに 4   10/10
工事にあたって不当な安値で・・・
  


  発注された場合、下請け企業は、まともな資材を購入できるだろうか?
  まともな工賃が支払われない場合、手抜き工事にならないだろうか?

   

   損をしても、キチンとこなす業者もいるかも知れませんが、
  それでは真っ当な商取引とは言えません。


  もし、これで事故やトラブルが起きたら、責任は「市」が取ることになります。
  公共事業なのですから、「安かろう、悪かろう」では困るのです。
   

   実際、香川県まんのう町(西尾市のコンサルが勤務していた町)では、
  手抜き工事が行われたという事実があります。
   

   事業が始まって、まだ半年です。


  早々と、そんな心配をしなければならないような契約は、
  一旦止めて検証するべきです。






近況報告PFI事業問題西尾市方式での「嘘」、決算委員会で次々に明らかに 3  10/10
市は、西尾市方式では、下請けイジメをさせない仕組み・・・
  


  
  「パススルーの原則」があると自慢してきました。
  しかし、それは全くいい加減なものでした。

   

  
   市は「エリアプランと協力企業、下請け企業との間で交わされる契約書に関して、
   
市が監視・コントロールすることができる」と言ってきた。

   しかし、今、下請けは
安値で泣かされているという。
   市は、どう監視しているのか? 下請けとの契約書
は把握しているのか?



  
   把握していない。業者側は契約書を市に提出する義務はないため、持っていない。


   

  :市の自慢は、嘘だったのか?

  
    把握をした方がよいと思ったので、エリアプランの事務所に契約書を見に行き、
    10
本程度を見て来た。


  :見てどうしたのか? コピーは取ってきたのか? メモはとってきたのか?

  :コピーはない。メモも取っていない。
   


  :要するに、ただ、「見てきた」だけということですね!! 
      ふざけているの!?


   
  
  9月議会の一般質問でも、複数の議員から
  「下請け企業が不当なダンピングを要求されているがよいのか」
  との質問がありました。市は、これにどう応えるのでしょうか。






近況報告PFI事業問題西尾市方式での「嘘」、決算委員会で次々に明らかに 2  10/9
決算委員会での質疑の続きは、住民説明会での「嘘」。
  


  昨年612日、吉良町公民館で行われた、
  市主催の住民説明会席上での質疑応答です。

  (議会では、契約の審議が行われている真っ最中)

   

  住民から:

   今回の契約では、給食センターが外され、
   契約期間も30年が長いから15年にする
など、
   突然に変更されている。

   計画そのものが杜撰ではないか。
   もう一度白紙に返し
てやり直した方がよいのではないか?

  

   今回の変更については、行政と業者双方の弁護士および
   中立の立場から、セカンドオピ
ニオンとして市が依頼した
   弁護士の方々の確認を得ており、法的に問題がないとい

   見解が出ている。

   

  決算委員会で、この事実を確認しました。
   

  

   昨年の説明会で、市が発言した内容を確認するが、
   市側には法的チェックを行う弁
護士はいたのか? 

   業者の側にはいたのか? 契約書は誰がつくったのか?


  

   市の弁護士はいなかった。業者側にもいなかった。

   契約書はコンサルタントの「
星」がつくり、
   協議は市と業者とコンサルの3者で行った。

   

  :セカンドオピニオンの弁護士はどう言っていたのか?

  :メールやFAXで5項目ほどを修正してくれた。


  :その記録はあるのか?

  :ない。パソコンのシステムが変わったので消えてしまった。

   

  :データが消えても、市とのやりとりは文書にしてあるのではないか?

  :していない。バックアップもとっていない。
      最終段階の記録4回分は「ない」。

   

  まるで、子ども騙しの茶番です!!
  この後、情報公開請求をしましたが、回答は全て「文書は不存在」でした。

  なーんにも文書が残ってないということは、そんな事実はなかったということ。
  嘘にウソを重ねるとは!!





近況報告PFI事業問題西尾市方式での「嘘」、決算委員会で次々に明らかに 1  10/8
決算委員会では、・・・
  


  西尾市方式PFI契約に至る過程をシッカリ質しました。
   

  出てきた事実には呆れ返るばかり!!

  本来、必須である文書が「ない」「ない」「わからない」・・・
  やっぱり、嘘で固め、市民を騙していた契約だったのです。

   

  業者エリアプラン側のVFM(費用対効果の測定基準)が
   チェックされていなかった。

   

  国は、市のVFMと業者VFMとの比較検討を必須要件としています。

   ところが、「市はエリアプランのVFMを総額1988千万円としか把握しておらず、
   
積算内訳をもっていない。」と答弁。

   市は確認も検証もしていないことが明らかに。

   

  市は、直営でやると216億円かかるので、17億円の削減効果があると
   主張してきま
したが、
  「業者のデータは入手していない、検算もしていない」と悪びれもせず答弁。

   

  業者側のいう総額を鵜呑みにして、
  市民に説明していただけだったのです。






のりこ応援団だよりあっという間に10月!!・・・10/5
ドタバタ、バタバタの毎日ですが、
  

  
  応援団の心意気も新たに 「応援団だより秋号」が出来上がりました。
  どうぞご覧下さい。

   

  さて、PFI事業の見直し」です。
  「ねえ、どうなっているの??」
  行き会う方から口々に聞かれますので、ちょこっと解説。

   

  中村市長は、811日以降、SPC((株)エリアプラン西尾)に、
  丁寧に
工事の一時中止を申し入れていますが、一向に応じる様子がありません。